ネタバレ有「ホワイト・ドラゴン」全話あらすじ・感想・登場人物(キャスト)・予告動画

英国ドラマ「ホワイト・ドラゴン」あらすじキャスト

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海外ドラマ「ホワイト・ドラゴン」(全8話)についてまとめました。

香港に滞在する妻の事故死をきっかけに、妻の隠された生活と過去が明らかになっていく異色の英国サスペンス。IMDbの評価は6.4。

主人公ジョナを演じるのは「時空刑事1973 ライフ・オン・マーズ」などで知られる英国の人気俳優ジョン・シム。香港の夫デヴィッド役は映画「インファナル・アフェア」など数々のアジア映画でその名を馳せるアンソニー・ウォンが演じます。

作品概要

  • 放送局:BS11
  • 放送時間:2022年7月16日(土)から毎週土・日曜8:00~ ※7月17日、24日は休止
  • 製作国:英国(2018年)
  • 原題:STRANGERS/White Dragon
  • 脚本:マーク・デントン&ジョニー・ストックウッドほか
  • 監督:ポール・アンドリュー・ウィリアムズ 

あらすじ

ロンドンで大学教授として働くジョナに、妻のメーガンが香港で死亡したと緊急連絡が入った。妻の身元確認のため急いで香港に向かうジョナ。だがそこには妻の夫だと名乗るアジア人の男がいた。さらに明かされる妻の秘密とは…⁉真実を明らかにするため、行動に出るジョナは、次第に深い陰謀に巻き込まれる…。

AXNミステリー公式サイトより

予告動画

登場人物(キャスト)

※一部ネタバレを含みます

主要人物

ジョナ・マーレイ(ジョン・シム )
大学教授。ロンドン在住。香港に滞在する妻メーガンが死亡したという連絡を受け、急いで香港へ向かう。現地でメーガンの夫を名乗る男が現れ、妻の秘密を知って動揺する。

メーガン・ハリス(デヴラ・カーワン)
ジョナが3年前に結婚した妻。不動産ブローカー。数週間おきに香港に通っていた。香港で自動車事故に遭って死亡し、秘密を抱えていたことが明らかになる。

デヴィッド・チェン(アンソニー・ウォン)
メーガンのもうひとりの夫。元警察官。メーガンとは20年前に結婚している。数か月前、英国から戻ったメーガンの荷物からジョナのサインが入った本を見つけ、浮気に気付いた。現在は娘のラウと2人暮らしをしている。

ラウ・チェン(ケイティ・ラング)
メーガンとデヴィッドの娘。ゾウ・シャオドンに対する抗議活動を行っている。母親が二重生活を送っていたことを知ってショックを受ける。

イギリス領事館

サリー・ポーター(エミリア・フォックス)
イギリス領事館の職員。ジョナが香港で最初に会った女性。それ以降、たびたびジョナを助ける。婚約者のベンが領事館の機密情報を記者コーエンに売っていたことを知って憤るが、その直後ベンが謎の死を遂げる。

アーサー・バック(ティム・マッキナリー)
イギリス領事館の総領事。サリーの上司。ジョナの知らないところで、サリーとともにある計画を企てている。

香港警察

ダニエル・ツイ(トム・ウー)
香港警察の刑事。メーガンの事故を担当するが、真相を隠蔽すべく画策する。

フェリックス・チョン(Thomas Chaanhing)
香港警察の刑事。デヴィッドの元相棒で、メーガンとも友人だった。デヴィッドに協力し、メーガンの死について調べようとする。

ゾウ社

ゾウ・シャオドン(ケネス・ツァン)
大物経営者で、次の行政長官候補。低所得者向けの住宅建設予定地を高級リゾート地に変えようとして、非難が殺到している。

レイチェル・ハーグリーブズ(ラクエル・キャシディ)
ゾウ社の広報部長。ゾウの右腕で、実質的な経営者。コーエンの元妻でもある。メーガンとは同時期に香港に来た仲で、友達だった。

闇組織

カイ・ファン(ジェイソン・ウォン)
闇組織の一員。レザを使ってジョナの物を盗んだり、サリーを探ったりしている。メーガンの事故に関わっている?

