韓国ドラマ「マウス」登場人物(キャスト)・各話あらすじ・予告動画

韓国ドラマ「マウス~ある殺人者の系譜~」あらすじキャスト

韓国ドラマ「マウス~ある殺人者の系譜~」についてまとめました。

史上最凶のサイコパス殺人鬼が引き起こす連続殺人事件を止められるのは誰か?戦慄のトラウマを刻み込む、過激で残酷な禁断のクライムサスペンス。

WOWOW公式サイトより

サイコパスの中でもわずか1%とされる最も凶悪な“プレデター”(捕食者)に焦点を当てた衝撃作。

誰からも愛される町の巡警チョン・バルムをイ・スンギが、幼い頃に両親を殺され復讐を誓う刑事コ・ムチをイ・ヒジュンが演じます。

※この記事は随時更新中です。各話視聴後、加筆修正します

作品概要

  • 放送局:WOWOW
  • 放送時間:2022年11月1日から毎週月-金曜8:30~
  • 製作国:韓国(2021年)
  • 原題:마우스
  • 脚本:チェ・ラン
  • 演出:チェ・ジュンベ

あらすじ

かつて、韓国全土を震撼させた“ヘッドハンター殺人事件”。殺害後に頭だけを持ち去る連続猟奇殺人事件で、1年間で20人近くの遺体が発見されながら犯人は捕まらなかった。当時の与党は世論からの批判を恐れ、遺伝子検査でサイコパス遺伝子を持つ胎児を堕胎させる法案を国会で審議したほどだった。そんな中、両親を殺害された少年コ・ムチ(イ・ヒジュン)の証言で、天才脳神経外科医ハン・ソジュン(アン・ジェウク)が逮捕される。これで事件は幕を閉じたかに見えたのだが……。

それから25年後、再び韓国にプレデター(捕食者)と呼ばれる連続殺人鬼が出現する。このとき、収監中のソジュンを自らの手で殺す目的で刑事になっていたムチは、正義感あふれる真面目な巡警チョン・バルム(イ・スンギ)を相棒に捜査へ乗り出す。一方、ソジュンのサイコパス遺伝子を受け継ぐ子どもがいることが明らかになり……。

WOWOW公式サイトより

予告動画

登場人物(キャスト)

※一部ネタバレを含みます

主要人物

チョン・バルム(イ・スンギ)
クドン派出所の巡警。優しくて正義感に溢れ、誰からも好かれている。友人チグクが襲われた事件で刑事のムチと出会い、連続殺人事件の捜査を手伝うようになる。

コ・ムチ(イ・ヒジュン)
ムジン北部警察署強力2チームの刑事。8歳の時に“ヘッドハンター”と呼ばれる連続殺人鬼に両親を殺され、復讐するために刑事になった。バルムと出会い、ともにサイコパスを追う。

チェ・ホンジュ(キョン・スジン)
殺人事件を検証する番組「シャーロック・ホンジュ」のプロデューサー。頻繁に警察署に出入りし、ムチとも親しい。壮絶な過去を持ち、人知れず苦しんでいる。

ソン・ヨハン(クォン・ファウン)
ムジン病院のレジデント。最年少で医師国家試験に合格した無口で冷たい男。連続殺人鬼“ヘッドハンター”の息子として連続殺人事件への関与を疑われる。

オ・ボンイ(パク・ジュヒョン)
女子高校生。祖母と2人暮らし。10年前に自分を襲った事件から立ち直れずにいる。まもなく犯人が出所すると知り、身を守るためにボクシングを習い始める。

警察

シン・サン(P.O)
ムチの後輩。ムジン北部警察署に勤務していたが、証拠毀損の責任を問われて異動になり、ダニエル失踪事件を捜査することになる。父親は国会議員で法制司法委員長のシン・ソンユン。

カン・ギヒョク(ユン・ソヒョン)
ムジン北部警察署強力2チームの刑事。ムチの先輩。以前は仲がよかったが、ムチが復讐を誓ってからは衝突するようになった。心の底では誰よりもムチを心配している。

