WOWOW「不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」第3話・第4話ネタバレあらすじ感想

WOWOWドラマ「不発弾~ブラックマネーを操る男~」

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WOWOWの連続ドラマ「不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」第3話・第4話のあらすじと感想です。

過去と現在の古賀が同時進行で描かれ、徐々に繋がっていく構成が面白いです。
金融の話はチンプンカンプンですけども。

第3話・第4話のあらすじ

小堀弓子(黒木メイサ)は、今井(堀部圭亮)と共に古賀(椎名桔平)の郷里である大牟田へ向かう。古賀の妹・睦美(入山杏奈)は自殺、母親は交通事故死、さらに睦美と関係のあった地元の名士・荒井(渡辺哲)は莫大な損失を出したことを苦に自殺していた。
1989年。古賀良樹は、妹の睦美を死に追いやった荒井を顧客として取り込むことに成功。復讐の機会を淡々と狙っていた。そんな時、古賀は料亭で仲居として働いていた村田佐知子(原田知世)と出会う。父親とケンカをして家出同然に北海道から上京したという佐知子に、共鳴する古賀。
ある日、古賀はヘルマン証券の杉本匠(吉沢悠)から、中野(奥田瑛二)が会社を辞めてCBFS銀行の東京支店長になるという話を聞く。中野の決断を聞いて悩んだ古賀は、金融コンサルタントとして独立することを決意する。
古賀を怪しむ小堀は、佐知子をS(スパイ)として取り込むため、客になりすまして佐知子の店を訪ねる。

1990年。中野はCBFS銀行の東京支店長として派手な生活を送っていた。古賀は金融コンサルタント会社「コールプランニング」を立ち上げ、名前を良樹から遼に変更。株価急落により巨額損失を抱える顧客たちに、損失を補うための商品を売りつけていた。
三田電機の東田(宅麻伸)から二世議員の芦原恒三(葛山信吾)を紹介された古賀は、芦原からの情報を利用して取引を行うようになる。1997年、日系の金融機関が立て続けに潰れたことで、中野と古賀はますます利潤を得る。
2018年。小堀は古賀と中野の繋がりを掴み、中野が支店長を務めたCBFS銀行東京支店が1999年に免許取り消しになっていることを知る。かつて町工場を営んでいた小堀の父親は、融資をしてもらえるはずだった信金が巨額の特損を出したことで潰れ、心労が元で亡くなっていた。
大和新聞記者の小宮山(中林大樹) は、三田電機が原発子会社の減損を表面化させないために訴訟相手を買収するという情報を掴み記事を書くが、圧力により握りつぶされてしまう。納得がいかない小宮山は相楽(津嘉山正種)から小堀の名を聞き、会いに行く。

キャスト

古賀遼(良樹)……椎名桔平
小堀弓子……黒木メイサ
今井春彦……堀部圭亮
東田章三……宅麻伸
村田佐知子……原田知世
中野哲臣……奥田瑛二
古賀良樹(青年時代)……三浦貴大
古賀睦美……入山杏奈
岡田加津美……朝夏まなと
古賀良美……山口美也子
荒井勝利……渡辺哲
相楽優一郎……津嘉山正種

第3話と第4話の感想

徐々に過去の古賀と現在の古賀が繋がってきました。

それにしても金融の話は難しいですね。数字が苦手なわたしは、さっぱり頭に入ってこない。第3話で古賀と杉本と熊田が何を話しているのか、ほとんど理解不能でした。

荒井が残した遺書代わりのメモ「不発弾を背負って死ぬ」の意味も、説明を聞いてもよくわからない状態。

そういうところがわからない分、このドラマを深く楽しめていないようで残念です。たぶん詳しい人にはいろいろと思いあたることがあるんだろうなぁ。

あと小堀さん。彼女は純粋に、刑事の勘で古賀を追っているのかと思ってました。父親を死に追いやった人物の可能性を、古賀に見いだしていたんですね。

どうして無関係な人たちまで陥れようとするんだろう。2018年現在、荒井は既に死んでいて目的を果たしているのに、古賀は相変わらずえげつないことをし続けているんですよね。

もう今さら戻れないということなのか、それともまだ復讐は続いているのか。何も知らない佐知子がそれを知った時、どうするのかも気になるところです。

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