ネタバレ有「マニフェスト」シーズン1全話あらすじ・感想・キャスト・相関図・予告動画

海外ドラマ「MANIFEST/マニフェスト」

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海外ドラマ「MANIFEST/マニフェスト」シーズン1(全16話)についてまとめました。

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でおなじみのロバート・ゼメキスが製作総指揮を務めるSFサスペンスドラマ。

乱気流に巻き込まれたモンテゴ航空828便が無事に着陸したとき、地上では5年半以上の月日が経っていた、という設定。5年半のギャップが生じたことで、乗客たちは複雑化した環境や人間関係に戸惑い、苦悩することに。

設定の奇抜さやミステリー要素だけではなく、ヒューマンドラマとしても楽しめるストーリーになっています。

作品概要

  • 放送局:スーパー!ドラマTV
  • 放送時間:2019年10月15日(火)より独占日本初放送スタート(毎週火曜22:00ほか)
  • 製作国:アメリカ(2018~2019年)
  • 原題:MANIFEST
  • 脚本:ジェフ・レイク
  • 製作総指揮:ロバート・ゼメキス/ジャック・ラプケほか

あらすじ

ジャマイカを飛び立ったニューヨーク行きモンテゴ航空828便は、突然発生した乱気流に巻き込まれ、機体は激しく揺れるが、無事に着陸。しかし、空港に降り立った乗員乗客たちは、5年半以上の月日が経った事を告げられる…。巻き込まれた乱気流は超自然現象だったのか?それとも、そこには人工的な陰謀が隠されているのか?空白の5年半の間、乗員乗客たちには何が起きたのか…?

スーパー!ドラマTV公式サイトより

予告動画

登場人物(キャスト)

※一部ネタバレを含みます

主要人物

ミカエラ・ストーン(メリッサ・ロクスバーグ/声:三森すずこ)
ニューヨーク市警129分署に勤務する警察官。モンテゴ航空828便の乗客。同僚のジャレッドと交際中だが、プロポーズの返答を迷っている。5か月前に自身の飲酒運転による交通事故で友人のイビーを死なせている。
事件から生還すると、愛する母親は亡くなり、ジャレッドは親友ローデスと結婚。悲しい現実を突きつけられる。頭の中の“声”が近い未来を予言していることに気づき、兄のベンと共に828便の謎を究明しようとする。

ベン・ストーン(ジョシュ・ダラス/声:森川智之)
ミカエラの兄で、双子の父親。情報アナリスト。モンテゴ航空828便の乗客。妻のグレースとは仲が良く、家族思いの夫。白血病を患っている息子カルと妹のミカエラと共に828便に搭乗し、事件に遭う。
生還後は職を失い、高校生に成長した娘や自分に気を遣う妻との距離感に悩む。ミカエラ同様“声”を経験する。カルが自分たち以上の超能力を得たことに気づき、息子を守るために828便の捜査に乗り出す。

カル・ストーン(ジャック・メッシーナ/声:飯沼南実)
ベンとグレースの息子。10歳。モンテゴ航空828便の乗客。オリーブとは双子のきょうだいで同い年だったが、事件から生還するとオリーブが高校生になっており、急激な環境の変化に戸惑う。
白血病で余命半年と診断されていたが、空白の5年半で医療が進歩し、治癒の望みが見えてくる。事件後、828便の他の乗客とテレパシーで通じ合うなど、高度の超能力を発揮する。

グレース・ストーン(アシーナ・カーカニス/声:阿部彬名)
ベンの妻で、オリーブとカルの母。ベンたちとは別の便に乗り事件を免れるが、最愛の夫と息子を亡くした悲しみから彼らの荷物を全て処分してしまう。
2人の生還に戸惑いながらも、家族との新しい生活を受け入れようとする。5年半の間に恋人ができたことをベンに言い出せずにいたが、ベンに「まだやり直せる」と言われ、恋人ダニーと別れる決意をする。

オリーブ・ストーン(ルナ・ブレイズ/声:田中有紀)
ベンとグレースの娘。ベンたちとは別の飛行機に乗り、事件を免れる。愛する父ときょうだいを亡くしたショックで精神的に不安定になり、今もセラピーを受けている。2人が生きていることを信じ、母親に内緒でレンタル倉庫に2人の荷物を保管し続けていた。
ベンとの関係を取り戻したいと考えているが、同時に5年半もの間自分を支えてくれたダニーとも別れたくないと思っている。カルの親友だったケビンと付き合っている。

ジャレッド・バスケス(J・R・ラミレス/声:杉村憲司)
ニューヨーク市警察に勤務するミカエラの同僚。ミカエラにプロポーズするが、現在は彼女の親友ローデスと結婚している。ミカエラに対する想いを断ち切れず、彼女のミスをかばって懲戒免職の対象となるが、バンスが手を回したおかげで軽い処分で済んだ。その見返りとしてミカエラの行動を報告するようバンスに指示される。

