ネタバレ有「イエローストーン」シーズン1全話あらすじ・感想・キャスト・視聴方法

海外ドラマ「イエローストーン」あらすじキャスト

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WOWOWで放送中の海外ドラマ「イエローストーン」シーズン1についてまとめました。

昔ながらの生き方が残るアメリカ西部を舞台に、大牧場を営むジョン・ダットンと家族、土地を狙う開発業者、先祖代々の土地を取り戻そうとする先住民らの闘いが描かれるヒューマンドラマ。IMDbの評価は8.7(すご!)。

第1シーズン全話の監督・脚本を務めたのは、映画「ウインド・リバー」「モンタナの目撃者」を監督したテイラー・シェリダン。本国アメリカではシーズン4が放送中(シーズン4から視聴者数が爆上がりしてます)、スピンオフとなる前日譚ドラマ「1883(原題)」の製作も決定しました。

個人的にずーっと日本上陸を心待ちにしてたドラマ(WOWOWで放送してくれてうれしい!)。私はケヴィン・コスナー主演の映画「フィールド・オブ・ドリームス」や「ダンス・ウィズ・ウルブズ」に熱中した世代なので、また西部を舞台にした作品を(しかも連続ドラマで)見られるなんて感無量です。

テイラー・シェリダンは「モンタナが舞台のギリシャ神話」と表現したらしいけど、まさにそのとおりの暴力的な人間ドラマが繰り広げられます。無法地帯かと思うほどワイルドで、日本でのほほんと暮らしてるわたしの想像力が追いつかない…でも面白い。

叙情的でノスタルジックな音楽と、雄大なモンタナの景色にも圧倒されました。

作品概要

  • 放送局:WOWOWプライム
  • 放送時間:2022年2月8日(火)から毎週火曜20:00~ほか ※第2話から2話ずつ放送
  • 製作国:アメリカ(2018年)
  • 原題:Yellowstone
  • 脚本・監督:テイラー・シェリダン
  • 企画・製作総指揮:テイラー・シェリダン/ジョン・リンソン

あらすじ

舞台はアメリカ、モンタナ州。イエローストーン国立公園に隣接する広大なダットン牧場を持つジョンは妻を事故で亡くしたが、ともに働く長男リー、弁護士である次男ジェイミー、投資銀行で働く長女ベス、元兵士で先住民の女性と結婚した三男ケイシーの4人の子どもがいた。
そんなジョンの土地の近くに、開発業者ダンが経営する “パラダイス・バレー開発”は分譲住宅地を造ろうと計画。一方、新たに先住民居留地の首長になったトーマスは、入植者たちに奪われた先祖代々の土地を再び先住民のものにしようと野心を燃やす。そんな居留地にジョンの牧場の牛が入ったのをきっかけに、ささいないさかいが大きな抗争に発展するが……。

WOWOW公式サイトより

予告動画

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登場人物(キャスト)

ダットン家

ジョン・ダットン(ケヴィン・コスナー/声:原康義)
モンタナ州のイエローストーン国立公園に隣接する広大な牧場の経営者。妻を事故で亡くしている。普段は理性的だが怒らせると常識が通用せず、誰にも止められなくなる。先祖代々の土地を守るため、先住民や開発業者と戦う。

リー・ダットン(デイヴ・アナブル)
ダットン家の長男。根っからのカウボーイ。牧場を継ぐことを考え、父から経営を学んでいた。先住民との抗争中にモニカの兄ロバートに狙撃され、死亡する。

ジェイミー・ダットン(ウェス・ベントリー/声:赤坂柾之)
ダットン家の次男。弁護士。法律面から父をサポートし、牧場を守ろうと奮闘する。ジョンに評価されず苦しむ。妹のベスとは犬猿の仲。

ケイシー・ダットン(ルーク・グライムス/声:清水裕亮)
ダットン家の三男。元軍人。先住民の妻モニカと息子テイトとともに、ブロークンロック先住民居留地で暮らしている。ジョンとの間には確執があり、疎遠になっている。兄リーを撃った義兄ロバートをその場で射殺した。