ポク・ホナム(ヒョン・ボンシク)
ムジン北部警察署強力2チームのチーム長。パク・ドゥソクの後輩で、ヘッドハンター連続殺人事件が新入り時代の最初の事件だった。

パク・ドゥソク(アン・ネサン)
25年前、“ヘッドハンター”を逮捕した刑事。連続殺人事件を捜査中、“ヘッドハンター”に2人の子供を拉致された。刑事となったムチが自分と同じ目に遭うのではないかと心配する。のちに新設された証拠保管チームのチーム長に就任。

バルムの関係者

ナ・チグク(イ・ソジュン)
ムジン拘置所の刑務官。バルムの高校時代の同級生で、正義感が強く善良な青年。拘置所内でめった刺しにされ、指を2本切断された状態で発見される。腕時計を犯人に持ち去られている。ムジン連続殺人事件の被害者の中で唯一の生存者。

ク・ドング(ウ・ジヒョン)
バルムの高校時代の同級生。バルムやチグクと一緒に公務員試験を受けるもひとりだけ脱落し、公務員を諦めて映画監督になると宣言する。その後、連続殺人事件の捜査をするバルムに協力するなどして、再び刑務官を目指す決意をする。

キム・ヒジン(カン・マルグム)
バルムの叔母。フンソクという息子がいる。

ヨハンの関係者

ハン・ソジュン(アン・ジェウク)
天才脳神経外科医。ジウンと結婚して幸せな新婚生活を送っていたが、ムチの証言により連続殺人鬼“ヘッドハンター”であることが判明し、逮捕された。その後死刑判決を受け、現在は刑が執行されないまま拘置所にいる。

ソン・ジウン(キム・ジョンナン)
ソジュンの妻。ヨハンの母。25年前、愛する夫ソジュンが連続殺人犯だとわかり、人生が一変する。ダニエルの勧めで胎児の遺伝子検査を受け、99%の確率でサイコパスとの結果が出る。

ダニエル・リー(チョ・ジェユン)
遺伝学博士。英国でサイコパス遺伝子の研究をしている。ソジュンとは兄弟のような仲。韓国政府からの要請を受けて来韓し、7年ぶりにソジュンと再会したその夜、ソジュンが連続殺人犯として逮捕され、妹を殺した犯人だと知る。

キム・ジュンソン(ソン・ウヒョン)
ヨハンの友人。ダニエル失踪に関して警察の聴取を受け、ヨハンのアリバイを証言するが…。

ムチの関係者

コ・ムウォン(キム・ヨンジェ)
ムチの兄。神父。25年前に“ヘッドハンター”に襲われて重傷を負った。両親を殺した“ヘッドハンター”を許すと言い、ムチから絶縁宣言されている。

ボンイの関係者

キム・ガンナン(キム・ヨンオク)
ボンイの祖母。警察官のバルムを気に入り、孫を嫁にもらってほしいと懇願する。10年前の事件に責任を感じている。

カン・ドクス(チョン・ウンピョ)
10年前にムチが逮捕した小児性犯罪者。服役を終えて出所した後、ボンイが暮らす村に戻ってくる。

被害者

ソン・スジョン(ハヨン)
連続殺人鬼“ヘッドハンター”の被害者。家に帰る途中、見知らぬ少女に助けを求められ、雪道で事故を起こした車を救おうとして襲われた。遺体は頭部を切断された状態で、海で発見された。

ソン・スホ(ソン・ブゴン)
“ムジン連続殺人事件”の被害者。ボクシングジムの館長で、殺されたスジョンの弟。姉の事件から25年後、ジムのリング上で焼死体となって発見された。姉が買ったグローブを大切に使い続けていたが、犯人によって持ち去られている。

ピョン・スニョン
“ムジン連続殺人事件”の被害者。シングルマザーで、スナックの厨房係。遺体は排水路で発見された。殺害現場の近くで犯人のものと思われる靴跡が見つかっている。娘から贈られたおもちゃの指輪をつけていたが、犯人によって持ち去られている。

チョ・ミジョン
“ムジン連続殺人事件”の被害者。20代の大学生で、大食いのストリーマー。遺体はブドウ畑で発見され、スホのグローブとスニョンの指輪、キムの靴、チグクの時計を身につけていた。遺体発見現場でコーヒースティックが見つかっている。

