「プラージュ」第3話あらすじ感想|変わり始める貴生

連続ドラマW「プラージュ~訳ありばかりのシェアハウス~」

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WOWOWの連続ドラマ「プラージュ~訳ありばかりのシェアハウス~」第3話のあらすじと感想です。

プラージュの住人たちが抱える“事情”が、徐々に明らかになってきました。
通彦が犯した罪を知った貴生は、通彦のために元婚約者の希実に会いに行きます。

第3話あらすじ

プラージュのムードメーカー、通彦(渋川清彦)のもとにかつての婚約者が突然訪ねてきた。会おうとしない通彦の切ない過去を知った貴生は、ウエディングドレスにまつわる2人のある夢を実現させようと懸命に走り回る。社会の前科者への厳しい視線とわずかに残る優しさのはざまで徐々に変わっていく貴生。入居時から気になっていた美羽(仲里依紗)に「私の過去が知りたい?」と誘われ、夜中に部屋を訪ねていくと……。

WOWOW公式サイトより

第3話ネタバレ

通彦(渋川清彦)は、傷害致死罪で5年間服役したと言います。当時婚約者だった坂口希実(村井美樹)がチンピラに殴られるのを見て、カッとなって正気を失い、男を殴り殺してしまったのでした。

通彦が希実との関係を断ち切ったのは、彼女を殺人者の妻にしたくなかったからでした。

どうしても気になった貴生(星野源)は、希実に会いに行きます。彼女はもう通彦のことは諦めたと言い、別の男性と結婚することも決まっていました。

希実は、約束だったウェディングドレスを通彦に作って欲しいと言います。彼女の願いを聞いた貴生は通彦にそれを伝え、通彦は希実のために苦手な手縫いでウェディングドレスを作り上げます。

ドレスを着た希実が写真撮影をする日、来ると言っていた通彦は現れませんでした。ひとり、居酒屋で酒を飲む通彦。彼女のウェディングドレス姿を見るのが怖かったと言って泣く通彦に、貴生はスマホで撮影した写真を見せます。

週刊誌に友樹(スガシカオ)の私生活を撮った写真が掲載され、潤子(石田ゆり子)は不審を抱きます。記事を見た貴生は、友樹が再審中だということを知ります。

早見(眞島秀和)は、貴生に「もし、彼が本当に殺人犯だったらどうする?」と尋ねます。貴生は「友樹さんは悪い人じゃないと思います」と答えます。「ばあちゃんが言ってたんです。ご飯粒ひとつ残さずきれいに食べる人に、悪い人はいないって」

貴生は美羽(仲里依紗)に頼まれて、保護司の伸介の家に手伝いに行きます。伸介の娘は16歳の時にストーカーに殺されていました。犯人は刑期を終えて結婚し、子どももいると言います。

納得がいかないと言う貴生に、伸介は「彼は犯した罪に相当する罰を受けた。許されてもいいんじゃないかな」と言います。

「みんな、遺族の立場になると……とか、遺族の気持ちを思うと……って言う。なれるわけなどないんだ、遺族の気持ちになんて。犯罪者を受け入れられるかどうかはね、社会全体の問題なんだよ。私たちひとりひとりのね」

その帰り、貴生は美羽から「私が何をしたか知りたかったら、今夜部屋に来て」と言われます。夜、貴生が美羽の部屋に行くと、美羽は「私、17のとき、人を殺した」と言います。

第3話感想(ネタバレ有)

少しずつ核心に迫ってきました。
貴生も、だいぶ落ち着いてきましたね。

あんなに自分本位だった貴生が、他人のために必死に動いたり泣いたりしているのを見ると、変わったなぁ~!と思います。
個人的には、通彦と居酒屋で男泣きしながら酒を飲む場面が好きでした。

犯罪者とは関わりたくない、というのが、多分世の中のほとんどの人の本音だと思います。だけど、中には、変わらない態度で接する人たちもいる。

一握りの人たちの優しさや温かさが、通彦や貴生のような人たちの希望になるとわかっていても、正直なところ、自分ができるかどうかは自信がないです。実際に行動するのは、とても難しいことだと思います。

次回は美羽の過去が明らかになるようです。
貴生は美羽を受け入れることができるのでしょうか。

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