ペントハウス1(韓国ドラマ)全話ネタバレ・感想・登場人物(キャスト)・視聴方法

韓国ドラマ「ペントハウス」あらすじキャスト

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韓国ドラマ「ペントハウス」シーズン1(全21話)についてまとめました。

最高級マンションを舞台に、完璧さの裏に残酷な素顔を隠し持つ3家族を描くサスペンス復讐劇。脚本は「妻の誘惑」で脚光を浴びたキム・スノク。刺激的な素材を混ぜ合わせ緊張感を抱かせるストーリーが見どころ。

一度見始めると続きが気になってしかたない、中毒性の高いドラマとして韓国で社会現象を巻き起こし、シーズン3まで製作されました。

少女転落死事件の犯人探しを軸に、セレブたちの騙し合い、足の引っ張り合いがこれでもかと描かれ、つぎつぎと繰り出される衝撃の展開から目が離せません!

作品概要

  • 放送局:WOWOWプライム
  • 放送時間:2021年12月22日(水)から毎週月~金曜8:30~
  • 製作国:韓国(2020年)
  • 原題:펜트하우스
  • 脚本:キム・スノク
  • 演出:チュ・ドンミン

あらすじ

セレブたちが暮らす超高層マンションのヘラパレス。パーティーが開かれた夜、ある少女が高層階から墜落するのをペントハウスに住むシム・スリョン(イ・ジア)が目撃する。事件は2カ月前、声楽家になる夢を絶たれ今は不動産仲介の仕事をしているオ・ユニ(ユジン)と、高校時代にユニのライバルだった声楽講師のチョン・ソジン(キム・ソヨン)がユニの娘を通して再会したことに端を発する。ヘラパレスには、スリョンの夫で不動産業界の鬼才チュ・ダンテ(オム・ギジュン)、ソジンの夫で医師のハ・ユンチョル(ユン・ジョンフン)、弁護士のイ・ギュジン(ポン・テギュ)もそれぞれ子どもたちと優雅な暮らしをしていたが、その生活の裏で秘密の行動をする大人たちと、わがまま放題に育った子どもたちによって、ユニ親子の生活は一変していく。

WOWOW公式サイトより

予告動画

視聴方法(動画配信)

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登場人物(キャスト)

※第12話までのネタバレを含みます

大人たち

オ・ユニ(ユジン)
シングルマザー。不動産コンサルタントをしながら娘のペ・ロナを女手一つで育てている。高校時代は将来有望なソプラノ歌手だったが、同級生で財閥の娘ソジンに首を傷つけられ夢を絶たれた過去を持つ。娘のロナが声楽家を夢見ていることを知り、チョンア芸術高校へ入学させようと奔走する。

チョン・ソジン(キム・ソヨン)
〈ヘラパレス〉85階の住人。ソプラノ歌手で、声楽講師としても有名。常に自分が世界の中心でなければ我慢がならない高慢で虚栄心の強い女性。高校時代、ライバルだったユニにどうしても勝てず、理事長である父親の力を利用して芸術祭の優勝トロフィーを手に入れた。スリョンへの嫉妬心からダンテを誘惑し、不倫関係に。パーティーの日、2人の関係を知るソラを機械室に監禁していた。

シム・スリョン(イ・ジア)
〈ヘラパレス〉の最上階ペントハウスに住むセレブ。夫ダンテとは再婚だが、誰もがうらやむ仲。双子は彼の連れ子で、亡くなった前夫との間に授かった実の娘ヘインは16年間眠り続けている。
パーティーの日、夫ダンテに騙されていたことを知り、自分の実の娘がミン・ソラだと気付くが、その直後にソラが〈ヘラパレス〉で転落死する現場を目撃。娘を殺した者たちへ復讐することを誓う。

チュ・ダンテ(オム・ギジュン)
スリョンの夫。 建設会社〈ジェイキングホールディングス〉の代表。〈ヘラパレス〉も彼の作品のひとつ。完璧主義で選民意識が強く、目的のためには手段を選ばない恐ろしい男。双子たちを暴力で支配し、妻スリョンに対しても重大な秘密を隠し持っている。ソジンに誘惑され、不倫関係に陥る。

ハ・ユンチョル(ユン・ジョンフン)
ソジンの夫。チョンア医療院VIP専用の外科課長で、次期院長有力候補。密かにダンテの会社に協力して多額の賄賂を受け取っている。ソジンとの夫婦仲は冷え切っており、言い争いが絶えない。元恋人で初恋の相手でもあるユニのことを今も特別に思っている。実家は貧しいぶどう農園で、ソジンの推薦でチョンア財団の奨学金を得た。

カン・マリ(シン・ウンギョン)
〈ヘラパレス〉45階の住人。夫は海外赴任中。娘のジェニを溺愛するモンスターペアレントで、学校に多額の寄付を行って校長を言いなりにさせている。もともとは銭湯のあかすり師で、客である“3ママ”から株の情報を仕入れて成り上がった。今でも〈マリ湯〉を第2の故郷と思っており、“3ママ”を接客している。

コ・サンア(ユン・ジュヒ)
〈ヘラパレス〉55階の住人。ミニョクの母親。元アナウンサー。マザコンの夫と彼の家族に振り回されながら、マリと張り合っている。マリ同様、ミニョクをチョンア芸術高校に入れるためにソジンにへつらう。

イ・ギュジン(ポン・テギュ)
サンアの夫。離婚専門弁護士。マザコンで母親の言いなり。ユンチョルとともにダンテの仕事に協力している。パーティーの日、父親の高級時計を勝手に持ち出し、死体の隠蔽工作のさなかに紛失してしまう。事件後、偶然〈ヘラパレス〉のエントランスでソラの携帯を手に入れ、保存されていた動画を見てソジンとダンテの不倫関係を知る。

ヤン・ミオク(キム・ロサ)
チュ家の家政婦。密かに主人であるダンテを慕っており、絶対服従の姿勢を見せる。スリョンの留守中に彼女の服を勝手に借りて“ダンテの妻”になる妄想をしている。

ユン・テジュ(イ・チョルミン)
ダンテの秘書。ダンテに命を握られており、絶対服従を誓っている。その一方で、ダンテに騙されているスリョンに同情し、彼女に真実を教えて密かに復讐を手伝う。ダンテに裏切りがばれ、自ら死を選ぶ。

チョ・サンホン(ピョン・ウミン)
国会議員。ユニが紹介した家を別荘として購入し、女優と密会している。ダンテとは癒着関係にあり、多額の賄賂を受け取っている。また慈善事業と称して大勢の孤児を骨髄移植目的で養子縁組させ、金儲けをしている。スリョンを脅して口止め料を要求するが、ユン室長に殺される。

ミン・ヒョンシク(ハン・スンス)
ソマン養護院の院長。チョ議員と共謀し、ソラやたくさんの孤児たちを海外の骨髄移植が必要な家庭に養子縁組させて儲けていた。罪を暴かれ実刑判決を受けるが、刑務所からスリョンを脅す。

マ・ドゥギ(ハ・ドグォン)
声楽講師。もともとはジェニの受験のためのレッスン講師だったが、お払い箱になりロナの講師になる。ソジンの指示でロナに試験課題ではない曲を練習させ、受験を妨害した。その後、ソジンの計らいでチョンア芸術高校の教師となり、ロナたちの担任となる。