キム・ソンギュ
“ムジン連続殺人事件”の被害者。大手運送会社ソンジュ運送の元会長。現在は路上生活者となっていた。遺体はクホ洞の建築現場で発見された。殺害現場には凶器の手斧が残されており、片方の靴が犯人によって持ち去られている。

パク・ジョンホ
“ムジン連続殺人事件”の被害者。下請け企業の非正規労働者。有名ブロガー。遺体は宗教団体が運営していた衣料工場で発見された。遺体のそばにはコーヒースティックが散らばり、指が切断され、口の中には昆虫が入っていた。

キム・ハングク
誘拐された少年。失踪した父親を捜すため韓国に来て、テレビ番組に出演し同情を集めていた。

カン・ミンジュ
“結び目殺人事件”の被害者。河原に遺棄されていた遺体を、偶然バルムが発見した。手首を拘束されていた紐は、登山で使われる“引き解き結び”を微妙に変えた結び方で縛られていた。

ホン・ナリ
“結び目殺人事件”の被害者。洗濯ロープで殺害され、自宅で遺体が発見された。自宅には、防犯協会のボランティアによって面格子が取り付けられていた。

そのほか

チェ・ヨンシン(チョン・エリ)
大統領秘書室長。大統領の支持率を維持するため、凶悪犯罪予防策として、遺伝子検査を義務化してサイコパス遺伝子を持つ胎児を堕胎させる法案を提出する。

ウ・ジェピル(チョン・ソギョン)
ドゥソクの元同僚刑事。25年前の“ヘッドハンター”殺人事件の捜査に参加していた。弁護士ウ・ヒョンチョルの父。

ウ・ヒョンチョル(ソン・ジェヒ)
弁護士。ウ・ジェピルの息子。防犯協会でボランティアをしている。過去にカン・ドクスの弁護をしていたことがある。

チョン・マノ(チョン・ビョンホ)
自営業者。防犯教会でボランティアをしている。娘のスジンは26年前から行方不明になっている。

キム・ボンチョル(チャン・ヨンチョル)
ムジン刑務所に収容されている無期懲役囚。97年~98年に起きたスソン連続殺人事件の犯人だが、警察の拷問で虚偽の自白をしたと無実を主張している。娘のダスルはシン・サンの婚約者。

イ・ジェシク
カン・ドクスと同房だった服役囚。義理の娘を暴行しようとした男を死なせ、傷害致死で懲役5年の判決を受けた。真面目で問題を起こしたことがない模範囚で、満期出所することが決まっている。

各話のあらすじ(ネタバレ有)

連続殺人鬼“ヘッドハンター”による残虐な犯行が続いていた。事件発生から1年、20人近くが殺されるも捜査は進まない。国会では革新的な凶悪犯罪予防策として、遺伝子検査でサイコパス遺伝子を持つ胎児を堕胎させようとする法案が審議されていた。
遺伝学の権威であるダニエル・リーが英国から呼び寄せられるが、法案は却下される。その夜、ダニエルは友人である脳神経外科医のハン・ソジュン宅を訪ねる。ソジュンは身重の妻ジウンと2人で幸せな新婚生活を送っていた。
同じ夜、大雪で休業中のキャンプ場にある家族が到着する。キャンプを楽しもうとした矢先、父親と母親は突然現れた殺人鬼に襲われて命を落とす。幼い兄弟はバスの中に隠れるが、兄ムウォンは弟を助けようとして犯人に見つかり、重傷を負う。
生き残った弟ムチは、病院の壁に貼られていたポスターを見て「あの男だ」と叫ぶ。刑事のパク・ドゥソクは、ポスターに掲載されていた脳神経外科医ハン・ソジュンの家へ向かう。ドゥソクは“ヘッドハンター”に娘をさらわれていた。
ムチは密かに警察車両に乗り込み、逮捕されたソジュンの顔を切りつける。その拍子に庭の雪だるまが崩れ、中から切断された頭部が転がり出てくる。殺されたムチの母親の頭部だった。
ソジュンは無実を主張し、雪だるまについても知らないと言う。一度は釈放されたソジュンだったが、妻のジウンは彼が雪だるまを作るところを目撃し、その様子を写真に撮っていた。
「愛していないのになぜ結婚したの」と問うジウンに、ソジュンは「ハン・ソジュン2世を生むためだ」と笑う。ダニエルは7年前に死んだ妹がソジュンに殺されていたことを知る。殺した理由は彼女が彼の子供を中絶したためだった。
ジウンはダニエルの勧めで胎児の遺伝子検査を受け、99%の確率でサイコパスとの結果が出る。泣き崩れるジウンの前にひとりの妊婦が現れ、自分も同じ結果だったと告げる。彼女の夫は善良だが事故で亡くなっていた。夫の忘れ形見である子供を産んで、博士が間違っていることを証明するつもりだと話す妊婦。
問題行動の多い小学生ジェフンは、父親から虐待を受けていた。ジェフンは父親が大切にしている金魚と犬を殺し、目障りな弟を生き埋めにしようとする。母親は産んだことを後悔し、「怪物は死んだ方がいい」と彼を殺そうとする。
ジェフンは教会へ行き、「どうか怪物になりませんように」と祈る。15年後、神への祈りは届かず、彼は殺人鬼となっていた。

