警部補アーノルド~チェルシー捜査ファイル |各話あらすじ・登場人物(キャスト)・予告動画

「警部補アーノルド~チェルシー捜査ファイル」あらすじキャスト

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英国ドラマ「警部補アーノルド~チェルシー捜査ファイル」(全8話)についてまとめました。

「ヴェラ~信念の女警部~」「ブラウン神父」「シェイクスピア&ハサウェイの事件簿」「ミステリー in パラダイス」を手掛けたスタッフが送る正統派英国ミステリードラマ。IMDbの評価は7.4。

リッチで華やかな街チェルシーを舞台に、オンボロのハウスボートで暮らす大衆的な刑事アーノルドと、アーノルドとは対照的でクールな刑事プリヤが、チェルシーで起こる数々の難事件に挑みます。

※この記事は随時更新中です。各話視聴後、加筆修正します

作品概要

  • 放送局:AXNミステリー
  • 放送時間:2022年6月1日 (日) 16:00~一挙放送
  • 製作国:イギリス/アメリカ(2022年)
  • 原題:The Chelsea Detective
  • 原案:ピーター・フィンチャム
  • 脚本:グレン・レイカー/ピーター・フィンチャムほか
  • 監督:ダルシア・マーティン/リチャード・シニー

あらすじ

ロンドンで最もリッチで華やかな街の一つであるチェルシー。そんなチェルシーで生まれ育ちながら、チェルシーの高級住宅街を横目にオンボロのハウスボートに住むマックス・アーノルド警部補は最近、父を亡くし、また、妻とも別れたばかりだった。一方、彼の相棒であるプリヤは一見クールで優秀な刑事だが、産休から復帰したばかりで、プライベートでいろいろあるようだった。生活や人生についての問題をそれぞれに抱えている二人だが、事件解決の良きパートナーとして関係を築いていく。

AXNミステリー公式サイトより

予告動画

登場人物(キャスト)

主要人物

マックス・アーノルド(エイドリアン・スカーボロー)
警部補。父を亡くし、妻アストリッドとも別れたばかり。妻に追い出され、オンボロのハウスボートで独り暮らしをしている。ピアノが趣味。

プリヤ・シャムシー(ソニータ・ヘンリー)
マックスの相棒。産休から復帰したばかり。仕事は優秀だが母親としての自信を持てず、子育てを失敗するのではないかと不安を抱えている。

コナー(ピーター・バンコール)
マックスのチームの捜査員。

ジェス(ルーシー・フェルプス)
マックスのチームの捜査員。

アシュリー(ソフィー・リー・ストーン)
監察医。

アストリッド(アナマリア・マリンカ)
マックスの妻。

第1話・第2話

アンドリュー・ナイトリー(リチャード・ホープ)
被害者。サウスケンジントン駅のホームで何者かに突き落とされて死亡した。半年前に妻を亡くし、独り暮らし。何かに酷く怯え、毎日教会に通っていた。

エリン・マーフィー(ブライオニー・ハンナ)
アンドリューが通っていたブロンプトン墓地の教区委員。社会復帰の支援をしている。事件の前夜、アンドリューから助けを求めるメールを受け取っている。

ダビンソン・クラーク(ピーター・ランディ)
ブロンプトン墓地で働く男。傷害と強盗の前科がある。アンドリューと親交があった。

ヘイリー(サラ・ミドルトン)
アンドリューと一緒に仕事をしていた彫刻家。墓地に設置するガブリエル像を制作している。

ニコラス・ヒューイット(ジェームス・ボーイランド)
路上ミュージシャン。事件の直前、駅の外でアンドリューと揉め事を起こしていた。

レベッカ・ナイトリー(エイミー・グリフィス)
アンドリューの娘。アンドリューとは疎遠でほとんど会っていなかった。

ダレン・ゴールドフィンチ(ロブ・オストレア)
チェルシー・オンラインニュースの記者。匿名で送られてきたアンドリューの写真を公開する。

オリビア・アーノルド(フランシス・バーバー)
マックスのおば。チェルシー歴史保護協会(CHIPS)の協会員。

サイモン(アル・ウィーヴァー)
CHIPSが主催する歴史ツアーのガイド。オリビアの家に居候している。

各話のあらすじ(ネタバレ有)