ク・ホドン(パク・ウンソク)
チョンア芸術高校に突然あらわれた謎の体育教師。態度の悪い生徒たちに容赦なく罰を与える。その正体は莫大な資産を持つ在米韓国人投資家ローガン・リー。ミン・ソラの養子先の兄でもあり、ソラの骨髄移植によって命を救われた。ソラの恨みを晴らすため、スリョンや〈ヘラパレス〉の人間に復讐しようとする。

子供たち

ミン・ソラ(チョ・スミン)
ポソン村に住む天涯孤独の少女。大学生と偽り、“アンナ・リー”と名乗って〈ヘラパレス〉で家庭教師として雇われる。チョンア芸術高校を受験し、首席で合格したことから親たちに正体がバレてしまう。ソジンとダンテの不倫現場を目撃し、その動画を隠し持っていたことから、パーティーの日に呼び出され機械室に監禁される。その後、〈ヘラパレス〉で謎の転落死を遂げる。
実はスリョンの実の娘。ダンテの陰謀により生まれた直後にヘインとすり替えられ、ソマン養護院に預けられた。アメリカで裕福な夫婦の養子となるが、窃盗のぬれぎぬを着せられ縁組を解消されている。

ペ・ロナ(キム・ヒョンス)
ユニの娘。声楽の才能があり、将来は声楽家になることを夢見ている。ソジンの妨害によってチョンア芸術高校を不合格になるが、ミン・ソラの死で繰り上げ合格になる。ジェニや〈ヘラパレス〉の子供たちから馬鹿にされ、いじめを受けながらも、自分の能力を信じて夢に突き進むたくましい少女。

チュ・ソクフン(キム・ヨンデ)
ダンテの息子。ソッキョンの双子の兄。容姿、頭脳ともに完璧だが、教師や友達をおもちゃのように扱って楽しむ二面性を持つ。ミン・ソラのこともはなから相手にせず、見下していた。チョンア芸術高ピアノ科に首席合格する。誰よりも妹を大切に思っており、暴力をふるう父親から妹を守ろうとする。

チュ・ソッキョン(ハン・ジヒョン)
ダンテの娘。ソクフンの双子の妹。兄とともに学年トップの成績だが、実は試験の答案を兄に代筆させている。家政婦の告げ口でスリョンが実の母親ではないことを知り、反抗的な態度を取るようになる。父親同様に選民意識が強く、家庭教師だったミン・ソラを毛嫌いしてソクフンらとともに集団リンチを行った。

ハ・ウンビョル(チェ・イェビン)
ソジンとユンチョルの娘。母親の過度な期待に押しつぶされ、チョンア芸術高の実技試験でパニックに陥る。試験を途中退出するが、ソジンが採点表を書き換えて裏口入学させる。パーティーの日、機械室で母親とソラの会話を盗み聞きし、その後ソラを解放して階段から突き落としている。 ソクフンに片想い中で、恋敵のロナを陥れようとする。

ユ・ジェニ(チン・ジヒ)
マリの娘。甘やかされて育ったわがままなで意地悪な女の子。同じ中学に通うロナをライバル視し、姑息な手を使って退学させようとする。成績はチョンア芸術高校の合格ラインに達しておらず、ソジンの操作によって合格した。

イ・ミニョク(イ・テビン)
ギュジンとサンアの息子。ジェニ同様、チョンア芸術高校にはソジンの操作によって合格した。

各話のあらすじ(ネタバレ有)

最高級マンション〈ヘラパレス〉の最上階で暮らすシム・スリョンは、エレベーターに乗っている途中、少女が高層階から墜落するのを目撃する。
事故の2か月前。不動産仲介の仕事をしているオ・ユニは、中学生の娘ロナが声楽家を志し、チョンア芸術高校への進学を希望していることを知る。自身もチョンア芸術高校の出身で、悲惨な過去を持つユニは必死に反対するが、ロナは諦めようとしない。
〈ヘラパレス〉では、高層階に住むソプラノ歌手ソジンがスリョンに嫉妬し、彼女の夫ダンテを誘惑する。低層階の住人カン・マリとコ・サンアは、ソジンに媚びへつらい、自分たちの子供をチョンア芸術高校へ進学させようとソジンのレッスンを奪い合う。
マリの娘ジェニは、ロナの実力を知ってコンクールに勝てないと悟り、ロナが飲みものに薬を混ぜたと言って学校で騒ぎを起こす。激怒したマリは校内暴力対策委員会を開いて退学処分にすると言い放つ。
ロナは憧れているソジンからレッスンを受けようと、ソジンのレッスン室を訪れて直談判する。ロナの歌声を聞いたソジンは、その声にかつての同級生ユニを思い出す。ロナを連れ帰ろうと部屋に駆け込んだユニはソジンと思わぬ再会を果たし、高校時代の悪夢が蘇る。
チョンア芸高時代、芸術祭で見事な歌声を披露したユニだったが、優勝トロフィーを手にしたのはソジンだった。3年間、実力では一度もユニに勝てなかったソジンが、理事長である父親に頼み込んだのだ。
不正を見抜いたユニはトロフィーを返すようソジンに迫り、2人はつかみ合いの喧嘩に。ユニに「泥棒女」と罵倒されたソジンは、トロフィーを振りかざしてユニの首を切りつけ、「彼女がトロフィーを奪おうとして自分で首を切った」と嘘をつく。その結果、ユニは学校を退学になり、声楽家になる夢も断たれたのだった。
ロナに自分の二の舞を演じさせたくないと考えていたユニだったが、校内暴力対策委員会でロナが一方的に非難されるのを聞いて我慢がならなくなり、校長の顔面を蹴り飛ばす。
そしてその足でソジンのレッスン室を訪れ、「お母さんが必ずチョンア芸術高校に入れてあげる」と宣言。ソジンにトロフィーを突き付けると、「あなたは死んでも私に勝てない」と言い放つ。

ソジンに「ロナは実力でチョンア芸術高校に合格できる」と啖呵を切ったユニだったが、ソジンの妨害によりレッスンの講師は見つからず、ロナの退学問題も解決できない。ユニは以前物件を紹介したチョ議員の部屋に隠しカメラを仕掛け、愛人との密会現場を撮影。その動画をネタに脅し取った大金を、中学の校長に賄賂として手渡す。
チュ家の双子ソクフンとソッキョンは、父親ダンテの暴力に怯えていた。何も知らないスリョンは怪我をしているソクフンを見て心配するが、子供たちに拒絶される。2人はスリョンが実の母親ではないことを、家政婦から聞いて知ってしまったのだった。
〈ヘラパレス〉で家庭教師として雇われた大学生アンナ・リーは、本名も年齢も偽っていた。実際はソッキョンと同じ年齢で本名はミン・ソラといい、犬1匹とアパートで暮らす天涯孤独な少女だった。ある日、ソラは〈ヘラパレス〉の35階でソジンとダンテが密会している現場を偶然目撃し、その様子を携帯で撮影する。
ロナはジェニの元講師にレッスンを受けることになるが、チョンア芸術高校の入学試験当日、講師が話していた課題と違っていることに気付いて愕然とする。絶望的になるロナの前で、封印していた歌声を披露するユニ。母の歌声に勇気づけられたロナは、試験で見事に歌いきる。
家庭教師のミン・ソラもまた、受験生として会場を訪れていた。ソラの歌声を聞いたソジンは声の主を知らないまま、彼女に満点をつける。
合格発表の日。ソクフンとソッキョン、ジェニ、ウンビョルらが合格する一方で、ロナは補欠の一番となる。実力は申し分なかったが、ソジンが手を回して不合格にしたのだ。ショックを受けたロナは、「お母さんのせいだ」と泣いてユニを責める。
声楽科の首席合格者はミン・ソラだった。〈ヘラパレス〉の親たちは貧しい家庭教師が首席合格したという事実に動揺し、子供たちもまた彼女に激しく嫉妬する。ダンテは本名と年齢を偽って家庭教師をしていたことに激怒し、ソラを踏みつけにする。
ソッキョンら“リトル・ヘラクラブ”の子供たちは、ソラを拉致して廃車場に連れ込み、無理やり酒を飲ませるなどの集団リンチを行う。