サンビ・バール(パルヴィーン・カウル/声:木村香央里)
医療研究に従事している医学生。モンテゴ航空828便の乗客。事件の前に取り組んでいた細胞再生に関する研究が5年半の間に実用化され、効果を発揮。カルの治療にも適用される。
カルや自分の体内に以前はなかった特殊な遺伝子マーカーを発見し、ベンやミカエラと協力して828便の謎を突き止めようとする。

828便の乗客

ベサニー・コリンズ(ムガ)
828便の客室乗務員。同性愛者。ジャマイカで命の危険にさらされていた従兄弟の恋人トーマスを828便に潜り込ませ、密航させた。サンビとミカエラの協力を得て、空港に着陸して以来行方不明だったトーマスと再会するが、バンスに逮捕されてしまう。

フィオナ・クラーク(フランチェスカ・ファリダニー)
828便の乗客。神経心理学の教授。「人の脳は同調できる」という学説を発表し学会を追われる。生還後、非営利団体シンギュラリティ・プロジェクト(略称SP)から研究資金を提供するという申し出を受けた。ベンたちの捜査に協力するようになる。

マルコ・バラリエフ(ニコライ・ツァンコフ)
828便の乗客。ブルガリア人。空港から政府の施設に移送される途中で消息を絶った11人のうちの1人。政府の息がかかる巨大企業UDS傘下の非営利団体シンギュラリティ・プロジェクトに拉致され、人体実験を受けている。カルと同調している。

オータム・コックス(シャーリー・ルミエルク)
828便の乗客。元詐欺師。シンギュラリティ・プロジェクトによって監禁され人体実験を施されていた11人のうちの1人。移動中に逃亡を図り、ベンの家を訪ねてくる。実はローレンスにベンを探るよう送り込まれたスパイ。

ビル・デーリー(フランク・ディール)
828便の機長。突然の乱気流に見舞われ、嵐の中を突っ切る方法を選んだ。帰還後、828便を失踪させた犯人として疑われることに。政府の陰謀を疑っており、フィオナが828便の謎に関与していると思い込んでいる。

エイドリアン(ジャリッド・グライムス)
828便の乗客。元起業家。828便の乗客を神格化する人々にまつりあげられ、〈戻りし者の教会〉を率いる教祖になる。

協力者

ロバート・バンス(ダリル・エドワーズ)
NSA(アメリカ国家安全保障局)の捜査官。モンテゴ航空828便について調査する。ジャレッドにミカエラの行動を監視し報告するよう指示するなど、当初はミカエラやベンたちを疑っていたが、ベンから人体実験が行われていることを聞かされ政府を怪しむようになる。
その後、消えた828便の乗客11人の居場所を突き止めるため、ベンと協力して密かに捜査を開始する。

ティム・パウエル(ティム・モリアーティ)
バンスの部下。ベンを信用していなかったが、少佐に関する情報をベンに教え、協力を申し出る。

そのほか

ダニー(ダニエル・サンジャタ)
グレースの恋人。妻を亡くしており、グループセラピーでグレースと知り合った。傷ついたグレースとオリーブを優しく労り、ベンが帰還する直前まで3人で家族同然に暮らしていた。ベンとカルの生還を知って家を出て行き、その後グレースから一方的に別れを告げられる。万引きをしたオリーブを迎えに行くなど、今でも2人のことを思っている。

ローデス・バスケス(ヴィクトリア・カルタヘナ)
ミカエラの幼なじみで親友。現在はミカエラの恋人ジャレッドと結婚している。ミカエラの帰還によってジャレッドの気持ちが離れることを恐れると同時に、ミカエラとの仲を取り戻したいとも思っている。修士号を取ったら子作りする予定だった。

イビー(シモーネ・エリザベス・バート)
ミカエラの幼なじみで親友。ミカエラが828便に乗る5か月前、ミカエラの飲酒運転による交通事故で亡くなった。

スティーブ・ストーン(マラキー・クリアリー)
ミカエラとベンの父。ミカエラたちとは別の便に乗り事件を免れるが、828便が消息を絶っていた間に最愛の妻を病気で亡くす。ジャレッドとローデスとの結婚には反対していた。

ジーク・ランドン(マット・ロング)
1年前に山で遭難したハイカー。カルによって引き合わされる。吹雪の中、2週間洞窟に閉じ込められていたが、出てきたときには1年が経過していた。妹クロエを死なせた罪悪感から、家族のもとに戻れずにいる。
洞窟に閉じ込められていた際、雑誌に載っていたミカエラの写真に励まされて生き延びることができたと語っている。ミカエラと同じ“呼びかけ”を聞く。

少佐(エリザベス・マーベル)
828便の乗客に聞こえる“呼びかけ”を武器化しようともくろむ政府機関のリーダー。身寄りのない乗客11人を拉致監禁し、非営利団体シンギュラリティ・プロジェクトに人体実験を行わせていた。カルを“聖杯”と呼び、監視している。

ジャンセン(ブランドン・シュラムル)
少佐の部下のひとり。オータムの監督を任されている。

人物相関図

タイトル「マニフェスト」の意味は?