サウスケンジントン駅のホームで、男性が線路に飛び込み死亡する事件が発生。現場に駆けつけた警部補マックス・アーノルドは、その日産休から復帰した相棒プリヤ・シャンジーとともに捜査に乗り出す。
被害者はアンドリュー・ナイトリー、62歳。監視カメラの映像で、何者かに背中を押されていたことが判明。現場には青い模様のついた白いボタンが落ちていた。
独り暮らしだったアンドリューの自宅を調べると、ゴミ箱から隠しカメラが見つかり、台所の食材にはオピオイドが混入されていた。遺体には新しい火傷の痕があり、数年前に骨折を治療したと思われる痕跡もあったが、病院に行った記録が残っていなかった。
彼のパソコンには、「幽霊」「霊からのメッセージ」「ガブリエラ・トッテナム」などの検索履歴が残っていた。保存されていた写真には、本人が撮ったと思われる自宅の鏡が写っており、そこには意味深な聖書の言葉が書かれていた。
事件の前夜、彼は「私の家に悪魔がいる。助けてくれ」というメッセージをブロンプトン墓地の教区委員エリン・マーフィー宛に送っていた。エリンによると、彼は毎日のように教会を訪れていたと言う。彼女はメッセージの意味がわからず返信していなかった。
墓地では彼女が支援する前科者のダビンソン・クラークが働いており、アンドリューと仲が良かったという。マックスとプリヤはチェルシー歴史保護協会(CHIPS)の教会員であるマックスのおば、オリビアを訪ねる。彼女の家にはCHIPSが主催するツアーのガイドをしているサイモンが居候しており、2日前にアンドリューがダビンソンに金を渡しているところを見たという。
そんな中、チェルシー・オンラインニュースがアンドリューの自宅の鏡の写真をネットに公表。それは警察も入手していない写真で、鏡には「罪の報いは死なり」と書かれていた。

記事を書いた記者ダレン・ゴールドフィンチから話を聞くと、アンドリューの写真は転送サイト経由で匿名で送られてきたという。
マックスが監視カメラの映像を確認すると、事件の直前に駅の外でアンドリューと揉め事を起こしていた路上ミュージシャン、ニコラス・ヒューイットがアンドリューの携帯を盗んでいたことが判明。ニコラスは携帯に保存されていた写真をダレンに送り、金を受け取っていたのだ。
携帯には動画も保存されており、そこにはアンドリューが女性の写真に向かって「知りたいんだ。君なのか? 教えてくれ」と語りかける様子が映っていた。
アンドリューの娘レベッカは、アンドリューが2012年の交通事故から急に人を寄せ付けなくなったと証言。彼は事故で腕を骨折していたが、病院へは行かず看護師の妻に治療をさせていたことがわかる。
オリビアは同居中のサイモンが勝手に本を売っていたことを知って激怒し、マックスに知らせる。マックスが家を訪ねると、ダビンソンがサイモンを殴って気絶させていた。サイモンはアンドリューの部屋に隠しカメラを仕掛け、映像を公開すると脅していたのだ。鏡に文字を書いたのも、食材に薬を盛ったのもサイモンだった。ダビンソンはアンドリューを助ける約束をし、500ポンドを受け取ったと話す。
隠しカメラの映像で、彫刻家のヘイリーがアンドリューにろうそくを垂らして火傷を負わせていたことがわかる。ヘイリーは鏡の文字がサイモンの仕業だとわかっていたが、アンドリューは自分を罰することが止める方法だと信じ、ヘイリーに手伝わせていたのだった。高価なアクセサリーはその礼として彼から贈られたものだった。
マックスとプリヤは2012年6月20日の新聞記事を見つけ、ガブリエラ・ハドロウという19歳の女性がひき逃げ事故で亡くなっていることを知る。彼女は慈善団体の職員で、アンドリューが参加していた慈善団体“ハドロウ・ハウス”は彼女を偲んで設立されたものだった。
エリンはガブリエラの友人で、事故のとき一緒にいたことが判明。彼女は逃げた運転手の顔を目撃しており、3年前にアンドリューと出会って彼が犯人だと確信したという。一時はアンドリューを許そうとしたものの、彼がガブリエラを“悪魔”と呼んだことが許せず、罰を与えたと明かす。
事件の朝、サウスケンジントン駅の近くで慈善活動を行っていたエリンは、アンドリューが駅に来ることを知っていた。防犯カメラに映らないよう壊れている防火扉から駅構内に入り、ホームにいるアンドリューを突き落としたのだった。
マックスはおばのオリビアと一緒に父セバスチャンの墓を訪ね、父が生前経営していた書店の看板を墓の前に置いて帰る。