WOWOW「不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」第1話ネタバレあらすじ感想

WOWOWドラマ「不発弾~ブラックマネーを操る男~」

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WOWOWの連続ドラマ「不発弾~ブラックマネーを操る男~」第1話のあらすじと感想です。

相場英雄氏原作の社会派ヒューマンサスペンスをドラマ化。大手企業の不適切会計の裏に暗躍するダークな主人公を、椎名桔平さんが演じます。

個人的には金融関係のドラマは苦手なのですが、これはサスペンスの要素が濃くて面白そうです。復讐心を抱く主人公も魅力的で、今後の展開が気になります。

作品概要

  • 放送局:WOWOW
  • 放送日:2018年6月10日~(全6話)
  • 原作:相場英雄『不発弾』
  • 脚本:田中眞一
  • 監督:星野和成
  • 音楽:林ゆうき

第1話あらすじ

金融コンサルタント・古賀遼(椎名桔平)は、大手電機メーカー「三田電機」の記者会見を裏で仕切っていた。会見で、三田電機は1500億円もの「不適切会計」を謝罪するが、捜査二課の管理官・小堀弓子(黒木メイサ)は粉飾や隠蔽を疑っていた。

1977年。福岡県大牟田市に生まれた古賀良樹は、スナックを経営する母親が太客の荒井(渡辺哲)に娘の睦美(入山杏奈)を宛がおうとしていることを知る。睦美を連れて町を出たいという強い思いに駆られた良樹は、高校を出て証券マンになることを考える。

弓子は、知り合いから内外情報通信社の相楽優一郎(津嘉山正種)を紹介される。表に出ない情報を扱う相楽は、三田電機の粉飾には古賀遼が絡んでいると弓子に教える。

三田電機の経営監査部長・橋本宏(大高洋夫)が自殺を図る。弓子は古賀に話を聞きに行くが、古賀は橋本が鬱を患っていたと言い、突発的な自殺ではないかと話す。

古賀は橋本の妻・公子から連絡を受け、橋本が会社の不正を訴える遺書を残していたことを知る。古賀は遺書を預かる代わりに公子に金を渡し、ひそかに遺書を焼き捨てる。

キャスト

古賀遼(良樹)……椎名桔平
小堀弓子……黒木メイサ
今井春彦……堀部圭亮
東田章三……宅麻伸
村田佐知子……原田知世
中野哲臣……奥田瑛二
古賀良樹(青年時代)……三浦貴大
古賀睦美……入山杏奈
岡田加津美……朝夏まなと
古賀良美……山口美也子
荒井勝利……渡辺哲
相楽優一郎……津嘉山正種

第1話の感想

経済ドラマは苦手なのでどうかなぁ~と思っていましたが、面白かったです。

椎名桔平さん演じる主人公の設定がミステリアスで魅力的。彼は「富こそ正義」と信じて権力者の懐に入り込み、ひそかに復讐を始めます。

貧しい炭鉱町出身の古賀がここに至るまでの経緯も、同時進行で描かれるようです。三浦貴大さんが高校生~30歳頃までの古賀を演じてましたね。

黒木メイサさん演じる小堀弓子は、クールだけど出世に貪欲で、なりふり構わず真相に迫ろうとするキャリア管理官。謎めいた情報提供者・相楽を訪ねるシーンが面白かったです。

この先、彼女が古賀の過去を暴き、追い詰めていくことになりそうで、楽しみです。

そしてそして、古賀の内縁の妻・村田佐知子を演じる原田知世さんがめちゃくちゃ素敵でした(昔からのファンです)。着物のイメージ全然なかったけど、すごく似合ってました。

古賀は、佐知子に対してだけは素顔を見せているように思えますね。これから古賀と佐知子の関係がどう変化していくのか、あるいは変わらないのか、最後まで見守りたいと思います。

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