「マニフェスト」と聞いて真っ先にイメージするのは、選挙の時に政党が掲げる公約文書。

しかし本作の原題は「Manifest」で、それとは異なる意味を持つ別の単語です。「Manifest」が持つ意味は、以下のとおり。

  1. (物事を)明らかにする
  2. (幽霊や兆候などが)現れる
  3. (人が感情などを)示す
  4. 積み荷目録に記載する
  5. 搭乗者名簿

また、「Manifest Destiny」は、「自明の運命」や「明白なる運命」と訳され、1840年代にアメリカ合衆国が行った西部開拓と西方への領土拡大を「神の意思による当然の運命」という考え方で正当化したスローガンを指します。

モンテゴ航空828便の「828」とは?

物語の要となる「モンテゴ航空828便」

この“828”という数字は、その他の場面でも登場し、謎に満ちた数字として印象づけられます。

主人公ミカエラの母は、『新約聖書』中の一書で、使徒パウロの手によるとされる書簡「ローマの信徒への手紙」8章28節にある“All Things Work Together For Good”(万事がいいほうに働く)という一節をお気に入りの言葉としていることから、【8章28節】を指している可能性が指摘されています。

各話のあらすじ(ネタバレ有)

2013年4月7日。ジャマイカで休暇を過ごしたストーン一家は、帰りの飛行機が満席だったため、女性警察官のミカエラと兄のベン、ベンの息子カルの3人だけ次の便で帰ることに。
ミカエラたちを乗せたモンテゴ航空828便は途中で凄まじい乱気流に見舞われるが、無事ニューヨークの空港に着陸する。しかし、彼らを待ち構えていたのは国家安全保障局と地元警察だった。
ミカエラたち乗客と乗組員は、現在の日付が2018年11月4日で、ジャマイカを発った日から5年半以上の歳月が経過していることを知らされる。ミカエラの母は病気で亡くなっており、婚約者のジャレッドは主任刑事となって親友ローデスと結婚していた。ベンの娘オリーブは高校生に成長していたが、心に傷を負って何年も精神科に通っていた。
828便の乗客の1人だったサンビは、自分の研究が5年半の間に実用化され、何百人もの小児がん患者を救うのに役だったことを知って喜ぶ。だが同じ乗客だったカルは「規定外」として治療対象から外されてしまう。
環境の変化に戸惑う中、ミカエラは頭の中に響く自分の声を聞く。ミカエラはその声に従ってバスに轢かれそうになった子どもを助けたり、誘拐された2人の少女を救助する。ベンもまた同じ声を聞いていた。
ミカエラとベンは声に導かれるように、飛行機が駐機している滑走路へ向かう。そこには828便の乗客と乗組員たちが集まっていた。彼らが見守る中、飛行機は爆発し炎上する。

NSA(アメリカ国家安全保障局)は、飛行機が爆発した時に近くにいた828便の乗客と乗組員全員に事情聴取を行い、この件について公言しないよう言い渡す。
ベンは頭の中で音楽が聞こえるようになり、街で同じ曲を弾くバイオリン奏者ラッドに出会う。彼も828便の搭乗者で、その日の朝から頭の中で音楽が聞こえるようになったと言う。ラッドの息子アディオは勤務先の宝石店から宝石を盗んだ容疑で勾留されていた。
ミカエラは職場復帰のための精神鑑定を受ける。ジャレッドとローデスの結婚を受け入れられないミカエラだったが、ローデスがSNSに自分宛のメッセージをたくさん送っていたことを知り、「結婚は断るつもりだった」と嘘をつく。
オリーブはレンタル倉庫にベンを連れて行き、母親に内緒でベンとカルの荷物を保管していることを告げる。倉庫の中身を見たベンは、グレースに恋人がいることに気づく。その時再びベンの頭の中で音楽が鳴り、導かれるように別の倉庫へ向かうと、宝石店の息子が盗んだ宝石を倉庫に保管していた。アディオは釈放され、ラッドと5年ぶりに抱き合う。
828便の乗客の1人であるケリーは、積極的にマスコミに顔を出し政府の陰謀説を唱えていたが、自宅で何者かに銃殺される。

