北欧ドラマ「刑事ペーテル~未解決事件捜査班~」(全8話)についてまとめました。
長期療養から復帰した刑事が任されたのは未解決事件捜査班。連続殺人犯の担当弁護士が殺され、過去の事件を洗い直すと……。北欧ドラマの真骨頂、王道クライムサスペンス!
WOWOW公式サイトより
「Viaplay」で配信されたサスペンスドラマ。スウェーデンを代表するミステリー作家で、犯罪学教授として国家警察委員会の顧問も務めたレイフ・GW・ペーションが原案を担当。IMDbの評価は7.4。
数年ぶりに復職した刑事ペーテルが未解決事件捜査班の班長に任命され、くせ者ばかりのチームを率いて事件解決に挑むクライムサスペンスです。
主演は映画『100歳の華麗なる冒険』などのスウェーデンを代表するコメディアンで俳優でもあるR・グスタフソン。
※この記事は随時更新中です。各話視聴後、加筆修正します
この記事の目次
作品概要
- 放送局:WOWOW
- 放送時間:2022年8月1日(月)23:00~ほか
- 製作国:スウェーデン(2018年)
- 原題:Det som göms i snö
- 原案:レイフ・GW・ペーション
- 監督:シェル=オーケ・アンデション
あらすじ
スウェーデンの首都ストックホルム。数年間の休職の後、警察に復帰したペーテルは新設された未解決事件捜査班の班長に任命される。だがチームの面々は、不動産業者を目指すヨルマ、素行に問題があるカイサ、マイペースなバルブロという、いずれもくせ者の3人だった。そのころ、悪名高い連続殺人犯クラース・レヴィンの担当弁護士だったエクルンドが殺され、犯行現場には謎のメモが残されていた。ペーテルたちはメモの意味を探るべく、秘密裏にレヴィンの事件を洗い直すよう命じられる。
WOWOW公式サイトより
一方、ペーテルの元妻アン=マリーは司法大臣補佐官という大役に抜擢され、またペーテルの娘ヴェラはある過去から立ち直れずにいる父親の精神状態を心配するが……。
予告動画
登場人物(キャスト)
未解決事件捜査班
ペーテル・ヴェンデル(ロバート・グスタフソン)
心の問題で3年間休職していたが復帰。新設された未解決事件捜査班の班長に任命される。兄ウルバンの自殺を受け入れられずにいる。
ヨルマ・ヴィルタネン(クリストファー・ワゲリーン)
未解決事件捜査班のメンバー。警察を辞めて不動産業者になることを決めており、辞めるまでの数週間だけ籍を置きたいと暴力犯罪課から異動してきた。
カイサ・ベルイホルム(ルイーズ・ピーターホフ)
未解決事件捜査班のメンバー。暴力犯罪課から異動してきた。飲酒癖など素行に問題があり、同僚のヨルマによって監察に通報されたことがある。
バルブロ(イーア・ラングハンマル)
未解決事件捜査班のメンバー。資料係。職場に犬を連れてくるなど、マイペースな性格。
ペーテルの家族
アン=マリー(Maria Sundbom Lörelius)
ペーテルの元妻。司法大臣補佐官という大役に抜擢される。
ヴェラ(タイラ・オーリン)
ペーテルとアン=マリーの娘。1年前に母親が家を出て以来、ペーテルと一緒に暮らしている。精神状態が不安定なペーテルを心配している。
そのほか
ローランド・エクルンド(Anders Johannisson)
殺害された弁護士。連続殺人犯クラース・レヴィンの弁護を担当していた。殺される2日前、ペーテルの携帯に電話している。殺害現場には謎のメモが残されていた。
テモ・ビョルクマン(トーマス・W・ガブリエルソン)
エクルンドの事件を担当する刑事。ペーテルが捜査に干渉することを良く思っておらず、手を引くよう促す。
ウッラ(インゲラ・オルソン)
ペーテルの上司。エクルンド殺害を受けて、レヴィンによる殺人事件を洗い直すようペーテルに指示する。
ビョルン・ステニウス(ヨハン・ウルヴェソン)
司法大臣。ペーテルの妻アン=マリーの上司。弁護士のエクルンドとは友人でもあった。
各話のあらすじ(ネタバレ有)
刑事ペーテル・ヴェンデルは数年間の休職を経て、ストックホルム警察に復帰。復帰初日の朝、ペーテルの携帯にエクルンドという男から電話が入る。彼によれば、この番号に折り返せというメモが置かれていたという。彼に電話をした覚えがないペーテルは、間違いだと説明して電話を切る。
ペーテルは新設された未解決事件捜査班の班長に任命されるが、そこに集まったのはくせ者ばかり。暴力犯罪課を追い出されたヨルマは警察を辞めて不動産業者になりたいと言い、カイサは飲酒癖がありヨルマによって監察に通報された過去があった。資料整理のバルブロはマイペースで、職場でマッチングアプリに没頭している。
そんな中、ペーテルに電話をかけてきた弁護士エクルンドが何者かに殺害される事件が発生。彼の胸には「レヴィンは嘘つき」と書かれたメモがナイフで突き刺してあった。彼は連続殺人犯のクラース・レヴィンを弁護していたのだ。
上司のウッラは、レヴィンによる殺人事件を洗い直し、メモの意味を探るようペーテルに命じる。しかもそのことは事件の捜査を担当する刑事テモには伏せてほしいという。
現場に残されていたナイフを見たペーテルは、自分のナイフが盗まれて殺害に使用されたことに気づいてパニックを起こす。そんなペーテルの様子を見て、娘のヴェラは精神状態を心配する。
ペーテルの元妻アン=マリーは、ヴェラから話を聞いてペーテルを心配し、家を訪ねる。彼女は司法大臣のステニウスに指名され、彼の補佐官という大役に抜擢されたばかりだった。ステニウスは法務監察長官時代に、レヴィンの有罪判決を支持した人物だった。
翌朝、未解決事件捜査班がレヴィンの有罪を疑っているというニュースが流れる。ペーテルはウッラの依頼されたとアン=マリーに説明するが、彼女はペーテルがステニウスに報復しようとしていると勘違いし、激怒する。
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