ベス・ダットン(ケリー・ライリー/声:加藤美佐)
ダットン家の長女。ソルトレークの投資銀行で辣腕を振るうキャリアウーマン。気が強く毒舌家。なぜかジェイミーを毛嫌いしている。リップと関係を持っている。
幼い頃、母が落馬して命を落とすきっかけを作ったことで、今でも自責の念にとらわれている。

牧場の従業員

リップ・ウィーラー(コール・ハウザー/声:斎藤寛仁)
ジョンの牧場で長年働くカウボーイ。家族の証である「Y」の焼き印を胸に刻んでいる。少年時代に重罪を犯し、逃亡中にジョンと出会って救われた。ジョンに対する忠誠心が厚く、彼のためならどんな犯罪行為も厭わない。ベスに想いを寄せている。

ジミー(ジェファーソン・ホワイト/声:藤井雄太)
ジョンの牧場で働き始めた新入り。犯罪者だがリップに助けられ、「Y」の焼き印を胸に刻まれてチャンスを与えられた。慣れない牧場の仕事に苦戦するが、徐々に仲間として認められるようになる。

ロイド(フォリー・J・スミス)
リップやジミーと同じく罪人で、「Y」の焼き印を持つカウボーイ。

ウォーカー(ライアン・ビンガム)
解雇されたフレッドの代わりに雇われたカウボーイ。人を殺して服役していたが、出所時に刑務所前でリップにスカウトされた。ジミーと同じく「Y」の焼き印を入れられるが、牧場のやり方に馴染めず…。

先住民

モニカ(ケルシー・アスビル/声:吉元里謹)
ケイシーの妻。先住民。ケイシーとの間に息子テイトをもうけ、ブロークンロック先住民居留地で教師をしながら暮らしている。テイトの将来を思い、居留地での不安定な生活から抜け出すべきか迷っている。
兄ロバートの死について何も話そうとしないケイシーに、不信感を募らせていく。

テイト(ブレッケン・メリル/声:小林さとみ)
ケイシーとモニカの息子。牧場を訪れるうちジョンに懐くようになる。

フェリックス・ロング(ルディ・ラモス)
モニカの祖父。思慮深く、ジョンとも理性的に話ができる人物。先住民ではないケイシーが抗争に巻き込まれることを懸念し、実家に戻るよう諭す。

ロバート・ロング(ジェレミア・ビツイ)
モニカの兄。元軍人。ケイシーに敵意を持ち、ジョンとの抗争に巻き込む。牧場の牛を取り返しに来たリーを射殺し、ケイシーによって殺された。

トーマス・レインウォーター(ギル・バーミンガム/声:安原義人)
先住民居留地の新首長。デンバー育ち。18歳までメキシコ人として育てられた。議員のダイアナを味方につけ、入植者に奪われた先祖の土地を取り戻すべく画策する。境界線を越えたジョンの牛を奪い、抗争を起こす。

開発業者

ダン・ジェンキンス(ダニー・ヒューストン/声:菊池康弘)
開発業者〈パラダイス・バレー〉の代表。分譲住宅地造設を計画し、ジョンの土地を狙う。

ビクトリア・ジェンキンス(バレット・スワテック)
ダンの妻。バーで出会ったベスと意気投合する。

政治家

ペリー(ウェンディ・モニツ)
モンタナ州知事。ジョンと関係を持っている。司法長官のマイクと結託して、牛を巡る抗争で起きた殺人事件を隠蔽しようとする。最近のジョンの暴走を懸念し、ジェイミーを支持してジョンを制御しようと企む。

マイク・スチュワート(ティモシー・カーハート)
司法長官。辞任を決意し、後任にジェイミーを指名する。

そのほか

サラ・グエン(ミカエラ・コンリン)
記者。ジョンの不正を暴き、社会に変革をもたらそうと意気込む。情報を得るため、ジェイミーの選挙事務所にスタッフとして潜入する。

クリスティーナ(キャサリン・カニンガム)
ジェイミーの選挙活動をサポートする。

各話のあらすじ(ネタバレ有)

