ネタバレ有「刑事ダルグリッシュ」各話あらすじ・登場人物(キャスト)・予告動画

英国ドラマ「刑事ダルグリッシュ」あらすじキャスト

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海外ドラマ「刑事ダルグリッシュ」(全6話)についてまとめました。

英国の推理作家P・D・ジェイムズのベストセラー小説「アダム・ダルグリッシュ」シリーズをドラマ化。IMDbの評価は7.6。

1970年代の英国を舞台に、ロンドン警視庁犯罪捜査課のダルグリッシュ警部が繊細な感性と鋭敏な知性で数々の難事件を解決していきます。

主人公ダルグリッシュ警部を演じるのは、「女医フォスター」「ザ・クラウン」「蒼ざめた馬」などに出演しているバーティ・カーヴェル。

※この記事は随時更新中です。各話視聴後、加筆修正します

作品概要

  • 放送局:AXNミステリー
  • 放送時間:2022年2月20日(日)16:00~ ※一挙放送
  • 製作国:英国(2021年)
  • 原題:Dalgliesh
  • 原作:P・D・ジェイムズ「アダム・ダルグリッシュ」シリーズ
  • 脚本:ヘレン・エドマンソンほか
  • 監督:ジル・ロバートソンほか

あらすじ

看護師養成施設「ナイチンゲール・ハウス」で実習中、患者役の看護学生が突然苦しみだして死亡。元々の患者役が体調不良となり急遽指名された学生だった。ロンドン警視庁犯罪捜査課から現場に派遣されたダルグリッシュ警部は毒殺を疑い捜査を始める。学生や職員への聴取を進めるうちに、施設内の複雑な人間関係や秘密が次々と明らかになっていく。そして翌日、最初に患者役をするはずだった学生が変死で発見される…。

AXNミステリー公式サイトより

予告動画

原作について

このドラマの原作は、P・D・ジェイムズの推理小説「アダム・ダルグリッシュ」シリーズです。

今回のドラマでは、CWA賞(英国推理作家協会賞)でシルバー・ダガー賞を受賞した「ナイチンゲールの屍衣」「黒い塔」「死の味」の3つのエピソードが2部構成(全6話)で描かれています。

登場人物(キャスト)

主要人物

アダム・ダルグリッシュ(バーティ・カーヴェル)
ロンドン警視庁犯罪捜査課の警部。教養があり、詩人としても有名。

マスターソン(ジェレミー・アーヴァイン)
巡査部長。ダルグリッシュのやり方に反発する。

ケイト・ミスキン(カリーズ・ピア)
巡査部長。第3話・第4話「黒い塔」に登場。ダルグリッシュと協力して捜査にあたる。

チョプラ(アヴィン・シャー)
監察医。

第1話・第2話

ブリッグス(リチャード・ディレイン)
看護師養成施設「ナイチンゲール・ハウス」の顧問外科医。元軍医。医療部隊でカイロに従軍していた。

メイビス・ギアリング(フェネラ・ウーネガー)
施設の主任教官。ブリッグスと同じくカイロに従軍していた。

テイラー(ナターシャ・リトル)
看護師長。捜査には協力的だが、看護学生や職員が疑われることを懸念する。

ブラムフェット(アマンダ・ルート)
主任看護師。ダルグリッシュを警戒する。

ヘザー・ピアース(ベッシー・ヘンダーソン)
3年目の看護学生。実習中に急死し、のちに毒殺と判明する。実習前、本がなくなったと話していた。

ジョセフィン・ファロン(シヴォーン・カレン)
看護学生。成績優秀でおとなしい性格。事件当日は体調不良で病棟に入院していた。本が好きで、よく図書館に通っていた。退院後、自室で変死する。

モラグ・スミス(リリー・ニューマーク)
施設に雇われているお手伝い。庭の小屋を自分の居場所にしている。

第3話・第4話

マイケル神父
ダルグリッシュの長年の知人。障がい者支援施設〈トイントン・グランジ〉の専属神父。施設に関する相談があるとダルグリッシュに手紙を送った直後、心臓発作で急死した。

ウィルフレッド(スティーヴン・マッキントッシュ)
〈トイントン・グランジ〉の所長。数年前に病を患うも、ルルドの泉を訪れて完治した。その後施設を設立し、入居者たちと年2回ルルドへの巡礼を行っている。

