Netflix「Lupin/ルパン」登場人物(キャスト)・全話あらすじ・感想・予告動画

Netflix「LUPIN/ルパン」あらすじキャスト

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Netflixで2021年1月8日から公開されている海外ドラマ「Lupin/ルパン」パート1(全5話)についてまとめました。

父を陥れた裕福な一家への報復に乗り出したアサン・ディオプ。怪盗紳士アルセーヌ・ルパンのごとく、あくまでもスマートに計画を実行していく。

Netflix公式サイトより

今は亡き父から贈られた『怪盗紳士ルパン』に触発され、ルパンを“生きる道”に選んだ男の復讐劇。

といっても泥臭さはなく、優雅なフランスの街並みやファッション、BGM、洗練されたアクションなど全体的にオシャレ。

父の死の真相が徐々に明らかになっていくミステリアスなストーリーに加え、モーリス・ルブランの小説を現代風に再現した鮮やかな盗みの手口にセンスのよさが光る、フランス発のミステリードラマです。

現代のルパンを演じたオマール・シーが最高にスマートでカッコいい! ルーヴル美術館から“王妃の首飾り”を盗む第1話は、警察どころか視聴者も出し抜くどんでん返しが爽快。必見です。

作品概要

  • 製作国:フランス(2021年)
  • 原題:Lupin
  • 脚本:ジョージ・ケイ/フランソワ・ウザン
  • 監督:ルイ・ルテリエ

あらすじ

少年時代、理不尽な事件によって家族を失ったアサンは、過去の因縁と借金にかたをつけるため首飾りの窃盗を企む。だが事態は思わぬ方向に転がり出す。

Netflix公式サイトより

予告動画

登場人物(キャスト)

主要人物

アサン・ディオプ(オマール・シー)
盗みのプロ。怪盗アルセーヌ・ルパンに心酔している。セネガル出身で、14歳の時に父親が窃盗の罪を着せられて自殺し、天涯孤独に。事件の真相を突き止めるため、ルーヴル美術館の“王妃の首飾り”を盗み出す。別居中の妻クレールと息子ラウールを大切に思っている。

ババカール・ディオプ(Fargass Assandé)
25年前に死んだアサンの父。資産家のペレグリニの運転手として雇われるが、“王妃の首飾り”を盗んだ罪で逮捕され、獄中で自殺する。アサンに『怪盗紳士ルパン』の本を残す。

ベンジャマン(Antoine Gouy)
アサンの親友であり協力者。学生時代、いじめられていたアサンを助けたのがきっかけで仲良くなった。現在はアンティークショップを経営しながら、アサンの仕事にも協力している。

アサンの家族

クレール(リュディヴィーヌ・サニエ)
アサンの妻。アサンとは学生時代に知り合い、意気投合して恋仲になった。現在は息子のラウールと2人暮らし。アサンが犯罪を繰り返していることに気づいており、足を洗ってほしいと思っている。

ラウール(Etan Simon)
アサンの一人息子。アサンから『怪盗紳士ルパン』の本を譲り受ける。

ペレグリニ家

ペレグリニ(Hervé Pierre)
大富豪。アサンの父ババカールの雇い主。使用人を見下し、傲慢な態度で接する。25年前、金庫の中の“王妃の首飾り”を盗んだとしてババカールを警察に突き出した。

アンヌ・ペレグリニ(ニコール・ガルシア)
ペレグリニの妻。使用人のババカールを誠実な人物と見て信頼し、書斎の本を譲るなど優しく接していた。現在は夫と離れて暮らしている。

ジュリエット・ペレグリニ(クロチルド・エム)
ペレグリニの娘。アサンとは微妙な関係。ペレグリニ財団設立のため、“王妃の首飾り”をオークションにかける。

警察

ゲディラ(Soufiane Guerrab)
捜査官。ルーヴルの事件を担当する。犯人がモーリス・ルブランの小説アルセーヌ・ルパンを模倣していることに気づくが、誰にも取り合ってもらえない。

