ネタバレ有「ザ・ハンター」全話あらすじ・キャスト・予告動画

北欧ドラマ「ザ・ハンター」あらすじキャスト

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

北欧ドラマ「ザ・ハンター」(全6話)についてまとめました。

スウェーデン最北部に位置するノールランド地方を舞台に、そこで暮らす元警察官エーリクがある疑惑の真相究明に挑むサスペンスドラマ。2021年にはシーズン2も製作されました。IMDbの評価は7.4。

1996年と2011年に作られた映画のドラマ版で、これらを手掛けたビョルン・カールストロームが脚本・製作を担当。主演は映画「幸せなひとりぼっち」で偏屈な主人公を演じたロルフ・ラッスゴード。

第1話の終盤で早々に犯人が明かされ、どういう展開になるのかと思っていたら…。最後までハラハラさせられました。

作品概要

  • 放送局:WOWOW
  • 放送時間:2023年6月12日(月)から毎週月曜23:00~ほか
  • 製作国:スウェーデン(2018年)
  • 原題:Jägarna
  • 脚本・製作:ビョルン・カールストローム
  • 監督:イェンス・ヨンソン

あらすじ

スウェーデンの首都ストックホルムで警察官をしていたエーリクは退職後、故郷ノールランド地方に戻る。鉱物採掘会社を経営するマルクスは南アフリカの企業と大きな投資計画を始めていて、町をよみがえらせるべく奔走していた。そんなマルクスは環境保護活動家らしき人物に襲われ、自身に迫る危険を感じていた。エーリクはマルクスから依頼を受け、彼を警護するようになるが、マルクスが実は殺人犯ではないかと疑い出す。
マルクスに殺人疑惑があると明らかにすることは、町の再生をつぶすことになる……。悩んだエーリクだったが真相究明へと動き出す。一方、エーリクを尊敬するそのおいで見習い警察官のペーテルは、捜査を手伝うかどうか心が揺れる。やがてエーリクに殺人容疑が掛かり、ペーテルは激しく動揺。果たして一連の事件は暴かれるのだろうか、それとも……?

WOWOW公式サイトより

予告動画

登場人物(キャスト)

※第2話までのネタバレを含みます

主要人物

エーリク・ベックスットレーム(ロルフ・ラッスゴード)
元警察官。退職後、ストックホルムから故郷ノールランド地方に戻り、人里離れた山小屋で愛犬のベッラとともに静かに暮らしている。町の人々との交流を避けていたが、採掘会社を経営するマルクスと出会い、彼の志に賛同して警備を引き受けることに。だがマルクスがヨハンネス殺害に関わっていることに気づき、独自に捜査を始める。

ペーテル(ヨハン・マレニウス・ノールダル)
地元の見習い警察官。伯父のエーリクを尊敬している。ヨハンネスの死に不審な点を見つけ、ただのひき逃げ事故ではないと考えてエーリクに意見を求める。上司とエーリクとの間で苦しい立場に置かれる。

ノース・ウルフ・マイニング

マルクス・リンドマルク(ペッレ・ヘイッキラ)
鉱物採掘会社ノース・ウルフ・マイニングを経営する地元の名士。鉱山から金が見つかり、採掘ビジネスで町を再生させるべく南アフリカの大企業と巨額の投資計画を進めている。環境破壊を懸念するヨハンネスと意見が対立し、ある夜、彼を殺害してしまう。

カール・リンドマルク(Sampo Sarkola)
マルクスの兄。会社の幹部で、マルクスとともに金の採掘ビジネスを進めている。ヨハンネス殺害に加担し、その現実から目をそむけるために酒とクスリに溺れるようになる。

ヨハンネス・フレスク(Mikael Ersson)
マルクスとカールの同僚。マルクスたちが水質汚染の可能性を隠したまま開山しようとしていることに反対し、その事実を公表しようとしてマルクスに殺されてしまう。

