海外ドラマ「イエローストーン」シーズン5(全14話)についてまとめました。
現代のアメリカ西部を舞台に描く重厚な人間ドラマの第5シーズンにして最終章。
ケヴィン・コスナー演じる大牧場主ジョン・ダットンが彼の土地を狙う面々と争いながら、家族との関係や時代の変化に悩む壮大な物
牧場を守るため、州知事に立候補することを決めたジョン。州知事に当選したジョンは空港建設を中止させようとしますが、開発業者マーケット・エクイティーズが新たな刺客を呼び寄せ…。
※この記事は随時更新中です。各話視聴後、加筆修正します
シーズン4はこちら↓

Contents
作品概要
- 放送局:WOWOW
- 放送時間:2025年5月1日(木)から毎週22:45~ほか
- 製作国:アメリカ(2024年)
- 原題:Yellowstone
- 企画:テイラー・シェリダン/ジョン・リンソン
- 製作総指揮:テイラー・シェリダン/ジョン・リンソンほか
あらすじ
自然が豊かなモンタナ州のイエローストーン一帯。広大なダットン牧場を持つジョンには、次男ジェイミー、長女ベス、先住民のモニカと結婚した三男ケイシーという3人の子どもがいるが、牧場の土地を狙う開発業者と激しい争いを繰り広げていた。前シーズン、ダットン家は謎の一味に襲われるが、ついに襲撃の黒幕を突き止めた。一方、ジェイミーがモンタナ州知事の座を目指す中、意外にもジョンが州知事選挙に立候補することに。
WOWOW公式サイトより
新シーズン、ジョンは州知事選挙で当選し、就任式で空港建設や宅地開発の中止を宣言するが、ダットン家ではある悲劇的な事故が起きてしまう。また土地を狙う開発業者マーケット・エクイティーズはジェイミーの不満を利用しようと、新たな刺客を呼び寄せる……。
予告動画
登場人物(キャスト)一覧
※シーズン4までのネタバレを含みます
ダットン家

ジョン・ダットン(ケヴィン・コスナー/声:原康義)
モンタナ州のイエローストーン国立公園に隣接する広大な牧場の経営者。普段は理性的だが怒らせると常識が通用せず、誰にも止められなくなる。先祖代々の土地を守るため先住民や開発業者と戦う一方で、子供たちとの関係に悩んでもいる。シーズン4で州知事選に出馬することを決断した。

ジェイミー・ダットン(ウェス・ベントリー/声:赤坂柾之)
ダットン家の次男。弁護士。ジョンの不正を暴く記事を出そうとした記者サラを殺してしまい、リップとともに隠蔽した。
シーズン3で司法長官に就任。自分が養子であることを知り、実父で殺人犯のギャレット・ランドルと新たな家族を築こうとしたが、ベスに脅されて自らの手で実父を葬ってしまう。

ベス・ダットン(ケリー・ライリー/声:加藤美佐)
ダットン家の長女。気が強く、仕事ができ、毒舌をふるう金融家。ジョンのために投資会社〈シュワルツ&マイヤー〉を立ち上げたが、マーケット・エクイティーズに買収されてしまう。
リップとは子供の頃から深い絆で結ばれ、シーズン4で結婚した。少女時代に不妊手術を受けさせたジェイミーを憎悪しており、彼の弱みを握って支配しようとする。

ケイシー・ダットン(ルーク・グライムス/声:清水裕亮)
ダットン家の三男。元軍人。ジョンの反対を押し切って先住民のモニカと結婚した。以来ジョンとは疎遠になっていたが、牧場に戻ってジョンの後を継ぐことに。シーズン3で家畜協会の理事に就任した。
シーズン4の襲撃事件をきっかけに牧場を離れ、モニカ、テイトとともに居留地近くの新しい家に引っ越した。

モニカ(ケルシー・アスビル/声:吉元里謹)
ケイシーの妻。先住民。争いを嫌う心優しく聡明な女性。州立大で講師をしている。紆余曲折のすえ、ケイシーとともに親子3人で牧場暮らしを始めるが、暴力で問題を解決することが正義と信じているダットン家に嫌悪感を強めていった。シーズン4でケイシーとともに牧場を離れ、新しい家で暮らし始める。現在妊娠中。