ロジエ(ヴィンセント・ロンデス)
警部。ルーヴルの事件を担当する。事件発生直後に犯人と思われる“ポール・セルニーヌ”に会っているが、記憶はあやふや。ゲディラの「ルパン模倣説」を笑い飛ばす。

ガブリエル・デュモン(Johann Dionnet)
警視。25年前の首飾り窃盗事件を担当し、ババカールを逮捕した捜査官。ババカールの死後、アサンを施設に送り、ときどき面会に来て励ましていた。

各話のあらすじ(ネタバレ有)

アサンは“ルイス・ペレンナ”としてルーヴル美術館の清掃員として働いている。別居中の妻クレールはアサンが“よくないこと”を企んでいるのを見抜くが、アサンは「足を洗った」と言い張る。
アサンは金貸しのヴァンサンら3人に「一生遊んで暮らせる金が手に入る」と持ちかけ、ルーヴル美術館から“王妃の首飾り”を盗む計画を立てる。
実はその首飾りは、25年前にアサンの父ババカールが雇い主のペレグリニから盗んだとされていたものだった。ババカールは無実を訴えるも信じてもらえず、捜査官のデュモンに逮捕されて刑務所に入れられ、獄中で首吊り自殺を図って死んだのだった。
オークション当日、アサンは金持ちのポール・セルニーヌという男に扮して競売に参加する。6000万ユーロで“王妃の首飾り”を落札したアサンだったが、ヴァンサンたちに裏切られ、首飾りを奪われてしまう。
だがすべてはアサンの計画通りだった。2週間前、ニュースで“王妃の首飾り”が競売にかけられることを知ったアサンは今回の犯行を計画。友人のベンジャマンに模造品制作を依頼し、ヴァンサンに奪われる直前に本物とすり替えたのだ。
アサンは清掃員としてルーヴル美術館に戻ると、ゴミ箱から本物の首飾りを回収。ゴミ袋に入れてX線検査をすり抜け、館外へ持ち出す。
捜査官のゲディラは、今回の事件の内容が小説アルセーヌ・ルパンシリーズに登場する事件にそっくりだと気づく。
死んだ父ババカールは、ペレグリニの書斎から1冊だけ選んでもいいとペレグリニの妻アンヌに言われ、『怪盗紳士ルパン』を選んでいた。ババカールの死後、アサンは誕生日プレゼントとして用意されていた本を見つけ、以来ルパンは彼の財産であり生きる道となった。
アサンは父から贈られた『怪盗紳士ルパン』を息子のラウールにプレゼントする。

ベンジャマンは“王妃の首飾り”を鑑定し、一度も分解されていないことを確認する。父ババカールの無実を確信するアサンだったが、ペレグリニの娘ジュリエットから父が盗みを自白していたことを聞かされる。
父を失った16歳のアサンは天涯孤独の身となり、施設に入れられた。捜査官のデュモンから渡された父の手紙には、「首飾りを盗んだのは私だ。許してくれ」と書かれていた。だが手紙を読み返したアサンは、父が間違えるはずのないスペルミスに気づく。それはcomet(犯す)とbiblioteques(図書館)だった。
父が収監された刑務所には、コメ(comet)という図書館員がいた。アサンはコメに話を聞くため自分によく似た囚人の一人とすり替わり、刑務所に潜入。わざと負傷して診察室に泊まり、病床にいるコメに接触する。
アサンはコメが父から預かったというルパンの本を入手。印の付いた文字をつなぎ合わせると、“私は無実だ”“罠にかけたのはアンヌ・ペレグリニ”という文章になっていた。
アサンは診察室から盗んだ薬とバスケットゴールの網を使って首を吊ったと見せかけ、遺体に扮して刑務所を脱獄する。
再会したアンヌ・ペレグリニは、ババカールが減刑になると信じ、自白調書に署名させたことを打ち明ける。だが実際には減刑にならず、厳しい判決が下されたという。減刑を約束し、彼女に説得するよう助言したのはデュモン捜査官だった。
アンヌは孤児となったアサンに責任を感じ、密かに匿名で支援していたことを告げる。アサンは彼女の支援で国内有数の私立校に進学することができ、そこでベンジャマンと出会ったのだった。
アサンはコメとの約束を守るため、彼の妻の家に侵入し、宝石を置いて帰る。
捜査官のゲディラは、首飾り事件の犯人が使った偽名「ポール・セルニーヌ」と「ルイス・ペレンナ」が「アルセーヌ・ルパン」のアナグラムになっていることに気づく。