スリョンはソラを手荒く追い出した夫ダンテを非難し、ソラの携帯にメッセージを送って傷ついた彼女を気遣う。
ロナはジェニから「合格者は最初から決まっていた」と聞き、さらに試験直後に泣いていたソジンの娘ウンビョルが合格したことを知って、不正を疑う。ソジンのもとを訪れ「採点表を見せて欲しい」と訴えるロナだったが、その場にいたウンビョルと揉み合いになり、彼女に怪我をさせてしまう。
警察に駆けつけたユニに対し、弁護士のギュジンは「示談金1億ウォンを用意できなければ法的に対処する」というソジンの意向を伝える。それを知ったユンチョルは、ユニやソジンには内緒で示談金を肩代わりする。
ソラの入学を認めないソジンは、彼女に入学を辞退するよう告げる。ソラは断固として拒み、入学を認めないならダンテとの浮気現場の動画を公開するとソジンを脅す。さらに、〈ヘラパレス〉の子供たちから集団リンチを受けたときの音声を親たちに送りつける。
〈ヘラパレス〉で1周年記念パーティーが開催される日。ダンテとソジンはソラを〈ヘラパレス〉50階の機械室に呼び出し、彼女を拘束して証拠映像を奪おうとするが、ソラは携帯を持っていなかった。2人はソラを椅子に縛り付けたまま置き去りにし、パーティーに参加する。
スリョンは入院中の娘ヘインを見舞い、何者かから「あなたはチュ・ダンテに騙されている。ヘインは娘ではない」という手紙を受け取る。DNA鑑定を行うと、血縁関係がないことが判明する。
スリョンはダンテの部屋を調べ、切り取られた指を発見する。それはスリョンが妊娠中に殺された亡き夫のものだった。かつてダンテはスリョンの婚約者だったが、スリョンはダンテとの結婚を破談にして別の男性と結婚、その男性の子供を身ごもっていた。
夫が殺された後、スリョンは子供を出産したが、ダンテから「分娩時に脳に異常が生じて眠り続けている」という説明を受けていた。ダンテに乞われるまま彼と再婚したスリョンだったが、夫を殺したのはダンテだったことに気付き、愕然とする。
手紙の送り主から実の娘の情報を受け取ったスリョンは、ソマン養護院の元院長を捜し出し、子供が預けられた当時の記録を入手する。
〈ヘラパレス〉でパーティーが始まる。チョンア芸術高に入れなかったロナは、生きる希望を失う。ユニはそんな娘の姿に心を痛め、泥酔状態でパーティー会場に乗り込む。
翌朝、ユニは電話の音で目を覚ます。それは、昨夜合格者のひとりが亡くなり、ロナが繰り上げ合格になったという知らせだった。

ヘラパレスで盛大なパーティーが開かれていた頃、スリョンは養護院の記録を手に入れ、すり替えられた自分の本当の娘がミン・ソラだったことを知る。ソラは2015年に養子縁組されたが、2017年に縁組を解消されていた。
ヘラパレスに戻ったスリョンは、ドレスに着替えて会場へ向かう。その頃、機械室に閉じ込められていたソラは何者かに拘束を解かれ脱出するが、誰かに追われて逃げ惑っていた。エレベーターに乗ったスリョンはソラが墜落する姿を目撃し、気を失ってしまう。
パーティーを楽しんでいたヘラクラブの親たちは、噴水の彫像に落ちたソラの遺体を発見する。警察に通報すれば自分たちが疑われ、〈ヘラパレス〉の価値も下がると考えた彼らは、協力して遺体の遺棄と証拠隠滅を行う。
ダンテ、ユンチョル、ギュジンの3人はソラの遺体をゴルフバッグに入れて運び出し、彼女が暮らすポソン村のアパートから転落したように偽装する。ソジン、マリ、サンアの3人は彫像についた大量の血を拭き取り、1時間50分後には何事もなかったかのように式典を始める。
目を覚ましたスリョンは式典会場へ向かい、遺体や痕跡があとかたもなく消えていることに驚く。だがダンテの服には血が付いており、彫像の後ろにはソラの靴が挟まっていた。そこへポソン村で火事が起きたという知らせが入り、スリョンはパーティー会場を抜け出してポソン村へ向かう。
ソラの遺体と遺書が発見され、警察は自殺と判断する。納得がいかないスリョンは搬送されるソラの遺体を追いかけ、ダンテの部下であるユン室長に阻止される。彼は17年前にダンテが子供をすり替えたことをスリョンに教え、赤ん坊を殺すことができず養護院に置き去りにしたことを明かす。
ユニは昨夜のことを思い出そうとするが、何も覚えていなかった。合格者が亡くなったと聞き、自分が殺したのではないかとユニが不安を抱く一方で、ロナは合格の知らせに歓喜する。
ソラは自殺として処理され、遺体は火葬場に搬送される。ユン室長はソラの遺体を別人のものとすり替え、ダンテには火葬したと報告する。
ユン室長の手回しによってソラの遺体は密かに検視が行われ、転落による脳と頸椎の損傷が直接的な原因だとわかる。体内からはソラが死ぬ前に飲み込んだと思われるUSBが見つかる。スリョンはソラの遺体と対面し、必ず犯人を見つけ出すことを誓う。
ダンテは誰もいない自宅にソジンを呼んで密会を楽しむ。だがその現場をスリョンが目撃していた。

夫ダンテとソジンの不倫現場を目撃し、彼らが不倫を隠すためにソラを酷い目に遭わせたと知ってしまったスリョン。一方、自宅に戻ったソジンは指輪にソラの血がついていることに気づいてゴミ箱に捨てるが、その指輪をユンチョルが拾う。
ギュジンは父親の時計をパーティーに持ち出して紛失したことを母親に咎められ、ユンチョルとともにソラの部屋を探すが見つからない。彼らの前にソラの部屋を訪れていたスリョンは、2人の会話を盗み聞きして全員がグルだったことを知る。そしてアパートの外で、ギュジンの時計をくわえているソラの飼い犬ソルタンを見つける。
ヘラパレスの噴水に「ミン・ソラはヘラパレスで殺された」という垂れ幕が掲げられる。それを見たウンビョルはショックで気を失ってしまう。意識を取り戻したウンビョルは、機械室でソラとソジンが言い争うのを聞いたとソジンに明かす。
ウンビョルは2人の会話で自分が不正入学したことを知り、携帯を渡すことを条件にソラの拘束を解いたことを打ち明ける。だがソラは約束を守らずに逃亡し、ウンビョルは逃げる彼女を追いかけ階段から突き落としたのだった。
「私のせいで死んだ」というウンビョルに、ソジンは「あの子は屋上から飛び降りて死んだ」と言い聞かせ、このことは2人だけの秘密だと約束させる。ソジンが防犯カメラの映像を確認すると、ソラはソジンのレッスン室に忍び込んでパソコンを操作し、不正の証拠となる採点表をコピーしてUSBメモリーに保存していたことがわかる。
チョンア芸術高では、ソラが集団リンチを受けていたという噂が流れる。ダンテたちは世間の目をそらすため、ソラに接触していたユニを標的にしようと企む。
「保護者緊急対策会議」に呼び出されたユニは、ソラのバイト先を訪れていたことを暴かれるが、その場にいたスリョンだけはユニがソラを助けたことを知っていた。ソラの体内から見つかったUSBには日記が保存されており、そこにソラ自身の言葉でユニへの感謝が綴られていたからだ。
ソラが死んだ日の行動を問われ、答えられないユニ。するとユンチョルが「彼女と一緒にいた」と発言する。ユンチョルはパーティー会場で泥酔したユニを見かけ、ソジンに会わさないよう連れ出していた。ユニは制止するユンチョルを振り切ってレッスン室で暴れ、そのときに手を傷つけてしまったのだった。
ソジンは夫のユンチョルがユニをかばい、さらに彼女のために示談金の1億ウォンを払ったことを知って激怒する。かつて恋人同士だった2人が自分に隠れて付き合っていると思い込んだソジンは、報復を決意する。
疑いが晴れて自宅に戻ったユニは、テレビの報道番組でチョ議員と女優の不倫問題が持ち上がっていることを知る。ユニがバラしたと思い込んだチョ議員は、「渡した金を返さなければ娘の人生は終わりだと思え」とユニを脅す。
ユニがチョ議員の別荘を訪ねると、彼は部屋の中で死んでいた。