828便の乗客ケリーが何者かに後頭部を撃たれ死亡。ニュースを見たミカエラとベンが現場へ行くと、イザヤという男が強盗殺人の容疑で逮捕されていた。ミカエラはケリーが「声に呼ばれた」と夫のパトリックに話していたことや、テレビのインタビューで「真実を話す」と繰り返し語っていたことに疑念を抱く。
ミカエラはかつて自分が運転する車で交通事故死した友人イビーの家を訪ねる。イビーの母ビバリーは認知症を患っており、イビーが死んだこともミカエラを恨んでいたことも忘れていた。ミカエラは行方不明になったビバリーを探し出し、偶然ケリーの家の家政婦と遭遇。彼女はパトリックと2人きりの生活を邪魔したケリーを殺し、ネックレスを持ち去っていた。
カルは親友だったケビンが成長してオリーブとデートしていることに傷つき、オリーブが夜中に家を抜け出してケビンに会いに行ったことを両親に告げ口する。カルの気持ちに気づき、〝双子の絆〟を取り戻そうとするオリーブ。
ミカエラはジャレッドに問い詰められ、自分に何かが起こっているが今はまだ説明できないと伝える。ジャレッドはNSAのバンスからミカエラの動きを報せるように言われるが、バンスの名刺を破り捨てる。
サンビはカルと自分の血液から虚血性脳卒中を示すマーカーを発見し、828便の乗客が一度死んだ状態になって生き返ったのではないかと考える。サンビの仮説を確かめるため、ミカエラたちはケリーの遺体を使って検査を行おうとするが、遺体はNSAに持ち去れていた。

サンビは勤務先の病院で、全身灰色の彫刻のような女性のイメージに導かれて精神科病棟へ行き、身元不明の男性患者に会う。統合失調症と診断された彼はサンビと同じく脳の「島皮質」という領域が活性化しており、828便の客室乗務員ベサニーの名前を口にする。
サンビはベサニーと会い、828便に密航者がいたことを聞かされる。ベサニーはジャマイカに住んでいた従兄弟のレオと恋人トーマスがゲイであることを理由に命を狙われていることを知り、トーマスを逃がすため828便に潜り込ませたのだった。統合失調症と診断された患者は、着陸時に人目を盗んで逃げ出した密航者トーマスだった。
一方、ミカエラはATFの潜入捜査に協力するため、ジャレッドと組んで取引現場で待機することに。全身灰色の女性のイメージと「彼を助けて」という声を聞いたミカエラは、ジャレッドを説得して合図を待たずに突入させるが、囮役の捜査官に危険は迫っていなかった。ジャレッドはミカエラをかばって責任を問われ、叱責を受ける。
ベンは化粧品店で万引きをしたオリーブを迎えに行き、グレースの恋人ダニーと鉢合わせる。オリーブは「私が変わったことをパパは知らない」と言い、ベンは今のオリーブを愛していると伝える。グレースとオリーブにとってダニーの存在が大きいことを知り、打ちのめされるベン。
サンビとベサニーは精神科病棟にいるトーマスを連れ出そうとするが、トーマスはその前に脱走して姿を消してしまう。ミカエラはサンビたちと合流し、彫刻のような女性のイメージがセントラルパーク内にあるベセスダ噴水の彫刻だと知る。その場所へ向かうと、トーマスが噴水の下でレオを待っていた。828便に乗っているうちに5年が過ぎ、レオは行方不明だと知らされたトーマスは泣き崩れる。
ミカエラはNSAに追われているトーマスを、ケリー・テイラーが所有していた閉鎖中のビルのボイラー室に匿う。

ベンはトーマスの逃亡に手を貸すことを嫌がり、家族のためにこれ以上関わりたくないと主張する。ベサニーはトーマスをボイラー室から知り合いの小屋に避難させようとするが、バンスに逮捕されてしまう。
ベンはカルを連れて遊園地へ出かけるが、「つながっている」という声が頻繁に頭の中で鳴り響く。遊園地からの帰り、地下鉄に乗っていたカルが途中の駅で降りて突然走り出す。ベンはカルを追いかけて通気孔の中へ入り、トーマスが隠れているボイラー室に辿り着く。カルがトーマスの名前を知っていたことに驚くベン。さらに、カルは「仲間が来た」とボイラー室にベサニーの妻がやってきたことを言い当てる。ベンはカルに特殊な力があることを知り、828便の捜査に乗り出す。
グレースは恋人ダニーとグループセラピーで知り合い、時間を掛けて関係を築いてきたことを思い出す。グレースと同様に彼に救われたオリーブは、今でもダニーを家族だと思っていることをグレースに打ち明ける。
ミカエラをかばって懲戒免職の対象になったジャレッドは、NSAのバンスが手を回したおかげで軽い処分で済むが、バンスからミカエラの行動について報告するよう念押しされる。