チョイ・ファン(Peter Lau)
カイの父親。息子のカイに手を焼いている。

ファラズ・レザ(ライアン・マッケン)
パキスタン人の移民。カイに金で雇われてジョナのノートパソコンとパスポートを盗んだ。金を貯めて英国へ行こうと計画している。

そのほか

マイケル・コーエン(アンソニー・ヘイズ)
クロニクル紙の記者。メーガンの死を不審に思い、独自に調査している。サリーの婚約者ベンから情報を買っていた。元妻レイチェルと娘の親権を争っている。

ベン・トレス(クリスチャン・コントレラス)
サリーの婚約者。領事館の機密情報を記者のコーエンに売っていた。サリーがそれを知った直後に自殺する。

ベッキー(ケイ・アレクサンダー)
ラウが留置所で出会った女性。抗議活動を通してラウと親密な関係になる。実はある人物に脅されている。

エマ(ロザリンド・ハルステッド)
ジョナの妹。ジョナを心配しながら、ロンドンで帰りを待っている。

各話のあらすじ(ネタバレ有)

ロンドンで大学教授をしているジョナ・マーレイは、香港に滞在中の妻メーガンが事故死したという緊急連絡を受けて呆然とする。急いでロンドンを発ち、これまで一度も訪れたことがない香港へ向かうジョナ。
香港で領事館職員のサリー・ポーターと会い、メーガンの身元確認のため警察署を訪れたジョナは、そこでメーガンの夫だというデヴィッド・チェンと遭遇する。彼はメーガンと結婚して20年になるといい、数か月前からジョナの存在に気付いていたと話す。混乱するジョナに、デヴィッドは連絡先を手渡して立ち去る。
その夜、ホテルの部屋に泥棒が入り、ジョナのノートパソコンとパスポートが盗まれてしまう。個人的に狙われたと主張するジョナだったが、警察は観光客狙いの泥棒だと相手にしない。
デヴィッドの娘ラウは、大物経営者で次の行政長官候補であるゾウ・シャオドンへの抗議活動に没入していた。記者のマイケル・コーエンから「母親のことで情報交換したい」と連絡を受けるが、父を失職させたコーエンを恨むラウは拒絶する。
ラウからコーエンが嗅ぎ回っていると聞かされたデヴィッドは、コーエンの会社に押しかけ、この件から手を引けと脅す。
ジョナはサリーのサポートで臨時の渡航書を受け取るが、すぐには帰国せず滞在を延ばすことを決める。携帯電話の留守電にはメーガンが死の直前に残したメッセージと、事故直後の銃声が入っていた。

ジョナは警察へ行き、メーガンが死の直前に残したメッセージに銃声が入っていることを担当刑事のツイに知らせる。だがツイは遺体に銃痕はなかったと言う。音声を分析させるというツイに、ジョナは携帯を預ける。
サリーは次期行政長官候補であるシバオのスキャンダル記事を読み、領事館の機密情報が漏れていることに気付く。記者に情報を売ったのはサリーの婚約者ベンだった。それを知ったサリーはベンと距離を置き、彼はその間にバスルームで死亡する。
ベンの携帯には記者コーエンからの着信が何度も入っており、コーエンに電話してベンが死んだことを告げると「会って話がしたい」という。
ジョナはホテルを訪ねてきたラウと会い、メーガンに娘がいたことを知って狼狽する。ジョナからメーガンが撃たれた疑いがあると聞かされたデヴィッドは、元同僚の刑事に頼んで遺体を確認させてもらおうとするが、メーガンの遺体は安置室から消えていた。さらに、ジョナのもとに戻ってきた携帯の音声は銃声が消されており、ツイは「聞き間違い」だと説明する。
警察は信用できないと判断したジョナは、メーガンのメッセージにあった「彼女に会えばわかる」という言葉がラウを指していると考え、ラウに協力を求める。彼女によれば、ポトイオ・ベイで夕日を見ることはできず、同じ名前の食堂があるという。ラウの案内で食堂を訪ねたジョナは、2階の部屋でメーガンとラウの米国籍のパスポートを見つける。
デヴィッドはメーガンの遺体を解剖した医師アレンを見つけ出し、メーガンが撃たれていたことを確かめる。