チョ議員から口止め料を要求されたスリョンは、彼の不正の証拠を手に入れようとダンテのオフィスを探り、ユン室長に見つかってしまう。ユン室長から脅しのネタを手に入れたスリョンは、チョ議員と女優の密会写真をテレビ局に持ち込む。
テレビを見たチョ議員はユニの仕業だと勘違いし、金を返せとユニを脅す。スリョンはチョ議員の別荘を訪ね、彼がソマン養護院の孤児たちを海外へ養子縁組させ、骨髄移植に利用していることを指摘する。ソラもまた養父母の子供のために骨髄を提供させられ、その直後に縁組を解消されていた。
暴露するというスリョンに逆上したチョ議員は、彼女を殺そうとしてユン室長と格闘になり、転落死してしまう。そこへユニが訪ねてきて遺体を発見するが、何者かの気配を感じてその場から逃げ出す。
後日、チョ議員の遺体は浴室で発見され、ユニは参考人として事情聴取を受けることに。だがユン室長から浴室で死んでいたと嘘の証言をするよう脅され、さらに再開発が決まったポソン村の家を明日までに購入するよう命じられる。
それはダンテが計画中の新規事業で、彼とギュジンの会話を盗聴したスリョンによる指示だった。半信半疑のユニだったが、意を決して高利貸しから2000万ウォンを借り入れ、ポソン村の家を購入する。そこはソラが住んでいた家だった。
ダンテが昏睡状態のヘインを殺すことを危惧したスリョンとユン室長は、協力してダンテを騙し、ヘインを死んだと見せかけることに成功する。
ギュジンのもとに紛失した懐中時計の写真と「この時間に何をしたか知ってる」というメッセージが届き、ヘラクラブの面々はスリョンを疑い始める。ダンテはオフィスの防犯カメラにスリョンと話すユン室長の姿が映っているのを見て、ユン室長の裏切りを知る。スリョンは疑いを晴らすことに成功するが、追い詰められたユン室長はスリョンに別れを告げ、自ら死を選ぶ。
2か月後。〈ヘラパレス〉の清掃員が空調設備の中からソラの携帯を発見する。チョンア芸術高では入学公演の準備が進められていたが、独唱を任されたソッキョンが風邪で辞退することになり、ロナが代わりに選ばれる。
喜ぶロナだったが、それはソジンが企んだ罠だった。入学公演当日、ロナとユニが乗る車が事故に遭う。ロナは負傷しながらもステージに立とうと学校へ向かうが、ステージにはソジンの娘ウンビョルが立っていた。

ソジンは父親から「期待を裏切るなら妹のソヨンに財団を継がせる」と言われ、入学公演で娘のウンビョルに独唱をさせるべく画策。チュ家の双子が試験で不正をしていることをネタにダンテを脅し、ソッキョンを辞退させていた。
入学公演を成功させたソジンは、25年前に廃止された芸術祭を復活させると宣言。ユニはソジンが最初からウンビョルに歌わせる気だったと見抜き、非難する。ダンテはソジンに不倫関係を終わらせると告げ、試験で不正をしたソッキョンを留学させようとするが、スリョンに反対されて芸術祭で優勝することを条件に許す。
ユンチョルはソジンとの関係を修復するため食事に誘う。だがそれを知ったダンテはソジンを別荘に呼び出し、関係を続けたいと伝える。ユンチョルのもとには「あなたの妻はゆうべ誰かの別荘にいた」というメールが届き、ユンチョルはソジンの浮気を疑い始める。
スリョンは母親の家具事業を継ぎたいと言い、不審に思ったダンテは秘書にスリョンを監視させる。
ウンビョルに入学公演の独唱を奪われたソッキョンは、ロナを利用して彼女を貶めようと企み、ロナを〈ヘラパレス〉に招待する。彼らとの格差を思い知らされたロナは、ポソン村の家を買ったユニを責め、「全部お母さんのせい」と恨み言を言う。
ユニは購入した家を手放すことを決意するが、契約書に判を押す直前、テレビのニュースでポソン村の再開発が決まったことを知る。
学校ではロナがポソン村のソラの家に引っ越すという噂が広まり、ロナに対するいじめが一層ひどくなる。生徒たちに囲まれ2階から転落しそうになったロナを、突然現れた謎の人物が助ける。

突然現われた体育教師ク・ホドンは、態度の悪い生徒たちに容赦なく罰を与える。ソジンと彼女に従う教師マ・ドゥギは、ホドンに注意を与えるが軽く受け流される。
ロナは母親ユニが芸高時代にソジンに嫉妬し、自殺騒動を起こしたとウンビョルから聞かされる。ロナはユニを問いただして真実を聞き出し、必ずトロフィーを取り戻すと約束する。
ウンビョルはソラの幻覚に悩まされ、母親ソジンから「そんなメンタルではロナに勝てない」と叱咤される。ソジンは嫌がるウンビョルを無理やり機械室に閉じ込め、そこで練習するよう命じる。
ユンチョルはソジンが浮気相手と密会している現場を盗み見るが、相手の正体を突き止めることはできなかった。自棄になったユンチョルはバーで泥酔し、ユニを呼び出して過去の仕打ちを謝る。
ダンテ、ギュジン、ユンチョルの3人は、国内最大の商業施設が建つという明洞の土地に今までの収益をすべてつぎ込み、1500億ウォンの投資をする。その会話を盗聴したスリョンは、ユニに「競売を手伝って欲しい」と持ちかける。
ユニの過去を知ったスリョンは、ダンテとソジンの不倫現場をわざとユニに目撃させて同情を買い、彼女を味方につける。そしてユニの協力のもと、競売で明洞の土地を落札することに成功する。ユニが目当ての土地を落札したと知ったダンテたちは、大混乱に陥る。
ユニはパーティーの日に〈ヘラパレス〉でソラと会い、助けを求められたことを思い出す。そしてロナが拾ってきた捨て犬ソルタンがソラの飼い犬だったことを知る。

