The Sinner【シーズン2】登場人物(キャスト)・全話あらすじ・感想

The Sinner-隠された理由-

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海外ドラマ「The Sinner」シーズン2(全8話)についてまとめました。

小さな田舎町で起きた不可解な殺人事件。少年による“親殺し”を軸に、大人たちが犯した“罪”が暴かれる…。ジェシカ・ビール製作総指揮の衝撃サスペンス第2弾。

WOWOW公式サイトより

ジェシカ・ビール主演「The Sinner-記憶を埋める女-」の続編。といってもアンソロジードラマのため、コーラは登場せず、新たなストーリーが描かれます。

シーズン2の好評を受け、シーズン3の製作も決定しました。

前シーズンに登場したアンブローズ刑事(ドMのおじさん)が、故郷の田舎町ケラーで少年ジュリアンが関わる不可解な殺人事件に挑みます。

前作も巧みなストーリー展開で最後まで飽きさせませんでしたが、今回も第1話から衝撃的。少しずつ謎が明らかになっていく過程がたまりません!

作品概要

  • 製作国:アメリカ(2018年)
  • 全米放送:2018年8月1日~9月19日
  • 原題:The Sinner
  • 脚本:デレク・シモンズほか
  • 監督:アントニオ・カンポスほか
  • 製作総指揮:ジェシカ・ビールほか

あらすじ

ニューヨーク州北部にある田舎町ケラー。旅行中の男女がモーテルで殺され、犯行現場にいた13歳の息子ジュリアンが2人を殺したと自供するが、身元も動機も分からず捜査は難航する。地元警察の女性刑事ヘザーは、彼女の父親の友人アンブローズ刑事に捜査への協力を依頼し、彼は約15年ぶりに故郷のケラーに帰る。事件を聞きつけて、ジュリアンの本当の母親だと名乗る女性ヴェラが現われたことで、被害者の身元が判明。ヴェラたちは地元で問題視されているカルト集団の共同体、モスウッド・グローヴの住人であった……。

久々の帰郷でアンブローズは少年時代に受けたトラウマに苦しみ、ヘザーもまた、共同体に入って行方の分からなくなった親友を想い、心を痛める。

WOWOW公式サイトより

予告動画

登場人物(キャスト)

ハリー・アンブローズ(ビル・プルマン/声:津田英三)
ドーチェスター警察の警部補。幼少期のトラウマに今も悩まされている。ヘザーの依頼で、母親の葬式以来15年ぶりに故郷ケラーに戻って捜査を手伝うことに。

ヘザー・ノヴァック(ナタリー・ポール/声:樋口あかり)
ニューヨーク州北部にある田舎町ケラーの新米刑事。実地研修中のため正式なバッジは持っていない。少年犯罪の扱いに困惑し、父ジャックの友人であるハリーに協力を依頼する。同性愛者。

ジュリアン(エリシャ・ヘニグ/声:野口瑠璃子)
モーテルで両親を殺害した少年。常に何かに怯えているが、ハリーに少しずつ心を開いていく。

ヴェラ・ウォーカー(キャリー・クーン/声:宮島依里)
カルトとされる〈モスウッド・グローヴ〉で集団生活する謎めいた女性。ジュリアンの母親を名乗り、ケラーの警察署にやってくる。

ジャック・ノバック(トレイシー・レッツ)
ハリーの旧友で、ヘザーの父親。数年前にヘザーから同性愛者であることを打ち明けられており、ヘザーがマリンを愛していたことも知っている。

マリン・カルフーン(ハンナ・グロス)
ヘザーの親友。〈モスウッド・グローヴ〉に入会した後、10年以上行方がわからない。母親とはうまくいっておらず、家族の愛情に飢えていた。

トム・リデル(ジェイ・O・サンダース)
ケラーの警察署長。ヘザーの上司。ハリーが事件の捜査に加わることをよく思っていない。

ライオネル・ジェフリーズ(ブレナン・ブラウン)
〈モスウッド・グローヴ〉の指導者。カナダの元心理療法士。一部に熱烈な支持者がいたが、身体的虐待と性的虐待の疑いを持たれて論争が起きた。90年代に資格を失って姿を消した。