モンタナ州で大牧場を営む大地主ジョン・ダットンは、妻を亡くし、牧場を手伝う長男のリー、次男で弁護士のジェイミーと暮らしていた。彼は先祖代々の土地を守り抜こうと、開発を訴える連中に対して一歩も譲らない考えだった。
ある日、ジョンの牧場の牛たちが境界線を越え、先住民が暮らす居留地に入り込んでしまう。先住民たちは「この土地に入った牛は俺たちのものだ」と主張し、牛を返そうとしなかった。新しく首長に選ばれたトーマス・レインウォーターは、ジョンと徹底的に争う姿勢を見せる。
ジョンの三男ケイシーは、先住民の妻モニカとともに居留地で暮らしていた。ジョンとの間には確執が生じ疎遠になっているが、先住民側につくこともできず苦悩する。
投資銀行で働くやり手の三女ベスは、久しぶりに牧場に戻り、住宅地「パラダイス・バレー」の開発計画が進んでいることをジョンに知らせる。ジョンは従業員のリップに命じて山を爆破させ、電力源となる水を川から引けないように流れを変えてしまう。
さらに、夜陰に乗じて牛を取り戻す計画を断行するが、その際に長男リーが先住民のロバートに狙撃され、命を落としてしまう。ロバートはモニカの兄だった。ただ一人その場に居合わせたケイシーは、ロバートを撃ち殺す。
2人の死に関して、ケイシーは一切語ろうとしない。FBIとインディアン事務局は、2人の死を殺人と見て調査を始める。事件はマスコミによって大きく報じられ、ジョンはトーマスの狙いに気付く。

ジェイミーはペリー知事とマイク司法長官に呼ばれ、牛をめぐる抗争で命を落としたリーと先住民ロバートの検死報告書を見せられる。リーは銃弾によって頸椎を損傷し、引き金を引けない状態だったことが判明。さらにロバートが額を正確に撃ち抜かれていることから、その場にいた第三者が故意に撃ったと判断される。
ダットン家に与する知事と司法長官は、ケイシーがロバートを殺した事実が明らかになれば大問題に発展すると考え、ジェイミーに対策を考えるよう指示する。
ジェイミーから相談を受けたジョンは、ケイシーを守るためにリーの遺体を火葬にし、遺灰を妻エブリンの墓に埋める。さらに従業員のリップに命じて、監察医を自殺に見せかけて殺害する。
リップは馬に乗れないジミーを特訓するため、ジョンがケイシーから譲り受けた気性の荒い馬をあてがう。ジミーを乗せた馬はすっかりおとなしくなり、ジョンはジミーを見直す。
検死報告書は部族警察のもとに渡り、トーマスはケイシーがロバートを撃った可能性を疑い始める。ケイシーはロバート殺害の事実を妻モニカに話すことができず、軍に戻ることを考える。

1997年3月30日。ジョンの妻エブリンは、幼いベスとケイシーを連れて遠乗りに出かける。乗馬を楽しむケイシーに対し、ベスは馬を怖がり楽しむことができない。ベスが馬を暴れさせ、エブリンは落馬して命を落としてしまう。
ベスは母の命日にペリー知事を家に呼んだジョンに腹を立てる。ジョンは「一番忘れたい日だからだ」と言い、ベスにこの土地に残って議員選挙に出馬するよう命じる。司法長官に立候補したいと考えていたジェイミーは、ジョンが自分よりもベスを選んだことに傷つく。仲の悪いジェイミーとベスは殴り合いの喧嘩をする。
ケイシーは居留地で不審な車を発見し、拉致された先住民の少女を救う。犯人は白人の男たちで、ケイシーはその場で2人を殺害する。少女は警察に通報することを嫌がり、ケイシーは彼女の父親ダニーに頼まれ事件を隠蔽することに。
ジョンはトーマスを逮捕させ、盗んだ牛を返さない限り刑務所から出られないと脅す。トーマスはいずれジョンの土地をすべて手に入れ、ダットン家が存在した痕跡を消し去ると宣言する。翌朝、ジョンの牧場に居留地から牛が運ばれてくる。
ロバートの妻サマンサは、子供たちを残して拳銃自殺を図る。