ダンテは携帯に盗聴アプリが仕込まれていたことに気付き、妻のスリョンがユニに情報を与えたのではないかと疑う。ユニはダンテのオフィスに呼ばれ、競売で落札した明洞の土地を譲ってほしいと持ちかけられるが、「あなたには売らない」と答える。
業を煮やしたダンテはギュジンに命じてユニを拉致させ、無理やり契約書に判を押させようとするが、乱入したユンチョルによって妨害される。ユンチョルによって救出されたユニは、ダンテに「今後の交渉はユンチョルを通して」と言い放つ。
スリョンは刑務所にいるミン院長から電話を受け、チョ議員を殺したことや、ソラの母親であることをダンテにバラすと脅迫される。
ソジンの携帯に「お前とチュ・ダンテが何をしたか知っている」というメールが届き、スリョンを怪しんだソジンは彼女の行動を監視。外出するスリョンを尾行し、刑務所でミン院長と会っていることを突き止める。
ダンテがスリョンを問い詰めると、脅されているのはあなただという。スリョンは「お前の夫がミン・ソラを殺した」と書かれた手紙が届いたことや、ミン院長が「ソラはヘラパレスで死んだ」と話していたことを明かし、ミン院長こそが脅迫犯だとダンテに思い込ませる。
ダンテはミン院長が経営していたゴルフ練習場を調べ、ギュジンの懐中時計と赤い字で書かれた脅迫文を見つける。すべてはスリョンの策略だったが、ダンテはミンを始末するよう秘書に命じる。
チョンア芸高ではソクフンが妹との仲を茶化したクラスメイトを痛めつけ、いじめを疑った体育教師ホドンはソジンに訴えるが、相手にされない。ホドンは保護者と話をするため〈ヘラパレス〉を訪れ、スリョンに会う。
ユニは明洞の土地と引き換えに〈ヘラパレス〉を手に入れ、45階の住人となる。

ホドンはチュ家を訪れ、問題を起こした子供たちを厳しく罰すると言う。だがダンテから賄賂を渡されると、すんなりと受け取って証拠の動画を削除する。
ユニは明洞の土地をダンテに譲り、その代わりに〈ヘラパレス〉への入居を可能にする推薦状を書かせる。激怒したソジンはダンテから経緯を聞き出し、夫のユンチョルがユニを助けたことを知る。
かつては恋人同士だったユニとユンチョル。2人の仲を妬んだソジンは、ユンチョルを財団の奨学生に推薦した。ユンチョルが奨学金を受け取ったことでユニとの仲はこじれ、そこにつけ込んだソジンがユンチョルを誘惑し、ユニから奪ったのだった。
晴れて〈ヘラパレス〉の住人となったユニは、ソジンに「これからあなたに奪われた物を全て手に入れる」と宣戦布告する。
学校でジェニがヘアピンを紛失し、持ち物検査が行われる。するとロナの持ち物の中からタバコと成人雑誌が見つかる。ロナを陥れようとするウンビョルの仕業だった。
ソジンはユニを〈ヘラパレス〉から追放するため、5年前に絶縁したユニの姑を捜し出す。彼女は〈ヘラパレス〉の噴水前でデモを行い、「息子が稼いだ金を独り占めし、病に苦しむ姑を捨てた」とユニの残酷さを住人たちに訴える。
だが真実は、財産分与を嫌がった姑のほうから絶縁したのだった。ユニは生活費を渡していたことや、死んだ夫が浮気相手に店を持たせて作った借金まで返済したことを打ち明ける。
ユニの苦労話を聞いた住人たちは彼女に同情し、サンアとマリも同調する。ソジンの仕業だと知ったユニは、ユンチョルを店に呼び出し彼に抱きつく。そしてその現場をソジンに目撃させ、ユンチョルにソジンを追いかけさせる。
ユンチョルはソジンを追って別荘へ行き、ダンテとソジンの密会現場を目撃する。激怒したユンチョルは別荘に乗り込み、壁にあったライフルを手に2人のいる寝室へ向かう。

ソクフンはぬれぎぬを着せられたロナを助けるため、自分がタバコを入れたと嘘をつく。その夜、ロナはスリョンの家に泊まることになり、スリョンにソクフンが嘘をついていることを話す。
ソジンとダンテの不倫を知ったユンチョルは、ライフルで2人を撃ち殺そうと寝室へ向かうが、一人娘のウンビョルを思って考えなおす。雨の中、自らの手を傷つけ慟哭するユンチョル。
ユニは訪ねてきたユンチョルを家の中に招き入れ、傷の手当をする。ユンチョルに抱き締められるユニだったが、彼を拒んで別の部屋で眠る。翌朝、ユンチョルはソジンに離婚を告げ、〈ヘラパレス〉を出ていく。
ユンチョルは義父チョン・ミョンスに離婚を切り出そうとするが、ソジンに妨害される。ソジンは理事長の座を手に入れるため離婚を回避しようとし、VIP患者のオペでミスをしたユンチョルを助けて恩を着せる。
ギュジンは密かにソラの携帯を手に入れており、その中に保存されていた動画を見てソジンとダンテの不倫関係に気付いていた。ソラに脅された2人が彼女を殺した、と思い込むギュジン。
ユニの強制退去を決める運営委員会が開かれ、投票が行われる。だがスリョン、ユンチョル、ギュジン、サンアの4人が反対票を入れ、ユニは〈ヘラパレス〉に住むことを許される。
チョンア芸術高校では広報モデルを決めるオーディションが行われ、ロナたちはオーディションを受ける。ロナに嫉妬するウンビョルは「ソクフンに近づかないで」と言うが、ロナは反発する。
体育教師ホドンは、妹のソラから「自分を捨てた親を探して欲しい」と頼まれていた。ソラが「私みたいに不幸だといいな」と言っていたことから、スリョンに冷たくあたるホドン。ホドンはスリョンがソラの実の母親だと知っていた。

ホドンはスリョンにソラが残した通話の録音を聞かせ、ソラが必死で実母を捜していたことを告げる。ショックを受けるスリョンに、「地獄の果てまで追いかけて、あんたを不幸にする」と告げるホドン。そして10日以内にソラの実母であることを家族に打ち明けるよう脅す。
ダンテはホドンを学校から追い出そうと賭けを持ちかけるが、勝負に負けて逆に脅されてしまう。ホドンはソクフンの暴行動画を削除しておらず、賄賂も受け取っていないことを明かし、ダンテに動画の公開を要求する。
ホドンの正体はソラの血の繋がらない兄で、投資家ローガン・リーだった。ソラが骨髄を提供したことによって命を救われたローガンは、ソラの死の真相を突き止めようと動き出す。
ソジンはウンビョルを広報モデルにするため、コンテスト当日に公開されるスピーチ原稿を渡す。だがウンビョルの不正に気付いたロナがそれを阻止し、広報モデルにはチュ家の双子が選ばれる。
ユンチョルはウンビョルの精神状態を心配し、〈ヘラパレス〉に戻ってくる。ソジンは財団の理事長になったら離婚するとダンテに告げ、ユニを〈ヘラパレス〉から追い出してほしいと頼む。
ダンテは投資チームの部下を使ってユニを陥れ、彼女の全財産を奪う。絶望するユニにスリョンは「お金を取り返す方法がある」と言い、その方法を教える。
〈ヘラパレス〉の子供たちのもとに“ソラ”からメッセージが届き、ソラの死に疑問を抱き始めるソクフンたち。ウンビョルはソラが〈ヘラパレス〉で死んだことを明かし、ソクフンは親たちの誰かがソラを殺したと確信する。
4か月前、スリョンはゴミ置き場でソジンの血の付いた指輪を見つけていた。彼女がソジンのレッスン室を訪れると、ちょうどダンテからの花束が届いており、プレゼントを開けたソジンは血染めの指輪を見て叫び声を上げる。
ユニはダンテのオフィスを訪れ、面接を受ける。顔を見るなり追い払おうとするダンテだったが、ユニはある人物を紹介する。部屋に入ってきたのはローガン・リーだった。