グレン・フィッシャー(マーク・メンチャカ)
ケラーの住民で、ジャックの友人。〈モスウッド・グローヴ〉の集会に参加していた。

アダム・ラルリー(アダム・デイビッド・トンプソン)
モーテルで中毒死した男性。ベス、ジュリアンと共にナイアガラの滝へ向かう途中、車が故障してモーテルに泊まり、翌朝殺害される。

ベス・マクティア(エレン・アデア)
モーテルで中毒死した女性。ジュリアンのことを常に気にかけていた。遺体で発見された際、両目の上に石が乗せられていた。

各話のあらすじ(ネタバレ有)

ニューヨーク州北部の町ケラー。アダムとベスは息子のジュリアンを連れてナイアガラの滝を見に行く途中、車が故障して町外れのモーテルに泊まる。翌朝、ジュリアンが持ってきたお茶を飲んだ2人は中毒死する。
事件現場を訪れた新人刑事のヘザー・ノヴァックは、現場近くの林の中で13歳の少年ジュリアンを発見。少年犯罪の扱いに戸惑うヘザーは、父ジャックの旧友であるハリー・アンブローズに協力を求める。
ハリーは母の葬式以来、15年ぶりに故郷ケラーを訪れる。事件の詳しい状況を聞くためヘザーと共に養育施設に預けられているジュリアンに会いに行くが、ジュリアンの様子は普通ではなく、「戻らなきゃいけなかった、始まりに」とだけ話して口をつぐむ。ジュリアンの手首はなぜか赤く爛れていた。
事件現場を訪れたハリーは、モーテルの裏口近くに有毒植物であるチョウセンアサガオが咲いていることに気づく。その葉をジュリアンに見せると、ジュリアンは2人を殺害したことを認める。
ヘザーは自白と状況証拠ですぐにでも起訴できると言うが、ハリーは手続きをする前にジュリアンともっと話す必要があると考え、しばらくケラーに留まる決断をする。
ジュリアンたち3人が乗っていた車が発見されるが、車内からはジュリアンの荷物が見つからず、ハリーは不審を抱く。その頃、警察署にジュリアンの母親を名乗る女性が現れる。

ジュリアンの母親を名乗るヴェラ・ウォーカーは、〈モスウッド・グローヴ〉というコミュニティで集団生活をしていると話す。被害者のアダムとベスはコミュニティの仲間で、ジュリアンの面倒をみてくれていたと言う。
モスウッドの名を聞いたヘザーは、かつて好奇心から親友のマリンとそこに忍び込んだことを思い出す。ジュリアンはヴェラに口止めされて自供を否定するが、ハリーの不遇な少年時代の話を聞いて徐々に心を開くようになる。
ジュリアンから悪夢の話を聞いたハリーは、虐待を疑い〈モスウッド・グローヴ〉の捜査令状を取り、敷地内を調べることに。ヘザーは畑のそばにある納屋に見覚えがあった。以前、マリンが居住者に誘われて納屋に入っていくのを見ていたからだ。ヘザーはハリーと別行動を取って納屋に忍び込み、納屋の中に大きな岩が鎮座しているのを見つける。

ジュリアンは少年審判ではなく刑事裁判にかけられることになり、少年拘置所に送られる。2件の第2級殺人でそれぞれ15年~25年の刑になると聞き、動揺するヴェラ。精神鑑定で「ベスが嘘をついたからお茶を飲ませた」と発言したジュリアンは、「あなたも嘘をついているのでは」と問われて錯乱する。
ハリーはベスとアダムが何かから逃げるためにジュリアンを連れてモスウッドを抜け出したのではないか、とヴェラを問い詰める。ヴェラは2人がジュリアンをさらっていったのだと話し、ジュリアンの正当防衛を主張する。
ハリーはジャックに誘われて社会奉仕団体の懇親会に参加するが、そこで過去に自宅が火事に遭ったことを尋ねられ、動揺してしまう。
ヘザーは行方不明のマリンの実家を訪ね、マリンの持ち物の中から“ジュリアン”という文字に印がつけられた愛読書を見つける。マリンがジュリアンの実の母親ではないかと疑ったヘザーは、ハリーと共にジュリアンの出生証明書にサインした産婦人科医プールを訪ねるが、プールは多くを語らずに自ら命を絶ってしまう。
プールの家の中を捜査したハリーとヘザーは、屋根裏部屋に納屋にあった岩と同じ形をした石が置かれているのを見つける。