トルド(Pasi Haapala)
マルクスに雇われた用心棒。マルクスの犯行を隠蔽する。

警察

サンナ・エステルグレーン(イーア・ラングハンマル)
警察署長。警察を辞めたエーリクが捜査に口を出すことをよく思っていない。

リカルドソン(ヨハネス・クンケ)
警察官。ペーテルの指導係。ペーテルがエーリクの言うことばかり聞くのが面白くない。

そのほか

カーリン(アニカ・ノディン)
エーリクの妹で、ペーテルの母。夫のカールが再び酒とクスリに手を出すようになり、何かあったのではないかと勘ぐる。

リサ(カロリン・ヨハンソン・クフムネン)
ペーテルの妻。食堂を経営している。家を建てるため、マルクスに金を借りる。

ランヒルド(アンナ・アスカラーテ)
エーリクの旧友。学生時代、エーリクに恋をしていた。故郷に戻ってきたエーリクと再会し、親密になる。

ヴィクトリア(マリン・ブスカ)
ヨハンネスの妻。会社へ行くと言ったきり帰ってこない夫を心配し、警察に届ける。

ティナ・マキ(Maja Långbacka)
記者。マルクスの事業をよく思っておらず、否定的な記事を書く。

アヤンダ(ジョゼッテ・サイモン)
南アフリカ・マイニングのCEO。マルクスたちの鉱山に興味を示す一方、先住民との対立を懸念している。

ベンヤミン・アブラハムソン(Albin Grenholm)
教会の管理人。マルクスを襲った犯人として指名手配される。父親の会社を買収し、自殺に追い込んだマルクスを憎んでいる。

各話のあらすじ(ネタバレ有)

警察を辞めたエーリクは故郷に戻り、愛犬のベッラと静かに暮らしていた。ある日、妹のカーリンが地元の名士マルクスを連れて訪ねてくる。採掘会社を経営するマルクスは金の採掘で町を再生させようとしていたが、環境活動家と思われる人物から嫌がらせや攻撃を受け、身の危険を感じていた。
マルクスから調査を頼まれるものの、町の人々との関わりを拒んで断るエーリク。だが甥で見習い警察官のペーテルに「見解を教えて」とせがまれ、エーリクは警察署を訪ねて「犯人は活動家じゃない」と告げる。署長のサンナはエーリクの介入を快く思わず、警察に任せるよう諭す。
マルクスは南アフリカの採掘会社と巨額の投資計画を進めていたが、先方は先住民との対立を懸念していた。同僚のヨハンネスは水質汚染の可能性を正直に話すべきだと主張するが、先住民の反対を恐れるマルクスと兄のカールは事実を隠蔽しようとする。
エーリクはマルクスを襲った犯人のアジトを突き止め、爆薬に関する本と大量の銃弾を発見する。ペーテルに調べさせ、ベンヤミンという若者が浮上する。エーリクはベンヤミンの家を訪ねるが、逃げられてしまう。ベンヤミンの部屋で手製爆弾の設計図を見つけるエーリク。
マルクスとカールが鉱山事務所でウェブ会議の準備をしていると、ヨハンネスがやってくる。ヨハンネスは2人が会議に出ている間に重要な書類を盗み、ひそかに事務所を出ていく。
会議の後、マルクスはヨハンネスが書類を持ち去ったことに気づき、車で彼の自転車を追う。帰る途中でマルクスに追いつかれ、問い詰められたヨハンネスは、水質汚染の可能性を公表すると言って背を向ける。マルクスはヨハンネスを車ではねる。
カールと用心棒のトルドが現場にかけつけ、マルクスと瀕死のヨハンネスを見つける。そこへ南アフリカの企業から着信が入る。前向きな返答をもらったマルクスは、まだ息のあるヨハンネスを自らの手で絶命させる。
翌朝、エーリクは鉱山事務所を訪れ、マルクスに「助けが必要なら力になる」と伝える。

