ネタバレ有「MANIFEST/マニフェスト」シーズン2全話あらすじ・登場人物(キャスト)・予告動画

海外ドラマ「MANIFEST/マニフェスト」シーズン2

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

海外ドラマ「MANIFEST/マニフェスト」シーズン2(全13話)についてまとめました。

多くの謎を残し、衝撃的な場面で終わったシーズン1。シーズン2では新キャラクターも加わり、恋愛要素を交えながら828便の真相に迫っていく展開になりそうです。

シーズン2では7日以内のタイムシフト視聴が伸び、NBC全番組中、最も⾼いタイムシフト視聴増加率を記録。シーズン3への更新も既に決定しています。

シーズン1はこちら

海外ドラマ「MANIFEST/マニフェスト」 ネタバレ有「マニフェスト」シーズン1全話あらすじ・感想・キャスト・相関図・予告動画

作品概要

  • 放送局:スーパー!ドラマTV
  • 放送時間:2020年10月20日(火)から毎週火曜22:00ほか
  • 製作国:アメリカ(2020年)
  • 原題:MANIFEST
  • 製作総指揮:ロバート・ゼメキス/ジャック・ラプケほか

あらすじ

ジークとジャレッドが揉み合った末に拳銃が発砲され、ミカエラは腹部に被弾して瀕死の重傷を負う。ジークはミカエラに促されて逃走、ミカエラは一時危篤に陥るが、搬送先の病院で一命を取り留める。手術中、ミカエラは再び828便に乗り、墜落する飛行機の中で「乗客たちを救え」という“呼びかけ”を受ける。ミカエラの兄ベンは、これが「2024年に死ぬ運命から乗客たちを救え」ということを意味していると考え、乗客たちの現在の居場所を調べては一人一人に話を聞く地道な調査を始める。

スーパー!ドラマTV公式サイトより

予告動画

登場人物(キャスト)

※シーズン1のネタバレを含みます

主要人物

ミカエラ・ストーン (声:三森すずこ)
ニューヨーク市警129分署の新米警察官。同僚ジャレッドの求婚を受けようと決意した直後、モンテゴ航空828便の不可解な事件に巻き込まれる。
生還後、親友ローデスと結婚したジャレッドと過ちを犯してしまい、後悔に苛まれる。
シーズン1のラストで銃弾を受け、危篤状態に陥る間に強い“呼びかけ”を感じ取る。

ベン・ストーン(声:森川智之)
ミカエラの兄で、グレースの夫。カルとミカエラと共に828便に搭乗し、妻グレースと娘オリーブとの間に5年半の隔たりが生じてしまう。
シーズン1のラストで乗客たちの余命が5年半だと知らされ、家族や乗客たちを助けるために調査を進める。

グレース・ストーン(声:阿部彬名)
ベンの妻で、オリーブとカルの母。828便の事件の後、グループセラピーでダニーと出会い、彼の子供を妊娠するも流産している。
シーズン1で妊娠が発覚し、父親がベンなのかダニーなのかわからない状態で出産を決意する。

カル・ストーン(声:飯沼南実)
ベンとグレースの10歳の息子。オリーブとは双子のきょうだい。白血病で余命半年と診断されていたが、空白の5年半で医療が進歩し、治癒の望みが見えてくる。事件後、828便の他の乗客とテレパシーで通じ合うなど、高度の超能力を発揮する。

オリーブ・ストーン(声:田中有紀)
ベンとグレースの娘。カルの双子のきょうだいだが、現在は高校生になっている。家族を失ったショックで精神的に不安定になり、今もセラピーを受けている。
母親が妊娠したことで孤独感を募らせ、“信じる者たちの教会”に通うようになる。

サンビ・バール(声:木村香央里)
優秀な大学院生で研究員。カルや自分の体内に以前はなかった特殊な遺伝子マーカーを発見し、ベンやミカエラと協力して828便の謎を突き止めようとする。
カルト教団の信者に脅されたことがきっかけで不安神経症に苦しむようになり、カウンセリングに通い始める。