ユニはダンテの懐に入るため、彼が注目している人物ローガン・リーと親しくなる作戦をスリョンと秘密裏に進める。ホテルに張り込んでローガンに会う機会を得たユニは、ダンテに騙されて大金を失ったことを話し、ローガンに助けて欲しいと訴える。
ローガンはユニの頼みを聞き入れてダンテに会いにいくが、彼と契約するつもりはなかった。ダンテは契約成立までユニを社員として雇うことを決める。
一方、捨てたはずの指輪を送りつけられたソジンは、ダンテのオフィスに怒鳴り込む。送り主がダンテではないと知り、スリョンを疑うソジン。だが送り主の電話番号がユンチョルだったことから、ソジンは夫の嫌がらせだと勘違いする。
ダンテとスリョンはパーティーを計画し、ユニとローガンを招待することに。家政婦のヤンから情報を得たローガンは、ドレスショップでスリョンを待ち伏せ、明日のパーティーでミン・ソラの母親だと打ち明けるよう脅す。
パーティー当日、スリョンはソジンと同じスカーフを身につける。ダンテはユニを社員として雇ったことを一同に明かし、ローガンのパートナーとして彼女を紹介する。プライドを傷つけられたソジンは、スリョンが双子の実の母親ではないことを皆の前で暴露する。
ダンテは嫉妬に狂うソジンを密かになだめ、キスをする。その現場を目撃したローガンは、スリョンが幸せではないことを知る。ユンチョルはダンテに対する怒りを抑えきれず、殴り合いの喧嘩をする。そして腹いせからソジンと離婚しないことを宣言する。
パーティー会場に戻ったダンテは噴水の点灯式を行う。すると、くす玉の中から遺体を模したマネキンと「ミン・ソラを殺した犯人はこの中にいる」という垂れ幕が現れ、一同騒然となる。
ウンビョルは、ソラのふりをしてチャットに参加している犯人はロナだと決めつけ、ソッキョンたちはロナの携帯を盗んで確かめることに。携帯の中にソルタンと一緒に写っている写真を見つけたソッキョンたちは、ロナが犯人だと確信する。
ソッキョンはソクフンの携帯からメールを送り、ロナをコミュニティー室に呼び出す。そして親切にしたのは兄と賭けをしていたからだと明かし、脅したことを謝罪して自主退学するようロナに迫る。

一同が騒然となる中、会場を去ったローガンはスリョンにメールを送り、今すぐ告白するよう迫る。ソジンはスリョンがマネキンを仕込んだと考え、全員の前で彼女がソラの母親であることを暴露する。その証拠として、スリョンが描いたソラの絵を見せるソジン。
そこにはソラのりんごのネックレスや脅迫状と同じ目が描かれており、言い逃れできないと悟ったスリョンは、パーティーの夜にソラがヘラパレスで何者かに突き落とされるのを見たと告白。ダンテとソジンが不倫をしていることも明かし、ソラに脅されていた2人の犯行だと思ったため黙っていたと話す。
脅迫したのはあくまで家庭を守りたかったからだと言うスリョンに、納得がいかないソジン。スリョンから離婚を切り出されたダンテは不倫をやめると誓う一方で、今までどおりソジンとの密会を続ける。
ギュジンはソラの携帯を脅迫材料にして、ダンテから金を脅し取ろうと画策する。しかし事務所の名義で違法な投機をしたことを母親にバラされ、さらに税務署に通報すると脅されたギュジンは、ダンテに謝罪。ソラの携帯を渡そうとするが、ローガンに盗まれてしまう。
スリョンはローガンが滞在しているホテルの部屋に忍び込み、彼がソラの養子先の兄であり、投資家ローガン・リーだと知る。ソラを骨髄移植に利用し、用が済むと家から追い出した彼を許せず、殺そうとするスリョン。
ローガンはソラが残した通話の録音内容をすべて聞かせ、ソラが本心から母親の幸せを願っていたことを教える。そしてソラの復讐のために手を組もうと持ちかける。ローガンを信用できず一旦は断ったスリョンだったが、目的を果たすため手を組むことを決める。
ウンビョルから母ユニがユンチョルを誘惑していると聞かされたロナは、真偽を確かめるためにユニの携帯電話を盗み見る。ユンチョルが家に泊まったことや、彼とメッセージのやりとりをしていることを知ったロナは、2人が不倫をしていると誤解してしまう。
母親の不倫をバラすとウンビョルに脅されたロナは、彼女の命令に従うことに。ソラのふりをしていたことを認め、ソッキョンたちに謝る。そして中間考査の実技試験でわざと失敗し最下位になったロナは、退学届を出して学校を去る。

ロナが退学届を出したことを知ったユニは、ロナを問い詰めて理由を聞き出そうとする。だがロナは「何もかも嫌になった」と反抗的な態度を取り、自堕落な生活を送るようになってしまう。
ユンチョルはソジンに借金を肩代わりしてもらう代わりに離婚に同意することを決断し、2人は離婚届を出す。そのことはソジンの父・チョン会長や、娘のウンビョルには秘密だった。
ソジンはチョン会長に呼び出され、家族の前で財団の次期理事長に指名される。ダンテと喜びを分かち合っていた時、ホドンを尾行していたギュジンからダンテに連絡が入る。ホドンが高級ホテルに入っていくのを見たギュジンは、彼がローガンに面会して取引の邪魔をするつもりだと勘違いし、ダンテはホドンを拉致させる。
射撃場でホドンを脅し、ミン・ソラとの関係を吐かせようとするダンテだったが、ホドンは白を切り通す。
ユンチョルはウンビョルをカウンセリングに連れて行き、周囲の過剰な期待を受けて失敗を恐れることで起きる「スマイル仮面症候群」との診断を受ける。ウンビョルがロナを脅して退学させたことを知ったユンチョルは、ユニにそのことを伝える。
ユニは誤解を生む行動を取ったことを後悔すると同時に、ソジンがロナへの競争心を駆り立てるためにわざとウンビョルに話したと知り、ソジンへの逆襲を企む。ソジンを料亭に呼び出したユニは、2人きりだと思わせて不倫や離婚について言及し、彼女に説明させる。
隣室で2人の会話を聞いていたチョン会長は激怒し、次期理事長を妹のソヨンに変更するばかりか、ソジンを理事会から除名すると宣言。遺言状も書き換え、相続した財産の返却を要求する。
ソジンは許しを乞おうと必死に追いすがり、揉み合いにあった末、チョン会長は心臓発作を起こして階段から転落してしまう。ソジンは死にかかっている父親をその場に放置し、遺言状を盗んで逃げる。