ヨハンネス殺害を隠蔽するため、トルドは事故車を修理し、カールは着ていた服を自宅の庭で燃やす。カールが酒を飲んで帰ってきたことに気づいたカーリンは、彼がまた酒を飲み始めたことに怒り、激しく非難する。
エーリクは警備担当としてマルクスの会社に雇われることに。警察はマルクスを襲った犯人ベンヤミンが爆弾を作っていることを知り、マルクスに株主総会の延期を要請するが、マルクスはそれを拒否する。
マルクスはベンヤミンの父親の会社を買収したことをエーリクに話す。その結果、父親は自殺を図り、幼いベンヤミンがその遺体を発見したという。
ヨハンネスの妻ヴィクトリアが鉱山事務所を訪ねてくる。帰ってこない夫を心配する彼女のために、エーリクは防犯カメラの映像を確認する。映像には、ヨハンネスが昨夜6時20分に事務所に来て、15分後に出ていく様子が映っていた。
まもなくヨハンネスの遺体が発見される。ペーテルの指導係リカルドソンはひき逃げ事故だと判断するが、現場を見たペーテルは違和感を覚え、エーリクに相談する。
エーリクはヨハンネスのリュックサックが現場から見つかっていないことから、犯人が持ち去った可能性を指摘する。そして防犯カメラの映像を調べるよう助言する。
署長のサンナは、エーリクが同僚を裏切って警察を解雇されたことをペーテルに話す。ショックを受けたペーテルは、エーリクの家を訪ねて警察を辞めた経緯を問い詰める。
ストックホルムにいたとき、エーリクは終身刑になりそうな男を再調査し、彼が取調官から嘘の供述を強要されていたことを知った。エーリクの証言によって男は無実になったが、エーリク自身は仲間から“裏切り者”扱いされ、孤立し、警察にいられなくなったのだった。エーリクは「警察はそういう世界だ。逆らうとお前もそうなる」とペーテルに忠告する。
ヨハンネスが死んだ夜、マルクスは一晩中カールたちと鉱山事務所にいたと警察に話す。8時前に事務所が無人だったことを知るエーリクは、彼らがヨハンネス殺害に関与しているのではないかと疑い始める。
エーリクの学生時代の友人ランヒルドは、マルクスが町にとって重要な人物であり、彼の鉱山開発が町に希望を与えていると話す。
反対派のデモが行われる中、マルクスの会社の株主総会が開かれる。警察がまだ防犯カメラの映像を提出させていないことを知ったエーリクは、総会を抜け出して鉱山事務所へ向かう。
防犯カメラの映像を確認すると、ヨハンネスが出ていった後、マルクスが車を運転して彼の後を追う様子が映っていた。映像データをコピーするエーリクだったが、門の外にトルドが現れる。その直後、事務所に仕掛けられていた爆弾が爆発する。エーリクは爆発に巻き込まれ、気を失う。

病院で目を覚ましたエーリクのもとに、警察署長のサンナとリカルドソンが話を聞きに来る。彼らはベンヤミンが犯人だと決めつけ、エーリクの話に耳を貸さなかった。
エーリクは強引に退院し、ランヒルドとともにマルクスたちの熊狩に合流する。熊狩には視察に訪れていた南アフリカの採掘会社のCEOアヤンダたちも参加しており、マルクスは彼らと契約を結ぶために先住民との間に問題が生じていないことをアピールする。
ところがロッジに戻った一行を、ベンヤミンが襲撃する。警察が鉱山事務所の爆破犯人として自分を指名手配したと知り、報復に出たのだ。彼はマルクスの車にGPS発信器を取り付けて動きを探っていた。
襲撃のさなか、エーリクはマルクスを説得して自首させようとする。だが事業を成功させるためには犠牲もやむなしと考えるマルクスは、町の人々のために目をつぶれとエーリクに訴える。
ランヒルドがベンヤミンに拘束され、エーリクは彼女を救出するためにベンヤミンと交渉する。マルクスの車に取り付けたGPSのデータを使えば、彼を殺人罪で有罪にできると持ちかけるエーリク。
ベンヤミンはランヒルドを解放するが、トルドに襲われて拘束される。トルドは暴行と過失致死の前科がある凶暴な男だった。
エーリクはベンヤミンを救うため無線を使ってペーテルに助けを求めるが、その会話をリカルドソンに聞かれてしまい、ペーテルは彼の指示に従うことに。
トルドは証拠隠滅のためにエーリクを銃殺しようとする。それを阻止しようと銃を向けるエーリクだったが、そこへペーテルとリカルドソンが現れ、トルドが正当防衛を装ってベンヤミンを撃ち殺してしまう。
アヤンダはマルクスの会社と契約することを決め、マルクスたちは祝杯をあげる。