ジーク・ランドン(マット・ロング)
山で遭難したハイカー。2週間洞窟に閉じ込められていた間に1年が経過し、828便の乗客と似たような体験をする。
シーズン1のラストでミカエラを撃ってしまったことに苦悩し、残された時間で罪を償おうとする。

ニューヨーク市警

ジャレッド・バスケス(声:杉村憲司)
ミカエラの同僚で元恋人。ミカエラに求婚するも828便の事故で彼女を失ったと思い込み、彼女の親友ローデスと結婚。2018年には11人の部下を持つ刑事に出世した。初恋の相手だったミカエラへの思いを捨てきれず、ローデスを裏切ってミカエラと関係を持ってしまう。

ケイト・バワーズ(アンドレン・ワード=ハモンド)
ニューヨーク市警129分署の新任署長。事件を起こしたミカエラとジャレッドの不適切な関係を問題視し、コンビを解消させる。

ドレア・ミカミ(エレン・タマキ)
ニューヨーク市警の刑事。ミカエラの新しい相棒。

828便の乗客

TJモリソン(ギャレット・ウェアリング)
アストリア大学の1年生。828便に搭乗していた乗客の1人で、かつてオリーブが空港で一目ぼれした男性。母親は息子の失踪で生きがいを失い、睡眠薬の過剰摂取で死亡した。

エイドリアン(ジャリッド・グライムス)
元起業家。828便の乗客を神格化する人々にまつりあげられ、〈信じる者たちの教会〉を率いる教祖になる。教団の活動が828便の乗客に対する恐怖をあおり、“アンチ”を生むことになった。

そのほか

ロバート・バンス(ダリル・エドワーズ)
NSA(アメリカ国家安全保障局)の捜査官。モンテゴ航空828便について調査していた。シーズン1の第9話で爆発に巻き込まれて死亡したと思われていたが、実は生きていることが判明。水面下で少佐の動きを探っている。

少将(エリザベス・マーヴェル)
828便の乗客に聞こえる“呼びかけ”を武器化しようともくろむ政府機関のリーダー。カルを“聖杯”と呼び、監視している。情報を得るためサンビのカウンセラーになりすまし、ベンたちの動きを探っている。

ダニー(ダニエル・サンジャタ)
グレースの元恋人。グループセラピーでグレースと知り合い、ベンが帰還する直前まで3人で家族同然に暮らしていた。
ベンとカルの生還を知って身を引くも、今でも2人のことを大切に思っている。

トロイ・デービス(Ed Herbstman)
サンビと同じ病院に勤務する腫瘍科の検査技師。シーズン1でカルの血液に珍しい物質があることを発見し、サンビの研究を手伝うと申し出る。

スザンヌ・マーティン(ヤシャ・ジャクソン)
アストリア大学の学部長。ベンの同期で元恋人。大学で偶然再会し、ベンを非常勤講師として雇う。

サイモン・ホワイト(モーリー・ギンズバーグ)
アストリア大学のエリート教員。妻エリカはグレースと同じヨガ教室に通っている。828便の乗客に嫌がらせをしている“アンチ”グループの主導者。

ビリー(カール・ルンドステッド)
タマラの弟。“アンチ828便”のメンバー。グループのたまり場になっているバーでジャレッドと出会い、意気投合する。アンチの主導者サイモン・ホワイトをジャレッドに引き合わせる。

タマラ(リア・ギブソン)
バーテンダー。ビリーの姉。ジャレッドと付き合い始める。

アレックス・ベイツ(シドニー・モートン)
免疫学者。サンビの元恋人。サンビから連絡を受け、5年半ぶりに再会する。

各話のあらすじ(ネタバレ有)

