「盗まれた顔~ミアタリ捜査班~」第4話あらすじ感想|日本リング社と警察の関係

WOWOW「盗まれた顔」あらすじ感想

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WOWOW連続ドラマW「盗まれた顔~ミアタリ捜査班~」第4話のあらすじと感想です。

今までは見る側だった白戸が見られる側になり、立場が逆転。
もはやどこにいても落ち着かない状態。

見張られているだけならまだしも、四六時中命を狙われているわけだからねぇ。
頭がおかしくなりそうです。

そして白戸の知らない警察の裏の顔が見えてきました。

第4話のあらすじ(ネタバレ有)

須波通(渋川清彦)の死に疑問を抱いた安藤(内田理央)は、独自に調査を開始。4年前に須波の遺体を司法解剖した医師と警察とが共謀して須波の死を偽装していたことを突き止める。

白戸(玉木宏)は安藤に須波と川本(丸山智己)の関係を明かし、須波に呼び出された場所へ向かうが、須波は現れなかった。白戸は谷(町田啓太)の二の舞になることを恐れ、安藤に手を引くよう忠告する。

川本が頻繁に日本リング社を訪れていることを知った白戸は、新宿で逮捕した元日本リング社社員・塚本孝治(山崎樹範)と面会する。塚本は歯科医師と弁護士を殺害した容疑をかけられていたが、犯行を否認していた。

塚本によると、日本リング社は関東の歯科医師会で行っているDNA採取事業に関わっており、歯科医師らが採取したDNAを回収し保管していた。その裏で、本来なら6年経過すれば処分されるはずのDNAが永遠に保存され続け、それらのDNA情報は日本の警察やアメリカのあらゆる機関に売られているという。

歯科医師と弁護士は、そのことを知ったために口封じで殺されたのだと塚本は言う。そして塚本本人も、その話をした直後に白戸らの目の前で死亡。死因は薬物中毒だった。

さらに安藤までもが川本の手下に襲われ、白戸は自責の念に駆られる。その夜、白戸の前に須波が現れる。須波はある理由で川本と決裂し、川本に命を狙われていた。須波は川本を社会的に抹殺する準備を進めていると語り、白戸に接触したのもそのためだと言う。須波は「俺の顔を見つけろ」と言い残し、立ち去る。

第4話の感想(ネタバレ有)

塚本さんも殺されちゃったよ…。

ドラマは容赦ないなぁ。谷さんだけでなく、安藤さんまで殺されかかったし(原作では須波案件に一切関わらない2人)。

塚本さんが勤務していた日本リング社と、公安との繋がりが明らかになりました。ちなみに原作は、白戸が塚本さんを見つける場面から物語が始まります。

見当たり捜査員の日常風景を描く中で、後半で重要な鍵を握る人物をさらっと登場させる巧みな伏線でした。ドラマだと山崎樹範さんがキャスティングされている時点でちょっと察してしまいますけども。

この日本リング社の背景をまとめると、こうなります。

  • 日本リングは関東の歯科医師らが採取したDNAを回収し、研究所で保管していた
  • 本来は6年経過した時点で処分されるDNAが、実は処分されず保存され続けていた
  • 集められたDNAデータは日本の警察とCIAなどアメリカのあらゆる機関に売られていた
  • 歯科医師と弁護士がその事実に気づいて公表しようとしたため、公安に殺害された
  • 日本リングと警察は塚本孝治に罪を被せ、殺害した

須波さんは川本の仕事(公安の汚い仕事)を請け負っていたので、塚本さんを陥れる計略にも関わっていたと思われます。

* * *

須波さんはある理由から、川本のもとを離れた。

川本(公安)からすれば、警察の裏側を知っていて、しかも「死んだ」はずの須波さんが警察から離れて生きることは、不都合でしかないわけで。須波さんを消そうとしているようです。勝手だよねぇ。

自分たちが須波さんを「死んだ」ことにして都合よく使っていたのにさ。

次回は最終回です。
須波さんはいったい何をしようとしているのか。白戸は須波さんを救えるのか。

そして白戸の恋人・千春の正体は…。
ドラマがどんな結末を用意しているのか、楽しみです。

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