NHKの連続ドラマ「3000万」第5話のあらすじと感想（ネタバレ有）です。
坂本に1000万を要求され、闇バイトに手を出すしかなくなった祐子（なんかもうタイムリーすぎて怖い）。
地獄から抜け出すために、闇組織を壊滅させようと動き出す佐々木夫妻でしたが…。
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NHKドラマ｢3000万｣登場人物(キャスト)一覧･各話あらすじ 第5話のあらすじ
純一（味元耀大）は口をきかず、購入したピアノにも触れようとしない。祐子（安達祐実）はコールセンターの仕事を辞め、義光（青木崇高）は警備の仕事に戻る。
坂本（木原勝利）から1000万円を要求され、途方に暮れる祐子と義光。祐子は坂本に勧められるまま闇バイトに手を染めることに。
案内されたのは、末次（内田健司）が管理する〝かけ子〟たちの仕事場だった。
祐子は渡されたリストに電話をかけ、強盗のターゲットになりそうな家の情報を集めるという仕事を命じられる。
やがて祐子の情報をもとに強盗が実行され、成功したという情報が入る。末次は「コールセンターでの経験が生きている」と祐子を褒める。
罪悪感に苦しむ祐子を見て、義光は奥島（野添義弘）に匿名で通報することを思いつく。
祐子が仕込んでいた追跡タグをもとにバッグを追跡し、ボスがいると思われるアジトを特定する祐子と義光。
義光は「麗宝飯店」というレストランで、坂本と大津（栗原英雄）が会っているのを偶然目撃。
大津は坂本から受け取った金をアジトのゴミ箱に捨て、ゴミ収集車に運ばせていた。
金の受け渡し日を特定した祐子と義光は、音声読み上げアプリを使って警察に通報する。
翌日、奥島と野崎（愛希れいか）は「麗宝飯店」の前で張り込むが、大津は現れない。
祐子と義光は大津を尾行し、ショッピングモールに到着する。義光は金の受け渡し場所が変更になったことを奥島に伝える。
祐子は大津を監視中、職場の元同僚・舞（工藤遥）と出会い、自由に動けなくなってしまう。
大津のもとに坂本が現れたとき、奥島と野崎が到着する。２人を見た坂本は逃走する。
大津に殴られた奥島は、大津を公務執行妨害で現行犯逮捕する。
翌日、祐子は闇バイトの仕事場へ向かうが、末次らはすでに逃亡し、部屋の中はもぬけの殻となっていた。
大津が黙秘を貫く中、奥島は定年退職の日を迎える。
携帯電話の履歴から義光を疑う奥島だったが、野崎に言い出すことができなかった。
そんな折、組織に拉致されたはずのソラ（森田想）が佐々木家を訪ねてくる。
第5話の感想
もうそれはいいから先に進んで！
前回、一気に加速しそうな雰囲気だったんですけど…少し足踏み？
祐子がなしくずしに組織に取り込まれていくところは面白かったし、組織の内部の描写も必要だったとは思うけど、同時にテンポの悪さも感じました。
義光のいちいちイラッとさせる言動とか、純一に何度も無視されるところとか、「もうそれはいいから先に進んで～！」と思っちゃいました。
ショッピングモールで祐子を足止めしようとしてくる舞も、しつこすぎて一瞬「え、組織側の人間？」と本気で思ったくらい。
まだ５話なので、加速するには早いのかな。
一度入ったら抜け出せない闇組織
祐子は「かけ子」として犯罪の片棒を担がされることに。
末次いわく、強盗で１億円を稼げば、取り分の10％として1000万円受け取ることになるという。
しかし、かけ子のひとりがこんなことも言っていました。
「ノルマの話されてたでしょ。返しても終わんないよ。札束も見せ金。ほんとに受け取れる日なんて来やしないよ」
部屋はふつうのマンションの一室で、そこにいる人も普通の人たち。
末次は物腰がやわらかくて丁寧で、部下のいいところを見つけて褒めることも忘れない。お菓子を差し入れる気遣いもできる。一見、理想の上司。
でもやってることは犯罪であって、断じて「仕事」じゃない。
「初成功おめでとうございまーす！イエーイ！」とか、笑うとこかもしれないけど、全然笑えない。
祐子と一緒に入った「江藤」という男性が、「俺…実行犯だけは、嫌で…」と震えながら言ってたのがリアルでした。
悪だくみのときだけ波長が合う夫婦
ここまで転落してしまっても、相変わらず楽観的な義光。
そしてまた義光のその場の「思いつき」に乗ってしまう祐子。
祐子と義光は性格的にはまったく合わないのに、なぜかこういう悪だくみのときだけは波長が合うんだよねぇ。その時点で破滅しか見えないわ…。
今回も大津を逮捕させることには成功したけど、義光が下手して奥島さんに疑われることになってしまいました。
奥島さんは、前回の佐々木家訪問（純一の尋問）で感づいたように見えたけど…違ったのか。
今回で定年退職した奥島さん。次回からは独自に動いて佐々木夫妻を追い詰めることになりそうです。
で、ソラはなんで戻ってきた？
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