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どうも、夏蜜柑です。
「60 誤判対策室」第4話の感想です。
ものすご~くいいところで終わってしまった。どうなるのか全く予想がつきません。なんとか間に合って欲しいとは思うのだけど、真犯人は誰なんだろう……。
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
第4話のあらすじ
- 春名(星野真里)は、西島(村上淳)のオフィスから古内事件の証拠リストを盗み出そうとするが、西島に見つかってしまう。さらに、誤判対策室が死刑囚の死刑執行を早めていること、古内(康すおん)の死刑執行が近いことを知らされ、ショックを受ける。
- 世良(古川雄輝)は、父の光蔵(若松武史)から弁護士を辞めて議員秘書になるよう諭されるが拒否。光蔵は「誤判対策室」が設立された本当の理由を「死刑制度を存続させるため」だと語る。
- 殺された長谷川由美の傷を再鑑定した結果、古内の供述と一致しないことが判明。古内の死刑執行が近いことを知った有馬は、裁判で証言をした船井に会い、証言が担当刑事に強要されたものだと知る。
- 春名は有馬の知り合いの新聞記者・山岡(伊藤洋三郎)に会い、矢野高虎(赤堀雅秋)の悪行について聞く。死刑執行まで残り1時間しかないと知った春名は、矢野の妻・琴乃(ハマカワフミエ)に話を聞こうとするが、帰宅した矢野に捕まってしまう。
キャスト
有馬英治……舘ひろし
世良章一……古川雄輝
春名美鈴……星野真里
西島慎太郎……村上淳
マミ……酒井若菜
中倉徹……竹原ピストル
世良光蔵……若松武史
古内博文……康すおん
矢野高虎……赤堀雅秋
梶永……小林勝也
矢野琴乃……ハマカワフミエ
古畑勝茂……利重剛
坂口克之……井上肇
松下詩織……水崎綾女
第4話の感想
タイトルの「60」が何を意味しているのか、ようやくわかってきました。
- 主人公・有馬の年齢がもうすぐ「60」歳
- 死刑確定囚収容の安定的人数が「60」人
- 死刑執行まであと「60」分
気づいたのはこの3つだけですが、ほかにもあるかも。
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死刑制度については、ほとんど何も知らないわたし。
たぶん多くの人がそうなんじゃないかと思う。
「誤判対策室」は、表向きは冤罪の可能性を探る組織ということになっているけれど、実際は「冤罪の可能性がない事件の再審請求を却下し、死刑執行を早めている」。
自分の仕事が死刑執行を推進している、と知ったときの春名の顔が辛かった。
ショックですよね……そんなの。
何かで読んだことがあるのですが、死刑執行のボタン(床がバタンと抜ける)は複数あって、刑務官が数人で一斉にボタンを押すそうです。
実際に床が開くボタンはひとつだけなのですが、誰が床を開けたかわらないように。刑務官に「自分が死なせた」という思いを抱かせないための配慮だそうです。
前回の「イノセント・デイズ」もそうだったけど、やはりいろいろ考えさせられますね。
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とにかく有馬が「病気なの?」って思うくらい苦しそうで見ていられない。
老齢を意識しての演技なのかなぁ。でも60歳って、そんなヨボヨボの年ではないよね。
有馬が古内事件にだけ必死になる理由もわからないんだよなぁ。
過去に無実の人を自殺に追い込んだことがあるから……って理由だけじゃ、腑に落ちないんですよね。だって今まではずっと「誤判対策室」の仕事をサボってたワケでしょ?
この事件と有馬を結びつかせる何かがあるのでしょうか?
それとも、ただ単に刑事の勘が働いただけ……?
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古内は犯人ではなさそうだけど、矢野高虎=真犯人説も疑わしいですよね。
もしかして、琴乃……?
次回は最終回。
今度は救いのある結末になってくれるといいけどなぁ。