カルが原因不明の高熱を出し、外国語でうわごとを繰り返す。サンビは828便の機内で同じ言葉を聞いたことを思い出し、ベンとミカエラは外国語を話していたブルガリア人の乗客マルコ・バラリエフを探し出そうとするが、彼は消息不明となっていた。
ミカエラは828便の乗客アナから、マルコが空港からバスに乗り政府の施設に移送されたという情報を得る。しかし空港を出た5台のバスのうちの1台は、サウスフィールドへ行く途中で消息を絶っていた。ミカエラはジャレッドと共にバスの行方を探し、軍が厳重に警備している農場を見つける。そこにはカルがうわごとで話していた「赤いドア」の建物があり、消息不明の828便の乗客が監禁されていた。
ジャレッドに説明を求められたミカエラは、828便の乗客に“何か”が起きていること、政府はそれを把握しており、身寄りのない乗客を利用して人体実験を行っていることを話す。カルは実験にかけられたマルコの苦痛を感知していたのだ。
ミカエラから農場の写真を受け取ったベンは、NSAのバンスに面会を求めマルコを解放するよう求めるが、事情を知らないバンスに追い返されてしまう。ベンから828便の謎を打ち明けられたグレースも、ベンの言葉を理解できず苦しむ。
マルコの実験が一時的に中断されたため、カルの熱も下がる。ミカエラとジャレッドは、農場を購入した家電メーカーのユニファイド・ダイナミック・システムズ(UDS)が、828便の乗客を移送したバスを政府に貸し出していたことを突き止める。
ベンの言葉に疑問を抱いたバンスは農場を訪れるが、もぬけの殻だった。バンスは床に血痕のついた注射用保護パッドを見つけ、ごく最近まで使用されていたことに気づく。

カルは熱が下がり退院するが、未だマルコを感じ取っていた。ベンは実験が行われていた農場の所有者ユニファイド・ダイナミック・システムズ(UDS)が会計を依頼する会計事務所「JPウィリアムソン」に就職する。
会社のデータベースで“フィオナ・クラーク”の名前と「SP」という名称を見つけたベンは、サンビと共にフィオナの講演会に参加。フィオナは828便の乗客で神経心理学の教授でもあったが、消えた11人の行方や政府が関与していることについては知らないと言う。フィオナは帰還の4日後に非営利団体「シンギュラリティ・プロジェクト」から研究資金を提供するという申し出を受けていた。
「SP」の正体が「シンギュラリティ・プロジェクト」だと見抜いたベンは、IT部門の同僚のパソコンからデータを盗み出すことに成功するが、ベンのスマホをハッキングしていたバンスによってデータを奪われてしまう。落胆して帰宅したベンに、カルは「その人はもう悪者じゃないよ」と告げる。
ミカエラは強盗殺人の現場に駆けつけ、不思議な“心臓の音”を感じ取る。被害者の甥・カルロスは犯人に復讐するため、犯人特定に協力しようとしない。ミカエラはカルロスを説得し、ジャレッドと共に釈放された犯人を追う。“心臓の音”に導かれ、犯人を逮捕するミカエラ。カルロスの家にはミカエラの亡き親友・イビーの写真があり、彼がイビーの心臓を移植していたことを知る。

カルは828便の帰還以来初めて登校し、旧友たちと5年半ぶりの再会を喜ぶ。ミカエラは「彼を失わないで」という〝呼びかけ〟を聞くが、その直後に828便の乗客ハービー・スタインがビルの屋上から飛び降りて自殺してしまう。ハービーは〝呼びかけ〟のことを話した相手が次々と死んだことに絶望し、命を絶ったのだった。
ベンはバンスと手を組み、巨大企業UDS傘下の非営利団体シンギュラリティ・プロジェクト(略称SP)が拉致した乗客11名の居場所を突き止めようとする。ベンがUDSのサーバーから盗んだデータは心拍数や脳波の記録だったことがわかり、クラーク教授は「脳に電気刺激を与えて〝呼びかけ〟を再現する気だ」と推測する。
ハービーが通っていたバー「オライアンズ」で事故が起き、ハービーから〝呼びかけ〟の話を聞いていたバーテンダーが死亡する。ミカエラはジャレッドを巻き込んだことを後悔し、「これ以上関わらないで」と彼を突き放す。ミカエラの頭の中で再び「彼を失わないで」という声が響く。
ベンは上司のIDを使ってUDSの最新情報を盗み出し、バンスはその情報をもとにブルックリンにある化学倉庫を見つける。その頃、マルコは再び始まった実験に苦しみ、カルは彼の苦しみを感じ取る。

828便の乗客だったオータム・コックスが助けを求めてベンの家へやってくる。
オータムはシンギュラリティ・プロジェクトに引き渡されて人体実験の被験者になっていたが、移動中に隙を見て逃げ出したと話す。
ベンはオータムをボイラー室に匿い、バンスに“呼びかけ”について説明。半信半疑だったバンスも、突然ベンやサンビたちが苦しみだしたことで状況を把握し、 戦術部隊を召集して人体実験が行われている倉庫に踏み込む。
ミカエラとジャレッドも部隊に加わるが、倉庫は無人だった。そこへカルが現れ、実験室に繋がる隠し扉があることを教える。激しい銃撃戦の末、拘束されていた乗客たちは解放される。
ジャレッドとバンスは爆発に巻き込まれて、バンスは命を落とす。ミカエラは意識不明のジャレッドに付き添い、「彼を助けてほしい」と祈る。ジャレッドは意識を取り戻す。
グレースはベンが会社を解雇されていたことや、カルを銃撃戦の現場に連れ出していたことを知って激しく動揺する。ベンは状況を説明しようとするが伝わらず、グレースから家を出て行くよう告げられる。
オータムはベンとミカエラに感謝するが、密かにローレンスと連絡を取り合っていた。オータムはベンの目的と仲間を探るために送り込まれたスパイだった。

