ネタバレ有「オルデンハイム~12の悲劇~」登場人物(キャスト)・あらすじ

「オルデンハイム~12の悲劇~」

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海外ドラマ「オルデンハイム~12の悲劇~」(全12話)についてまとめました。

オランダで2017年に放送され、大ヒットしたサスペンスドラマ(日本初公開)。本国オランダでは第2シーズンの製作も決まりました。

オランダの架空の町「オルデンハイム」を舞台に、主人公ペギーが刑事とともに失踪事件の真相に迫るというストーリー。平和な町に忍び寄る悲劇がスリリングに描かれます。

登場人物が多いので最初は混乱しますが、見始めると止まらなくなります。静謐で美しい映像美も見どころ。

作品概要

  • 放送局:WOWOWプライム
  • 放送時間:4月13日(土)・20日(土)午後1:30~
  • 製作国:オランダ(2017年)
  • 原題:De 12 van Oldenheim
  • 監督: アン・ファン・デル・リンデン/レミー・ヴァン・フーグテン

あらすじ

オランダの小さな町オルデンハイム。夏のある日、ジャーナリストとしてイラクに行っていた女性ペギーが帰省する。ペギーは家族や友人に黙って町を出て以来、久しぶりの帰郷だった。父親ルートは、近所に住む夫婦アーレントとダニエレの娘を車ではね殺してしまってから、酒浸りになっていた。

一方、流星群が夜空を彩った夜、フェルトホーヴェン家の16歳の長女ニーネは親に内緒で恋人リックと湖で密会する。翌朝、娘の姿が見えないことに動揺する両親。続いて別の住民も失踪する事態が。これは失踪が偶然重なったのか、連続殺人事件なのか、それとも超常現象なのか。ペギーは町に残り、ダマーニ刑事とともに真相を追う。

WOWOW公式サイトより

予告動画

登場人物(キャスト/吹替)

※ネタバレを含みます

ペギー・ヨンカース(ノーチェ・ヘルラール/声:森なな子)
ジャーナリスト。8年前、家族や友人に黙って突然町を出ていく。ペルセウス流星群が出現した日、イラクから久しぶりに町に戻ってくるが、父と妹からは冷たくあしらわれる。
ニーネの失踪事件で父ルートが疑われたのをきっかけに、捜査に首を突っ込むようになる。人知れずPTSDに苦しんでいる。

シャリフ・ダマーニ(ナスルディン・チャー/声:綱島郷太郎)
オランダ国家警察から派遣された刑事。ニーネの失踪をきっかけに次々と住民たちが失踪し、何の手がかりもつかめず混乱する。捜査が進展しないことで上司からプレッシャーをかけられたり、世間から非難されたりする。スースが購入する予定だったダニエレの家を捜査本部にしている。

スース・ヨンカース(ハイタ・ヤンセン/声:横山友香)
ペギーの妹。銀行に勤めている。極度の潔癖症でフィクトールのセラビーを受けている。ペギーが突然いなくなり一時的に劣等感から解放されていたが、ペギーが帰ってきたことで精神的に不安定になる。
フィクトールのアドバイスを受けてペギーと本音で話し合い、楽しい時間を過ごした直後の帰り道で失踪する。フィクトールとは惹かれ合っていた。

ルート・ヨンカース(アウス・ブレイダーナス/声:中博史)
ペギーとスースの父。1年半前に交通事故を起こし、ダニエレとアーレントの娘ヤスミンを死なせている。以来自分を責め続け、酒浸りの毎日を送っている。自宅からニーネの携帯電話と肖像画が発見され、警察に疑われる。さらに、謝罪を受け入れてくれたダニエレに〝逆回りの時計〟を贈った直後ダニエレが失踪し、再び疑われる。

ニーネ・フェルトホーヴェン(ロース・ヴィルティンク/声:折井あゆみ)
エマとフリッツの娘。16歳。ダニエレの自動車教習を受けていた。ペルセウス流星群が現れた夜、ひそかに家を抜けだして恋人のリックと湖で会うが、朝になっても帰らず行方不明になる。
父親が隠し持っていたドラッグを持ち出し、リックと共に使用していた。トーマスが逮捕された夜に突然戻ってくるが、極度のショック状態で記憶を失っている。

フリッツ・フェルトホーヴェン(ライナウト・ブッスマーカー/声:根本泰彦)
教師。ニーネの父。子どもたちに対して厳しく接していた。トーマスから買ったドラッグを物置に隠し持っており、ニーネの失踪後ドラッグが減っていることに気づくが警察には言わず隠蔽しようとする。
エマからヴァウトと不倫関係にあったことを告白され、エマを責める。ニーネの失踪には恋人リックが関与しているのではないかと疑う。

エマ・フェルトホーヴェン(サスキヤ・テンミンク/声:山像かおり)
ニーネの母。ヴァウトからトレーラーパーク売却について相談を受けるうち、不倫関係に陥っていた。ニーネの失踪後、ヴァウトとの密会現場を息子ヘルベンに見られ、不倫の事実を家族に告白し許しを乞う。ニーネが戻ってきて記憶を取り戻していく様子を見守っていたが、ふいに失踪する。