ケイシーとダニーが密かに埋めた犯罪者たちの焼死体が発見され、トーマスは辺り一帯を封鎖することに。
ロバートの妻サマンサが自殺し、ショックを受けるケイシーとモニカ。残された3人の子供たちはシアトルに住むサマンサの両親に引き取られ、居留地を去っていく。
ジョンは大腸がんの切除手術を受けたことをエメットに知られ、協会の理事を若者に譲るべきだと助言される。助言をはねつけたジョンは「病気のことは誰にも言うな」と口止めする。
ジョンはケイシーから子守を頼まれ、川に行きたいというテイトを連れて川岸で火起こしをする。しかし枝を拾いに行ったテイトが誤って川に転落してしまう。ジョンはすぐさま川に飛び込んで救出するが、責任を感じて自己嫌悪に陥る。
牧場ではフレッドがジミーを挑発して喧嘩に発展。リップは家族の証である「Y」の焼き印があるジミーを守り、忠告しても態度を改めないフレッドを解雇する。フレッドが“知りすぎている”ことを懸念したリップは、ジョンの許しを得て彼を「駅」に送ることを決める。
日が暮れてから、ロイドはフレッドを車に乗せて「駅」へと向かう。だがそこは人気のない暗闇の崖だった。ロイドはフレッドを撃ち殺し、遺体と荷物を崖下に捨てる。
ケイシーはモニカとテイトを連れて居留地へ戻る途中、パトカーに止められ逮捕されてしまう。

モニカからケイシーが逮捕されたことを知らされたジョンは、ヘリでジェイミーを部族警察署に向かわせる。ケイシーは発見された焼死体の件でトーマスとベンの尋問を受け、ありのままを包み隠さず話す。
ケイシーが逮捕されたのは、死体に残っていた弾の線条痕がケイシーの銃と一致したためだった。ジェイミーは民間人の銃が登録されている理由を問い詰め、部族警察のベンが以前ケイシーと銃のスライドを交換していたことを問題視してケイシーを釈放させる。
ジョンはケイシーを牧場に留まらせるため、気性の荒い馬をここで調教してほしいと頼む。さらに、モニカに州立大の准教授の職を紹介するが、彼女は「自分のことは自分で決める」ときっぱり断る。
ベスはダン・ジェンキンスを潰すため、彼の妻ビクトリアに接触する。バーで泥酔したベスはジェイミーに迎えに来てもらい、言い争いの末に母親の死に対する罪悪感を吐露する。
リップは刑務所の外でスカウトしたウォーカーを新たに雇い、フレッドの穴を埋めることに。その夜、ウォーカーが「Y」の焼き印を入れるところを、モニカが偶然目にしてしまう。

ケイシーの胸に焼き印がある理由をモニカに聞かれたジョンは、ケイシーが知り合って間もない彼女を妊娠させ、ジョンの反対を押し切って結婚したためだと語る。
ペリー知事を毛嫌いするベスが彼女の支援を拒む一方、ジェイミーは知事から選挙活動の経験者クリスティーナを紹介される。ペリーは暴走するジョンを懸念し、病気を理由に家畜協会の理事を辞めさせたいと考えていた。ペリーからジョンががんを患っていることを聞かされ、動揺を隠せないジェイミーとベス。
トーマスはパラダイス・バレーの土地に目をつけ、分譲住宅とカジノを建設する壮大な計画をダンに持ちかける。
リップは厄介事を持ち込むケイシーに、父親のことを思うなら牧場に近寄るなと告げる。モニカは学校で生徒たちの喧嘩を止めようと仲裁に入り、殴られて地面に頭を打ち付け、大怪我を負う。学校の医務室で手当を受けて帰宅するものの、玄関先で意識を失い、心停止状態に陥る。

モニカは病院で開頭手術を受けるが、予断を許さない状況が続く。ベスは亡くなった母が自分を強い人間に育てようとしていたことを思い出し、苦手な乗馬に挑戦する。ウォーカーは上手く乗りこなせないベスを見かねて、馬に乗るコツを教える。
ダンと建設費用の件で話し合いを持ったトーマスは、ジョンから土地を奪う計画を立てていることを打ち明ける。ダンはジョンが川筋を変えたことに対して訴訟を起こし、環境保護庁に提起することに。
リップは山の中で崖から落ちそうになっている観光客2人を発見。ロープで助けようとするがうまくいかず、2人は崖下に落ちて死んでしまう。さらに背後からクマに襲われそうになり、クマを射殺する。
モニカは意識が戻り、最悪の事態は免れるものの、思うように体を動かせない。病院で再検査を告げられたジョンは待合室で偶然テイトを見かけ、モニカが入院していることを知る。テイトを預かり家に連れて帰るジョンだったが、体調が悪化して血を吐いてしまう。
ジェイミーは選挙事務所を開き、選挙に向けて活動を開始。助手のクリスティーナは牧場から厄介事が持ち込まれるのを恐れ、ジョンやリップからの連絡をすべて絶ってしまう。