25年後。死刑判決を受けたハン・ソジュンは刑が執行されないまま拘置所にいた。ソジュンに両親を殺されたコ・ムチは刑事となり、ソジュンの息子を彼の目の前で殺すという復讐を胸に誓って生きていた。ジウンから「息子は死んだ」と聞かされていたソジュンは、ムチに息子の存在を知らされ高揚する。
側溝で女性の遺体が発見される。サイコパスによる連続殺人を確信するムチに、テレビ番組のプロデューサー、チェ・ホンジュは理由を問う。ムチはホンジュを連れて事件現場を訪ねる。
最初の被害者であるボクシングジムの館長ソン・スホは、“ヘッドハンター”に殺されたソン・スジョンの弟だった。激しい暴行を受けた後に焼かれていたことから、動機は怒りによる復讐だと推理するムチ。現場からは姉が贈ったグローブが持ち去られていた。
側溝で発見されたピョン・スニョンは、殺害現場から側溝まで犯人によって運ばれ、娘から贈られた指輪を持ち去られていた。2人とも中指を立てた状態で、その指が指し示す方向には十字架があった。ムチは犯人が指で十字架をけなしていると読み解き、それらの推理をホンジュの検証番組で公表する。
派出所勤務の巡査チョン・バルムは、慰問でソジュンのいるムジン拘置所を訪れる。そこで刑務官として勤めるチグクは、バルムの友人だった。ステージでマジックを披露するバルムだったが、囚人のひとりを箱に入れて再び扉を開くと、そこに入っていたのは血まみれのチグクだった。
一刻を争う状況に、ムチの兄で神父のムウォンは、ソジュンに応急処置を頼む。病院に運ばれたチグクは奇跡的に一命を取り留めるも意識不明、切断された2本の指のうち1本は発見が遅れて縫合が間に合わなかった。犯人はソジュンを慕う収容者のひとりと判明。チグクが彼に逆らったため思い知らせてやったと動機を明かす。
帰宅途中、バルムは女子高生のボンイを見かける。ボンイは10年前に起きた事件によりトラウマを抱え、人知れず苦しんでいた。孫を心配する祖母のガンナンは、バルムに婿になって欲しいと懇願する。ボンイはそんな祖母にもバルムにも反発し、心を閉ざす。
建築現場で路上生活者の遺体が、そしてブドウ農園で女子大学生チョ・ミジョンの遺体が発見される。ミジョンの首からはスホのグローブがぶら下がり、指にはスニョンの指輪がはめられ、片足には路上生活者の靴が履かされ、腕には男物の時計がつけられていた。
そしてビニールハウスの屋根には、「正解!コ・ムチ刑事 見事な推理だ 贈り物は気に入ったか?」という犯人からのメッセージが血文字で書かれていた。
ソンジュは息子のソン・ヨハンと面会する。ヨハンはチグクが入院するムジン病院のレジデントで、最年少で医師国家試験に合格していた。