ジークとジャレッドが揉み合った末に拳銃が発砲され、ミカエラが被弾する。ジャレッドが助けを呼ぶ間、ミカエラに逃げるよう促されたジークは現場から逃走。ミカエラは一時危篤に陥るも、搬送先の病院で一命を取り留める。
手術中、ミカエラは墜落する828便に乗り、「乗客たちを救え」という“呼びかけ”を受ける。話を聞いたベンは、乗客たちを探し始める。
ミカエラが入院している間に、新署長バワーズが着任する。ミカエラはジークの無実を訴え、捜査の中止を求めるが聞き入れられない。ミカエラはジークを追い詰めたジャレッドを許せず、距離を取る。
828便の乗客だったベイシック夫妻が失踪したことを知ったミカエラとベンは、夫妻の行方を追う。2人は黙示録20章14節に従って「第二の死」を実行しようとしていた。そんな中、カルはジークが母親の家に隠れていることを突き止め、生き返った者たちに残された時間はわずかだということをジークに教える。
ジークは残された時間で罪を償うことを決め、ミカエラの前に現れて警察に連行される。ミカエラはジークとともに“呼びかけ”を共有し、ベイシック夫妻を発見する。
夫妻は繰り返し現れる“呼びかけ”に苦悩し、車ごと崖から転落死しようとしていた。だがその崖の下には、父親の居眠り運転で転落しかかっていた別の家族の車が。彼らが救出されると、夫妻を悩ませた“呼びかけ”も消える。
カウンセリングに通うサンビは、セラピストを装う少佐に「あたりさわりのない話しかしないなら治療の意味がない」と指摘され、828便について語り始める。
妊娠したグレースは子供の父親がダニーかもしれないという不安を抱えながらも、ベンとともに新しい命を受け入れる覚悟を決める。
ベンは828便の乗客を監視する白い車の存在に気づき、正体を確かめようとして拉致される。連れて行かれた場所で、ベンは死んだはずのバンスと再会する。

ベンとミカエラはバンスと再会。レッドフックの倉庫で死亡したと思われていたバンスだが、爆死を偽装して水面下で少佐の動きを探っていたのだった。バンスによると、828便の極秘調査向けに流れている金がこの一週間で倍になっているという。
ベンは828便の乗客で大学生のTJモリソンに会う。自分が墓の中にいる幻覚を見たと言うTJは、呼びかけに従って大学構内の一角を掘り、女子学生フラニーの遺体を発見。フラニーの部屋からTJの指紋が見つかり、ジャレッドに逮捕されてしまう。
無実を信じるベンに捜査を頼まれたミカエラは、新しい相棒ドレアとともに大学を訪れ、フラニーがTJの持ち物を拾っていたことを突き止める。そして“呼びかけ”に従い、嫌がらせとストーキングの常習者だった警備員を逮捕する。
TJの母は息子の失踪で生きがいを失い、睡眠剤の過剰摂取で亡くなっていた。遺品は処分され、写真も残っていなかった。フラニーは構内で拾ったTJの持ち物を使ってコラージュ作品を完成させており、そこにはTJが母と写っている思い出の写真が。“呼びかけ”の理由を知ったTJは、力になってくれたベンに感謝する。
グレースは親子鑑定に臨むが、“やめて”という自分の声を聞いて中止する。乗客ではないグレースに“呼びかけ”があったことで、グレースのお腹の子はベンの子だと確信する2人。それを知ったオリーブは孤独感を募らせ、“信じる者たちの教会”へ足を運ぶ。
サンビは検査技師のトロイ・デービスから研究を手伝わせてほしいと言われる。カウンセリングでは、“DNAシーケンサー”を使って調べていることを話す。後日、バンスは少佐が“DNAシーケンサー”を1台発注していることに気づく。
ジークは裁判ですべての罪を認めると発言。ミカエラとカルは再び“呼びかけ”を共有し、乱気流に見舞われた飛行機の中でジークを見つける。その頃、ジークも刑務所の中で揺れを感じ、2人の声を聞き取っていたが、鎮静剤を撃たれて意識を失ってしまう。

