Netflix「デッド・トゥ・ミー」シーズン2|登場人物(キャスト)・全話あらすじ・感想

海外ドラマ「デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に」シーズン1あらすじ感想キャスト

Netflixの海外ドラマ「デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~」シーズン2についてまとめました。

新たな秘密を抱え、共依存関係を深めていくジェンとジュディ。それぞれの人物像がより深く掘り下げられていて、コメディ部分もシリアス部分もすごく面白かったです。シーズン1はすべて伏線だったのか?と思うほど。

前作以上にパワフルでキュートでイカレてる2人が最高です。

作品概要

  • 製作国:アメリカ
  • 公開日:2020年5月8日
  • 原題:Dead to Me
  • 脚本・監督:リズ・フェルドマンほか

あらすじ

夕べの惨事から一夜明け、事の重大さに打ちひしがれるジェンとジュディ。動揺と葛藤の中、2人は新たな秘密を守ろうと四苦八苦する。

Netflix公式サイトより

予告動画

登場人物(キャスト)

※シーズン1のネタバレを含みます

ジェン・ハーディング(クリスティナ・アップルゲイト)
不動産エージェント。3か月前に夫のテッドをひき逃げ事故で亡くしている。グループセラピーでジュディと出会い意気投合するが、テッドを殺した犯人と知って憎悪する。自宅の庭でジュディの元婚約者スティーヴを殺してしまう。

ジュディ・ヘイル(リンダ・カーデリーニ)
スピリチュアルに傾倒する風変わりな女性。老人ホームで美術を教えながら絵を描いている。テッドを殺したひき逃げ犯だが、遺族であるジェンを助けようと近づき、友人になる。罪悪感に耐えきれず、ジェンに真実を打ち明ける。

スティーヴ・ウッド(ジェームズ・マースデン)
弁護士。ジュディの元婚約者で、ひき逃げ事故の同乗者。流産を繰り返すジュディを捨てて新しい恋人と交際中だったが、ジュディが警察に資金洗浄を密告したため窮地に追い込まれる。ジュディを探してジェンの家を訪ね、ジェンに殺されてしまう。

ベン・ウッド(ジェームズ・マースデン)
スティーヴの双子の弟。朴訥で心優しく兄とは正反対の性格。行方不明の兄を探すため実家に戻ってきたが、母親の相手をするのにウンザリしている。

チャーリー・ハーディング(サム・マッカーシー)
ジェンの息子。14歳。大好きな父が亡くなり、ジェンに反抗的な態度を取る。学校でドラッグを売るなど、何かと問題行動を起こしてジェンを怒らせる。

ヘンリー・ハーディング(ルーク・ロエスラー)
ジェンの息子。歌が得意で聖歌隊に入っており、それが縁でキリスト教の洗礼を受ける。毎朝窓辺にやってくる小鳥を父親の生まれ変わりだと信じている。

ローナ・ハーディング(ヴァレリー・マハフェイ)
テッドの母親。息子を溺愛していた。ジェンとは犬猿の仲だが、現在はジェンと一緒に不動産業の仕事をしている。

ミシェル(ナタリー・モラレス)
母親を老人ホームに入居させたのが縁でジュディと知り合う。ジュディと意気投合し、距離を縮めていく。

アナ・ペレス(ダイアナ・マリア・リーヴァ)
ラグナ署の刑事。ひき逃げ事故を担当している。ひき逃げ犯としてジュディを疑っている。

ニック・プラガー(ブランドン・スコット)
警察官。休職中にジュディと出会い、一時期付き合っていた。ひき逃げ事故を捜査し、ジュディとスティーヴが犯人だと確信している。

クリストファー・ドイル(マックス・ジェンキンス)
ジェンの元ビジネスパートナー。ヘンリーが所属する聖歌隊の指導者。

カレン(スージー・ナカムラ)
ジェンの家の隣に住む女性。お節介焼き。

各話のあらすじ(ネタバレ有)

翌朝、ジェンとジュディは朝食の支度をするも動揺を隠せない。ヘンリーはジュディとの再会を喜び、チャーリーは絶交した2人がまた一緒にいることを不審がる。
ジェンはスティーヴに首を絞められそうになって身を守ったとジュディに話し、息子たちのためにスティーヴ殺害を隠蔽することを決める。ジュディにも秘密を守るよう約束させ、もう二度と会わないと告げて彼女を老人ホームに送り届ける。住む場所がないジュディは亡くなったエイブの部屋から車のキーを見つけ、彼の車に寝泊まりしようと考える。
隣人のカレンがストリートカメラを設置していると知り、焦るジェン。カメラの映像を見せてもらうと、昨夜スティーヴが家を訪ねてくる様子が映っていた。ジェンはジュディに電話し、彼女を家に呼んで一緒に泣く。
スティーヴを想って涙するジュディを見ながら、ジェンはスティーヴを殺した時のことを思い出す。本当はスティーヴに殺されそうになったのではなく、彼に罵倒されてカッとなり、ポケットに入れていた鳥の置物で頭を殴って殺したのだった。
翌朝、ジュディに「家が見つかるまでここにいていい」と告げるジェン。そこへスティーヴそっくりの男性が訪ねてくる。