プール医師の日記には「Y」を象ったような記号が書かれており、見知らぬ男性の写真が貼り付けられていた。プールは15年前にカルメン・ベルという女性から医療過誤訴訟を起こされかけており、ハリーはカルメンから話を聞くためにディーキンズ精神医学研究所を訪ねる。そこは、かつてハリーの母親がいた施設でもあった。
モスウッドにいたというカルメンは、中絶手術でプールに子宮を全摘出されたと語るが、彼女の話には妄想が混ざっており、ハリーは信用できずにいた。だがヘザーがマリンの写真を見せると、カルメンは「パープル・レイクを調べたら」と意味深な発言をする。
ハリーはヴェラに呼ばれてモスウッドを訪ね、ベスが“セッション”と呼ばれるセラピーを受けているときの録音を聴かされる。ベスは子供を持てずに悩んでおり、ジュリアンに歪んだ愛着を持っていたと語るヴェラ。ハリーは自分に“セッション”を施してほしいとヴェラに頼む。
ヘザーの父ジャックは、マリンの手首に描かれていた記号を思い出す。それはプール医師の日記に書かれていたものと同じだった。ヘザーは記号について調べ、カナダの心理療法士ライオネル・ジェフリーズに辿り着く。
ジェフリーズの本を出していた出版社には、「ナイアガラ・フォールズ」という貸倉庫に送った本が送り返されてきていた。貸倉庫はジュリアンの名で契約されており、何者かが寝泊まりした痕跡があった。さらに、倉庫内にはモスウッドで行われていた集会の様子を撮影したテープが残されており、そこには父ジャックの友人グレン・フィッシャーとマリンが映っていた。
一方ハリーは、“セッション”を受けるためヴェラと共に森の中を歩くが、途中で足を挫いてヴェラとはぐれてしまう。ようやく辿り着いた山小屋にはライオネル・ジェフリーズの写真が掲げられており、ヴェラは「彼がまとめた考えを息子に伝える」と語る。ヴェラの“セッション”を受け、意識を失うハリー。目覚めると、そこは事件が起きたモーテルだった。

事件が起きたモーテルで目を覚ましたハリー。ヴェラを問い詰めるが、彼女は「あなたは普通に車で帰った」と言う。ヴェラはジュリアンがマリンの産んだ子だと認め、マリンは出産の2年後にモスウッドを出ていったと語る。
ハリーはグレンの留守中に家の中に侵入し、グレンの祖父・ハワード・フィッシャーが石柱と一緒に映っている写真を見つける。フィッシャー一族は1930年代にモスウッドの土地を手に入れ、1997年にライオネル・ジェフリーズに売却していた。一族がモスウッド創立当時から関わっていたことを知り、ジャックは町ぐるみの隠蔽を疑う。
ジュリアンは拘置所で暴れて独房に入れられる。ヴェラはジュリアンから面会を断られ、ハリーが代わりに面会することに。ジュリアンはヴェラが嘘をついていると話し、何週間か前に誰かが夜中に部屋に入ってきて自分を連れ去ろうとしたことを明かす。
署長のリデルは捜査を進めることに難色を示し、ハリーをドーチェスターへ戻そうとする。ジャックもまたグレンを疑うハリーに不信感を抱き、帰るように告げる。
ヴェラはかつてマリンがモスウッドにやってきた日のことを思い出す。その後マリンは妊娠し、ヴェラは「ここでは子供は産めない」と堕ろすように説得する。だが指導者のライオネルはなぜか出産を許可し、産まれた子供をみんなで育てようと言い出す。

ハリーはカルメン・ベルが起こした医療過誤訴訟の証言ビデオを見つけ、ヴェラに見せる。カルメンは“ワーク”と呼ばれる修行でグレンら複数の男性から性的虐待を受け、妊娠したのだった。
ヴェラはハリーに何もかも話すと言い、過去の出来事について語り始める。マリンはジュリアンを出産するが愛情を抱けず、ヴェラに押しつけるようになっていた。“ワーク”で行き過ぎた暴力行為が日常化しつつあることに不安を覚えたヴェラは、指導者のライオネルに逆らって“ワーク”を中止し、あるべき姿に戻したという。
ハッチンソン検事はグレンたちから巨額の寄付を受ける代わりに、カルメンの事件を揉み消していた。ハリーはその事実を検事に突き付け、ジュリアンの事件を本来の家庭裁判所に戻すよう要求する。
ジュリアンは養護施設に戻るが、ベスとアダムを殺害したことに苦しんでいた。ハリーはかつて病気だった母親の暴力を止めるため、家に火を放ったことを明かす。その夜、ジュリアンの部屋にフードを被った人物が侵入し、ジュリアンを連れ去る。

