ペンブルックシャー・マーダー 21年目の真実|全話あらすじ・登場人物(キャスト)・予告動画

「ペンブルックシャー・マーダー 21年目の真実」あらすじキャスト

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英国ドラマ「ペンブルックシャー・マーダー 21年目の真実」(全3話)についてまとめました。

ルーク・エヴァンス主演。21年前の未解決事件に挑む特別捜査班。彼らはいかに犯人を追い詰めるのか?実話をもとに制作され、高視聴率を記録したクライムサスペンス。

WOWOW公式サイトより

2021年1月に全英ITV系で放送されて高視聴率をマークしたサスペンスドラマ。実在する連続殺人犯ジョン・クーパー(現在は終身刑で服役中)が起こした未解決殺人事件に挑む刑事たちの姿が描かれます。

主人公のウィルキンス警視を「ワイルド・スピード」のオーウェン・ショウ役で知られるルーク・エヴァンスが、容疑者クーパーを「シャロウ・グレイブ」のキース・アレンが演じます。

科学捜査の進歩により、「今ならDNA分析で新たな証拠を得られる」と未解決だった過去の事件を掘り起こしていく主人公たち。わずかな、本当に微かな痕跡から犯人に繋がる手がかりを見つけ出していく過程が、緊張感をもってリアルに描かれています。

北欧ドラマ「インベスティゲーション」を見たときも思いましたが、現実の犯罪の凶悪さがドラマを越えていて恐ろしいです。そして犯人がわかっていても、裁判で有罪にするための“証拠”が見つからなければどうすることもできないというもどかしさ…。

観光名所でもあるペンブルックシャーの美しく寂しい光景も胸に迫りました。

作品概要

  • 放送局:WOWOWプライム
  • 放送時間:2021年9月26日(日)13:00~ ※一挙放送
  • 製作国:英国(2021年)
  • 原題:The Pembrokeshire Murders
  • 脚本:ニック・スティーブンス
  • 監督:マーク・エヴァンス

あらすじ

2006年。ロンドン警視庁からウェールズのある地方警察に転勤したウィルキンス警視は、小さな町ペンブルックシャーで1989年、休暇中の夫婦が殺された事件がまだ解決されていないと知って関心を抱き、再捜査を開始。当局は当時、クーパーという男性を第一容疑者にしたが、証拠不十分で起訴していなかった。そんなクーパーは他に窃盗・暴行などの事件で有罪となり、刑務所に収監されている。
ウィルキンスは最新の科学捜査が真相究明に役立つと考え、署内で特捜チームを結成。すると1985年に起きた殺人事件にもクーパーが関与していた可能性が浮上してくる。ウィルキンスとそのチームは、クーパーを追い詰めることができるのか……?

WOWOW公式サイトより

予告動画

登場人物(キャスト)

ダベッド・ポーイス警察

スティーヴ・ウィルキンス(ルーク・エヴァンス/声:諏訪部順一)
ロンドン警視庁からウェールズの地方警察に転勤した警視。ジョン・クーパーが関わったと思われる4件の未解決事件に目を付け、「オタワ作戦」と名付けて密かに再捜査チームを結成する。

エラ・リチャーズ(アレクサンドリア・ライリー/声: 皆川純子)
再捜査チームのメンバー。警部補。1996年に起きたノルトン・ヒル事件を担当し、被害者たちが心に深い傷を負ったことを気に病んでいる。スティーヴとともに積極的に捜査にあたる。

リン・ハリエス(スティーヴ・メオ/声:渡部俊樹)
再捜査チームのメンバー。法医学で数々の実績をあげているギャロップ博士に注目し、再検査を依頼する。

ガレス・リース(チャールズ・デイル/声:佐々木祐介)
再捜査チームのメンバー。最初のクーパーの尋問を担当する。

グリン・ジョンソン(リチャード・コーガン/声:早川毅)
再捜査チームのメンバー。

ナイジェル・ロウ(Kyle Lima/声:ケンコー)
再捜査チームのメンバー。

容疑者と家族

ジョン・クーパー(キース・アレン/声:千葉哲也)
窃盗・暴行などの罪で服役中の受刑者。1989年に起きた遊歩道殺人事件の第一容疑者だったが、証拠不十分で不起訴になる。1998年に複数の強盗事件で16年の判決を受け、現在はディフリン刑務所に収監されている。