ジュリアス(ジョンジョ・オニール)
ウィルフレッドの旧友で、施設の会計業務を手伝っている。元外交官。

デニス(ポール・マローン)
施設の職員。勤勉で穏やかな人柄。ビクターが亡くなった日、彼を崖に連れていった。

ビクター(Darren Swift)
施設の入居者。2か月前に崖から身を投げて亡くなった。意地悪な性格で入居者全員から嫌われていたが、マギーとだけは仲が良かった。

グレース(Jenny Howe)
施設の入居者。重度の進行性疾患を患っている。会報の発行を担当しており、会員68名の住所と名前を暗記している。

エリック(ジョン・ホリングワース)
施設の専任医師。妻のマギーは元患者。看護師のヘレンと不倫関係にある。

マギー(ミレン・マック)
ウィルフレッドの妻。入居者ではないが施設に住んでいる。明るく屈託のない性格。

各話あらすじ(ネタバレ有)

看護師養成施設「ナイチンゲール・ハウス」で実習中に看護学生が急死し、ロンドン警視庁犯罪捜査課のダルグリッシュ警部とマスターソン巡査部長が現場に派遣される。亡くなったヘザー・ピアースは経管栄養法の実習で患者役に指名され、管で牛乳を流し込まれた直後に苦しみだしたという。
毒殺を疑ったダルグリッシュは実習に参加した看護学生や、主任教官のギアリング、顧問外科医のブリッグスから聴き取りを行い、ピアースが仲間たちから敬遠されていたことや、実習の直前に「本がなくなった」と話していたこと、もともとの患者役だったジョセフィン・ファロンが体調不良で入院していることを知る。
検視の結果、ピアースが飲んだのは殺菌剤と判明。何者かが故意に牛乳に混ぜたと思われ、他殺と判断される。殺菌剤は2階のトイレの窓の下に投げ捨てられていたが、指紋は検出されなかった。
ファロンの病状について、主任看護師ブラムフェットと本人の証言が矛盾することに気付いたダルグリッシュは、深夜に〈ナイチンゲール・ハウス〉を訪れる。すると悲鳴が聞こえ、駆けつけるとファロンが自室で変死を遂げていた。

ファロンはピアースとは別の毒物によって殺されていた。さらに検視の結果、妊娠していたことが判明する。
ダルグリッシュはピアースが看病していたデッティンジャーという患者が亡くなっていることを知り、彼の母親から話を聞いてくるようマスターソンに命じる。
ファロンが通っていた図書館の司書に話を聞くと、つい最近ナチスの軍事裁判記録をリクエストし、4日前に取りに来たという。だが司書が見たのはファロンを名乗るピアースだった。
ダルグリッシュは本のページに付着していた砂の出所を調べ、殺虫剤を発見。それはファロン殺害に使われたバラ用殺虫剤で、持ち主は主任教官のギアリングだった。だが彼女は犯行を否定し、お手伝いのモラグが保管場所を知っていたと証言する。
モラグに話を聞くため庭の小屋へ向かったダルグリッシュは、何者かに襲われ頭部に大怪我を負う。すぐに施設に運ばれ、ブリッグスの手当を受けることに。ブリッグスはファロンと真剣に付き合っていたが別れを告げられたと言い、彼女の妊娠については知らなかったと話す。
マスターソンは病死したデッティンジャーの母親に会い、彼が30年前にナチスの戦犯を裁く軍事裁判に立ち会っていたことを聞き出す。デッティンジャーは入院中、「病院のシスターがグローベルだった」と母親に報告しており、病院で思わぬ人物と再会したことを明かしていた。
図書館で借りたナチスの軍事裁判記録には、イルムガルド・クローベルという被告人の名前が記されていた。医療施設にいた彼女は121人のポーランド人捕虜を注射で薬殺し、懲役12年の有罪判決を受けていた。
主任看護師のブラムフェットを捜すが見つからず、直後に火災を起こした庭の小屋から焼死体となって発見される。さらに彼女の部屋から犯行を自白する遺書が見つかる。
看護師長のテイラーは彼女がすでに服役を済ませ、罪を償っていたことをダルグリッシュに話すが、本物のイルムガルド・クローベルはブラムフェットではなくテイラーだった。ダルグリッシュは彼女に関する記録を調べ、クローベルが刑期を全うせず、14か月で看守の英国兵と一緒に逃亡したことを掴んでいた。
テイラーの制服が戦時下のシスターの服に似ていることから、デッティンジャーは彼女が「シスター」だと勘違いしたのだ。
テイラーはブラムフェットに秘密を握られ、長年彼女につきまとわれて脅されていたことを明かす。テイラーを支配して楽しんでいたブラムフェットは、ピアースとファロンが秘密を嗅ぎつけたことを知って抹殺したのだった。
テイラーは19歳の時に犯した罪について語り、「私は法を超えたところで刑に服した」と免罪を求めるが、ダルグリッシュは脱獄とブラムフェットの殺害容疑でテイラーを逮捕する。

