WOWOWの連続ドラマ「60 誤判対策室」第2話のあらすじと感想です。
2話目にして真犯人に辿り着きましたが、そこにはまだ謎が隠されていそうな気配。今のところ舘さん演じる有馬がひとりで調査しているので、早く3人のチームワークが見たいです。
Contents
第2話のあらすじ(ネタバレ有)
有馬(舘ひろし)は、古内(康すおん)を冤罪だと断言するが、その根拠を世良(古川雄輝)と春名(星野真里)に話そうとしない。当時の古内の担当弁護士・古畑(利重剛)もまた古内の犯行を一切疑っていなかった。
マミ(酒井若菜)が話していた印鑑詐欺の男・大窪が逮捕され、有馬は強引な取り調べで大窪から詐欺集団の首謀者・矢野高虎(赤堀雅秋)の情報を聞き出す。有馬は矢野の周辺を徹底的に調査する。
有馬の地道な調査によって、矢野は印鑑詐欺のほかにも健康食品や宝石など数多くの詐欺を複数の人間にやらせており、その中に古内の事件の被害者・長谷川由美がいたことがわかる。
当時、由美は矢野と揉めていて、「取り分を増やさないと警察に密告する」と矢野を脅していた。そして矢野の妻・琴乃(ハマカワフミエ)は古内の娘で、琴乃は5歳の時に父親から虐待を受け右目を失明していた。
キャスト
有馬英治(舘ひろし)
世良章一(古川雄輝)
春名美鈴(星野真里)
西島慎太郎(村上淳)
マミ(酒井若菜)
中倉徹(竹原ピストル)
世良光蔵(若松武史)
古内博文(康すおん)
矢野高虎(赤堀雅秋)
梶永(小林勝也)
矢野琴乃(ハマカワフミエ)
古畑勝茂(利重剛)
坂口克之(井上肇)
松下詩織(水崎綾女)
第2話の感想(ネタバレ有)
舘ひろしさん、定年間近の老刑事という役だけど、やっぱりカッコいいです。
有馬が昔ながらの強要に近い取り調べを行ったり、時間と労力を使ってコツコツと証拠を集めていく過程をしっかり描いているので、有馬がどういう刑事なのかが自然と伝わってきますね。
こういうところを端折らず丁寧に描いてくれる作品、大好きです。こういうシーンがあると、安心してストーリーに入っていけます。
有馬がなぜ古内を冤罪だと断言するのか、その理由はなぜか語られませんでした。 世良と美鈴がしつこく聞いたけど、有馬は答えなかったんですよね。
そのへんに、有馬の隠している秘密の存在を感じるのですが、気のせいでしょうか? 有馬が無罪の人間を陥れた過去と関係があるのかも…。
有馬の話をもとに事件を整理してみると、
- 矢野高虎が複数の女に詐欺行為をさせる
- 矢野が古内琴乃と結婚する
- 矢野の女で詐欺仲間だった長谷川由美が矢野を脅す
- 矢野が由美とその子供たちを殺す
- 琴乃の父である古内博文が矢野の罪を被る
ってことになります。
でも、この事件にはまだ何か裏がありそうですよね。 マミが有馬に話したことを全く覚えてない、というのも気になります。
古内の娘・琴乃は、どうしてあんなヤバイ男と結婚したんですかねぇ。 琴乃自身は、とても普通というか、おとなしそうな女性に見えたのですが。
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