ベンはバンスの追悼式に出かけ、彼を死なせたとパウエルに非難される。その場にいたポッドキャスターのアーロン・グローバーは、ベンにインタビューを求める。アーロンは工場が爆発する1時間前に、少佐がヘリで現場に来ていたことをベンに教える。
フィオナとサンビは救出された人体実験の被験者たちを隠れ家のビーチハウスに連れて行くが、実験によって脳に損傷を受けた彼らは外の刺激に無反応な状態が続いていた。
ミカエラはそのうちの一人ポール・サンティーノに触れた瞬間、突然吹雪の中にいる感覚に襲われ、男の声で「彼女を見つけろ」という“呼びかけ”を聞く。その直後、ポールは目覚めるが、一切の記憶を失っていた。
ポールが828便で生還した時、妻ヘレンは空港に迎えに来ていなかった。ミカエラは自分と同じ境遇のポールに同情し、ヘレンを探し出すことに。爆発で重傷を負ったジャレッドも仕事に復帰し、ミカエラの捜査を手伝う。
だがようやく見つけ出したヘレンは、夫ポールから暴力を受けていたことを告白。彼に今の生活を壊されると思った、と怯えながら語る。ミカエラは自分もまたジャレッドの生活をも壊す存在であることに気づき、ジャレッドから離れようとする。
ベンはオータムやアーロンからの情報で、少佐が女性であることや、彼女が極秘作戦を指揮し“聖杯”を探していることを知る。ベンから話を聞いたパウエルは協力を約束し、少佐の乗ったヘリがニューヨークへ向かっていることをベンに教えるが、少佐の部下たちに連行されてしまう。
ミカエラのアパートにジャレッドが現れ、ミカエラへの愛が今も消えていないことを告白する。互いの想いを知った2人は一夜を共にする。
サンビは“聖杯”の正体が“呼びかけ”に敏感な乗客、つまりカルであることに気づく。

ミカエラはジャレッドと一夜を共にしたことを後悔し、彼と距離を置こうとするが、ジャレッドはローデスに打ち明けてミカエラと一緒になることを望んでいた。
カルはベンが「飛行機の人を助ける」と予言し、その後、ベンのもとに828便の機長だったデイリーから連絡が入る。デイリーは828便を失踪させたと犯人と思われており、自分に非がないことを証明しようと独自に調査を進めていた。
政府による公式文書の気象情報をもとに、フライトシミュレーターで当時を再現しようとするデイリー。だが乱気流を再現することはできなかった。828便を操縦した時、デイリーは突然発生した乱気流に対応するため、嵐の中を突っ切ったという。
ベンとデイリーは議会で証言する直前に引退した気象学者のメンシン博士を訪ねる。博士は大量の電離放射線を放つ高エネルギーの稲妻「ダーク・ライトニング」を現場近くでとらえたという。
デイリーはメンシン博士のデータを元に再びシミュレーショに望む。すると当時と同じ乱気流を再現できたものの、何度やっても飛行機は墜落してしまう。
追い詰められたデイリーは828便の謎にフィオナが絡んでいると思い込み、彼女を拉致して飛行機を盗み、ベンとミカエラの制止を無視して離陸する。デイリーはフィオナに828便の現象を再現させようとするが、2人が乗った機体は空軍機に撃墜されてしまう。さらに、メンシン博士が遺体で発見される。
ミカエラはベンとメンシン博士について話していたとき、オータムが部屋にいたことを思い出し、彼女を疑う。その頃、カルは部屋から姿を消していた。

カルが失踪し、グレースは警察に通報。自宅に警察が詰めかける。ベンはカルの予知能力についてグレースに打ち明け、カルが描いた“未来を予言する絵”を見せる。
ミカエラはカルの居場所を聞き出すため、“少佐”のスパイであるオータムを逮捕する。オータムは8歳になる娘に会わせるという条件で、“少佐”のスパイを引き受けていたことがわかる。娘の居場所を掴んだミカエラは、オータムに協力を求める。
ベンとグレースはカルの残した絵をヒントにタナーズビルへ向かう。その頃、ひとり家に残ったオリーブは、カルの部屋で「I LEFT(出かけるよ)」と書かれた置き手紙を見つける。カルは誘拐されたのではなく自主的に家を出たのだった。
釈放されたオータムはミカエラに協力し、“少佐”の部下のひとりであるジャンセンに嘘の情報を流す。オータムが持っていたカルの絵には、小屋が描かれていた。ベンとグレースは置き手紙の「I LEFT」が小屋へ導く地図だと気づき、カルを見つける。
カルが小屋に来た理由は、やがてここへやってくる「男の人」を救うためだった。カルの言うとおり、やがて男が小屋に現れる。ジークと名乗る男は、小屋やってきたミカエラを見て「“彼女”だ」と言う。“呼びかけ”がミカエラに見せた吹雪の中の男はジークだった。
ジークは山で遭難して凍えそうになったとき、雑誌のページに載っていたミカエラの写真に生きる力を与えられたと話す。彼は山に入ったのは2週間前だと告げるが、実際には1年が経過していた。