アサンはデュモンを監視し、彼が警視に出世して裕福な生活を送っていることを知る。市庁舎を訪問中のデュモンを拉致したアサンは、彼を地下室に監禁して25年前の事件について追及する。
1995年。首飾り盗難事件を担当したデュモンは、事件の直前にペレグリニが保険金を増額していることに疑問を抱く。ババカールには事件当日のアリバイがあり、金庫の指紋は誰かが細工したものだということも判明する。
彼は無実だと告げるデュモンに、ペレグリニは出世と家族の身の危険をちらつかせ、アンヌを利用してババカールに自白させることを提案したのだった。
捜査官のゲディラは25年前の首飾り盗難事件について調べ、捜査報告書のページが抜けていることに気づく。そこへデュモン警視が拉致されたという知らせが入り、ロジエ警部とともに警視の居場所を捜索。アルセーヌ・ルパンの小説を思い出し、市庁舎の地下だとひらめく。
ロジエ警部たちによって発見されたデュモンは、帰宅するとペレグリニに電話する。妻と再会し無事を喜び合うが、スマートスピーカーがなぜかさっきの電話の会話を再生し、動揺したデュモンはスピーカーを叩き壊す。

アサンはペレグリニ邸にドローンを潜入させ、「逃がさない」というメッセージを送る。
デュモンを脅してファビエンヌ・ベリオという記者の存在を聞き出したアサンは、同じ目的を持つファビエンヌに会いに行き、協力を持ちかける。
彼女はかつてペレグリニの罪を暴こうとしたが、やり手の弁護団に告発されて業界から追放され、現在は隠遁生活を送っていた。アサンの申し出を一度は断るファビエンヌだったが、「あなたの言葉で力が湧いた」と復讐に手を貸すことを決める。
捜査官のゲディラは、ルーヴルで首飾りを盗んだ犯人が警視を拉致した人物であり、アルセーヌ・ルパンから着想を得ていると確信。作成したモンタージュを見たデュモン警視が動揺するのを見て疑念を抱くが、捜査から外されてしまう。
アサンは変装してファビエンヌの以前の勤め先〈ロブジェクター〉に潜り込み、重要な証拠となるビデオテープを持ち出すことに成功。それは1996年にペレグリニが武器の密売人と行った会合の様子を撮影した映像で、ペレグリニから武器を購入した密売人は、その後フランス大使館を爆破していた。
アサンは“サルヴァトール813”というアカウントでTwitterに映像の一部を流布。たちまち拡散され、ペレグリニは記者会見を開いて弁明する事態となる。会見に出席したファビエンヌはペレグリニに質問を浴びせ、一矢を報いる。
アサンは老人に変装し、200万人が視聴するネット番組に出演。映像をすべて公開しようとするが、番組はペレグリニに買収され、映像は肝心の部分がカットされていた。
ペレグリニは娘のジュリエットから“サルヴァトール813”の正体がババカールの息子アサンだと聞かされ、手下をファビエンヌのもとに送り込む。アサンの居場所を教えるよう手下に脅されるファビエンヌだったが、拒絶した結果殺されてしまう。
アサンはファビエンヌの家で遺体を発見し、「あなたと一緒に戦う」というファビエンヌのメッセージを受け取る。
番組を見たゲディラは、“サルヴァトール813”がルーヴルで首飾りを盗んだ犯人だと気づく。