訪ねてきたのはスティーヴの双子の弟ベンだった。ベンはFBIがスティーヴを探していると言い、事情を知らないジェンは驚く。ベンが帰った後、ジュディはスティーヴの資金洗浄を警察に告発したと打ち明ける。
ジェンは遺言書を書き換え、ローナに息子たちの法的後見人を頼む。ジュディはスティーヴを告発したのは自分だとベンに打ち明け、謝罪する。ベンは「兄貴の自業自得だ」とジュディを許す。
ジェンの家を訪ねたペレス刑事は、ジュディが一緒に暮らしていることを知って驚く。ジュディは夫殺しの犯人ではなく、自白したのはスティーヴをかばっていたからだと説明するジェン。ペレス刑事はニックの家を訪ね、捜査資料を受け取る。
ジュディはスティーヴがギリシャマフィアと関わっていたことを告げ、スティーヴ失踪をギリシャマフィアのせいにできると言う。スティーヴの遺体はガレージにあるフリーザーの中に入っていた。

スティーヴの遺体を入れたフリーザーの下からネズミの大群が現れる。ネズミによってフリーザーに穴が開く可能性を恐れたジェンとジュディは、遺体を処理する方法について頭を悩ませる。
ジェンは工業用の強力な排水クリーナーで遺体を溶かす方法を思いつくが、ネズミの死体で試したところ精神的に耐えられず断念。その夜、ジェンとジュディはスティーヴの遺体を車で運び、エンジェルス国立森林公園に埋める。

エンジェルス国立森林公園にスティーヴの遺体を埋めた翌朝、ジェンとジュディは立ち寄ったホテルで隣家に住むカレンの夫ジェフと鉢合わせる。ジェフは男性の恋人を同伴していた。
ジュディはスティーヴとの別れにもっと時間をかけたかったと言い、すっかり落ち込んでしまう。ジェンはジュディの気持ちを汲み、スティーヴに献杯しようとバーへ誘い出す。ジュディはテッドを殺した翌日、スティーヴが砂浜で泣いていたことを明かす。
ジェンとジュディが帰宅すると、ヘンリーはテッドの生まれ変わりだと信じている鳥が死んでショックを受けていた。クリストファーの飼い犬が殺したと思われたが、殺したのはシャンディだった。ジェンはヘンリーのためにその事実を隠す。
ヘンリーはプールのそばの茂みから鳥の置物を見つける。チャーリーは密かに倉庫へ行き、中に高級車が入っているのを見つける。

チャーリーはガールフレンドのパーカーを誘い、ガレージで見つけた高級車をスティーヴの車とは知らずに乗り回す。
ベンをランチに誘ったジュディは、スティーヴが家の契約を破棄したことや、スティーヴが失踪する直前にジェンと会っていたことをうっかり話してしまう。ベンはジェンの職場を訪ね、スティーヴが家を買うのをやめた理由を尋ねる。
ジェンはぎっくり腰になり、ベンに家まで送ってもらう。そこへ隣人のカレンがやってきて「この前ここに来ていた男性」だと指摘。ジェンは別の男性だと言い、カレンを追い返す。
ミシェルと仲良くなったジュディは、ミシェルがシェフとして働く海辺のカフェへ案内される。子供の頃、薬物依存の母親の代わりに自分が料理を作っていたと話すジュディ。
チャーリーから車がガス欠になったと連絡が入り、急いで現場に駆けつけるジェンとジュディ。ジェンはチャーリーとパーカーをジュディの車に乗せてその場から離れさせ、スティーヴの車にガソリンをかけて燃やす。

無免許運転をしたチャーリーを叱りつけ、外出禁止を命じるジェン。パーカーが車の写真をSNSに投稿していることを知ったジェンは、パーカーの家を訪ね写真を削除してほしいと頼む。
ペレス刑事から連絡が入り、ジュディは警察へ。スティーヴの通話記録を調べたところ、最後にかけた相手はジュディだったと告げるペレス。ペレスに命じられ、留守電に入っているメッセージを再生するジュディ。
ベンのもとにスティーヴの遺体が見つかったという連絡が入り、ジェンは警察に同行する。だが見つかった遺体は女性でスティーヴではなかった。2人は一緒にヘンリーの舞台を見に行くが、緊張して自信をなくしたヘンリーは舞台に立つことをやめる。
ジュディはミシェルと一夜を共にする。ミシェルが現在も一緒に住んでいる元恋人はペレス刑事だった。