サンビは828便に一緒に乗るはずだった恋人アレックスを忘れられず、メールを送ろうとするものの決意が固まらない。
バンスは病院にいるスパイに偽の情報を掴ませ、少佐の正体を突き止めようと画策。だがベンはサンビを騙し続けることに耐えられず、バンスが生きていることや、少佐が探っていることを打ち明けてしまう。ベンが嘘をついていたことを知ったサンビはショックを受け、カウンセラーのエレンに相談する。
ミカエラは友人の弁護士にジークの弁護を依頼し、緊急審問会でジークの無実を主張。「ジャレッドの捜査には問題があった」と証言し、ジークは釈放される。ミカエラに裏切られたジャレッドはバーでやけ酒を飲み、アンチ828便の男たちと知り合う。
グレースはヨガ教室で知り合ったエリカに対する“呼びかけ”を聞き、怪物の彫刻ガーゴイルのイメージを見る。エリカの相談に乗ろうとするグレースだったが、カルが828便の乗客だと知ったエリカは暴言を吐いてグレースを拒絶する。
ベンは同期だったスーザンの計らいでアストリア大学の非常勤講師として働き始める。ベンの講義を聞いた教員サイモン・ホワイトは、ベンに教員の研修会での講義を依頼する。サイモンの妻はエリカだった。
サンビは偽の検体を使って罠を仕掛け、少佐のスパイを見つけ出す。さらにカウンセラーのエリカが少佐だと気づき、ベンとバンスに知らせる。調べた結果、少佐の正体は最高機密を扱う国防総省の女性幹部で、心理戦の専門家キャサリン・フィッツだと判明する。

TJは“呼びかけ”で「虫と鳥と魚と虎が見えた」とベンに話す。オリーブは会員制の高級スポーツクラブのロゴだと教える。実はオリーブとTJは5年半前に空港で会っており、互いに相手を覚えていた。
ミカエラとジークは“呼びかけ”に導かれて銀行へ行き、銀行強盗に遭遇する。強盗犯は828便の乗客ローガンだった。死ぬ夢を見て怯えたローガンは、弟フランクの金庫の中にあるものを手に入れれば助かると言うが、金庫を開けるにはフランクが持っている鍵が必要だった。
一方、ベンとTJはスポーツクラブへ行き、ローガンの弟フランクに会う。フランクは828便の乗客は死んだと言い張り、兄ローガンの存在を認めようとしなかった。ベンの説得によって考えを改めたフランクは、銀行にいるローガンに「6224」の番号が刻まれた鍵を渡す。金庫の中にはローガンの祖父を銃弾から守った羅針盤が入っていた。
ローガンは逮捕されるが、「他の乗客を救えるかも」と羅針盤をミカエラに預ける。羅針盤には、ベンが余命を知るきっかけとなったクジャクの絵が刻まれていた。
TJはベンから「2024年6月2日に死ぬ」と聞かされ、ショックを受ける。オリーブは「余命に向き合うには希望が必要」と告げ、TJを〈信じる者たちの教会〉に連れて行く。
サンビとバンスは少将を欺こうと企むが、計画は失敗する。サンビが自宅で密かに進めていた研究はすべて盗まれ、少将は姿を消してしまう。
ミカエラは自分の気持ちに正直になることを決め、ジークと一夜を共にする。

〈信じる者たちの教会〉にアンチ828便の暴漢が押し入り、信者イザヤに暴行を加える。現場に居合わせたオリーブは火災報知器を鳴らし、イザヤを残して逃げ出してしまう。
ミカエラは事件の捜査を行うが目撃者はおらず、被害者のイザヤも報復を恐れて証言を拒む。オリーブは信者であることを両親に知られることを恐れ、沈黙を貫いていたが、罪悪感からミカエラに協力を申し出る。
大学でニュースを見たベンは「彼女を救え」という“呼びかけ”を聞き、その頃グレースとカルが乗っていた車が事故に遭う。病院で診察を受けたグレースはお腹の子が女の子であることを知り、2人は“呼びかけ”が子供に関することだと思い込む。
オリーブの証言で教会を襲った犯人の一人が特定され、最近の襲撃がすべて828便の乗客を狙った組織的な攻撃であることが明らかになる。ミカエラは警察官を率いてアジトに突入するが、もぬけの殻だった。
ジャレッドはアンチの一人であるビリーの姉タマラと付き合い始め、密かに警察の情報を漏らしていた。ビリーはアンチの主導者であるサイモン・ホワイトをジャレッドに紹介する。
ジークは依存症の妻コートニーと再会し、力になろうとする。一旦は退けたコートニーだったが、同居中のミカエラの部屋を訪ねてくる。
オリーブは〈信じる者たちの教会〉の信者であることを両親に明かし、猛反対される。ベンとグレースは余命や乗客のことでオリーブを不安にさせたと反省する。羅針盤のクジャクの刻印を見たグレースは、ある出来事を思い出す。
828便が消えてから2年たったとき、グレースとオリーブは占い師に1枚のタロットカードをもらったという。そのカードにはクジャクと星が描かれており、羅針盤の刻印と同じ図柄だった。ベンは“呼びかけ”が余命から抜け出す方法を伝えようとしていると確信する。
ベンはエイドリアンを襲い、「娘に近づくな」と忠告する。

