海外ドラマ「ホワイト・プリンセス エリザベス・オブ・ヨーク物語」(全8話)についてまとめました。
フィリッパ・グレゴリーの原作小説をドラマ化した「ホワイト・クイーン 白薔薇の女王」の続編です。IMDbの評価は7.6。
薔薇戦争終結後も激しい権力争いが続くイングランドを舞台に、1人の妻として母として強く生きた“ホワイト・プリンセス”の姿を描いた歴史ドラマ。
主役のエリザベス・オブ・ヨークを演じるのは、『13 サーティーン/誘拐事件ファイル』『キリング・イヴ/Killing Eve』のジョディ・カマー。
作品概要
- 放送局:チャンネル銀河
- 放送時間:2021年2月14日(日)から毎週日曜夜7:30~ ※2話連続放送
- 製作国:イギリス/アメリカ(2017年)
- 原題:The White Princess
- 原作:フィリッパ・グレゴリー『The White Princess』
あらすじ
後のチューダー朝創始者となるヘンリー7世と“ホワイト・プリンセス”エリザベス・オブ・ヨークの結婚により、ランカスター家とヨーク家は統一され、薔薇戦争は事実上終結した。しかし、残った不信感と敵対心、政治的な陰謀が、結婚と王国の両方を引き裂いていく。
チャンネル銀河公式サイトより
予告動画
時代背景
1485年のボズワースの戦いでヨーク家を破ったヘンリー・チューダーは、新王ヘンリー7世として即位。30年に及んだ薔薇戦争がようやく終わり、チューダー朝が始まります。
ヘンリー7世はヨーク家の王女エリザベスと結婚して、赤バラ(ランカスター家)と白バラ(ヨーク家)を組み合わせた、新たな紋章を作りました。
しかし、チューダー家に遺恨を抱くヨーク家の残党たちは、その後も王位の奪還を狙ってたびたび反乱を起こします。
このドラマは、宿敵ヘンリー7世に嫁ぐことになったヨーク家の王女エリザベスを主人公に、薔薇戦争直後の未だ揺れ動くイングランドを描いた物語です。
年代 | 出来事 |
---|---|
1455年 | 薔薇戦争が始まる |
1461年 | エドワード4世が即位(ヨーク朝始まる) |
1483年 | エドワード4世急死、エドワード5世即位(4月) リチャード3世即位(6月) |
1485年 | ボズワースの戦いでヘンリー・チューダーがリチャード3世に勝利 ヘンリー7世として即位(チューダー朝始まる) |
1486年 | ヘンリー7世とエリザベス・オブ・ヨークが結婚 |
1491年 | パーキン・ウォーベックの反乱 |
1492年 | スペインがグラナダを制圧し、レコンキスタが終結 コロンブスがアメリカ大陸に到達する |
1501年 | ヘンリー7世の長男アーサー王太子とキャサリン・オブ・アラゴンが結婚 |