1997年。マイルズ・シティの養豚場で元夫が家族を惨殺する事件が起きる。ジョンは父親を殺して逃亡中の14歳の長男リップを保護し、牧場に雇い入れる。
現在。リップは絶滅危惧種のクマを射殺したことで、野性生物局の調査を受けることに。局員のスカイルズを現場に案内する途中、馬が暴走してスカイルズは落馬し、柵の杭が体を貫く事故が発生する。リップに不信感を持っていたスカイルズだったが、彼の処置のおかげで助かり、一命を取り留める。
モニカはケイシーを問い詰め、彼が兄ロバートを殺したことを知る。モニカは息子テイトを守るためにケイシーと離れることを決意し、別れを告げる。ショックを受けたケイシーはガソリンスタンドで通りすがりの男と揉め事を起こし、保安官に連行される。
ダンと組んだトーマスは、建設計画を公表して地価を高騰させ、ジョンの固定資産税を上げることで土地を手放させると計画を打ち明ける。
ジョンは2日間連絡が取れなかったジェイミーに怒りをぶつけ、選挙戦からの撤退を命じる。選挙にこだわるジェイミーは不満を口にし、ジョンに殴りつけられる。
家を追い出されたジェイミーは選挙事務所に戻り、クリスティーナに「自分が望むことをやるべき」と励まされる。

リップが絶滅危惧種のクマを射殺した件で、野性生物局の調査が入る。ジョンは保安官が証拠品の薬莢を隠していることを暴き、リップの正当防衛を認めさせる。周囲が敵だらけだと感じたジョンは、信用できなくなったジェイミーを牧場の主任顧問から外す。そしてベスに遺言執行人になってほしいと頼む。
ジェイミーの選挙スタッフになりすましていた記者のサラは、ジェイミーがジョンと決裂したことを知って正体を明かし、ジョンの不正に関する情報を提供して欲しいと頼む。ジェイミーはジョンを破滅させる道を選び、取材に協力することを決める。
リップは調教師志望のストリッパー、エイブリーを使ってダンとトーマスの会話を録音させる。カジノ計画が進行していることを知ったジョンは、死ぬ前に問題を片付けようとする。
エイブリーはカウボーイとして牧場に雇われ、男たちと同じ小屋で寝泊まりすることに。法を犯したくないウォーカーは牧場から逃げる方法を探るが見つからない。モニカに別れを告げられたケイシーは牧場に戻り、カウボーイとして働くことを決める。
ケイシーとリップ、ロイド、ジミーの4人はダンを拉致して森に連れて行き、計画を聞き出す。ケイシーはダンの首にロープをかけて木に吊し、放置する。

感想(ネタバレ有)

あっという間に全9話見終わってしまいました。面白いけど、物語としてはまだ序盤って感じですね~。

前後の状況を説明するセリフがほとんどないので(あえて省いているのだと思いますが)、最初は「何のこと?」「どういう状況?」と、意味がわからないままどんどん場面が進んでいく感じでした。

先住民居留地の問題も含め、私自身の理解が浅いのでいろいろと把握するまで少し時間がかかりました。でもシンプルな語りで“見せる”作品は好きなので、途中で嫌になることはなかったかな。後半は続きが気になって一気見してしまいました。

お気に入りはベスとリップ、そしてモニカ。モニカ役のケルシー・アスビルは、本作と同じテイラー・シェリダン監督の映画「ウインド・リバー」にも出ていて、そのときからとても印象的でした。

ダットン家が抱える問題はまだすべて明かされているわけではなさそうだし、シーズン1だけでこんなにたくさん犯罪を重ねて大丈夫なの、ジョン…と心配になります。この先どうなるんだろう。

シーズン2も引き続き見ます。

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