Netflixで配信中の英国ドラマ「自由研究には向かない殺人」のロケ地についてまとめました。
ドラマで印象的だったのが、主人公ピップが暮らす「リトル・キルトン」の歴史ある町並み。象徴的な教会や、牧歌的な田園風景とともに、物語を彩っていました。
舞台となった「リトル・キルトン」は架空の町なので、実在しません。では、どこで撮影されたのでしょうか?
ドラマの撮影は2023年7月から2023年9月の間に、ブリストルとサマセット周辺で行われました。
各ロケ地をGoogleマップで見ていきたいと思います。
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アクスブリッジ
リトル・キルトンの主要ロケ地として採用されたのは、イギリスのサマセット州にあるアクスブリッジ(Axbridge)という小さな町です。
古い歴史を持ち、牧歌的な田園風景に囲まれた静かな町。
犯罪とは無縁に思えることが重要で、それはこの物語のテーマ(裏社会の存在や、人間の二面性)にも重なります。
監督兼製作総指揮者のドリー・ウェルズは、アクスブリッジを選んだ理由について以下のように語っています。
「私たちは、このドラマを現地で、しかも夏に撮影したいと考えていました。私たちは、原作と脚本の雰囲気を反映するリトル・キルトンの姿を探しました。私たちにとって重要だったのは、小さすぎず大きすぎず、容疑者の数に見合った大きさの町でした。また、町を取り囲む森の雰囲気も非常に重要でした。これはテーマ的に非常に重要でした」
The Production Guild of Great Britainより
洗礼者聖ヨハネ教会
アンディ・ベルの壁画は、アックスブリッジの洗礼者聖ヨハネ教会に通じる階段の横に作られました。
この教会はアクスブリッジの歴史的なランドマークの一つで、美しいゴシック建築が特徴。町の歴史と文化を象徴する重要な建物です。
この階段の手前に、ドラマの第1話でピップがラヴィを待ち伏せていた広場があります。
アカシアハウス
ピップの家は、ブリストル南西の小さな村ラングフォードにある、「アカシアハウス」と名付けられたコテージです。
デイジー・バンクのテラスハウス
カーラとナオミの家は、バースのデイジー・バンクにあるテラスハウスです。
バースにある一軒家
アンディとベッカの家は、バースのトロサックス・ドライブにある一軒家です。
レッドメイズ高校
ピップたちが通うリトル・キルトン高校には、ブリストル近郊のウェストベリー・オン・トリムにあるレッドメイズ高校が使用されました。
エイボン・バレー鉄道のビトン駅
第2話でピップとラヴィがナットを呼び出した場所は、サマセット州とグロスターシャー州の境界付近にあるエイボン・バレー鉄道のビトン駅です。
エイボン・バレー鉄道は1966年に旅客サービスが終了しましたが、その後、保存鉄道として復活しました。
ブリストルとバースの間を流れるエイボン川沿いを走っていて、観光や歴史的な体験を提供する目的で運営されています。
ビトン駅はエイボン・バレー鉄道の中心となる駅で、ここで列車に乗ることができます。
レッドクリフ洞窟
第3話でピップたちが参加したカラミティパーティーは、ブリストル中心部にあるレッドクリフ洞窟で撮影されました。
18世紀から19世紀にかけて、砂岩の採掘を目的として作られた人工の地下トンネルと洞窟群です。
現在はイベントやツアーなどで一般公開され、映画やドラマの撮影場所としても利用されています。
バーウィック・ロッジ
第4話に登場するアイヴィー・ハウス・ホテルは、ブリストル近郊に位置するブティックホテル「バーウィック・ロッジ」です。
広大な敷地と美しい庭園に囲まれたエドワード朝時代の建物で、歴史と伝統を感じさせるデザインが特徴的。
ブリストルのコンビニ
第1話に登場したリトル・キルトン・コーナー・ストアは、ブリストルにあるコンビニエンスストアです。
ヒルグローブ・ポーター・ストアーズ
第3話に登場したラヴィが働くパブは、ブリストルにあるヒルグローブ・ポーター・ストアーズです。
ウィルソンズ・ブレッド・ショップ
第3話でピップがひとりで入ったウィルソンズ・カフェは、第1話に登場したコンビニと同じ通りにあるベーカリー、ウィルソンズ・ブレッド・ショップです。
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