「ロック&キー」第7話・第8話 サムと井戸の女の関係

海外ドラマ「ロック&キー/Locke&Key」あらすじキャスト

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Netflixの海外ドラマ「ロック&キー」第7話・第8話のあらすじと感想です。

サムと井戸の女の関係、そして井戸の女の正体が明らかになりました!

洞窟の奥の「黒い扉」を開ける鍵もついに発見。
いろいろわかってだいぶスッキリしたけど、まだまだ謎は続きます。

第7話・第8話のあらすじ(ネタバレ有)

キーハウスに忍び込んだサムはニーナに銃を突きつけ、ボードとキンジーから〈鍵〉を奪う。サムが〈頭の鍵〉を探していることを知ったキンジーは、書斎のぬいぐるみの中に〈頭の鍵〉を隠し、「タイラーが持っている」と嘘をつく。
その頃、タイラーはドッジと過ごしていたが、彼女が井戸の女であることに気づき、〈どこでも鍵〉を奪って逃げる。サムはキーハウスに戻ってきたタイラーに〈頭の鍵〉を出せと迫り、キンジーは「森の中に埋めた」と言ってサムを森の中へ誘導する。
キンジーが連れて行ったのは、かつて彼女が頭の中の“恐れ”を殺して埋めた場所だった。サムは地中から復活した“恐れ”に襲われ、キンジーとボードはその隙に身を隠す。
キーハウスに残されたタイラーとニーナは拘束を解き、警察に通報する。書斎のぬいぐるみの中から〈頭の鍵〉を見つけたタイラーは、戻ってきたサムに〈頭の鍵〉をさしこみ、サムの本音と向き合うことに。
サムはレンデルを殺すつもりはなかった、ドッジに命じられただけだと泣きながら謝罪する。学校のレンデルの部屋にあったキーハウスの絵に呼びかけられたサムは、ドッジに促されてレンデルの机の上にあった報告書を読み、レンデルとタイラーが自分を問題児として扱っていたことを知った。彼らに裏切られたと感じ、ドッジに命じられるがままレンデルを銃で脅して鍵のありかを聞き出そうとし、殺害に至ったのだった。
サムはドッジがキーハウスに現れるのと同時に〈頭の鍵〉を自分から取り外し、ドッジに自分を大切に思っているかどうか尋ねるが、ドッジはサムを刺してすべての鍵を奪う。ドッジが奪えないのはロック家の人間からだけだった。
ドッジが立ち去った後に警察が駆けつけるが、サムは〈幽霊の鍵〉がささったままのドアを開け、体から切り離されてしまう。駆けつけた警察は魂の抜けたサムの遺体を発見し、ドアを閉める。警察が帰った後、ニーナは台所に隠してあった酒を取り出して飲む。

ニーナはサムの襲来をきっかけに酒を飲み始める。タイラーとキンジーは陽気な彼女を見て飲酒に気づき、不安を覚える。あるとき、ニーナが割れたマグカップを戸棚に入れると、新品同様に復元されていた。ニーナは魔法の存在に気づき、鏡の中に閉じ込められたことも思い出す。
キンジーは「黒い扉」を開ける〈オメガ鍵〉を探していたドッジがエリンのもとを訪れるのではないかと推測し、エリンが入院している精神科病院へ向かう。ドッジはキンジーがやってくる直前に〈頭の鍵〉を使ってエリンの記憶を探り、〈オメガ鍵〉がレンデルの頭の中に隠されていることを突き止める。
病院を訪れたキンジーに、エリンはドッジの正体がルーカスであることを教える。ルーカスはエリーの家に隠れ住み、〈変身鍵〉を使ってドッジに姿を変えていたのだ。
ニーナはレンデルの骨壺を戸棚に入れて生き返らせようとするが叶わず、タイラーをレンデルと間違えてパニックになり、骨壺を叩き壊してしまう。キンジーは精神的に不安定なニーナを慰め、「お酒を飲まないで」と訴える。
床に散らばったレンデルの遺灰を片付けようとしたタイラーは、遺灰の中から〈オメガ鍵〉を見つける。

第7話・第8話の感想

サムがレンデルを殺した理由

刑務所から脱走したサムは、キーハウスへ。

サムとレンデル、タイラーの間に何があったのか、過去の回想シーンでようやくわかりました。高校のカウンセラーだったレンデルは孤立している生徒サムを心配して、タイラーに友達になるよう「命令」していました。

サムは問題のある家庭に育ったようで、父親から虐待を受けていた様子。精神的にも健康とは言えない状態だったのではないかと思います。

第3話でタイラーに「親父を殺したくなる」と言っていたのも冗談ではなく、本心だったのかもしれない。冗談と受け取ったタイラーは「うちのもついでに殺してくれ」と言い、そのせいでサムが父親を殺したと思い込んでいたみたいです。

でも、サムを追い込んだのはレンデルでもタイラーでもなく、ドッジ(井戸の女)でした。レンデルは学校の職務室にキーハウスの絵を飾っていて、サムはその絵の中のドッジに話しかけられ、誘導されたのです。

親身になってくれていたタイラーとレンデルが、実は自分のことを「精神的に問題がある」と思っており、タイラーが自分と友達になったのもレンデルに頼まれたからだと知って、ショックを受けるサム。

自暴自棄になり、ドッジに洗脳されて、彼女のためにレンデルから鍵のありかを聞きだそうとしたのでしょう。〈頭の鍵〉で現れた“本当のサム”が泣きながら「殺すつもりはなかった」と謝っていたのが哀れでした。

最後は信じていたドッジにも裏切られ、ナイフで刺されて〈幽霊の鍵〉のドアを開けてしまい、誰にも気づいてもらえず幽霊になってさまようことに。

サムはこのまま退場なのかなぁ。
レンデルを殺した犯人ではあるけれど、哀れで切ない最期だった。

ドッジ(井戸の女)の正体

キンジーは精神科病院にいるエリンに会い、ドッジ(井戸の女)の正体が「ルーカス」であることを知ります。

なんと、ルーカスは〈鍵〉を使って女の姿に変身していました! びっくり!

死んだはずのルーカスがなぜ生きているのか(それも若い頃のままの姿で)、ルーカスがなぜエリーの家にいるのか、謎が深まりますねぇ。

ルーカスは洞窟の奥にある「黒い扉」を開ける〈オメガ鍵〉を探していました。ドッジが〈頭の鍵〉をサムに奪わせたのは、鍵を使ってエリンの記憶を探り、〈オメガ鍵〉のありかを突き止めるためだったんですね。

そして〈オメガ鍵〉は、レンデルとエリンが「レンデルの頭の中」に隠していたことが判明。でもレンデルは死んでしまったから、鍵も消失した……?

と思ったら、ニーナがぶちまけた遺灰の中から〈オメガ鍵〉が!!

ルーカスが「黒い扉」を開けようとする目的はなんだろう? 扉の中に、レンデルたちの過去の秘密が隠されているんだろうか?

あっという間に残り2話。
早く見たいけど、見たら楽しみがなくなるので複雑な気持ち。

第7話・第8話に登場した鍵

  • 頭の鍵
  • 幽霊の鍵
  • オメガ鍵
  • 変身鍵
  • 復元鍵

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