ドラマ「ゴールデンカムイ」第1話ネタバレ感想|谷垣に受け継がれる二瓶鉄造の猟師魂

WOWOWドラマ「ゴールデンカムイ」あらすじ登場人物(キャスト)一覧

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WOWOWの連続ドラマ「ゴールデンカムイ-北海道刺青囚人争奪編-」第1話のあらすじと感想(ネタバレ有)です。

映画の続きをそのまま見ているようなクオリティで、圧倒されました。VFXも素晴らしかった。

エゾオオカミ、エゾシカ、ヒグマ、アイヌ犬と、動物たちが命懸けで戦うシーンがたくさん見られるエピソード。

レタㇻかっこよかった。リュウ可愛いかった。

第1話の演出は、映画版と同じく久保茂昭氏。エンディングテーマは映画版の主題歌でもあったACIDMANの「輝けるもの」でした。

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WOWOWドラマ「ゴールデンカムイ」あらすじ登場人物(キャスト)一覧 WOWOW「ゴールデンカムイ-北海道刺青囚人争奪編-」登場人物(キャスト)一覧・時代背景・用語解説

第1話「伝説の熊撃ち」あらすじ

日露戦争を生き残り、「不死身の杉元」と呼ばれた元軍人・杉元佐一(山﨑賢人)は、アイヌの少女・アシㇼパ(山田杏奈)とともに金塊のありかを示す暗号の刺青を彫られた脱獄囚たちを捜していた。

2人は山で鹿狩りを行うが、杉元は手負いの鹿に自分自身を重ね、仕留めることに躊躇してしまう。

アシㇼパは杉元の目の前で鹿にとどめを刺し、「鹿が生き抜いた価値は消えたりしない」と告げる。

一方、エゾオオカミのレタㇻに襲われて負傷した第七師団の谷垣(大谷亮平)は、「悪夢の熊撃ち」と呼ばれる伝説の猟師・二瓶鉄造(藤本隆宏)に助けられ、行動をともにしていた。

二瓶は最後のエゾオオカミを自分の手で仕留めたいと、レタㇻを追う。

秋田出身で元マタギの谷垣は、二瓶の猟師魂に触発されて自分の生き方を見直し、軍を抜けて故郷に戻り、マタギとしてやり直すことを決める。

谷垣と二瓶は、杉元とアシㇼパが仕留めた鹿の残骸を見つけ、レタㇻが再びこの場所にやってくることを見越して待ち伏せる。

だが頭のいいレタㇻは彼らの前に姿を見せようとしなかった。

杉元たちは、脱獄囚の1人で「脱獄王」の異名を持つ白石由竹(矢本悠馬)から、自分たちを追ってくる二瓶鉄造が脱獄囚の1人であることを聞かされる。

二瓶がレタㇻを狙っていると知ったアシㇼパは、レタㇻを守るために二瓶を捕まえようとする。

二瓶は獲物をかすめようとした連中を撲殺し、警察に捕まって網走監獄に送られたと谷垣に明かす。

脱獄したのは金のためではなく、山で死にたいからだという二瓶。

二瓶と谷垣はレタㇻをおびき出すための罠をしかけるが、アシㇼパに邪魔をされる。

アシㇼパが谷垣に捕まり、杉元と白石は二瓶に拘束される。

谷垣はアシㇼパを連れてその場を離れるが、アマッポ(アイヌの仕掛け弓)にかかって毒矢を足に受けてしまう。

アシㇼパは谷垣を救うため、その場で傷口の周りの肉をえぐり取る。

そこへ二瓶が現れ、レタㇻをおびき出すためにアシㇼパを連れて行く。

レタㇻはアシㇼパを助けるために正面から二瓶に襲いかかるが、二瓶の銃がレタㇻの頭部を狙う。

その直後、二瓶の背後から雌のエゾオオカミが飛びかかり、二瓶の首筋を噛みちぎる。

〝つがい〟だったことを知った二瓶は、「やっぱり女は恐ろしい」と言い残して息を引き取る。

杉元と白石が追いつき、アシㇼパを助ける。遠くにオオカミの子どもたちが現れ、レタㇻと雌オオカミは去っていく。

谷垣は、熊を成仏させるためのマタギの唱え言葉「コレヨリノチノ ヨニウマレテ ヨイオトキケ」を二瓶の遺体に唱える。

杉元とアシㇼパ、白石の3人は、怪我をした谷垣をコタンへ運び、傷の手当をする。

谷垣は、〝のっぺらぼう〟が奪った金塊は200貫ではなく、2万貫(現代に置き換えると8000億円の価値)だと告げる。

鶴見中尉(玉木宏)率いる第七師団が持っている刺青人皮は1枚、土方一味が持っているのは2枚。

杉元たちはそれよりも多い4枚を手にしていたが、暗号を解くには第七師団や土方たちが持っている刺青を奪い取らなければならなかった。

第1話の感想

すべて本物の雪山での撮影。映画版でも思ったけど、雪景色の迫力がすごい!

WOWOWオンデマンドで公開された「ゴールデンカムイの舞台裏ッ!!」を見ると、第1話の撮影中に最強寒波が到来したらしく、メイク道具も凍ってしまうほどの極寒だったとか。

吹雪の中でも、演者さんたちが震えたりこわばったりしないで熱演しているのが本当にすごい。おかげで何も考えずにストーリーに没入できました。

オオカミ好きのわたしとしては、レタㇻが出てくるだけで癒やされました。子どものオオカミたちは、一瞬本物かと思ってしまったほど。

レタㇻが家族とともに立ち去るところは特に好きなシーン。アシㇼパさんとの別れのシーンでもあり、格別に美しさかったです。

二瓶と谷垣のコンビ(&リュウ)も、イメージ通りでとても良かった。

インタビューで、藤本隆宏さんと大谷亮平さんが、お互いに「気が合って楽しかった」と話していたのが印象的で、画面からもなんとなく伝わってきた感じ。

谷垣にとって二瓶は、これから先もずっと心の支えになる人物。そういう意味でも大事な回でした。

このあと、谷垣が二瓶の形見の村田銃で第七師団とやり合うエピソードがあるので、そちらもとても楽しみです。

次回は萩原聖人さん演じる辺見和雄が登場。めっちゃ楽しみ!

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