ジークは元妻コートニーを薬物依存から立ち直らせようとするが、彼女は売人のルーカスに2万ドルの借金があり、逃げてきたことを明かす。ミカエラは身元を隠してジークとともにルーカスに会いに行き、ルーカスを逮捕する。コートニーは「リハビリ施設へ行く」という書き置きを残して姿を消す。
ベンとサンビは“呼びかけ”を受け取り、828便の乗客フィンを訪ねる。フィンは飛行機に乗る前日にオレーナという女性と一夜限りの関係を結んでいた。既婚者だったオレーナはフィンの息子セオを夫の子供として出産。現在も幸せに暮らしていた。
セオに会ったサンビは肝硬変の兆しがあることに気づき、すぐに病院へ行かせる。肝臓移植が必要だとわかるも、オレーナと父親は適合せず、フィンが適合する。フィンは父親として贈り物がしたいと言い、匿名で提供することを申し出る。
オリーブとTJはクジャクのタロットカードをくれた占い師を探すが見つからない。そのカードは16世紀のエジプト人ユスフ・アル=ズラスが作ったものだった。さらに、アル=ズラスは海で消息を絶ち、10年後に戻っていたことが判明。帰還した彼は「神の声が聞こえる」と主張していたこともわかる。
ジャレッドは828便の乗客ミカエラと婚約していたことをビリーに知られ、「この場所にも姉貴にも近づくな」と言われる。ジャレッドはミカエラに人生を壊されたと訴え、ビリーはジャレッドを受け入れる。
サンビは乗客たちを“余命”から救うため、自らを実験台にすることを決める。サンビ、ベン、ミカエラの3人は同時に“呼びかけ”を受け取る。3人は墜落した飛行機の残骸の中に立っており、そこにはエイドリアンの姿もあった。

ベンは乗客に暴力的な事件が起きる気配を感じ、“呼びかけ”が恐ろしさを増していることに不安を感じていた。だがエイドリアンが唱える“奇跡”を信じるオリーブは、高校を辞めて教会を手伝うと言い出す。
TJと付き合い始めたオリーブは、TJをナイトクラブに誘う。TJはイェール大学にアル=ズラスの手記があることを突き止め、ベン宛に送ってもらうよう手配する。
ミカエラは信者のイザヤから連絡を受け、彼が働くナイトクラブに呼び出される。一方、ベンもエイドリアンに誘われ、同じ店に来ていた。周りを見た2人は、828便の乗客が集められていることに気づく。
イザヤは“奇跡”を起こすため、薬を盛ったシャンパンを無料で配り、店に火をつけて乗客を道連れにしようとしていた。TJはオリーブを助けようとイザヤに襲いかかり、爆発に巻き込まれる。ベンはオリーブを連れて脱出し、ミカエラも駆けつけたジークとジャレッドに救出される。
研究に行き詰まったサンビは、元恋人で免疫学者の女性アレックスに連絡。5年ぶりに再会したアレックスは、サンビと一緒にジャマイカへ行かなかったことを謝り、今も愛していると告げる。サンビの実験は成功し、遺伝子は正常に戻る。
ベンの元にアル=ズラスの手記が届く。そこにはクジャクの絵や、オリーブを抱えて炎の中に立つベンの絵が描かれていた。