息子ラウールの誕生日を祝うため、アサンは妻クレールを誘って3人で『奇岩城』の舞台となったエトルタに出かける。電車の中でペレグリニの手下に尾行されていることに気づいたアサンは、ロジエ警部にメールを送り、ベージュのコートを着てル・アーヴル駅へ向かっていることを伝える。駅に降りたペレグリニの手下は、待ち受けていた警官たちに拘束される。
クレールはアサンがいつものように隠し事をしていることに気づき、心を痛める。2006年、クレールはアサンの子供を妊娠するが、秘密の多い彼との関係を続けることに疲れ、愛情を疑い始めていた。だが妊娠を知ったアサンは心から喜び、モーリス・ルブランの誕生日と同じ12月11日に生まれてくる子供に“ラウール”という名前を付けたのだった。
エトルタに到着した3人は観光を楽しむ。何があったのか問い詰めるクレールに、「すべて終わったら話す」と答えるアサン。だが2人が話している間にラウールが姿を消し、行方不明になる。
ペレグリニの手下はすぐに釈放される。誤認逮捕したことで、ロジエ警部はデュモン警視に叱責される。尋問もせずに釈放したことを怪しむロジエ警部。
ラウールはペレグリニの手下に拉致される。そうとは知らず、ラウールを捜し続けるアサン。そこへゲディラが現れ、「ルパン?」と声を掛ける。

感想(ネタバレ有)

ルパンとアサンの共通点

ルパンシリーズは読んでないけど、面白かったです。復讐劇やコンゲームの要素もあって、その点でもわたし好みのドラマでした。

主人公アサンは一見ルパンのイメージではないけど、手先が器用で屈強な肉体の持ち主であるところとか、ところどころ本家ルパンを思わせる演出があるんですよね。それを見つけるのも楽しかったです。得意の変装もそう。

ルパンは変装の名人だけど、アニメで見られるような完全な変身ではなく、主にメイクや服装、表情、しぐさなどを変えることで別人になりきる、というのが特徴。アサンの変装もそれにならっていましたよね。

アサンが息子につけた「ラウール」という名前は、ルパンの幼名。アサンが使った偽名「ルイス・ペレンナ」と「ポール・セルニーヌ」は、実際に小説の中でルパンが使っている偽名(アルセーヌ・ルパンのアナグラム)。

ルパンの父親が獄死しているという設定はアサン自身と重なりますし、アサンの父が逮捕されるきっかけとなった“王妃の首飾り”事件は、ルパンの「王妃の首飾り」という作品を下敷きにしていると思われます。

さらに、アサンが動画を拡散したTwitterのアカウント「サルヴァトール813」は、1910年に発表された『8・1・3』という作品からとったのだと思う。

わたしは小説を読んでないので、これらはネットで調べた薄っぺらい知識。小説を読んでいたら、たぶんもっと多くの共通項を見つけられると思います。

続きはパート2で

エピソードは2部構成で10話完結、というちょっと特殊な構成になっています。なので今回の5話はシーズン1ではなく「パート1」というくくり方。う~~ん?

5話のラストシーンは思いっきり「途中」なので、早めに続きを公開してほしいですね~。というか、なぜ10話まとめて公開しないんだろう…コロナの影響?

後半(パート2)は、アサンが父を陥れた宿敵ペレグリニとどんな方法で対決するのか気になるところ。

お父さんは本当に自殺だったんでしょうかね~? ペレグリニの手下がファビエンヌを殺したときのやり方を見ると、偽装だったとしか思えないのですが。

あとアサンとペレグリニの娘ジュリエットとの関係も謎です。第5話の回想シーンで2人が微妙な関係であることが明かされ、だいぶ戸惑いました。ジュリエット…アサンにぞっこんだったのね。

個人的にはルパンオタクのゲディラ捜査官が好きなので、彼とアサンの駆け引きとか頭脳戦が見たいです。

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