ラウから話を聞いたデヴィッドは、メーガンが使っていたポトイオ・ベイの部屋を訪ねる。そしてジョナに解剖医が買収されていたことや、メーガンの遺体の胸部に銃創があったことを伝える。ジョナはメーガンが自分とラウのパスポートだけを用意していたことを不審に思い、デヴィッドに確かめるが、彼は何も知らないと言う。
部屋にあったパソコンを調べると、メーガンが事故の30分前に車内から撮影した写真が見つかる。そこには事故を起こしたゴミ収集車が写っていた。
一方、サリーは記者のコーエンと会い、婚約者のベンがメーガンと会っていたことを知らされる。コーエンは2人の死を怪しみ、ベンの自殺は偽装ではないかと考えていた。帰り道、サリーはレザに捕まり、英国行きのビザと引き換えにベンに関する情報を渡すと告げられる。
ジョナとデヴィッドは沙田(シャティン)ゴミ集積所を訪ね、事故を起こしたゴミ収集車を見つけ出す。監視カメラの映像には、闇組織の一員カイ・ファンが映っていた。
デヴィッドを信用していたジョナだったが、彼が闇組織と繋がる汚職警官だと知り、メーガン殺害に関わっているのではと疑い始める。
ラウは抗議活動を通してベッキーとの絆を深めていくが、そのベッキーのもとには彼女を脅迫する不審なメッセージが届き始める。

ジョナは総領事のアーサー・バックとともに有力者ゾウ・シャオドンの会社を訪ね、メーガンの件で協力を仰ごうとするが、即座に断られる。ゾウの部下レイチェルはメーガンと友達だったことを明かし、デヴィッドとは会わないほうがいいと忠告する。
ジョナは警察署を訪ね、刑事のツイからカイ・ファンとデヴィッドの関係について聞く。ファンは魚市場を牛耳る闇組織“三合会”の一員で、デヴィッドは彼から賄賂を受け取っていたという。ジョナはデヴィッドに会おうとするが、彼はマカオに向かっていた。
ラウは父親に内緒で弁護士のロビン・リュウに会いに行き、母メーガンが共同口座に膨大な金を残していたことを知らされる。さらにジョナからメーガンが殺されたと聞かされ、激しく動揺する。
サリーは記者のコーエンから、ベンが“三合会”に情報を売っていたことを聞く。レザに会いに行ったサリーは、渡航文書を手配する代わりに雇い主がベンに何をしたか聞き出すよう持ちかける。レザは雇い主に連絡し、「アクアルナ号」で会う約束をする。
デヴィッドの居場所を突き止めたジョナは、マカオのカジノへ向かう。デヴィッドはそこでカイ・ファンと会い、ハードディスクを渡していた。激怒したジョナはデヴィッドを罵倒し、店から追い出されてしまう。
ジョナは店の外でデヴィッドが出てくるのを待ち、タクシーで尾行する。そこへ、刑事のツイからメーガンの遺体が見つかったという知らせが入る。遺体は既に火葬されたという。
デヴィッドを追って「アクアルナ号」に辿り着いたジョナは、そこでレザの死体とデヴィッドを目撃する。「カイに嵌められた」と言うデヴィッドを押しのけ、警察に通報するジョナ。だが背後にいた何者かに殴られ、意識を失う。