ミシェルと一夜を過ごした翌朝、ジュディはペレス刑事と鉢合わせる。ペレスに追い出されるジュディ。
スティーヴの車が発見され、ベンは母親に頼まれてスティーヴの無事を祈る集会をやることに。困っているベンを見て、思わずイベントを手伝うと言い出すジェン。
ミシェルの元恋人がペレスだと知り、ジェンから別れるように言われたジュディは、不本意ながらもミシェルに別れを告げる。
ジェンは集会でスティーヴの母親と会い、気に入られる。ジュディはスティーヴの恋人ハイディがスティーヴの子を妊娠していることを知り、ショックを受ける。ベンは砂浜でジェンにキスをし、その様子を目撃するジュディ。
集会に参加したチャーリーは、スライドショーで映し出されたスティーヴの写真に自分が乗り回した高級車が写っているのを見て驚く。

スティーヴの車についてチャーリーに問い詰められたジェンは、契約をキャンセルしたお詫びにもらったものだと説明する。
ジェンはベンと砂浜でキスしていたことをジュディに指摘され、「私たちには幸せになる資格はないの?」と問い詰められる。ジェンは考えを改め、ミシェルとの交際を許す。
ジュディはベンと距離を置こうとするが、ベンの母親が家を売ることになり、ジュディに担当してほしいと言う。仕方なく家を見に行くジェン。
ジュディはミシェルの母親フローが脳卒中で入院したことを知り病院を訪ねるが、ペレス刑事に阻まれる。ペレスはミシェルの前で、ジュディの婚約者が失踪中だと明かす。
チャーリーは別の女の子と親しくなったことで、パーカーを怒らせてしまう。パーカーはジェンの家のガレージに「私は知っている」とペンキで落書きしたうえ、警察に電話する。
チャーリーは車の中にあったスティーヴの携帯で電話をかける。繋がった相手はヘイスティング署長だった。
ベンはジェンに告白し、2人は一夜を共にする。

ベンと一夜を過ごした翌朝、罪悪感にさいなまれたジェンは「昨夜のことは間違いだった」と告げてベンと別れる。ジェンは市議会からの通知で一時停止標識の嘆願が却下されたことを知り、市議会へ乗り込んで鬱積する気持ちをぶつける。
ジュディはニックからチャーリーとパーカーの写真を見せられる。スティーヴの車が燃やされる直前、スティーヴの車を運転するチャーリーが監視カメラに映っていたと話すニック。スティーヴを殺した犯人としてチャーリーが疑われていることを知ったジュディは、思わず「凶器は銃じゃない」と言ってしまう。
帰宅したジュディは「私がやったことにする」とジェンに言い、スティーヴが死んだ夜、本当は死のうとしていたのだと打ち明ける。ジェンの電話が救ってくれたと話すジュディに、ジェンは真実を告白。スティーヴに首を絞められたというのは嘘で、酷いことを言われてカッとなって殺したと話す。
ジェンと言い争いになり、パニックに陥ったジュディは泣き叫ぶ。ジュディが眠った後、ジェンはジュディ、チャーリー、ヘンリーに手紙を書き、ペレス刑事の家を訪ねる。

ジェンはスティーヴを殺したことをペレス刑事に告白し、遺体を埋めた場所へ案内する。だがどこに埋めたかわからなくなり、結局遺体が見つからないまま、2人はその場を去る。帰りの車の中でジェンの母親としての苦悩を察したペレスは、ジェンの罪を見逃す。
ジュディはジェンの置き手紙を読み、ジェンの代わりに子供たちを守ることを決意する。ジェンを心配するチャーリーは、スティーヴの鞄をジュディに預ける。ジュディは鞄をニックに渡し、レコーダーにヘイスティング署長の声が入っていることを教える。
ジェンは帰宅し、子供たちと抱き合う。ジェンはあらためてジュディに謝罪し、許される。ジェンに「自分を許す方法があるはず」と言われたジェンは、サポートグループに参加して母の死について語る。
ジュディは刑務所にいる母エレノアに会いに行き、子供の頃つらかったことを話す。エレノアは仮釈放委員会に手紙を書いてほしいと頼むが、ジュディは断る。
警察署内の保管庫で眠っていたジュディの絵が返ってくる。ジュディは絵の中にお金を隠しており、大金を手に入れたジェンはローナの会社を辞め、彼女が払った家の頭金を返済する。
チャーリーのために新車を買ったジェンとジュディは、帰り道で事故に遭う。激突してきた車の運転手はベンだった。動揺したベンはそのまま走り去る。
チャーリーはジュディの部屋でジェンが書いた手紙を見つける。