父親であるチョン会長を見殺しにしたソジンは、防犯カメラの映像を削除し、ソヨンを次期理事長に任命すると書かれた遺言状を燃やす。ト秘書も隠蔽工作に協力し、弁護士や当直の警備員に口止めする。
ユニからチョン会長と会ったことを聞かされたスリョンは、世間体を重んじる彼が娘を咎めないのはおかしいと考え、スジンの関与を疑い始める。ユンチョルもまた、ソジンの擦り傷やト秘書との会話から、彼女を怪しむ。
ソジンは次期芸術部長にマ・ドゥギを任命。ウンビョルの学校生活記録簿を全面的に任せると告げる。マ・ドゥギは教師たちにウンビョルを優遇するよう働きかける一方で、ダンテからの賄賂を受け取り、試験の模範解答を盗み出して彼に渡す。
ダンテは明洞の土地に外国人向けのカジノ付きホテルを建てるというローガンの提案を受け入れ、共同投資に合意する。そしてローガンの信頼を得たユニをチーム長に昇進させる。
ユニは食事の席で血を見たダンテが豹変するのを目にし、彼が人に言えない苦しみを抱えていることを知る。鎮静剤で眠らされたダンテを別荘に運び、そこでソジンと鉢合わせたことで、ソジンは2人の関係を誤解する。ソジンを追い返した後、今日のことは誰にも言わないとダンテに約束するユニ。
スリョンとローガンはダンテの指紋を手に入れ、書斎の奥にある隠し部屋を調べる。ダンテはスリョンの家具会社〈ジャコモ〉の敷地に“チュ・ダンテ ビレッジ”を建てる構想を練っていた。その土地はスリョンの父親が孫のヘインに遺したもので、ダンテがヘインを殺したのは土地を手に入れるためだったことがわかる。
帰宅したダンテは書斎にいるスリョンを問い詰め、隠し部屋を調べようとする。スリョンは注意を逸らすために、元夫の指輪について問い詰める。ダンテはスリョンを奪い返すために元夫を殺したことを認め、「お互いに過去は忘れて仲良くやろう」と笑う。
ユニはスリョンに呼び出され、〈ヘラパレス〉の47階へ向かう。そしてパーティーの日にそこで見たことを思い出す。ユニはダンテがソラを突き落とそうとしている現場に遭遇し、彼が我に返って立ち去った後、ソラを突き落としたのだった。
自分がソラを殺した事実に打ちのめされ、愕然とするユニ。そこへスリョンが現れ、これまでユニを復讐のために利用していたこと、ミン・ソラの母親であることを告白する。

ショックを受けるユニに、スリョンはチョ議員を殺したことや、口止め料としてユニにポソン村の家を買わせたこと、ソジンとダンテがソラを機械室に監禁し、ギュジンたちと共謀して遺体を遺棄したことを告げる。
警察の再捜査が始まると聞き、怖くなったユニはその場から逃げ出す。部屋に戻り、パーティーの夜に着ていた上着のポケットを探ると、ソラのリンゴのネックレスが入っていた。ユニがソラを突き落としたとき指に絡まったものだが、スリョンはそれをルビーの指輪と見間違えていた。
ロナが万引きをしたという知らせを受け、警察へ行くユニ。夢を失ったロナは人生を諦め、自暴自棄になっていた。そんなロナを見て、ユニは「もう生きていたくない」と漏らす。ユンチョルとの不倫を否定し、必死に信じてと訴えるユニに、ロナは改心を誓う。
ロナのために強くなる決意をしたユニは、事件当日のことを話してというスリョンの頼みを断り、パーティーの夜に着ていた服とリンゴのネックレスを燃やす。
ロナは学校に戻り、ソクフンと付き合い始める。動揺したウンビョルは試験で最下位になり、さらにソクフンから母ソジンとダンテの不倫を知らされ、ショックを受ける。
ユンチョルはチョン会長の正式な遺言を受け、チョンア医療院の院長に就任する。それを知ったソジンは怒りを募らせる。さらにチョン会長が死んだときの動画が携帯に届き、激しく動揺するソジン。
銀行から融資を断られたダンテは、ローガンに〈ジャコモ〉の土地を見せ、この土地を担保に融資を受けると話す。だがそこへスリョンが現れ、この土地はヘインのものだと主張。そして回復したヘインを病院から連れてきて、ダンテに見せる。
ソッキョンはダンテが賄賂を使って手に入れた試験の模範解答を受け取り、答えを丸暗記する。ソッキョンがダンテから暴力を受けたことを知ったソクフンは、このままでは父親に殺されると懸念する。
そこへ激昂したダンテが帰宅し、自分を騙していたスリョンに詰め寄る。ダンテは「罰を受けるべきだ」とスリョンの首を強く絞め、スリョンは置物でダンテの頭を殴る。

スリョンはペントハウスから逃げ出し、ローガンのもとへ駆け込む。ヘインは彼の協力で既に渡米しており、ローガンは「全て終わったら一緒にアメリカへ行こう」とスリョンを誘うが、彼女は双子を残しては行けないと断る。
スリョンが金庫の中身をすべて持ち去ったことを知ったダンテは激昂し、ユニを呼び出してスリョンの居場所を聞く。ユニは「警察で一緒に証言して」というスリョンの電話を切り、ダンテとキスをする。
翌朝、急に態度が変わったことをダンテに問い詰められたユニは、スリョンに裏切られたことを話し、彼女の行方と協力者を捜し出すために私を利用してと言う。ダンテを味方につけたユニは、ロナが学校で快適に過ごせるようダンテに頼み、ソクフンやソッキョンらと同じ特別管理の対象者にしてもらう。
スリョンは弁護士のギュジンを通して、ソジンに不貞行為に対する慰謝料100億ウォンを要求。夫のダンテには離婚訴訟を請求する。ローガンはダンテと共同投資の契約を結び、お礼としてソプラノ歌手グレース・チョーの特別公演のチケットをプレゼントする。
特別講演の日、〈ヘラパレス〉の親たちはローガンが用意したリムジンで会場に向かう途中、酒に仕込まれていた薬で意識を失ってしまう。彼らが目を覚ますと、廃車場のバスの中だった。
子供たちはコミュニティ室に閉じ込められ、スクリーンに映し出される映像で親たちの状況を知ることに。パニックになる彼らに、スピーカーから聞こえてきた声が「お前たちの親は預かった。罪を償ってもらう」と告げる。
バスには時限爆弾が仕掛けられていた。ダンテら6人はガソリンをかけられ、バスの周りを炎が取り囲む。それは、かつて子供たちがミン・ソラを車の中に閉じ込め、ろうそくの炎が燃え移ったのを知りながら彼女を放置して逃げたことを再現したものだった。

ローガンはコミュニティ室のスピーカーを使って子供たちに指示を出し、ソラにしたことの一部始終を陳述書に書かせる。
一方、スリョンはバスに閉じ込めたダンテらに、「パーティーの日に何があったか正直に話せば、親子で解放してやる」と取引を持ちかける。時限爆弾のリミットが迫り、親たちは互いに罪をなすりつけて自分だけ助かろうとする。
スリョンは彼らの前に姿を現し、ミン・ソラが自分の娘であることを明かす。そして彼らをその場に放置したまま立ち去る。爆弾は偽物で、予定時間になるとドアが開く仕掛けになっていた。
脱出した親たちは泥まみれになりながらヘラパレスに戻り、子供たちと再会する。そこへホドンが現れ、子供たちが書いた陳述書を警察に渡すと言い残してその場を去る。
スリョンは公演から戻ったユニ親子を待ち伏せ、ユニの家に上がり込む。そしてヘラクラブの面々と子供たちに罪を自白させたことを伝えたうえで、ソラを殺した真犯人はあなただとユニに告げる。
スリョンはユニが記憶を取り戻した日、たまたまユニの家に入ってリンゴのネックレスを見つけていた。そしてその翌日、ユニが服とネックレスを燃やしたことも知っていた。
涙を浮かべて問い詰めるスリョンに対し、ユニは決して罪を認めようとせず、ぬれぎぬだと主張する。スリョンはソラの遺体の爪から検出されたDNAがユニのものと一致したことを告げる。追い詰められるユニだったが、連絡を受けたダンテが部下とともに現れ、スリョンを連れていく。
ダンテに拘束されたスリョンは、ローガンによって救出される。ユニがソラを殺した犯人だと知り、激昂するローガン。スリョンは「感情的にならず計画通りに進めて」と彼を説得する。
ホテルを見張っていたユニはローガンがスリョンの協力者だと知り、ダンテに報告しようとする。だがローガンに「この件が片付いたら彼女と渡米する」と言われ、考え直す。
ソジンは理事長就任式を執り行うが、入学試験での不正や収賄の事実が明るみに出て、警察に逮捕される。
投資説明会に出席していたダンテもまた、業務上横領、投資詐欺などの罪で逮捕される。警察に連行されるダンテの前にローガン・リーが現れ、「訴えたのは僕だ」と言う。

