「ロック&キー」第3話~第6話 キンジーの変身とオメガの扉

海外ドラマ「ロック&キー/Locke&Key」あらすじキャスト

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Netflixの海外ドラマ「ロック&キー」第3話~第6話のあらすじと感想です。

鍵の発想がすごく面白いし、見ていて楽しいです。
魔法の鍵がつぎつぎと見つかり、新たな謎も続々と。

兄弟の真ん中の子・キンジーが大変身。引っ込み思案でおとなしい性格だったのに、自分の頭の中から“恐れ”を取り除いたために怖いもの知らずの強者に。

第3話~第6話のあらすじ(ネタバレ有)

ボードに誘われ、タイラーとキンジーはおもちゃ箱の中へ。そこはボードの頭の中だった。ボードの記憶の中の父が語る「海の怪物」の物語に聞き入る3人。ボードは鍵がささやくことや、井戸の女が鍵を狙っていることを話す。危険を感じたタイラーは〈鏡の鍵〉を預かり、〈頭の鍵〉はキンジーが預かることに。
その頃、井戸の女はマーク・チョーの家へ向かうが、家は焼失していた。そこへ〈マッチ棒鍵〉を持つ少年が現れる。井戸の女は少年を騙して〈マッチ棒鍵〉を手に入れる。
キンジーは〈頭の鍵〉を使うことを決意し、タイラーとともに自分の頭の中へ入る。キンジーの頭の中は巨大なショッピングモールになっていた。2人が「父親との思い出」を見ていると、突然場面が変わり、父レンデルが殺された日に飛ぶ。
犯人を攻撃することができたのに、動けなかったことを悔やむキンジー。そこへ恐ろしい姿をしたキンジーが現れ、タイラーに襲いかかる。キンジーは火かき棒で自らの姿をした“恐れ”を刺し、タイラーを連れて脱出する。
ボードは高祖父の肖像画から新たな〈鍵〉を見つける。鍵を扉にさすと、ボードの肉体から魂が抜け、幽霊になる。幽霊になったボードは外に飛び出し、空を飛んでロック家の墓地へ。そこで高祖父のチェンバレン・ロックの幽霊に出会う。チェンバレンは、ボードの父レンデルと叔父のダンカンもよく鍵を使って遊んでいたと話す。
キンジーはスコットとの約束をすっぽかし、再び頭の中に入って“恐れ”を殺し、林の中に埋める。ニーナは夫レンデルの卒業アルバムのページに、ギリシャ文字の「オメガ」がいくつも書きこまれているのを見つける。それは殺人犯サムの腕にあったタトゥーと同じだった。

自分の頭の中から“恐れ”を取り除いたキンジーは、別人のように明るくなる。心配するタイラーだったが、キンジーは学校で会ったスコットに「好きだから付き合おう」と言う。
ニーナは写真に写っている夫の友人マークとエリンに会おうとするが、マークは数か月前に火事で亡くなり、エリンは精神病院に入っていた。ニーナから「井戸の友達」の話を聞いたエリーは、ニーナを促してキーハウスの地下に隠されていた部屋へ向かうが、探し物は見つからない。
キンジーはスコットをキーハウスに招き、〈頭の鍵〉を使ってみせる。スコットとともに頭の中に入ったキンジーは、記憶の部屋で幼い頃の父との記憶を覗く。父と2人きりだと思っていた場所に母がいたことを知り、母の存在を忘れていたことに気づいて反省するキンジー。キンジーとスコットは記憶の部屋でキスをする。
キーハウスに井戸の女が戻ってくる。女は〈マッチ棒鍵〉を使って超常現象を起こし、キッチンを燃やす。ボードは女に〈幽霊の鍵〉を渡すよう迫られるが、ボード自身が望んで鍵を渡さない限り、女は鍵を奪えないことに気づく。
井戸の女は刑務所にいるサムに会いに行き、〈マッチ棒鍵〉を渡す。

