WOWOW「名刺ゲーム」第3話あらすじ感想|あの人は共犯!Xの背後に謎の女

WOWOWドラマ「名刺ゲーム」

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WOWOWの連続ドラマ「名刺ゲーム」第3話のあらすじと感想です。

今回の回想シーンもよかった。過去2回同様、辛かったけど。
ラストの急展開、なんとなく予想はしてたけど、やっぱりですか。

第3話「マクラ?」のあらすじ

神田(堤真一)に残された時間は13分。最後に現れたC子(夏菜)の名刺を探す神田。C子は、大原マイカ(柳ゆり菜)のマネージャー・山本司だった。

マイカは、事務所からも見放されるほどの崖っぷちアイドルだった。マイカの人となりを知った司は、必死にマイカを売り込もうと努力する。

神田はボノボの情報をくれた司を気に入り、マイカを「ミステリースパイ」の特番に出演させる。番組をきっかけにマイカはブレイクし、喜ぶ司。

仕事のためと割り切って、神田と付き合い始めたマイカ。司はそれを知りながら、見て見ぬふりをする。その後、マイカがヤラセに協力したことが問題となり、マイカは司に相談もなくAV女優に転身してしまう。

神田は司に名刺を返し、司もまた謎の男Xに爆破される。神田は娘の美奈(大友花恋)を助け出すことに成功するが、美奈は「私の名刺は見つけられる?」と笑う。

第3話の感想

今回の話は、神田だけが悪いとは思えない内容でした。正直、神田よりも、マイカを期限切れの商品のように扱う事務所の社長?とか、出版社の担当者のほうが、よっぽどムカツク連中でした。

でもきっと、世の中にはこういう考えの人がウヨウヨいて(ここまであからさまではないにしても)、珍しくないんだろうな。

マイカは田舎に病気の母親と高校生の妹がいて、毎月6万円という少ない給料のうち5万円を仕送りにあてていました。性格は素直で明るく、前向き。そして努力家。

そんなマイカをなんとかしようと必死に売り込むと同時に、同じ女性としてマイカを守ろうとするマネージャーの苦悩。C子こと山本司を演じた夏菜さんの表情がよかったです。

とにかく売れるならどんなことでもする。そういう切羽詰まった状況の2人を利用する神田も最低だなとは思いますが、マイカもそこは線引きしないとダメでしょう。

神田は時間内に3人の名刺を返し、ゲーム終了……かと思いきや。

娘、共犯者だったかー!
ちょっと怪しいとは思ってたんですけどね。

さらに、謎の男Xの背後には、ラスボスらしき女性の影が見えてきました。誰なんですかね、この女性は。謎の男Xは、この女性に雇われて、役を演じているだけなんでしょうか?

あと、ここにきて気になり始めたのが、ディレクターの片山さんです。

過去3話、すべての回に登場してるんだけど、いつもいい人すぎるんだよね。ヤラセの責任を取って業界を去った後、神田についてどう思ってるのか、ひとことも語ってないのが不気味な感じ。

神田に恨みを持つ3人のことをどうやって調べたのかって考えると、神田の近くにいた人間から得た情報だとしか思えないんですよ。

次回は最終回。ついに謎の男Xの正体と、娘の目的、名刺ゲームの意味が明らかに?

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