ナイトクラブの火事現場でTJの腕輪をした焼死体が見つかり、オリーブは泣き崩れる。ベンはアル=ズラスの手記に描かれた絵に触れて“呼びかけ”を感知する。お経のような声に導かれ、オリーブとともにクラブの近くの〈禅センター〉へ足を運ぶベン。声を辿って地下におりると、助けを求めるTJの声が聞こえ、闇の中で倒れているTJを発見する。
大学教授でアンチのリーダーでもあるサイモンは、ベンとオリーブを見舞うふりをして自宅を訪れ、ベンが収集している情報を密かに盗撮する。ジャレッドはアンチの集まりに出席し、サイモンからビリーが暴走しないよう監視しろと命じられる。
ミカエラとドレアはジャレッドを尾行してアンチが出入りするバーを突き止め、盗聴器を仕掛けて彼らの会話の音声をバワーズ署長に提出するが、バワーズ署長は密かにジャレッドと情報を共有していた。
サンビは元恋人アレックスに会いに行き、公園でキスをする。だがのちにアレックスに問い詰められると、そのときのことを何一つ覚えていなかった。
ジークは凍傷が治らず、死が迫りつつあることをミカエラに告げる。

カルは828便が消えたときの夢を見て目覚め、夢の中で見た“クモの巣”を再現しようとする。ベンとグレースも手伝うがうまくいかず、カルは苛立ちを募らせる。
退院したTJはベンの家に泊まり、オリーブとともアル=ズラスの手記を読み解こうとする。“声は善をもたらすが、試練が後に続く”という文を読んだTJは、自分が助かったせいでみんなが苦しむことになる、と平静を失う。
家の外では激しい雷雨が続いていたが、それはベンとグレース、カル、TJだけに見えている幻覚だった。“クモの巣”を完成させたベンたちは、次の瞬間アル=ズラスの船の上にいた。嵐の中、4人は上空を飛ぶ828便の姿を目にする。
アル=ズラスの手記には“呼びかけ”を受け入れることが生きる道だと書かれており、“他の道はすべて破滅に通じる”とあった。
ジークは明らかに様子がおかしいサンビを心配し、唯一信頼できるという彼女の元恋人アレックスに助けを求める。アレックスの処置で落ち着きを取り戻すサンビ。
ミカエラの申告によって、署に内部調査局の担当者が現れる。だがそれはジャレッドではなくミカエラに対する調査だった。サイモンの画策だと気づいたジャレッドは大学へ行き、サイモンがミカエラを抹殺しようとしていることを知る。
ミカエラはクラブ火災の犯人と疑われ、ジャレッドはミカエラを助けるためにあえてその場で逮捕して勾留する。

グレースは“呼びかけ”で「助けてくれ」という男の声を聞く。ベンとともに呼びかけの場所を探し出すと、同じく“呼びかけ”を聞いてやって来たエイドリアンがいた。グレースは転んで破水し、ベンは病院へ連れて行く。残されたエイドリアンは川で溺れかけている男性を見つけ、救出する。
グレースは出産を望むが、子供を助けるためには複雑で危険な手術を行う必要があった。執刀できる医師が見つからず、ベンはグレースの命を優先するために子供を諦める決意をする。そこへ探していた医者が現れ、手術の結果グレースと子供は助かる。その医者はエイドリアンが川で助けた男だった。
ベンは“呼びかけ”に救われたことをエイドリアンに告げるが、エイドリアンは「呼びかけは俺たちを操って服従させようとしてる」「俺たちは終末の使いだったんだ」と言う。
逮捕されたミカエラは釈放され、ジャレッドが覆面捜査をしていたことを知る。ジャレッドがタマラに呼び出されて店に行くと、ビリーがジークを監禁していた。ミカエラとバワーズ署長は店に仕掛けた盗聴器を使ってジャレッドの会話を聞き、状況を把握する。
連絡を受けて店にやってきたサイモン夫婦は、ジークを殺してミカエラに罪を着せようと提案する。ジャレッドは間一髪でジークを救い、突入したミカエラと署長によってサイモン夫婦とビリーは逮捕される。タマラはジャレッドの裏切りを知って立ち去る。
ベンとグレースは生まれた子供に「エデン」と名付ける。エイドリアンとカルは壁に3つの大きな影が現れるのを見る。

