海外ドラマ「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」シーズン5の登場人物一覧、全話あらすじと感想(ネタバレ有)です。
几帳面で論理的なアストリッドと、直観的で猪突猛進型のラファエル。正反対の二人がお互いの足りない部分を補い合い、協力し合うことで事件を解決していくフランス発の人気シリーズ。
今シーズンではアストリッドとラファエルがスパイとなって国際問題をはらむ事件の捜査に乗り出したり、約20年前に発生したチベット僧殺害に関わる事件など、様々な謎めいた事件に挑んでいきます。
アストリッドの恋人テツオはフランスを去ってしまうのか? 妊娠を知ったラファエルと二コラの関係は? 2人の恋の行方にも注目です。
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Contents
作品概要
- 放送局:ミステリーチャンネル
- 放送時間:2025年1月26日(日)16:00~ ※全8話一挙放送
- 製作国:フランス(2024年)
- 原題:Astrid et Raphaëlle
- 脚本:アレクサンドル・ド・セガン/ローラン・ブルタンほか
- 監督:エルサ・ベネット/イポリット・ダール/フレデリック・ベアト/クロエ・ミクー/フランソワ・リッケリンク ほか
あらすじ
ラファエルは妊娠の可能性に気づくも、事実を受け入れる覚悟ができず血液検査を先送りにし、ニコラにも話せないまま2か月が経ってしまう。
アストリッドはラファエルの出産によって〝日常〟が変わり、友情が壊れるのではないかと不安になる。テツオは日本に帰国することをアストリッドに伝えるが、彼女が悲しむ様子を見せないことに深く傷つく。
アストリッドは、子どもの頃に通っていた乗馬センターで出会ったサミと再会する。その後、18歳を最後におさまっていた複雑部分発作が再発してしまう。
発作が再発した原因はテツオとの別れではないかと考えたアストリッドは、ラファエルに相談し…。
登場人物(キャスト)
主要人物
アストリッド・ニールセン(サラ・モーテンセン)
パリ犯罪資料局の文書係。自閉症。優れた洞察力と豊富な知識を生かし、数々の事件を解決に導いてきた。警視のラファエルは相棒であり親友。シーズン3で司法警察員になるための試験を受け、みごと合格した。階級は警部補。恋人のテツオが日本に帰国することになり、ある決断をすることに。
ラファエル・コスト(ローラ・ドヴェール)
パリ警察の警視。おおらかで少々がさつな性格だが、他人を理解して受け入れる包容力を持つ。アストリッドの才能を見抜いて捜査に引き込んだ張本人。息子のテオは離婚した夫と暮らしており、たまに泊まりに来る。幽霊などオカルト的なものが苦手。シーズン4で同僚ニコラと付き合い始めるも、妊娠が発覚し動揺している。
警察関係者
ニコラ・ペラン(ベノワ・ミシェル)
警部。ラファエルの同期でよき相棒。博識だが大衆文化には疎い。長い間ラファエルに片想いを続けてきたが、シーズン4でようやく両思いになり、現在交際中。ラファエルから妊娠を知らされ、喜びと不安が入り混じった複雑な思いになる。
カール・バシェール(ジャン=ルイ・ギャルソン)
警視正。ラファエルとニコラの上司。いつも勝手なふるまいをするラファエルに手を焼きつつ、信頼を置いている。当初はアストリッドが捜査に加わることに懐疑的だったが、現在はチームの一員として受け入れている。今回、仏教徒であることを告白した。
アンリ・フルニエ(ウスキ・キアル)
監察医。元軍医で、特殊部隊に同行していた。アストリッドを優秀な犯罪学者として認めており、彼女の意見を参考にすることも多い。
ノラ・モンスール(ソフィア・ヤムナ)
警部補。ITスキルが高く、調査能力に長けている。シーズン4でラファエルに能力を認められ、チームの一員に加わった。ニコラに好意を寄せていたが、現在は身を引いてラファエルとの仲を見守っている。
アストリッドの関係者
テツオ・タナカ(ケンゴ・サイトウ)
アストリッドの恋人。アストリッドが幼い頃から通っている日本食品店の店主アプ・タナカの甥。数字が好きで、数学の勉強をするためパリに来た。奨学金が停止され、ビザが取得できず日本に帰らねばならなくなる。
ウィリアム・トマ(ジャン=ベノワ・スーリエ)
アストリッドが通う〈社会力向上クラブ〉のリーダー。アスペルガー症候群。ITと鉄道に詳しく、時おり捜査に協力する。アストリッドのよき理解者であり、相談相手。恋人はハンドルネーム「ベレジン28」の天才ハッカー。
サミ・グルメ(ドミニク・エンゲルハート)
アストリッドが子供の頃に通っていた乗馬センターで出会った自閉症の男性。〈社会力向上クラブ〉に現れ、偶然アストリッドと再会する。それ以来、たびたび幻覚となってアストリッドの前に現れる。
アンギュス・ニールセン(アリオシャ・イトビッチ)
アストリッドの亡父。警察官。幼いアストリッドが犯罪学に興味を示すことに気付き、調書を持ち帰っては犯罪科学について語り合った。友人のガイヤールに頼み込んでアストリッドを犯罪資料局で働かせた。
マチルド・ニールセン(エリザベス・モーテンセン)
アストリッドの母。アストリッドが幼い頃に家を出て音信不通だったが、20年ぶりにアメリカから帰国し再会した。アストリッドとの関係を取り戻そうと、ときどき会っている。
ラファエルの周辺人物
フィリップ・コスト(ミシェル・ボンポワ)
ラファエルの父。政治家。長男バンジャマンの死をきっかけにラファエルとは疎遠になっていたが、シーズン2で和解した。今シーズンではラファエルから妊娠の報告を受け、相談に乗ったり捜査に協力したりしている。
パトリシア(ジュリー・アーノルド)
ラファエルの母。パタゴニアに居住しており、社会貢献活動で忙しく動き回っている。10年ぶりに突然現れ、ラファエルの家に居候する。自由奔放な言動でラファエルとニコラを振り回す。
テオ・コスト=ルジェ(ティミ=ージョイ・マルボー)
ラファエルの息子。普段は父親と一緒に暮らしているが、定期的にラファエルの家で過ごしている。頭脳明晰で、ときにラファエルの捜査にヒントを与える。