ブドウ畑殺人事件のニュースを見たバルムは、被害者が腕にはめていた時計がチグクのものだと気づく。話を聞いたムチは同一犯と考え、チグクの服と凶器を見つけるため拘置所内を捜索するが、見つからなかった。バルムは捜査を手伝わせてほしいとムチに訴えるが、お前には無理だと断られる。
韓国を訪れた遺伝学者のダニエルは、久しぶりにジウンと再会する。ジウンは息子が立派に育ったことを話し、「博士は間違っていた」と言う。彼女の様子が気になったダニエルは、ヨハンに電話する。そして「一連の殺人事件に関して話がある」と告げて閉園後の遊園地に呼び出し、観覧車の中で殺されてしまう。
夜、ホンジュが帰宅するとヨハンが待っていた。「怖いんだ」と言ってホンジュを抱き締めるヨハン。ムチはその様子を偶然目撃する。
ムチは証拠毀損で捜査から外され、待命処分を受ける。後輩のサンは異動になり、ダニエルの失踪事件を捜査していた。遊園地の近くでダニエルが借りた車が見つかり、観覧車の血痕は彼のものと判明したが、遺体が見つからない。
ボンイが同級生を殴ってトラブルになり、祖母ガンナンは相手の親から和解金を要求される。ガンナンは金を稼ごうと家政婦紹介所を訪ね、従業員が席を外した隙に電話に出て依頼を受ける。家政婦を依頼したのはジウンで、派遣先はヨハンの家だった。
ダニエルが最後に通話した相手がヨハンだとわかり、ムチはヨハンを呼び出して尋問する。ヨハンは間違い電話だったと主張し、その日は体調不良で友達と一緒に家にいたと話す。
バルムは病院に保管されていたチグクの指が別人のものだと気づく。バルムはムチと一緒に刑務所内の聖堂を調べ、聖堂の屋根の上に広げられていたチグクの服と凶器のナイフを発見する。チグクの切断された指は、神父が持つ聖杯の中に入っていた。
ヨハンは地下室の部屋の鍵をドアにさしたまま出かけたことに気づき、急いで帰宅する。ヨハンの留守中、部屋の掃除をしていたガンナンは地下室に入り、連続殺人事件の被害者の遺体写真が壁に貼られているのを見てヨハンが犯人だと悟る。
ガンナンは気づいていないふりをして帰宅したヨハンをやり過ごし、家を出る。地下室の部屋を調べたヨハンは写真が1枚なくなっていることに気づき、急いでガンナンを追いかける。彼女はブドウ畑の被害者チョ・ミジョンの写真を持ち去っていた。
ガンナンは村に帰りつくが、ヨハンが追ってきたことを知って隠れる。派出所に戻ったバルムはガンナンから着信が入っているのを見て雑貨店に向かい、彼女の遺体を発見する。バルムは現場にいた男が逃げるのを見て追跡するが、車にはねられてしまう。

衣料工場で男性の遺体が発見される。チグクの病院で保管されていた指は彼のものだった。そこへ殺人事件発生の連絡が入り、急いで現場へ向かうムチ。遺体を見たムチは、10年前の事件の被害者ボンイの祖母だと気づき、慟哭する。
車にはねられたバルムは病院にいた。ムチに何があったか問われ、泣きながら説明するバルム。ボンイの祖母ガンナンから「女子大生を殺した犯人を見た。雑貨店の前で待ってて」というメールが届き、急いで駆けつけたが、彼女は既に殺されていた。犯人の顔はわからないが、左利きでミントの香りがした、という。
ヨハンはバルムの病室に忍び込み、点滴に薬を注入しようとするが、邪魔が入る。ボンイは祖母からの電話に出なかったバルムを激しく責める。
ムチはガンナンが握りしめていた写真の燃えかすを見て、被害者チョ・ミジョンだと気づく。当日の彼女の足取りを調べるムチとバルムだったが、手がかりは得られず捜査は行き詰まってしまう。
ダニエル失踪事件を追うサンは、ヨハンのアリバイを確認するため友人キム・ジュンソンに会う。だが彼はヨハンから口裏を合わせるよう前もって指示されていた。そのことを知ったサンは、ヨハンを怪しむ。
ムチは記者会見で事件の状況を説明する。すると会見中に犯人から電話が入り、「被害者を選ぶ基準がある。テレビ番組であの子を殺す理由を言え。正解できなければ、番組終了時刻に殺す」と告げられる。
ちょうどその頃、テレビ番組に出演して話題になっていた少年キム・ハングクが誘拐される事件が起きていた。「あの子」がハングクのことだと気づいたムチは、ホンジュの番組に出演して犯人をおびき寄せることに。
番組放送に反対する世論が強まる中、ムチは被害者の共通点を見つけ出そうと、彼らの周辺を洗い直す。そんな彼の前に、25年前“ヘッドハンター”を逮捕した刑事パク・ドゥソクが現れ、「放送はやめろ」と警告する。かつて彼はマスコミを通じて犯人を非難し、娘を殺されたという。だがムチは「もう失うものはない」と答え、警告を無視する。
ヨハンの友人キム・ジュンソンの遺体が自宅で発見される。部屋の窓には血の十字架が描かれていた。犯人はキムを殺したその場で、記者会見中のムチに電話していたことがわかる。
ついに生放送の緊急特別番組が始まる。番組に出演したムチは、犯人が標的を選んだ基準を見つけたと告げる。その頃、監禁されている少年のもとにはバルムがいて…。