テイト(ブレッケン・メリル/声:小林さとみ)
ケイシーとモニカの息子。シーズン4で母モニカを救うために襲撃犯を銃で殺害した。PTSDに苦しむも、新しい家で犬や自然と触れ合い、明るさを取り戻していく。
牧場の従業員

リップ・ウィーラー(コール・ハウザー/声:斎藤寛仁)
ジョンの牧場で長年働くカウボーイ。少年時代に母と弟を殺した父親を殺し、逃亡中にジョンと出会って救われた。ジョンに対する忠誠心が厚く、父親のように慕っている。シーズン4で子供の頃から想い続けたベスと結婚したが、彼女が少女時代に自分の子供を堕ろしていることは知らない。

カーター(フィン・リトル)
ベスが病院で出会った少年。父親を亡くし、児童養護施設へ送られるところをベスとリップが引き取った。現在はベス、リップ、ジョンと同居している。

ロイド(フォリー・J・スミス)
リップやジミーと同じく罪人で、「Y」の焼き印を持つ古参のカウボーイ。40年以上ダットン牧場で働いている。ロデオ経験者。ベスとリップの結婚式の立会人をつとめた。

ジミー(ジェファーソン・ホワイト/声:藤井雄太)
ジョンの牧場で働き始めた新入り。犯罪者だがリップに助けられ、「Y」の焼き印を刻まれてチャンスを与えられた。ロデオの名手だが2度落馬して重傷を負い、テキサスの牧場へ。カウボーイとして成長して戻ってきたが、テキサスで生きることを決め、イエローストーンを離れた。テキサスで出会った獣医のエミリーと婚約中。

ウォーカー(ライアン・ビンガム)
刑務所から仮釈放された日にリップにスカウトされ、「Y」の焼き印を入れられて牧場に雇われた。リップに殺されかけて逃亡するが、シーズン3で捕まり、再び牧場に連れ戻される。シーズン4ではララミーをめぐってロイドと決闘することになったが、最終的に和解した。

ティーター(ジェニファー・ランドン)
シーズン3で雇われたカウガール。口は悪いが乗馬と投げ縄の技術があり、男さながらに働く。同僚のコルビーとはいい雰囲気。シーズン3でリップがウェイド・モローとその息子クリントを殺害するのを手伝い、「Y」の焼き印を受け入れた。シーズン4で一度は解雇されるが、リップとジョンに懇願して再び雇われることに。

コルビー(デニム・リチャーズ)
牧場で働くカウボーイ。アラバマ州バーミンガム出身。シーズン3でリップがウェイド・モローとその息子クリントを殺害するのを手伝い、「Y」の焼き印を受け入れた。ティーターとは深い仲。
リップに命じられて牛を襲ったオオカミを探すが、誤って国立公園のオオカミを撃ってしまう。

ライアン(イアン・ボーエン)
牧場で働くカウボーイ。シーズン3でリップがウェイド・モローとその息子クリントを殺害するのを手伝い、「Y」の焼き印を受け入れた。
コルビーとともにオオカミを始末しに行き、誤って国立公園のオオカミを撃ってしまう。

ララミー(エデン・ブローリン)
バレルレーサー。牧場に来た当初はロイドにべったりだったが、ウォーカーが現れて彼に乗り換えた。
先住民

トーマス・レインウォーター(ギル・バーミンガム/声:安原義人)
先住民居留地の新首長。ジョンから先祖の土地を奪い返そうとする野心的な男。ジョンの牧場の隣にカジノを建設する計画を進めているが、エクイティーズ社に差し止められてしまう。

モウ(モーゼス・ブリングス・プレンティ)
トーマスの運転手兼ボディガード。部族警察の一員でもある。
開発業者

キャロライン・ワーナー(ジャッキー・ウィーヴァー)
投資会社マーケット・エクイティーズの取締役会長。イエローストーンに空港とスキーリゾートを建設しようとしている。シーズン4でベスをモンタナ支社長として雇い入れたが、彼女の裏工作を知って解雇した。
シーズン5ではジョンが知事に就任したことで開発中止の危機に追い込まれ、サラ・アトウッドを呼び寄せて打開策をはかる。

エリス・スティール(ジョン・エメット・トレイシー)
投資会社マーケット・エクイティーズの代表者。イエロストーンに空港とスキーリゾートを建設する計画を進めている。
そのほか