ジュリアンが行方不明になり、警察はヴェラを逮捕する。ハリーは養護施設のそばに停まっていた茶色のキャンピングカーの行方を追跡し、乗り捨てられていた車を発見する。車の近くには5つの結び目がある修道僧の腰ひものような物が残されていた。
その頃、ヴェラは“グレイ・ドーターズ”という修道院に行くよう仲間に指示を出していた。修道院に駆け付けたハリーとヘザーは、ほんの数週間前までマリンがそこで暮らしていたことを知って驚く。だがマリンの部屋の荷物は、ヴェラの仲間によって引き取られたあとだった。
マリンはジュリアンを引き取るために修道院を出てモスウッドを訪ねたが、ヴェラに追い返されてしまい、ベスとアダムに協力を求めたのだった。2人はジュリアンをマリンのもとへ連れて行く途中に殺害されたのだ。
養護施設からジュリアンを連れ出したマリンは、混乱するジュリアンをなだめるため実母であることを打ち明ける。マリンはヘザーに連絡して警察の注意を逸らしてほしいと頼むが、ヘザーは「できない」と断る。
ハリーとヘザーはマリンとジュリアンが泊まっているモーテルへ向かうが、マリンは道端で遺体で発見される。

ヘザーは父ジャックのズボンのポケットから、マリンが泊まっていたモーテルの鍵を見つける。ハリーがジャックを問い詰めると、ジャックは過去10年にわたってヴェラに毎月送金していたことを明かす。ジュリアンの父親はジャックだった。
マリンから金が欲しいという連絡を受けたジャックは、マリンに会うためモーテルを訪れたが、彼女に銃を向けられて揉み合いになり、銃が暴発したと語る。その後キャビンの中でジュリアンを見つけ、ヴェラに引き渡したという。ヘザーと目を合わせることができず、パトカーに乗り込むジャック。
ハリーのもとに、ヴェラと一緒に逃げているジュリアンから連絡が入る。どうすべきか迷っているジュリアンに、ハリーは自分の気持ちを優先するよう助言する。ジュリアンはヴェラに「帰りたい」と訴え、ヴェラはジュリアンの意志を受け入れて警察に出頭する。
ハリーの元にテープが届けられる。録音されていたのは、ヴェラと行った“セッション”での会話だった。ヴェラはハリーに心の内を明かすよう求め、暴力的な態度に出るが、ハリーはその行為を受け入れ何も話さなかった。
ジュリアンの裁判が開かれる。過激な育てられ方をしたことや、人の死についての歪んだ知識を教えられたことが考慮され、ジュリアンは4年間更生施設に収容されることに。ハリーとヘザーはジュリアンをナイアガラに連れて行く。

感想(ネタバレ有)

