登場人物/キャスト
主要人物
エリザベス・オブ・ヨーク(リジー)/ジョディ・カマー
エリザベス・ウッドヴィルとエドワード4世の娘。ボズワースの戦いで戦死したリチャード3世を愛していたが、ヨーク家の再興のために宿敵ヘンリー7世との結婚を決意する。
ヘンリー7世/ジェイコブ・コリンズ=レヴィ
ボズワースの戦いでリチャード3世を破り、イングランド王として即位。国を安定させるため、ヨーク家の王女であるリジーと結婚する。当初はリジーを敵視していたが、しだいに歩み寄るようになる。
ヨーク派
エリザベス・ウッドヴィル/エシー・デイヴィス
前王妃。リジーの母で、亡きエドワード4世の妻。幼い息子を暗殺して王権を奪ったチューダー家を憎み、ブルゴーニュ公妃と手を組んで反乱を企てる。
セシリー・オブ・ヨーク(スキ・ウォーターハウス)
リジーの妹。王妃となった姉に対抗心を持ち、ヘンリー王におもねるようになる。
リチャード(パトリック・ギブソン)
リジーの弟。チューダー家が勝利した際、母の機転で身を隠し行方不明となっていた。のちに正当な王位継承者であることを主張し、ブルゴーニュ公妃とともに反乱を起こす。
マギー(レベッカ・ベンソン)
リジーのいとこ。亡きエドワード4世の弟・ジョージの娘。両親を喪い、王位継承権を持つ幼い弟とともに政権に翻弄される。
ウォリック伯テディ(アルバート・デ・ヨング)
マギーの弟。王位継承権を持つヨーク派最後の男子。10歳で幽閉の身となったため、年齢相応の知識や振る舞いを身につけられていない。
プルゴーニュ公妃マーガレット・オブ・ヨーク(ジョアンヌ・ウォーリー)
リジーの父・エドワード4世の妹で、リチャード3世の姉。義姉エリザベス・ウッドヴィルとともに、チューダー家への復讐とヨーク家の再興を狙う。
チューダー派
マーガレット・ボーフォート(ミシェル・フェアリー)
ヘンリー7世の母。息子をイングランド王に即位させるという悲願を成し遂げた後も、反乱を恐れてエリザベス・ウッドヴィルらヨーク家の動向に目を光らせる。
ジャスパー・チューダー(ヴィンセント・リーガン)
マーガレットの最初の夫エドマンド・チューダーの弟。ヘンリーの叔父で育ての親。ヘンリーを即位させるためにボズワースの戦いでともに戦った。マーガレットとは密かに想い合っている。
トマス・スタンリー(リチャード・ディレイン)
マーガレットの4番目の夫。ヘンリーの継父。エドワード4世の側近だったが、ボスワースの戦いでチューダー家に寝返った。抜け目なく立ち回る打算的な男。
リチャード・ポール(アンドリュー・ウィップ)
ウェールズの軍人。ヘンリー7世の従兄弟。ボズワースの戦いで片腕を失い、政略結婚によってマギーと夫となる。チューダー家に忠誠を誓いながらも、弟を案じるマギーに優しく寄り添う。
アーサー王太子(ビリー・バラット)
ヘンリー7世と王妃エリザベスの第1王子。“アーサー王伝説”にちなんで名付けられた。政権強化のため幼くしてスペイン王女キャサリンと婚約させられる。
ヘンリー王子(ウディ・ノーマン)
ヘンリー7世と王妃エリザベスの第2王子。のちのヘンリー8世。
イサベル(ロッシ・デ・パルマ)
カスティーリャ女王。欧州一の強国スペインを統治する女傑。同盟を望むイングランドに対し、反逆分子であるリチャードとウォリック伯テディの処刑を要求する。