「盗まれた顔~ミアタリ捜査班~」第3話あらすじ感想|原作と違う展開に驚く

WOWOW「盗まれた顔」あらすじ感想

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WOWOW連続ドラマW「盗まれた顔~ミアタリ捜査班~」第3話のあらすじと感想です。

いきなり原作と違う展開になったので、びっくりしました。
白戸さんが陰謀に巻き込まれていく本筋の部分は同じなんですけどね。

東京の雑多で慌ただしい風景を見ていると、これだけ人が多いにもかかわらず「顔」が見えてこないことに驚きます。見当たり捜査員の人たちはいったいどんな目を持っているんだろう。

第3話のあらすじ(ネタバレ有)

見当たりの仕事に限界を感じ始める白戸(玉木宏)。ある日、白戸は仕事中に中国人マフィアの襲撃に遭い、拉致されそうになる。なんとか逃れたものの、それ以降何者かによる尾行が始まり、追われる側になる。

小池(和田聰宏)は中国人マフィアの背後に公安の川本(丸山智己)がいることを白戸に告げる。さらに、4年前に死んだ須波通(渋川清彦)が実は生きており、川本の手先になっている可能性を示唆する。

そんな折、無逮捕が続いていた谷遼平(町田啓太)が久しぶりにホシを見つける。だがホシに声をかけた瞬間、白戸を尾行していた中国人マフィアたちのバンが現れ、谷を轢き殺してしまう。

同じ見当たり捜査員の安藤香苗(内田理央)は、須波通が事件に関与しているのではないかと白戸を問い詰めるが、安藤を巻き込みたくない白戸は口を閉ざす。

白戸は警察のシステムを使って同棲中の恋人・千春(伊藤歩)の足取りを調べ、千春が頻繁に松戸へ足を運んでいることを知る。千春を問い詰めようとしたとき、須波から電話がかかってくる。

白戸の自宅付近にも中国人マフィアの影が現れ、危険を感じた白戸は千春を自宅から連れ出してタクシーに乗せる。

第3話の感想(ネタバレ有)

谷さんが死んでしまった……。

ウソでしょう~!?
原作ではピンピンしてるのに。

しかも久しぶりにホシを見つけて、スランプを脱出した直後に白戸の身代わりになって死ぬなんて……不憫でしょうがないです。

町田啓太さんが似合っていただけに残念だわ。
白戸さん、安藤さんとの関係も好きだった。もうちょっと3人のやりとりが見たかったなぁ。

ちなみに原作では、このとき谷さんが見つけたのはホシとは別人。ただの一般人で、谷さんの見間違いでした。谷さんはその後もずっと無逮捕が続き、終わり近くで半年ぶりにホシを見つけることになります。

さて、徐々に背景が見えてきました。
今までの話を時系列にまとめると、こうなります。

  1. 4年前、須波通は林小麗という在日中国人二世と付き合っていた
  2. 林小麗が殺され、須波が復讐のため中国人マフィアを次々と惨殺する
  3. 須波が中国人マフィアに殺される(が、実は偽装工作だった)
  4. 川本は須波を死んだように見せかけ、この世に存在しない人間を自分の協力者として働かせる
  5. 須波が川本に命じられ、中国の密航組織「蛇頭」の密航船を爆破する

白戸さんが公安から狙われるのは、須波さんの「顔」を知っているからだと思われます。
ん? となると谷さんが殺されたのも、同じ理由ってことなのかしら?

もうひとつの問題は、恋人の千春です。

出会い系サイトで知り合ったふたりは、一緒に暮らしながらも、どこかで相手を信用していない。白戸さんが出会い系サイトをチェックしているのも、「また出会い系サイトで新しい男を見つけているんじゃないか」という不安に駆られるからでしょう。

警察のシステムを使って、千春がたびたび松戸へ行っていることを知った白戸さん。
こんなふうに簡単に足取りがバレるシステムを使う一方で、雑踏の中でひたすら「顔」を探すという超アナログな仕事をしているところが面白いです。

次回はいよいよ須波さんと対面でしょうか。楽しみです。
眞嶋秀和さんはいつ登場するんだろ?

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