マルクスが殺人犯だと発言したことで、エーリクは町の人々から嫌われ、孤立してしまう。ランヒルドはエーリクの言葉を信じるも、町の再生のためにこのまま黙っていてほしいと頼む。
カールは弟の殺人を隠蔽し続ける罪悪感に耐えきれず、酒とクスリで紛らわせようとする。精神状態が不安定になり、暴力をふるうカールを見て、事件への関与を疑い始めるカーリン。カールは家を追い出され、マルクスの家に身を寄せる。
マルクスは「ベンヤミンがシステムに侵入して機密情報を盗んだ」と嘘をつき、リカルドソンにベンヤミンのパソコンを持ってきてくれと頼む。リカルドソンがベンヤミンの家を訪ねると、エーリクがパソコンを持ち去ろうとしているところだった。
リカルドソンにパソコンを奪われたエーリクは、彼を尾行してマルクスに手渡されたことを知る。マルクスの外出中に家に侵入し、パソコンを盗み出すエーリクだったが、酩酊状態のカールに見つかって襲いかかられる。エーリクは身を守るために反撃し、カールに重傷を負わせてしまう。
エーリクの逃走後に現場にかけつけた警察署長のサンナは、薬物絡みの事件と推測。ペーテルは事件現場でエーリクの持ち物を見つけ、密かに持ち去る。
エーリクが帰宅すると、何も知らないカーリンが待っていた。エーリクの傷の手当をしながら、カールを救うには真実を明らかにするしかない、と告げるカーリン。
カールを襲った犯人がエーリクだと気づいたペーテルは、エーリクの家を訪ねて自首を勧める。だがエーリクはマルクスの罪を暴くまで待ってくれ、と頼む。

警察署にベンヤミンのパソコンが届く。GPS発信器のデータから、ヨハンネスの死亡時にマルクスの車が現場近くにあったことが判明し、警察はマルクスの車を押収して調べる。
事情聴取に呼ばれたマルクスは、事件への関与を否定。しかし、ヨハンネスの自転車にマルクスの車の塗料が付着していた理由を問われると、供述を変更する。酒を飲んだカールが車を運転してヨハンネスをはね、自分は兄を守るために隠蔽工作をしたというのだ。署長のサンナはマルクスの供述を信用し、釈放する。
リカルドソンは入院中のカールから話を聞くため病院を訪ね、見舞いに来ていたマルクスと会う。兄を守ろうとしたマルクスの立場を理解し、同情するリカルドソン。
カールの容態が急変し、死亡する。カーリンはショックを受け、カールを襲った犯人がエーリクであることをマルクスに告げて謝罪する。
サンナはマルクスの供述に違和感を覚え、ペーテルとリカルドソンに意見を求める。ペーテルは、事件の夜にマルクスがヨハンネスを追うところが防犯カメラに映っており、その映像をエーリクが確認している、とサンナに話す。
エーリクはカールの命を奪った罪を償うため自殺を図ろうとするが、サンナからの電話で警察署に呼び出される。だがエーリクが家を出ようとするとリカルドソンが現れ、エーリクに手錠をかけて警察車両に乗せる。
トルドはマルクスの指示で、エーリクの逃亡を偽装するために彼の家から荷物を運び出し、リカルドソンからエーリクを引き取って森に連れ込む。
その頃、カーリンはカールの病室の枕に血痕が付着していることに気づく。カールの首に注射を打って殺害したのはマルクスだった。