パット・クーパー(キャロライン・ベリー/声:竹村叔子)
ジョンの妻。服役中のジョンのため毎週面会に通う。ジョンの言いなりで、洗脳されている。息子のアンドリューとは疎遠になっているが、再会を望んでいる。

アンドリュー・クーパー(オリヴァー・ライアン:声:亀田佳明)
ジョンの息子。父親が収監された1998年にエイドリアンから改名。幼い頃父親から虐待を受け、それが原因で体が不自由になった。今もジョンを憎み、関わりを断とうとしている。

そのほか

ジョナサン・ヒル(デヴィッド・フィン/声:松川裕輝)
ニュース番組「ウェールズ・トゥナイト」のリポーター。スティーヴと信頼関係を結び、再捜査に協力する。

アンジェラ・ギャロップ(アナスタシア・ヒル)
法医学博士。オタワ作戦に協力し、押収物のDNA鑑定を行う。

ジャック・ウィルキンス(Steffan Cennydd)
スティーヴの息子。母親と暮らしていたが、スティーヴの家に泊まりに来る。多忙な父親との距離を測りかねている。

ジョージ・ジョーンズ(ウィリアム・トーマス)
1989年の遊歩道殺人事件の担当刑事。現在は引退している。事件当時、クーパーの飲み友達だったリース巡査に尋問を任せたことを後悔している。

エリン・デイヴィス(エイミー・モーガン)
1996年に起きたノルトン・ヒル事件の被害者。友人たちと一緒にいたところをショットガンを持った目出し帽の男に襲われ、レイプされた。

各話のあらすじ(ネタバレ有)

2006年。スティーヴ・ウィルキンス警視はロンドン警視庁での任務を終え、ウェールズのダベッド・ポーイス警察に戻ってくる。偶然目にしたニュース番組で17年前の殺人事件が未解決だと知ったスティーヴは、当時事件を担当したジョーンズ警部に会いに行く。
1989年、休暇でペンブルックシャーを訪れていたディクソン夫妻は、遊歩道を散歩中に何者かにショットガンで撃たれ殺害された。事件の4日後、夫人の結婚指輪を宝石店に持ち込んだとしてジョン・クーパーという人物が浮上。しかし本人は自分の指輪だと主張し、妻も認めため捜査はそこで終了したという。後にクーパーを尋問したリース巡査がクーパーの飲み友達だったことが判明し、ジョーンズ警部はクーパーが長年の知り合いである巡査を利用したのではないかと考えていた。
クーパーは1998年に複数の強盗事件で16年の判決を受け、現在はディフリン刑務所で服役中だという。捜査は「ハンツマン作戦」というコードネームで呼ばれ、クーパーが関わった疑いが持たれる1989年の遊歩道殺人事件、さらに1985年のスコベストン・パーク放火殺人事件についても聴取が行われたが、自供を得ることはできなかった。
資料保管庫にはハンツマンの捜査資料と押収された証拠物件が残っていた。資料に目を通したスティーヴは、1996年にノルトン・ヒルの空き地で5人のティーンエイジャーがショットガンを持った覆面男に襲われ、少女たちがレイプされた事件との類似点に気づく。
いずれの事件も未解決で、犯人の装備は目出し帽に黒い手袋、改造したショットガンだった。スティーヴは遊歩道、スコベストン・パーク、ノルトンヒルの事件の犯人はクーパーだと確信し、署長に直訴して再捜査チームを結成。「オタワ作戦」と名付ける。
クーパーが仮釈放されることになり、スティーヴはディフリン刑務所に仮釈放の取り消しを要求する。それによって一時保留になるが、半年以内に再び審査があり、それまでに証拠を見つけなければクーパーは釈放されるという。
スティーヴはニュース番組「ウェールズ・トゥナイト」のリポーター、ジョナサン・ヒルに協力を持ちかけ、生放送で情報提供を呼びかけることに。だがそれはクーパーが見ていることを前提としたカムフラージュだった。
スティーヴはクーパーの息子アンドリューに会う。彼はエイドリアンという名前だったが、クーパーが収監された1998年に改名していた。今も父親を憎むアンドリューは、「巻き込まれたくない」と再捜査への協力を拒む。