カルは3つの影の幻覚に怯え、ベンは“呼びかけ”が善か悪かわからず悩む。ベンとTJは“呼びかけ”に現れたバワリー駅へ向かい、電車に飛び込もうとする老人を助ける。老人はジークの父親だった。
ジークは家族を捨てた父親を恨んでいたが、ベンに「許すときが来たんだ」と言われ会いに行く。父親と和解したジークは、凍傷の治療をやめて最後の日々を後悔のないように過ごすことを決意。ミカエラにプロポーズする。
ミカエラは町でチョコバーを万引きした高校生オスカーを捕まえるが、「解放して」という“呼びかけ”に従って逃がす。だがオスカーが盗んだのはチョコバーではなく、大量の風邪薬だった。
オスカーは麻薬運び屋のマッチングサイト“ジョジョ”で依頼を受け、麻薬の材料となる風邪薬を運んだことを告白する。“ジョジョ”の元締めを調べると、麻薬の所持と密売で服役し、4か月前に出所したばかりのジェイス・ベイラーだとわかる。
ミカエラはジャレッドの協力を得て、麻薬密売人ジェイスと仲間の2人を見つけ出す。「解放して」という“呼びかけ”に逆らい、ミカエラは3人を逮捕する。カルが見た3つ影の正体は、ミカエラが逮捕した麻薬密売人たちだった。

麻薬密売人のジェイスら3人は自供を拒み、ジェイスは逮捕したミカエラに「許さない」と復讐を誓う。
ジークの余命は残り2日となる。ミカエラとジークはベンの家で結婚式を挙げることになり、ベンとグレースは準備にとりかかるが、ミカエラは母のドレスが手元にないことを残念がる。
ベンは828便が爆発する“呼びかけ”を受け取り、飛行場で乗客のウォードと会う。ウォードは828便に起きたことは自分の点検ミスが原因だと思い込み、罪悪感に苦しんでいた。ベンは政府の報告書を見せ、ウォードのミスではなかったことを証明する。
ウォードの家の近くの古着屋で母親のベールを見つけたベンは、結婚を躊躇するミカエラに届ける。ミカエラは母のベールをつけてジークと式を挙げる。
TJはアル=ズラスの手記や“余命”の謎を解くため、エジプトに留学することを決断。一緒に行かないかとオリーブを誘うが、オリーブは家族とともに過ごすことを選ぶ。
病院を解雇されたうえに免許を取り消されたサンビは、バンスに連絡を取り少将が手を回したことを知らされる。少将はサンビの研究を横取りし、成果を独り占めしようとしていた。サンビは少将を捕まえることを決意する。
麻薬密売人の3人は護送中に逃亡し、カルを拉致してミカエラに麻薬を返すよう要求する。

ミカエラはカルを救出するため、署に内緒で覚醒剤を持ち出し、ジェイスたちと取引することを決める。ジャレッドとドレアも協力を買って出る。だが指定された引き渡し場所でミカエラが警官に尋問されるのを見たジェイスたちは、取引を中止して立ち去ってしまう。
バワーズ署長に知られ、警察が捜査に乗り出すのを見て不安に駆られるベン。こうなったのはミカエラが“呼びかけ”に従って3人を解放しなかったからだと、ベンはミカエラを激しく責める。
ジークを救いたいサンビは、毒薬を使って少将を脅し、解毒剤を打つ代わりに治療法を教えるよう要求。だが揉み合いになって解毒剤を割ってしまい、少将は死んでしまう。サンビは少将を殺したことで激しく動揺する。
死が迫るジークは“呼びかけ”でカルの居場所を見つけ、ベンとミカエラとともにカルの救出に向かう。カルはジョイスの弟に拘束を解かれ隠れ家から逃げ出すが、凍った湖の上でジョイスに捕まってしまう。
そのとき雷が落ちて氷を割り、カルとジョイスたちは水中に落ちる。水の中に飛び込んでカルを救出したジークは凍死してしまう。私のせいだと自分を責めるミカエラ。だが突然ジークの体が光に包まれ、息を吹き返す。
警察は湖を捜索するが、3人の遺体は見つからない。ベンとミカエラとジークはカルを連れて帰宅し、無事を喜び合う。ジークはカルを救ったことで“余命”を克服する。
ベンは828便が爆発し、海に墜落する“呼びかけ”を見る。その頃、キューバの漁船が828便の尾翼を引き揚げていた。