ホンジュの番組に出演したムチは、連続殺人事件の被害者たちがみな社会的弱者であり、善良な市民だったことを明かす。
そこへ、犯人からと思われるバイク便が届く。中身はハングクの監禁映像が保存されたUSBメモリだった。しかしその直後、またもやバイク便が届き、ムチとホンジュは動揺する。
放送の2時間前。バルムは犯人を挑発するためフェイク映像を流すことを提案。ムチたちはハングクに似た少年を雇って偽の監禁映像を作成していた。そしてその映像を入れたUSBは、ドングが局に届けることになっていた。
先に届いた映像はバルムが送ったものではなく、犯人が送ったものと思われた。ムチはバイク便業者を捕まえ、シムジョン駅のロッカーで荷物を受け取ったことを聞き出す。
視聴者からの情報提供で、身元不明だった被害者の一人が大手運送会社ソンジュ運送の元会長キム・ソンギュであることが判明する。彼は5年前に家族を失い、全財産を養護施設に寄付して消息を絶っていた。
ムチは連続殺人の被害者たちが、いずれもラジオやテレビ、ネットなどで私生活を露出していたことに気づく。犯人はそれらの媒体を通じて標的を決めていたのだ。
「ファクトチェック」という番組が監禁映像の真偽を調べ、映っている少年がハングクではないことを確認、番組スタッフによる捏造だと批判する。視聴者からの苦情が殺到する中、ムチとホンジュは番組を続行。ムチは被害者たちの共通点に気づき、説明する。
赤い帽子を被せられていたピョン・スニョンは「赤ずきん」、口の中にキリギリスを入れられていたパク・ジョンホは「アリとキリギリス」、裸で発見されたチグクは「裸の王様」、手斧で殺されたキム・ソンギュは「金の斧 銀の斧」、ブドウ畑で発見されたチョ・ミジョンは「キツネとブドウ」、いずれも童話に見立てられていると。
そしてそれぞれの童話で描かれている色欲、怠惰、高慢、強欲、暴食の戒めは、ダンテの「神曲」の7つの大罪を示しており、神を憎む犯人は、それらの罪を犯さない者を罪人とみなしたのだと。犯人から電話が入り、「正解」と告げられる。
ムチはハングクが「ヘンゼルとグレーテル」に見立てられ、自分を捨てた父親に「怒り」を抱かなかったことで犯人の標的になったと推測する。
ムチは「お前は神どころか人間でもない。おぞましい怪物にすぎない」と犯人を挑発する。警察は電話を追跡して犯人の居場所を突き止めるが、それは犯人の策略で、捕まえた男は別人だった。
バルムはシムジョン駅のロッカーでUSBメモリを発見する。中身のファイルを復元すると、犯人に捕らわれたムチの兄ムウォンの姿が映し出される。両親を殺した男を許し、怒りを手放したたムウォンに、「怒れ」と告げる犯人。
ムチは兄の命を救おうと、「俺に怒れ」と促すが、ムウォンは「おまえを恨んだことはない」と告げて犯人に殺される。
聖堂に駆けつけたムチは、吊り下げられた兄の遺体を目の当たりにする。その背後の壁には、血文字で「我こそ神だ」と書かれていた。