ローガンはダンテと事業の話をしたことはないと主張。彼の正体がク・ホドンだと知ったダンテは激怒する。スリョンはテレビ局に勤める友人に証拠書類とデータを託す。それによってヘラクラブの大人たちだけでなく、子供たちの悪行まで世間に公表される。
警察はソラの死亡に関わったと見られるユンチョル、ギュジン、マリ、サンアの4人も連行するが、取り調べを受けた彼らは口裏を合わせ、スリョンに脅されて嘘の自白をしたと言い張る。
ユニは「ロナを殺して同じ目に遭わせる」とスリョンに脅され、自首を迫られる。罪を逃れようと必死に許しを乞うユニだったが、スリョンは聞き入れない。ロナに真実を話すと言われ、ユニは明日までに自首すると約束する。
ネット上にはウンビョルに対する誹謗中傷のコメントが殺到する。絶望したウンビョルは衝動的に大量の薬を飲み、心肺停止状態に陥る。かろうじて命を取り留めたウンビョルだったが、意識が戻っても話そうとしなかった。
ソジンはスリョンに「もうやめて」と泣いて訴えるが、スリョンは許そうとしなかった。集めてきた資料を全て警察に渡し、ソジンの罪を立証するというスリョン。最後まで理事長の座にこだわり続けるソジンに、スリョンはダンテがユニに乗り換えたことを告げる。
追い詰められたユニはソラを殺した事実を隠したまま、「スリョンを消して」とダンテに頼む。ダンテは「君のことは守る」と約束し、その場に現れたソジンを冷たくあしらう。
ローガンはダンテからスリョンを守るため、一緒にアメリカに連れていこうとするが、スリョンは双子のために残ると言い張る。その夜のアメリカ行きの航空チケットをスリョンに渡し、「君が来るまで待つ」と言うローガン。
ロナは退学届を出したあと自殺しようとしたことをユニに打ち明ける。そのとき助けてくれたのがスリョンだったという。警察署の前まで行き、ためらうユニ。
スリョンは家政婦のヤン・ミオクから「子供たちが書斎に連れ込まれた」と連絡を受け、〈ヘラパレス〉に駆けつける。だが書斎には何者かが待ち伏せており、スリョンを刺す。
スリョンはユニの腕の中で息絶え、家政婦の通報によってユニは殺人容疑で逮捕される。警察がユニの家を捜索すると、ダンテの家族写真に自分の顔を合成した写真が飾られていた。
取り調べを受けた家政婦は、ユニが刺すところを見たと証言。ダンテはユニに付きまとわれていたと話し、ユニが「スリョンを消して」と言う音声を刑事に聞かせる。
凶器のナイフからはユニの指紋が検出され、ユニは「私が殺しました」と犯行を認める。

〈ヘラパレス〉ではスリョンの追悼式が行われる。スリョンが死んでも平然としているダンテに、ソクフンは憤る。ソジンはユンチョルの医療過誤が再び問題になるよう操作し、チョンア医療院の院長の座から引きずり降ろす。
ローガンはダンテに監禁され、囚われの身になっていた。ダンテはローガンの父親と取引をし、ローガンの命と引き換えに大金と明洞の土地を手に入れる。
邪魔者がいなくなり、乾杯するダンテとソジン。ダンテは最初からユニを利用するつもりだった、と笑いながらソジンに明かす。
ダンテはソジンと組んでシム・ジュノ議員を買収し、自分たちへの捜査を打ち切らせると、チョ秘書にユニを監視させて自首しないよう妨害し、ユニが捨てた包丁を使ってスリョン殺しのぬれぎぬを着せたのだ。
家政婦に嘘をつかせてスリョンを呼び出し、書斎で彼女を刺したのはダンテだった。そこへチョ秘書から伝言を受け取ったユニが現れ、書斎で倒れているスリョンを発見。ユニの家に偽の家族写真を置き、クローゼットの中身をブランド物だらけにしたのは、ソジンとチュ秘書の仕業だった。
ロナは母親の無実を信じて警察署で訴えるが、ユニはすべての容疑を認め、ロナとの面会を頑なに拒む。
6か月後、ヘラクラブのメンバーは全員不起訴になり、スリョンが慰謝料めあてに書類を捏造したとされて捜査は終了する。回復したウンビョルは言葉を発するが、ソジンへの態度が変わってしまう。ウンビョルはチョン会長がソジンと揉み合いになって死んだ現場を目撃していたが、ソジンには打ち明けない。
ヘラクラブのメンバーがパーティーを開いて浮かれ騒いでるとき、ユニの初公判が開かれる。ユニはスリョンの知り合いの記者から嘆願書を渡される。それはスリョンが生前に作成し、ユニが自首したときのために預けていたものだった。
スリョンの思いを受け取り、彼女が死ぬ間際に「逃げて」と言ったことを思い出すユニ。すべてを諦めかけていたユニだったが、法廷で無期懲役を言い渡されると「私は殺してない」と発言。必死に犯行を否定し、再捜査を訴える。
ローガンは護送車を襲ってユニを助け出し、隠れ家に連れて行く。ユニが自分の罪を隠蔽するためにスリョンを殺したと思い込んだローガンは、ユニを殺そうとする。ユニは無実を訴えるが信じてもらえず、自ら首を刺して倒れる。

感想(ネタバレ有)

めっちゃ面白かったーー!!!

終盤の怒濤の展開、すごかった~。いいところまで追い詰めたんだけど、まさかのどんでん返し。悪の帝王ダンテ&プライドの女王ソジンの最強タッグに勝てる人はいないのかしら…?

無念の死を遂げたスリョンが可哀想でしょうがない。最後は彼女とローガンに笑ってほしかったのに。

あと怖いのがウンビョル。だんだん壊れてきて最終話ではかなりヤバそうだった。ソジンにチョン会長が死んだ時の動画を送りつけたのはウンビョルだったんだねぇ。まさかあの場面を目撃していたとは。なんかソジンよりも怖い存在になりそうな予感がする…。

シーズン2はユニ&ローガンの逆襲に期待したい! 最後のほうでダンテの前妻が生きているという情報が入ってきてたので、そのあたりも何かありそう。味方になってくれるといいけど、このドラマいつ誰が裏切るかわからないから安心できないんだよね~。

このあと続けてシーズン2が放送され、2月15日からは最終章となるシーズン3が放送されます! はぁ~楽しみ♡

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