タイラーとキンジーは家の中でささやき声を聞き、ピアノの中から〈操り人形の鍵〉を見つける。オルゴールと一緒に使うと、使用者はどんな人間も操ることができた。
キンジーはスコットを侮辱したイーデンに仕返しするため、〈操り人形の鍵〉を使う。偶然その場を目撃したゲーブも〈鍵〉の仲間に加わる。スコットはやりすぎだと忠告するが、キンジーとゲーブは魔法の鍵でイーデンを操る楽しさに夢中になり、食堂はパニックに。イーデンの恥ずかしい動画はSNSに投稿されて7000回再生される。
その夜、タイラーとキンジーは鍵のささやき声を聞き、墓地で花の飾りがついた鍵を見つける。鍵を木の幹にさしこむと、地面からいくつもの光る瓶が現れる。瓶の中には叔父ダンカンの子ども時代の思い出が詰め込まれていた。2人は若い頃の父レンデルが、海で死んだとされている親友ルーカスを殺す場面を見て衝撃を受ける。
ニーナはエリーの鎖骨の下にレンデルと同じ痣があるのを見つけ、リッジウェイに相談する。だがその夜、リッジウェイからの電話で家に呼び出されたニーナは、リッジウェイの遺体を発見する。

ニーナはリッジウェイが自殺ではないことを訴えるが、警察は自殺と判断して捜査を終える。エリーを疑うニーナは葬儀の場で彼女を問い詰め、喧嘩別れする。
キンジーは墓地から持ち帰った瓶を叔父のダンカンに見せる。しかしダンカンは当時の記憶を失っており、キンジーが瓶を見せたこともすぐに忘れてしまう。
洞窟へ行って確かめようというキンジーに対し、タイラーはこの件から手を引くことを宣言。父のことも鍵のことも忘れようとする。
ボードは家の中で新たな鍵を見つけるが、扉にさしても魔法は起こらない。井戸の女はボードに鍵を渡すよう迫り、ボードが拒むと「家族が壊れたらあなたのせい」と脅して立ち去る。
キンジーは映画の撮影場所に海の洞窟を提案し、〝チーム・サヴィーニ〟の仲間たちを洞窟へ連れて行く。洞窟の奥でオメガの形のドアを見つけるも、開けることはできなかった。やがて潮が満ちて洞窟内に海水が溜まり始め、命からがら脱出するキンジーたち。
スコットは撮影以外の目的で仲間を洞窟に誘い、危険な目に遭わせたとしてキンジーを非難し、「もう絶対に信じない」と告げる。ゲーブは「楽しかった」とキンジーを慰め、2人はキスをする。
タイラーは「5Kマラソン募金」をすっぽかし、ホッケー仲間の集まりに参加する。探しに来たジャッキーに、別れを告げるタイラー。帰り道、タイラーは〝ドッジ〟と名乗る井戸の女に声をかけられ、彼女の車に乗り込む。
サムは〈マッチ棒鍵〉を使って刑務所を脱走し、キーハウスに向かう。

第5話~第6話の感想

恐れ知らずのキンジー

キンジーの変身ぶりが見事でした。ずいぶん消極的なヒロインだなぁと思っていたら、こういう展開が待っていたのね。

頭の中から〝恐れ〟を取り除いてしまったために、怖いもの知らずになって暴走するキンジー。真実から目をそらそうとする兄タイラーとは対照的に、真相を突き止めるため危険な場所へズカズカ踏み込んでいきます。

個人的には自分の弱さと戦っている以前のキンジーのほうが好きなんだけど、おとなしいヒロインは物語を動かす動力にならないからしょうがないのかな。

スコットとも喧嘩してしまい、ゲーブと急接近。2人とも後先考えないタイプだから、嫌な予感しかしないわ。早くスコットと仲直りしてほしい。

エリーの怪しい行動とオメガの扉

レンデルの過去を知っていると思われるエリー。
彼女の怪しい行動をまとめてみました。

  • キーハウスの井戸に「ルーカス」と呼びかけていた
  • 鍵を持っている
  • キーハウスの地下室で何かを探していた
  • 鎖骨の下にレンデルと同じ痣がある
  • リッジウェイ先生が死んだ時、彼の家に隠れていた

洞窟で死んだとされている同級生3人の死の真相を、彼女は知っているのでしょうね。ダンカンの記憶どおり、本当にレンデルが殺したんだろうか。

彼女や第1話の冒頭で死んだマーク・チョーが鍵を持っているということは、彼らも魔法の鍵を使って何かをしていたのだと思うのですが…。

キンジーが洞窟の奥で見つけたオメガの扉が関係ありそう。

わからないのは、彼らと井戸の女との関係です。
井戸の女はいったい何者なんだ?

第3話~第6話に登場した鍵

  • 頭の鍵
  • マッチ棒鍵
  • 幽霊の鍵
  • 操り人形の鍵
  • 花飾りのついた鍵

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