自宅で番組を見ていたボンイは、ムウォンがいる場所がクドン洞聖堂だと気づき、ひとりで聖堂へ向かう。そこで犯人と遭遇し襲われるが、駆けつけた警察官に救助される。
別番組に犯人からの映像が届く。ハングクが見立てられた童話は「ヤギとロバ」だった。犯人はハングクに幸福な家族を見せて「嫉妬」するよう促すが、ハングクは拒む。少年の失踪から10日が過ぎても捜査は進展せず、犯人からは「3日以内に見つけなけれ殺す」というメッセージが届く。
ムチは兄を殺されたショックから立ち直り、捜査に復帰する。ボンイの祖母ガンナンが殺された日、彼女が家政婦紹介所に足を運んでいたことがわかり、ムチは彼女を雇ったジウンを訪ねる。そしてジウンが連続殺人犯ハン・ソジュンの妻だと知る。
ダニエル殺害の容疑者として浮かんでいたヨハンがソジュンの息子だと気付いたムチは、彼こそ連続殺人犯だと確信する。ムチはヨハンの家に忍び込み、ガレージで血のついた靴を見つける。その頃、ホンジュもまたヨハンに疑いを抱き、彼の家に忍び込んで被害者のものと思われる絆創膏を見つけていた。
鑑定の結果、ヨハンの家にあった靴の血液は、海で見つかった死体のDNAと一致。絆創膏のDNAはボンイの祖母ガンナンのものと一致する。それを聞いたバルムは、ヨハンの家に忍び込み、地下の隠し部屋に自分の写真が貼られているのを見つける。
バルムの家で寝ていたボンイの前に、ヨハンが現れる。帰宅したバルムはボンイを逃してヨハンと対峙する。ボンイから助けを求められ、現場へ向かうムチ。バルムがヨハンに襲われているのを見て、ムチはヨハンの腹部に銃弾を撃ち込む。
ヨハンとバルムは応急医療センターに搬送される。数日後、意識を取り戻したバルムは病室に置かれていた鳥かごの中の小鳥に手を伸ばし、捻り潰して窓の外に捨てる。

病院に搬送されたバルムとヨハン。ヨハンの手術は成功するが、バルムは危険な状態に陥る。政府に対する非難が高まり、大統領の支持率は暴落する。そんなとき、大統領秘書室長チェ・ヨンシンのもとに、“M16.38S.ex”と書かれた古いビデオテープが届く。
バルムは再手術が成功して意識を取り戻すが、脳に障害を負い記憶を失う。一方、ヨハンは息を引き取り、ハングクの行方はわからないまま、“ムジン連続殺人事件”は容疑者死亡で解決する。
1年後。ヨハンを撃って1年間の停職処分を受けていたムチは、ドゥソクのいる証拠保管チームに配属される。バルムも復帰し、ピョンアン派出所に勤務することに。ひったくり犯を追う途中、河川敷で女性の死体を発見したバルムは、奇妙な感情にとらわれる。
ムチと再会したバルムは、被害者を拘束していたロープの結び目が解きやすくなっていたことや、刺し傷が浅いことなどから、サイコパスの仕業だと説明する。バルムが以前とは違うことに気づいたムチは、「一緒に犯人を捕まえよう」と持ちかける。
ロープの結び方は登山で使われる“引き解き結び”の応用で、ヘッドハンター事件の21人目の被害者パク・ヒョンスのときと同じ結び方だった。ヒョンスはドゥソクの娘で、ヘッドハンターに拉致された5年後、クリョン山の工事現場で遺骨が発見されていた。
バルムはソジュンに面会し、この結び方を誰に習ったのか聞き出そうとするが、ソジュンは「習ってないし、誰にも教えていない」という。
ソジュンは頭に傷のあるネズミを「友達」だと言ってバルムに見せる。ネズミを見たとたん、バルムの脳裏に子供の頃の記憶がよぎる。