ベンとカルは街へ戻り、ミカエラはジークから詳細を聞き出すため小屋に残る。ジークは2017年12月に828便の記事が載った雑誌を買い、ハイキング中に吹雪に見舞われ洞窟に閉じ込められるも、地震で山が揺れてできた隙間から這い出して脱出。だが本人の知らぬ間に一年が経過していた。
ジークとミカエラは「星空の下」で「戻れ」という“呼びかけ”を同時に聞く。2人はジークが閉じ込められた洞窟を訪れるが、そこでも同じ“呼びかけ”が繰り返される。ジークは2006年にこの山で妹のクロエを亡くしていた。妹の死で家族は崩壊し、自分のせいだと苦しむジーク。
ミカエラは事故で親友を死なせた過去をジークに語り、2人は一緒にクロエが死んだ場所へ。クロエのために石の塔を作るジーク。しかしやはり“呼びかけ”が繰り返され、ミカエラは「日常に戻るべき」と助言するが、ジークは家族のもとへ帰ることを拒む。
一方、ベンが持ち帰ったジークの血をサンビが調べたところ、ジークにも“虚血”を示す物質が見つかる。2017年の気象データを調べると、吹雪の中心にダーク・ライトニングと思われる雷が発生していた。飛行機と同じことが洞窟でも起きていたと確信するベンとサンビ。
そんな中、ベンたち一家は見知らぬ男から嫌がらせを受ける。飛行機を盗んだ機長の一件以来、828便の乗客をテロリストだとする説が広まっていた。男の職場に乗り込み「家族に近づくな」と脅すベンだったが、その一部始終がネットに配信されてしまう。
自分の無力さに打ちのめされるベン。グレースはベンの思いを汲み取り、家に帰ってきて欲しいと告げる。

ジークはミカエラのアパートに泊まった夜、狼に襲われる幻覚を見る。同時刻、カルもまた“呼びかけ”に反応していた。翌朝、ミカエラとともにストーン家を訪ねたジークは、カルに“呼びかけ”の絵を描いてほしいと頼むが、未来を絵に描けば実現してしまうと信じるカルは頑なに拒む。
828便の乗客エイドリアンは、828便の乗客を神格化する人々にまつりあげられ、〈戻りし者の教会〉を率いるようになる。〈戻りし者の教会〉の信者で夫がガンを患っているアリスは、サンビのもとを訪れ、新しい治療法を夫に試して欲しいと訴える。
アリスに泣きつかれたサンビは自宅で療養中のアリスの夫ジェイコブを見舞うが、すでに手遅れだった。だがサンビを聖者だと信じるアリスは聞き入れず、銃で脅して治療を強要する。
〈戻りし者の教会〉の存在に気づいたベンはミカエラとともにアリスの家に乗り込み、サンビを救出。アリスはその場で逮捕されるが、〈戻りし者の教会〉の信者は増える一方だった。
ジャレッドの態度を不審に思ったローデスは、警察署にミカエラを訪ねてくる。ローデスはミカエラの反応を見て2人の関係が戻ったことを察し、荷物をまとめて家を出て行く。ジャレッドはこれを機に2人でやりなおしたいと告げるが、ミカエラは受け入れられない。
7500万ドルを積んだ現金強奪犯の車が川に沈んでいるのが見つかり、ミカエラは引き揚げ作業に立ち会う。運転席のドアを開けると、遺体だと思われた運転手は生きていた。
ジークに説得されたカルは“呼びかけ”で見たオオカミのイメージを絵に描く。それはミカエラがオオカミに襲われている絵だった。

銀行強盗犯のグリフィンは仲間2人を殺害し逃亡、イーストリバーに転落して“82時間8分”後に引き上げられるも、命に別状はなかった。病院に運ばれたグリフィンは「爆発を見た」と言い、ミカエラは“呼びかけ”があったと確信する。
グリフィンに状況を説明し、爆発の起こる場所を聞き出そうとしたミカエラだったが、グリフィンは“呼びかけ”で得た情報を利用して殺人罪を逃れようとする。
ベンとグレースはミカエラに協力するため、グリフィンを説得する材料を探す。すると、彼もまた兄同然だった大切な人を失っていることがわかる。生き返ったのはやり直すためだと告げるミカエラだったが、グリフィンの心を動かすことはできず、検事が司法取引を承認してしまう。
グリフィンの予言した場所で爆弾が見つかり、爆発する前に処理される。危機を免れたかに見えたが、ミカエラはまたしてもオオカミのイメージを見る。
ジークは母親が住む家に忍び込もうとして警察に逮捕される。ジークを怪しむジャレッドはミカエラに忠告するが、ミカエラはジークを信用して釈放する。サンビは〈戻りし者の教会〉の信者アリスに襲われたトラウマで、フラッシュバックに襲われるようになる。