通報を受けた警官が船に駆けつけ、ジョナは意識を取り戻す。だが死体も凶器の銃もデヴィッドも消えていた。ジョナは迎えに来たサリーとともに香港に戻るが、帰国を勧める彼女の言葉には従わず、船の借り主であるカイ・ファンを捜し出そうとする。
カイの居場所を突き止めたジョナは、彼の弟の結婚式に潜入し、パーティーの席でメーガンを殺した理由を問いただす。カイはジョナを殴って黙らせようとするが、その場にいたカイの父チョイが息子を警察に突き出す。
港でレザの遺体が見つかり、ジョナに殺人の容疑がかかる。無実の証拠がなく、このままでは起訴されると知らされたジョナは、デヴィッドの留守電に「真実を話してほしい」とメッセージを残す。それを聞いたデヴィッドは、ラウに置き手紙を残し、凶器の銃を持参して警察署に出頭する。
ジョナは留置所でデヴィッドと再会し、真相を聞く。デヴィッドはカイに証拠のハードディスクを突き付け、メーガンを殺した理由を聞き出そうとした。船で話すとカイに言われ、行くと死体があったという。デヴィッドは自分自身の潔白と、カイが「金で頼まれて殺した」と話していたことをジョナに告げる。
刑事のツイは「これ以上かばえない」とカイに告げ、レザ殺しを認めるよう促す。そしてメーガンとベンの件は誰にも言うな、と念を押す。

サリーはベッキーのバイト先を訪ね、彼女を脅してラウの所持品を持ってくるよう命じる。ベッキーがラウの部屋から盗んだのは、母親からもらったというネズミのぬいぐるみだった。
レザ殺害を認めたカイは雇い主の弁護士と会うが、口止め料の50万ドルを不服として追い返す。その数日後、カイは刑務所内で殺害される。
ジョナは無罪放免になり、デヴィッドもラウが保釈金を支払ったため釈放される。ラウからメーガンが500万ドルもの大金を残していたことを聞いた2人は、その金が事件と関係があると見て、メーガンの勤務先であるキャラド投資会社を訪ねる。
すると、500万ドルはメーガンが仲介した豪邸の手付金として、〈サード・エンパイア〉という会社から支払われていることが判明。ジョナが豪邸を見にいくと、そこにあったのは物置小屋だった。
〈サード・エンパイア〉の登記内容を調べたジョナとデヴィッドは、その会社が3日間しか存在していないダミー会社であることを知る。設立の証人欄にはメーガンの署名があり、代表者の名前はジャック・ベニテスだった。だがベニテスは6歳の少年で、彼の父親がゾウ・シャオドンの運転手だとわかる。
ジョナはサリーのもとを訪ね、メーガンが500万ドルを隠し口座で受け取っていたこと、その金の出所はゾウであることを話す。ゾウの資金洗浄に加担したメーガンは情報屋のベンに強請られ、2人は口封じのためにゾウに殺されたのだと。
サリーはベンについて問われ知らないふりをするが、携帯の待ち受け写真を見たジョナに関係を問われ、婚約者だと打ち明ける。ラウは帰宅途中、何者かに拉致される。

行方不明のラウを捜すデヴィッドとジョナは、秘密を握るベッキーを見つけ出し、彼女がサリーに脅されて協力していたことを知る。その頃サリーとアーサーは、密かに入手したラウとゾウのDNAをラボに持ち込み、鑑定を急がせていた。
ジョナはサリーからラウの居場所を聞き出そうとするが、彼女は何も知らないと言い張る。サリーのホテルの部屋を調べると、ラウの出生証明書と、メーガンとゾウが写っている写真が隠されていた。
真実を話すように迫るジョナたちに、サリーは20年前の事件について語り始める。メーガンはデヴィッドと結婚する前、ゾウに薬を盛られてレイプされ、領事館に相談していた。その音声記録を偶然発見したサリーは、ゾウに復讐すべきだとメーガンに持ちかけたのだった。
サリーの本当の目的はゾウの告発ではなく、彼の権力を利用して英国企業に有利な契約を獲得することだった。そのためにメーガンを利用し、ゾウを脅迫して口止め料の500万ドルを要求するよう仕向けたのだ。
ラウはメーガンとゾウの娘であり、ゾウの犯行の証でもあった。ラウを拉致したのはゾウだと確信したジョナとデヴィッドは、彼を追跡してラウの監禁場所を突き止める。
ゾウは部下にラウの殺害を命じるが、ジョナとデヴィッドがラウを救出。3人は廃墟から脱出するも、逃げる途中デヴィッドが射殺されてしまう。