ニュース番組で再捜査を知ったクーパーは、刑務所の図書館でDNAに関する本を読み漁る。さらに面会に通う妻パットにも捜査が及ぶと考え、彼女に注意を促す。
クーパーへの尋問が許可され、スティーヴたちは心理分析をもとに取り調べを行う。クーパーは1978年に新聞のクイズで9万4千ポンドを稼ぎ、農場を購入したり家族をスペイン旅行に連れて行くなど羽振りがよかったが、やがてギャンブルにハマり金が底をついた。
スコベストン・パークで殺人事件が起きた日、息子のエイドリアンは父親から嘘の証言をするよう強要されたと話しているが、クーパーは息子がスペイン旅行に連れて行かなかったことを逆恨みして嘘をついたのだと語り、事件への関与を否定。エイドリアンに罪を着せようとする。
取り調べの最終日、尋問を任されたエラは目撃証言をもとにしたイラストを見せる。それは1989年の遊歩道事件の2日後、殺害されたピーターのキャッシュカードを使ってATMから現金を引き出す長髪・短パン姿の犯人を描いたものだった。
クーパーは髪を伸ばしたことはないと断言し、短パンよりも丈の短い「カーキ色の海パン」を持っていたと話す。スティーヴはクーパーが「カーキ色の海パン」にこだわっていることや、押収品の中に見当たらないことから、事件の鍵を握っているのではないかと推測する。
クーパーは面会に来た妻パットに「カーキ色の海パン」を探すよう命じる。パットは音信不通になっていた息子のエイドリアンに連絡し再会するが、母親が未だに父の指示で動いていることを知ったエイドリアンは激怒。脚が不自由になったのは12歳の時に父から受けた虐待が原因だと打ち明ける。
クーパーは虐待が露呈するのを恐れて病院に連れていかず、動けないエイドリアンを放置してスペイン旅行に出かけたのだった。
スティーヴはイラストの信憑性を確かめるため、当時のクーパーの写真を探すが見つからない。ある日、息子のジャックとともに入った店で偶然昔のクーパーが写っている写真を見つける。店主に聞くと、クーパーが1989年にダーツのクイズ番組に出ていることが判明。
テレビ局で当時の番組の映像を見せてもらうと、クーパーは髪を伸ばし、イラストにそっくりだった。
クーパーは仮釈放され、妻パットは自宅でクーパーを迎える。

仮釈放されたクーパーが自宅に戻った夜、妻パットが死亡する。検視の結果、心不全による自然死と判明。スティーヴは罪悪感を覚え、息子のアンドリューに謝罪する。
スティーヴは押収品の短パンを撮影した写真が変色していることに気づく。押収品の中から見つけた「カーキ色の海パン」を検査に回すと、女性物の短パンの裾を短く仕立て直していることが判明。短パンの裾を解いたところから、遊歩道で殺されたピーター・ディクソンの血液が検出される。
スティーヴたちはクーパーを3件の事件の容疑者として逮捕。彼の車の中には新しい手袋と目出し帽が入っており、またもや犯行を計画していたことがわかる。
スティーヴは自らクーパーを尋問し、海パンにピーターの血液が付着していたことを指摘。さらにポケットの綿埃から黒い手袋の繊維が発見され、手袋の中には被害者リチャード・トーマスが履いていた靴下の繊維が付着していたことを突き付ける。手袋にはノルトン・ヒルでレイプされた女性が身につけていた下着の繊維も付着していた。
そして犯行に使用された凶器のショットガンに塗られていた黒いペンキを剥がすと、ピーターの血液が付着していたことも指摘する。追い詰められたクーパーは席を立ち、スティーヴに背を向ける。
クーパーは4件の殺人と96年に起きたレイプ、性的暴行の容疑で起訴される。裁判で明らかになったのは、「カーキ色の海パン」が遊歩道で殺されたディクソン夫人のものであったこと、クーパーが事件の後も短パンを戦利品のように愛用していたことだった。
ノルトン・ヒルで性的被害に遭ったエリンとレアンは、勇気を奮い立たせて法廷に立ち、当時の恐ろしい経験について語る。もうひとりの被害者カレンが亡くなり、法廷での証言は彼女のためでもあった。
クーパーは無実を訴えるが、起訴された11の訴因すべてについて有罪判決を受け、終身刑を言い渡される。捜査を終えたスティーヴたちは作戦本部を引き揚げ、クーパーの息子アンドリューは母の墓を訪ねて謝罪する。

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