感想(ネタバレ有)

今度はジェンが加害者の立場に

スティーヴを殺したジェンは、ジュディの助けを借りて犯罪を隠蔽しました。

シーズン1では、ジュディがプールに浮くスティーヴの遺体と対面するシーンのみ映し出されたので、どのような経緯でジェンが殺害に至ったのかがわかりませんでした。

その隠された時間がシーズン2の肝となっていましたね。

夫を殺したジュディを憎み、遠ざけるはずが、はからずも同じ立場(=殺人犯)になったことで、精神的にジュディを求めてしまうジェン。

スティーヴを殺した理由について、ジェンは「首を絞められそうになったから身を守った」と説明しますが、実はウソ。本当は、スティーヴに口汚く罵られてカッとなり、帰ろうした彼の背後から殴りかかったのです。

ジェンが嘘をついたのは、シーズン1のジュディと同じく「自分は悪くない」と思いたかったのかもしれないし、ジュディに嫌われたくなかったのかもしれない。

シーズン1で銃を向けるほどジュディの嘘を憎んだジェンが、同じことをしているんですね。

こんなふうに、シーズン2におけるジェンの心情や行動はすべてシーズン1のジュディと重なり、シーズン1でジュディに共感できなかった人(わたしも含め)に、ジェンの視点を通して共感を生じさせる仕掛けになっています。

シーズン1では被害者だったジェンが加害者になったことで、「どんな人も罪を犯す可能性はある」ことを示唆していました。

隠されていたジェンの問題

ジェンがスティーヴを殺したのは突発的なことではなく、背景には彼女自身が長年抱え込んできた問題が潜んでいました。

がんに負けて死んでしまった母親を許せず、恨んでしまった自分への怒り。子供たちに好かれず、夫からも拒絶される自分への怒り。

ジェンが抱え込んでいた“自分への怒り”は、夫の死によって顕在化し、さらにスティーヴが言い放った言葉で“狂気”と化してしまいました。

「テッドは車の前に飛び出してきた。死にたかったはずだ。無理もない。僕だったら銃で頭を撃つ。自殺するよ。気の毒なクソ女」

ジェンにとっては地雷だったのでしょう。本気にすることない、と慰めるジュディにも「あなたは自分に注目してくれる人なら誰でもいいのよ」と怒りを向けてしまい、今度はジェンがジュディの地雷を踏んでしまいます。

ジュディもまた、薬物依存の母親との関係に悩まされてきた人でした。

スティーヴの双子の弟ベンが登場

シーズン1ではジュディがストーリーを引っ掻き回す役割を与えられていましたが、シーズン2ではスティーヴの双子の弟ベンと、ジェンの息子チャーリーに引き継がれます。

ベンはスティーヴとは似ても似つかない朴訥で心優しい男性で(演じている人は同じなのにまるっきり別人に見える)、ジェンは次第にベンに惹かれていきます。

自分が殺した男の家族だとわかっているのに、彼から離れることができないジェン。このあたりも、シーズン1のジュディと重なります。

違うのは、ジェンが「罪を犯したから一生幸せにはなれない」と思っているのに対して、ジュディは「罪を犯しても幸せになっていい」と思っていること。

このドラマはデリケートな問題をさらっと投げ込んできますよね。

最終話はまたもやクリフハンガー

チャーリーが犯人として警察に疑われていることを知り、自首することを決意するジェン。ところがペレス刑事は自分と似た境遇のジェンに同情し、見逃してくれます。

ペレス刑事の母親は、娘を義父から守ろうとして殺されていました。ジェンの“子供を守る母親”としての姿が、自身の母親と結びついたのかもしれません。

ジュディに「自分を許す方法があるはず」と言われ、サポートグループに戻って母の死と向き合うことにしたジェン。ジュディも刑務所にいる母親に会いに行き、助けてほしいと甘える母に「NO」を突き付けます。

なにもかもうまくいきそう……と思った矢先、ジェンとジュディが乗る車にベンが運転する車が突っ込み、衝突事故に。

ベンは飲酒運転で、相手も確かめずに慌ててその場から逃げ去ります。お互いに相手が誰かわかってなかったように見えたけど、どうなんだろう。

朴訥で優しくて善人の代表のようなベンも、やはり犯罪者になってしまうのか…。

チャーリーはジェンが書いたジュディ宛の手紙を見つけてしまうし、公園に埋めたスティーヴの遺体も見つかったようだし、またハラハラさせてくれそうです。

次はどんな展開が待っているのか楽しみです。

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