ジョナとラウは領事館に保護を求め、身を寄せることに。警察が廃墟を調べるものの、デヴィッドの遺体は発見されず、デヴィッドを撃った男も見つからない。
ジョナは記者のコーエンを呼んで事件の真相を話し、ゾウを告発する記事を書いてほしいと頼む。執筆を承諾したコーエンは元妻のレイチェルに連絡し、明日のニュースでゾウが渦中の人となることを予告する。
翌朝、出勤したレイチェルはゾウの遺体を発見する。現場には自らの罪を告白する遺書が残されていた。アーサーに帰国を促されたジョナは荷物を取りにポトイオ・ベイへ向かい、建物が焼け落ちていることを知る。
ジョナは何かを見落としていると考え、ロンドンにいる妹エマにメーガンの部屋を調べて欲しいと頼む。するとメーガンが貸倉庫を借りていることがわかり、エマが倉庫を見に行くと「ポトイオ」と書かれたUSBが見つかる。
USBの中身を確認すると、そこにはメーガンがゾウと密会したときの映像が入っていた。ゾウが帰りがけに電話を受け、誰かと話すのを聞いたコーエンは、その電話の相手がレイチェルだと気付く。
デヴィッドを殺して逃亡中のコンラッド・デイヴィスが逮捕される。彼は問題処理の専門家で、雇い主はゾウではなくレイチェルだった。彼女はゾウがメーガンと密会したことを知り、不安要素を取り除くためにコンラッドを雇って問題を処理させたのだ。
コーエンはレイチェルに会い、USBを渡す代わりに娘の単独親権を渡すよう持ちかける。取引に応じたレイチェルだったが、コーエンによって録音された会話がジョナの手に渡り、レイチェルは逮捕される。アーサーもまた、サリーの告発によって警察の取り調べを受けることに。
デヴィッドの遺体が見つかり、ジョナは帰国前にラウと会う。メーガンにとって自分は現実逃避の相手だったのだと語るジョナ。デヴィッドに真実を打ち明けられず、隠し続けることに耐えられなかった彼女は、英国に来てジョナと会い、出直そうとしたのだと。
帰国したジョナは貸倉庫に残されていたメーガンの荷物の中から、自分宛の手紙を見つける。そこには「いつもあなたに救われてた」と書かれていた。

感想(ネタバレ有)

香港が舞台という、ちょっと変わったタイプの英国ドラマでした。

事故死した妻メーガンが抱えていた重大な秘密。それが2人の夫によって少しずつ暴かれていく、という見応えのあるストーリー。いろんな立場の人間が事件に関与していて、なかなか真相にたどり着けない入り組んだ構造も面白かったです。

デヴィッドが警察を解雇された事情も明らかになるのかと思っていたけど、最後まで何もなかったので、汚職(闇組織と繋がってた)は本当だったんでしょうね。ジョナと違って彼は無口なので、本当に必要最低限のことだけ話して逝ってしまったという感じです。

ラウがいちばん気の毒。2人の父親が暴走した結果、事件に巻き込まれていちばん被害を被ったのは彼女では。実の親も育ての親もみんな死んでしまって。真実を受け入れるだけでもしんどいのに…。

黒幕は予想外でした。事件の本筋とはまったく関係ないコーエンの親権問題がやたらと出てくるなぁ…とは思ってたんだけど、最後にそういう展開にもってくためだったんですね。