ダルグリッシュは長年の知人であるマイケル神父のもとを訪れ、彼が急死したことを知って驚く。神父は亡くなる直前、ダルグリッシュに相談があると手紙を送っていた。
マイケル神父は障がい者支援施設〈トイントン・グランジ〉の専属聖職者で、相談とはその施設に関することだったらしい。2か月前にも入居者のビクターが崖から身を投げて自殺していることを知ったダルグリッシュは、2人の死に違和感を覚える。
施設の医師エリックの妻マギーは、ビクターが死んだ後、マイケル神父が施設の職員デニスと崖で言い争っているのを見たと話す。ダルグリッシュは地元警察の巡査部長ミスキンの協力を得て、密かに施設の関係者らを調べ始める。
デニスは薄給であるにも関わらず母親を高給介護施設に入れており、彼自身もその施設から高給のオファーを受けていたが、なぜか断っていた。
施設の所長ウィルフレッドは数年前に病を患い、ルルドの泉を訪れて完治したことから、セラピーの一環と称して施設の入居者たちとルルド巡礼を続けていた。彼の旧友ジュリアスは、ケンブリッジ大卒の外交官だったが、遺産を相続して退職し、施設の会計業務を手伝っていた。
看護師のヘレンはおじが営む福祉施設リッジウェルの元職員で、リッジウェルは〈トイントン・グランジ〉の買収を計画中だった。

会報の発行を担当していた入居者のグレースが急死する。ダルグリッシュは検視を依頼するが、彼女は高齢なうえに重度の病に侵されており、他殺の証拠は見つからなかった。
所長のウィルフレッドは相次ぐ不審死を受け、リッジウェルからの買収オファーを受け入れることを決断する。自身の留任を問う採決を行うが、投票から外されたマギーは激怒し、夫エリックと看護師ヘレンの不倫関係を暴露して立ち去る。
その後、マギーは〈黒い塔〉で首を吊って死亡し、「私はもう無理」と書かれた遺書が見つかる。捜査が行き詰まり、ロンドンへ帰ることを決意するダルグリッシュだったが、神父の部屋で自分宛のマギーの手紙を見つける。
そこには所長のウィルフレッドが病気を偽って入居者たちを騙していたことや、彼を脅すために〈黒い塔〉に火をつけたこと、施設を出ていくことなどが書かれていた。
ウィルフレッドと入居者たちは、ルルド巡礼へと旅立つ。ダルグリッシュは会報の発送が年に2回、いずれも巡礼の一週間後に行われていることに気づく。巡礼はマルセイユから麻薬の密輸を行うためのツアーだった。仕入れた麻薬はデニスが保湿クリームの瓶に詰め、会員のもとへ届けさせていたのだ。
共犯者はジュリアスで、ウィルフレッドは無関係だった。ビクターは病院でウィルフレッドの病気が嘘だと知り、秘密を暴露するとデニスを脅した。密輸の件だと勘違いしたデニスはビクターを崖から突き落として殺害。罪悪感に苦しんだ彼はマイケル神父に相談し、自首を勧められていた。
ジュリアスは秘密を知った神父を自然死に見せかけて殺害し、同じく暴露すると騒いだマギーも自殺を装って殺害した。グレースを殺したのは、彼女が顧客の名前と住所を暗記していたからだった。
犯行を暴かれたジュリアスは、ダルグリッシュに銃を向けて崖の上から飛び降りるよう命じる。肩に銃弾を受けながらも、必死に抵抗するダルグリッシュ。そこへミスキンが警官を連れて駆けつけ、ダルグリッシュを救出する。ジュリアスは崖から身を投げて自殺する。