ヘルベン・フェルトホーヴェン(声:岩中睦樹)
ニーネの弟。天体観察好き。ヴァウトのトレーラーパークでアルバイトをしている。ニーネの失踪に心を痛める中、母エマとヴァウトの密会現場を目撃し、激しく傷つく。ニーネが戻ってきた後、失踪する。

ダニエレ・ボスハイゼン(リフカ・ロダイセン/声:本田貴子)
自動車の教習の仕事をしている。1年半前に7歳の娘ヤスミンを交通事故で亡くし、フィクトールのセラピーを受けている。娘の死から立ち直れずにいたが、ルートの謝罪を受け入れて前に進もうとする。
夫・アーレントの反対を押し切ってスースに家を売ろうと決めた矢先、プールで姿を消す。

アーレント・ボスハイゼン(ケース・ボート/声:相沢まさき)
ダニエレの夫。7歳の娘ヤスミンを交通事故で亡くして以来、何もかもうまくいかない。事故を起こしたルートを恨み、ペギーやスースにも冷たくあたる。ルートの娘であるスースに家を売ることを反対している。ヴァウトが経営するトレーラーパークに住んでいる。
ゲイが子どもを持つことに反対し、マーフィンとフェリックスに嫌がらせをしていた。スースの失踪現場に落ちていたタバコのDNAと一致したことから失踪事件の犯人として取り調べを受けるが、全面否定する。
教会で罪を懺悔し、フィクトールのセラピーを受けた後、母フェーラと娘の墓参りをしている途中に失踪する。

フェーラ・ボスハイゼン(オルハ・サウダーフック/声:小宮和枝)
アーレントの母。過去に投資詐欺でネールチェと共に逮捕され、懲役5か月の実刑判決を受けている。以来、息子のアーレントとは疎遠になり、住民からも無視され続け、ネールチェからも恨まれている。
現在は町外れの寂れた家に住み、孤独な生活を送っているが、ペギーの父・ルートのことは気に掛けている。

リック(コ・サンドフリット/声:宮本昌輝)
ニーネの恋人。マーフィンの店で働いている。ペルセウス流星群が現れた夜、ニーネと湖で会っていたが、森を出たところで別れたと証言している。ニーネの父・フリッツから薬を飲んだことを黙っているように口止めされる。
ニーネの後を追って湖で自殺を図ろうとするが、牧師に発見されて家に連れ戻される。

フィクトール(フェジャ・ファン・フェット/声:成田剣)
リックの父。セラピスト。ニーネが行方不明になり混乱する息子を支える。患者のスースとは惹かれ合っていたが、セラピストとしての立場を守り自重していた。スースが失踪する直前、電話で話している。
アーレントが失踪した墓場に残っていた長靴の足跡と同じ長靴を使用しているが、本人は墓場には行っていないと否定している。

ネールチェ(声:沢田敏子)
フィクトールの母。過去にフェーラと共に投資詐欺で逮捕され、懲役9か月の実刑判決を受けている。刑期が延びたのは裁判でフェーラが責任をかぶせたせいだと思っており、以来フェーラとは口をきいていない。

ヴァウト・プラスマイヤー(声:飯島肇)
トレーラーパークを所有している。多額の借金を抱えており、金の工面に苦しむ。トレーラーパーク内の家の売却を相談するうち、2か月前からエマと不倫関係に陥っていた。
トーマスがドラッグの密売をしていることをエマから聞き、トーマスを脅して金を手に入れる。2度目の脅迫の際にトーマスに殺され、山中に埋められる。

マーフィン
ホテル兼レストラン「クロースターホーヴェ」を経営している。フィクトールの弟。ゲイで、フェリックスと共に子どもを育てている。アーレントから嫌がらせを受けている。
フェリックスが失踪した後、精神的に不安定になり休業していたが、教会に子どもを残したまま姿を消す。

フェリックス
「クロースターホーヴェ」の料理人。マーフィンのパートナーで、2人で子どもを引き取り育てている。アーレントが取り調べを受けている最中に突然姿を消す。

トーマス・ヴィッセ
薬局の店主。ペギーの元恋人。1年前にイラン人のエルナスと結婚した。ニーネの父・フリッツにドラッグを売っている。ドラッグの密売で稼いだ金でカナダに移住する予定を立てていたが、ヴァウトに脅迫される。ヴァウトが使っていたドローンのカメラに顔が映っていたことから取り調べを受け、ヴァウトを殺害したことを自供する。

エルナス・ヴィッセ(声:アナンド雪)
トーマスの妻。イラン人。ダニエレの教習を受けている。夫がドラッグの密売をしていたこともヴァウトを殺害したことも知らなかった。トーマスが逮捕された後、町を出ようとしてバス停に荷物を残したまま失踪する。

牧師
失踪事件が相次ぐ中、町の人々を精神的に支える。

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