エーリクの家を訪ねたペーテルは、荷物がなくなっているのを見て愕然とする。だが警察車両のシートの隙間にエーリクが残した手がかりを見つけ、逃亡したのではないことに気づく。
リカルドソンを怪しんだペーテルは彼を問い詰めるが、殴られて証拠を奪われてしまう。署長のサンナはペーテルがエーリクをかばっているというリカルドソンの言葉を信じ、ペーテルに銃とバッジを返すよう命じる。
トルドはエーリクが財布を持っていないことを知り、リカルドソンに指示してエーリクの家から財布を盗み出させる。トルドに殺されそうになるエーリクだったが、隙をついて逃げ出すことに成功。トルドはマルクスやリカルドソンを呼び、エーリクを捜す。
リカルドソンは、マルクスがエーリクを殺すつもりだと知り、エーリクに銃を渡して見逃す。マルクスと対峙したエーリクは争った末に採掘坑に落ち、トルドに撃たれてしまう。
ペーテルは隙を見てサンナの部屋から銃を盗み、エーリクの愛犬ベッラを連れて森へと捜索に向かう。トルドの車とエーリクの財布を発見し、周辺を捜すがエーリクは見つからない。そこへトルドが現れ、殺されそうになったペーテルはトルドを銃殺する。
エーリクは採掘坑の底で瀕死の重傷を負いながらも、必死に犬笛を鳴らす。笛の音に反応したベッラは、エーリクのいる採掘坑へと向かう。ペーテルは心肺停止状態のエーリクを発見し、救急車を呼ぶ。
病院に搬送されたエーリクは一命をとりとめる。サンナを病室に呼び、一連の事件について供述するエーリク。翌朝、マルクスは逮捕される。
後日。ペーテルとリサはエーリクの援助を受けて家を買い、新しい生活を始める。マルクスの罪が明らかになった今も彼を支持する者は多く、町は断裂していた。
エーリクは「徹底的にやると憎まれる。俺の真似をする必要はない」と助言するが、ペーテルは証言することを決めていた。逞しく成長した甥を見て、エーリクはずっと返せずにいたバッジをサンナに渡す。

感想(ネタバレ有)

町を再生させるという目的のために、やむをえず殺人を犯してしまったマルクス。

恐ろしいのは、その罪を隠蔽するためにつぎつぎと新たな罪を重ね、警察に嘘をつき、友人を騙し、大切な人まで手に掛けてしまうところです。そんな彼の罪を知っても「見逃してあげて」と懇願する町の人も恐ろしい。

鉱山開発が雇用と税収を生み、高齢者福祉の充実や学校の再開に希望を与えてる、と告げるランヒルド。マルクスを支援する人々は、彼の事業がもたらす利益にどっぷりと浸かってる。守りたいのはマルクス本人ではなく、自分たちが受けるはずの恩恵なのでしょう。

一方、エーリクはマルクスの理想に共感しつつも、正義を貫くために彼の罪を暴こうと孤軍奮闘します。町の人々からはもちろん、最初は味方だったカーリンやペーテルからも突き放され、完全に孤立してしまうエーリク。

物語の展開上やむをえない設定とはいえ、登場人物たちがこぞってエーリクに背を向けるというのは少々やりすぎな印象。何より、地元警察が無能すぎます(存在しないほうがマシとすら思える)。

最終話で救われたのでほっとしたけど、登場人物に魅力を感じないところがいまいちでした。海外のレビューを見るとシーズン2はかなり酷評されているので、たぶん見ないかな。

主人公のエーリクを演じたロルフ・ラッスゴードは、映画「幸せなひとりぼっち」でも孤独な老人を好演。こちらは心温まるヒューマンドラマで、おすすめです。

2022年に「オットーという男」というタイトルでハリウッドリメイク(トム・ハンクス主演)されましたが、北欧作品が好きな方にはぜひ、リメイク元のほうを見てもらいたいです。アマプラで見られます。