グリフィンが釈放される日、カルは不吉な未来を予知して暴れ、工作で作ったアイス棒のドラゴンを壊してしまう。カルは「ジークにだけ話す」と言い、自分とベン、ミカエラの墓を描いた絵をジークに見せる。
釈放されたグリフィンは、“呼びかけ”を悪用して金儲けをしようと記者会見を開く。「止めろ」という“呼びかけ”を聞いたミカエラとベンたちは会場へ駆けつけるが、グリフィンはその場で大量の水を吐いて亡くなる。検視の結果、死因は溺死だとわかる。
グリフィンの検視報告を見たベンは、あることに気づく。グリフィンが行方不明になっていたのは82時間8分、救出後に生きていた時間も82時間8分だった。ベンやミカエラが消えていたのは2037日間で、計算すると、生きられるのは2024年6月2日までだとわかる。
3人の話を聞いていたカルは「知っていた」と告白。カルが描いたベン、カル、ミカエラの墓の日付は2024年6月2日になっていた。ベンとカルがあと5年しか生きられないとわかり、絶望に囚われるストーン家。そんな中、グレースが妊娠を告げる。子どもの父親はダニーかもしれないとわかり、困惑するグレースを抱き締めるベン。
トラウマに苦しむサンビは、同僚医師に紹介されたセラピストに会いに行く。サンビを迎えたセラピストは“少佐”だった。
ジークはグリフィンを始末するため銃を入手するが、その現場を監視していたジャレッドに見られてドラッグと疑われてしまう。ジャレッドは部屋に乗り込み、ジークと乱闘に。銃を手にしたジークとジャレッドが揉み合っているとき、ミカエラが部屋に飛び込んできて銃声が鳴り響く。

感想(最終話ネタバレ有)

モヤモヤしたままシーズン2へ

ここで終わるのかぁ~~!

828便の謎も、「828」の数字の謎も、“呼びかけ”の意味も、少佐の正体も、なにひとつ明らかにならないままシーズン1終了。ラストシーンは典型的なクリフハンガーで終わったので、めちゃくちゃ続きが気になります。

全体的にはまずまず楽しめたドラマだったけど、納得がいかない部分も多かったです。ご都合主義展開が目立ったというか。

主要メンバー以外の828便の乗客がその場を盛り上げるだけのコマでしかなく、事件が収束すると(あるいは収束させるために)あっさり退場してしまったり。

面白くなってきたと思ったらすぐに収束して、解決しないまま次の事件に移る…という繰り返しだったり。

いろんな要素がとっちらかっていて、ストーリーにまとまりがない印象も受けました。いくつかの謎は解明してスッキリさせてほしかったなぁ。とにかくずーーっとモヤモヤしっぱなしなんですよね。

残された時間

生き返った人々が生きられる時間は、限られているらしい。行方不明になっていた期間=生きられる時間ということが判明しました。

グリフィンは82時間8分水中にいたから、82時間8分後に死んだんですね(しかし大量の水を吐いて死ぬシーンは衝撃でしたね)。

で、ベンが計算してみると、828便の乗客が生きられるのは2024年6月2日まで。

ベンが第9話で見た「クジャク」と、ミカエラとジークが第13話で見た「ペトログラフの双子」は、日付を示していました。

クジャクは、ローマ神話に登場する6月を司る女神ユノ(Juno)のシンボル。ペトログラフの双子はそのまま「2」を表していました。

三角関係はどうなる?

ミカエラがジークと同居していることに、気が気じゃないジャレッド。ジークへの嫉妬が憎悪に変わり、ついに爆発してしまいました。

「止めろ」という“呼びかけ”は、グリフィンでもジークでもなく、ジャレッドのことだったんでしょうね。

ちなみにシーズン2のビジュアルを見るとちゃっかりジークが入っているので、彼はレギュラーに昇格したようです。ジャレッドの試練は続きそうです。

サンビのセラピストがあの人だった!

第14話で〈戻りし者の教会〉の信者に襲われ、トラウマに苦しむサンビ。勤務先の病院の同僚にセラピストを紹介してもらって会いに行くのですが、このセラピストが政府機関の黒幕“少佐”でした。

少佐はカルを狙っているようだけど、サンビに接触して何をするつもりなのか……怖いです。

サンビの恋人についても「裏切られた」ということ以外、詳しくは語られていません。ここも気になるところ。

シーズン2では謎が解明されることになるんでしょうか?
それとも新たな謎が増えて、さらにややこしいことに?

シーズン2はこちら

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