楽しめたけど、疑問も残った

今回も一気見してしまいました!
このシリーズ、物語に引き込む工夫が抜群に上手いんですよね~。

こちらが知りたい謎をひとつずつ明かしていってくれるので、あまりストレスを感じません。この先を見たい、もっと知りたいという欲求をいい具合に掻き立ててくれる。

ただ、シーズン1に比べると終盤の盛り上がりが物足りなかったです。

ジャック(ヘザーの父)がジュリアンの父親だったという真実は予想外だったので驚いたけど、本当に知りたかった真実はそこじゃないのよね…。

シーズン1は最後にすべての謎が解けて、主人公が意味不明の凶行に至った背景や心理もすごく腑に落ちた。だからこそ胸に迫るものがあったんです。

でも今回は、少年が犯行に及んだ理由がはっきりとは明かされず、カルト集団についても断片的に描かれるだけで肝心な部分をぼやかしてしまい、疑問が残る内容でした。

まぁそれも見終わってみて思うことだけど(見ている途中は楽しかったので)。

わからないことが、いくつか

いちばん知りたかったカルト集団の全貌が明かされないまま、最後はヴェラの母性愛で片付けられてしまったのが残念です。

知りたいのはそこじゃないのよ~。

創立者ライオネルはどうなったのか。
意味深な石柱と打刻音は何を意味していたのか。

ヴェラが行っていたセッションはどういうものだったのか。
ジュリアンはどんな育てられ方をしたのか。

ジュリアンはなぜベスとアダムを殺したのか。
なぜ2人の目の上に石をのせたのか。

「戻らなきゃいけなかった、始まりに」とは、どういう意味か。

そのへんがうやむやのまま終わったので、「あれ?」という感じ。あえてモヤッとしたまま終わらせたのでしょうかね…。

ヴェラは殺したのか、殺してないのか

指導者のライオネルは、ヴェラに殺されたのでしょうか。

わたしはヴェラが飲み物に毒(チョウセンアサガオ?)を入れて彼を殺したのだと思っていたのですが、それ以降、まったく触れられませんでした。

ヴェラが彼を殺すとしたら、その最大の理由は間違いなくジュリアンです。ライオネルはジュリアンを生贄にしようとしてましたから。

でも、ヴェラは人の命をたやすく奪えるような人とは思えませんでした。カルメンは事件を揉み消されただけで今も生きているし、マリンも結局、殺されていなかった(湖で発見された遺体は事件とは無関係)。

彼女が殺人にためらわないはずはない。そう思うだけに、もし本当に殺したのであれば、そのあたりの描写が欲しかった。

ジュリアンの育て方にしてもそう。
最後まで見てわかったのは、ヴェラが本気でジュリアンを愛していたことだけ。

彼女の育て方がどう歪んでいたのか、どう過激だったのかをもっと具体的に見せてくれないと、ジュリアンの凶行に納得がいかないんですよ!

アンブローズの過去

もうひとつ、ドMおじさんことハリー・アンブローズの過去も明らかになりました。が、こちらもスッキリしません。

わかったのは、ハリーの母親が精神的な病を患っていたこと。ハリー少年はネグレクトされ、母親の愛情に飢えていたこと。

家に火をつけて燃やしたのは、ハリー少年だったこと。

その理由として「母親を止めたかった」と言っていたので、もしかしたら身体的な虐待を受けていたのかも(具体的な描写はなかった)。

その結果、母親は精神科病院に入院することになり、そのまま病院で亡くなったらしいこと。

ハリーの過去について、ケラーの人々がどこまで知っているのかもよくわからなかった。「うやむやにする」土地柄を出したかったのかもしれませんが。

ヴェラが行った“セッション”で、ハリーは過去について暴露するよう脅迫されるのですが、M気質の彼はむしろ喜んでヴェラの責めを受け入れるんですよね~。

ハリーの心の闇は深そうなので、まだ当分引きずりそうです。

時系列で見る事件の概要

今回の事件を時系列にしてみました。ご参考まで。

  • 1997年、心理療法士のライオネル・ジェフリーズがフィッシャー一族からモスウッドの土地を買い、カルト集団〈モスウッド・グローヴ〉を創立する
  • “ワーク”が身体的・性的虐待を行う場になる
  • カルメンが“ワーク”で虐待を受け妊娠する
  • 15年前、カルメンが医療過誤訴訟を起こそうとしたが揉み消される
  • マリンが家を飛び出し、ヘザーの父ジャックと関係を持つ
  • マリンが 〈モスウッド・グローヴ〉 に入会する
  • 13年前、マリンがジュリアンを妊娠・出産する
  • ヴェラがライオネルを追い出し、モスウッドを変える
  • 11年前、マリンが〈モスウッド・グローヴ〉を出ていく
  • 数週間前、マリンが修道院を出て〈モスウッド・グローヴ〉を訪ね、ジュリアンを引き取りたいというがヴェラに断られる
  • ベスとアダムがジュリアンを連れ出し、マリンがいるナイアガラの貸倉庫に連れて行こうとする途中、ジュリアンに殺される
  • ハリーが帰郷し、ヘザーと共に捜査に乗り出す
  • ヴェラがジュリアンの母親として名乗り出る
  • マリンがジュリアンを養護施設から拉致する
  • マリンが死に、ヴェラがジュリアンを連れて逃亡する
  • ジュリアンがヴェラを説得し、警察に出頭する

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