バルムはネズミの手術の縫い目を見て、ロープを結んだのはソジュンではないと気づく。ムチは状況から判断して、女性たちを殺したのは顔見知りの人間だと考えていたが、バルムは否定する。
ホンジュが事件を調査していることを知り、彼女に会いに行くムチとバルム。ホンジュによると、1か月前にキム・ヨンヒという女性が犬の散歩中に行方不明になっているという。
バルムは被害女性たちの家に新しい面格子が取り付けられていることに気づき、設置業者を怪しむ。面格子を設置したのは防犯協会のボランティアだった。バルムはボランティアスタッフのウ・ヒョンチョルが犯人だと確信するが、警察は事件現場近くにいたチョン・マノを連行し、取り調べる。
チョン・マノは犯行を否定し、友人のウ・ジェピルがいつも面格子の設置作業についてきていたと話す。ジェピルはヒョンチョルの父親で、かつてドゥソクとともにヘッドハンターを追った元刑事だった。
ムチはジェピルの自宅を捜索し、犬小屋の中に隠されていた凶器を見つける。バルムはボンイの家の近くで逃走するジェピルと遭遇し、滅多打ちにする。ジェピルは病院に運ばれ、女性たちとドゥソクの娘を殺したことを自白する。
ムチはジェピルを殺そうと病室へ向かう。だがジェピルはすでに死んでおり、ベッド脇には血まみれのメスを手にしたドゥソクの妻が立ち尽くしていた。そこへドゥソクが駆けつけ、ムチはとっさに「俺が罪をかぶる。ハンのところへ行かせてくれ」と頼む。
バルムは恐ろしい記憶に悩まされ、執刀医に相談するが、被害者の資料を見て混乱しているのだろうと説明される。だが1年前の手術の際に執刀医を見ていたボンイは、彼が執刀医ではないと告げる。バルムがソジュンの写真を見せると、ボンイは「この人が手術した医者よ」と言う。
バルムは刑務所でソジュンと面会し、「僕の脳にヨハンの脳を移植したのか?」と問う。

バルムはヘッドハンター事件について調べ、遺体の小指に穴が開けられていたことや、数字が記されていたことを知る。そしてソジュンが遺体を使って何かの実験を行っていたことに気づく。
バルムに問い詰められたソジュンは、遺体を使って脳移植の実験を繰り返していたことを明かす。そしてその結果、バルムにヨハンの脳を移植することができたのだと話す。
30年前、教授に正体を見抜かれたソジュンは、清掃員だったダニエルを利用して危機を逃れていた。日本に帰国し、脳神経外科医の頂点に立ったソジュンだったが、ダニエルが遺伝子研究で世界から注目を浴びるようになり、闘争心に駆られた。
ソジュンは秘密の実験室でひそかに脳移植の実験を繰り返した。最初は動物を使ったがうまくいかず、やがて人を殺して人体実験を行うようになった。そして最終実験のため、雪の降る日に3人の家族を襲った。完全犯罪のはずだったが、幼いムチによって犯行が暴かれることになった。
バルムはソンジュの言葉を確かめるため、彼が使っていた秘密の実験室を訪れる。廃墟と化したその場所には、今も実験用の脳が保存されていた。バルムはその場所で子供のものと思われるヘアゴムを拾う。それは、ソジュンに拉致されて殺されたドゥソクの娘ヒョンスのヘアゴムと同じものだった。
ソンジュにバルムの手術を依頼したのは、大統領秘書室長のチョ・ヨンシンだった。事件の翌日、彼女のもとに匿名で届いた古いテープに、ソンジュが実験室で移植手術をする様子が映っていたのだ。一度は断ったソンジュだったが、なぜか手術を引き受けた。
ヨハンの脳を使ったのは、搬送の問題で他に選択肢がなかったからだと話す医師たち。父親であるソンジュも同意したという。「これは犯罪行為だ」と糾弾するバルム。
ムチが逮捕されたことを知った知ったバルムは、病院の防犯カメラを確認し、真犯人を突き止める。ジョピルを殺したのはチョン・マノだった。彼の娘スジンは26年前から行方不明になっており、ヒョンスと思われていた遺骨はスジンだったことが判明する。
ムチは釈放されるが、刑務所に入り自分の手でソジュンを殺すという目的が果たせなくなり、自暴自棄になる。そんなムチを気遣うホンジュ。なぜヨハンと付き合っていたのかと問うムチに、ホンジュは「私と似ていたから」と答える。
バルムは自分の幼いころの写真を見て、記憶の中の子供が自分ではなかったことに安堵する。そして自分の記憶がすべてヨハンのものであると確信する。
泥酔したムチはバルムの家を訪ね、真犯人を捕まえたバルムを殴りつける。バルムはムチの首を締めて失神させ、石で殴りつける。

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