ライネル・ペリー(ウェンディ・モニツ)
モンタナ州知事。シーズン1ではジョンと関係を持っていたが破局。ジョンの暴走を懸念し、ジェイミーを司法長官の座に就かせる。シーズン4で上院選出馬を決断。後任の知事にジェイミーを推薦しようとしていたが、ジョンに説得されて彼を支持することに。

ギャレット・ランドル(ウィル・パットン)
ジェイミーの実父。ジェイミーの母を殺した殺人犯。居場所を失ったジェイミーに「王を殺して帝国を乗っ取れ」と助言していた。シーズン4で、服役囚のテレル・リギンズを雇ってダットン家を襲撃させた黒幕であることが判明。ジェイミーにより射殺された。

クリスティーナ(キャサリン・カニンガム)
シーズン1~2でジェイミーの選挙活動をサポートしていた女性。その後ジェイミーと恋仲になり、彼の子供を妊娠。ジョンと牧場のことをよく思っておらず、ジョンを選ぶか自分の家庭を選ぶか選択するよう迫っていた。シーズン4でジェイミーと再会し、彼の知事選出馬を応援する。

サマー・ヒギンズ(キャサリン・カニンガム)
環境活動家。これまでの活動で何度も逮捕されており、多数の前科がある。家畜教会の前で抗議したことがきっかけでジョンと出会い、一夜をともにする。その後、ベスに誘導されて空港建設地で抗議活動を行い、警官への暴行罪で数十年の懲役刑を宣告された。

エミリー(キャスリン・ケリー)
テキサスの獣医。ジミーの婚約者。
各話のあらすじ(ネタバレ有)
ジョンは接戦を制して選挙に勝ち、モンタナ州知事となる。だがジョンの目的はあくまで牧場の存続であり、モンタナは二の次だった。
就任式のスピーチで、パラダイス・バレーの空港建設と開発への資金提供を取りやめると宣言するジョン。ジェイミーは自分が州知事になれなかった悔しさを口にし、空港建設の中止に異を唱えるが、ジョンに「これからの4年間は俺に従え」と命じられる。
ダットン牧場では就任パーティーが開催され、多くの人が集まる。リップは浮かれ騒ぐ人々を離れた場所から見守り、牧場の未来に不安を抱いていることをベスに明かす。
ミルク・リバーの谷で馬泥棒を捕まえたケイシーは、モニカから陣痛が始まったと聞かされ、急いで彼女のもとへ向かう。モニカは自分で車を運転して息子テイトとともに病院へ向かうが、途中で事故に遭い、ビリングスの病院に搬送される。
翌朝、ジョンとベス、ジェイミーの3人は知らせを受けて病院を訪れる。モニカとテイトは負傷し、お腹の子どもは生まれて1時間で亡くなってしまう。テイトは駆け付けたジョンに、生まれてきた子は弟で、ジョンという名前だったと告げる。
交通事故で負傷したモニカは退院するが、次男を喪った悲しみから立ち直れずにいた。ケイシーは傷ついた彼女に寄り添い、息子を牧場に埋葬することを決める。
ジョンはベスを首席補佐官に任命し、空港建設を阻止するため資金提供や税金還付を中止しようとする。ジェイミーは「訴訟問題に発展する恐れがある」と忠告し、ペリーも政治的解決策を見つけるよう警告する。
しかしジョンとベスは警告を無視して記者会見を開き、空港とリゾート開発、パラダイス・バレー開発への資金提供を中止する行政命令を発令させ、その場で署名する。
リップは成長したカーターにカウボーイの仕事を教え始めるが、慣れないカーターは転倒してジョンの馬を負傷させてしまう。リップはその場で馬を撃ち、安楽死させる。
牧場で牛の死骸を見つけたリップは、オオカミの仕業だと推測し、ライアンとコルビーにオオカミを見つけて始末するよう命じる。だが2人は、誤ってイエローストーン国立公園のGPS付きの首輪をしたオオカミを撃ってしまう。
ライアンたちに呼び出されたリップは、首輪を川に流して隠ぺい工作をはかる。
シリーズ関連記事

ネタバレ有「イエローストーン」シーズン1全話あらすじ・感想・登場人物(キャスト)一覧

ネタバレ有「イエローストーン」シーズン2全話あらすじ・感想・登場人物(キャスト)一覧

ネタバレ有「イエローストーン」シーズン3全話あらすじ・感想・登場人物(キャスト)一覧

ネタバレ有「イエローストーン」シーズン4全話あらすじ・登場人物(キャスト)一覧
新着記事