プロディガル・サン【シーズン2】全話ネタバレ・感想・登場人物(キャスト)・予告動画

海外ドラマ「プロディガル・サン」シーズン2

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海外ドラマ「プロディガル・サン 殺人鬼の系譜」シーズン2(全13話)についてまとめました。

シリアルキラーを父に持つプロファイラーが、特異な経験と才能を活かしてニューヨーク市警とともに難事件を解決する異色のクライムスリラー、待望の第2シーズン!

WOWOW公式サイトより

衝撃的なシーンで幕を閉じた前作。その続きも気になるところですが、新たな殺人鬼も登場。さらにマーティンが刑務所内の新型コロナウイルス対応で活躍し、ご褒美にクレアモント精神科病院に戻されるという展開。

IMDbでは7.7と高評価なのに、残念ながらシーズン2で打ち切りが決定しました。次々と問題を抱えるウィットリー家の最後を見届けてください。

シーズン1はこちら

海外ドラマ「プロディガル・サン 殺人鬼の系譜」あらすじキャスト「プロディガル・サン」全話ネタバレ感想・登場人物/キャスト・予告動画

作品概要

  • 放送局:WOWOWプライム
  • 放送時間:2021年10月5日(火)から毎週火曜23:00~ほか
  • 製作国:アメリカ(2021年)
  • 原題:Prodigal Son
  • 製作総指揮:グレッグ・バーランティ

あらすじ

ニューヨーク市警重大犯罪課のコンサルタント、マルコム。その父親である医師マーティンはシリアルキラー“外科医”で、マルコムがまだ幼いころに逮捕された。その後マルコムは犯罪者の心理に興味を抱き、すご腕のプロファイラーになった。前シーズン、ある殺人事件で逮捕され、無実の罪に問われそうになったマルコムは、自分を罠に掛けた凶悪犯ニコラスと対決するが、マルコムの妹であるTVリポーターのエインズリーはニコラスを殺してしまう。
新シーズン、マルコムは妹をかばうためニコラスの遺体を処理して元の生活に戻ったが、新型コロナウイルス対策でマーティンが刑務所から精神科病院に戻されると知る。そんな中、新たな殺人鬼が現われ……。

WOWOW公式サイトより

予告動画

登場人物(キャスト)

※シーズン1のネタバレを含みます

ウィットリー家

マルコム・ブライト(トム・ペイン/声:武藤正史)
犯罪心理学者。犯人の思考がわかるという特殊な才能を持ち、プロファイラーとしてニューヨーク市警の捜査に協力している。父親は“外科医”と呼ばれたシリアルキラーで、23年前にマルコムの通報により逮捕された。トラウマによる不眠症や夜驚症などに悩まされている。
シーズン2では妹のエインズリーが殺したニコラス・エンディコットの遺体を密かに処理したことで、さらなるトラウマを抱え込んでしまう。

マーティン・ウィットリー(マイケル・シーン/声:高木渉)
マルコムの父。“外科医”と呼ばれる凶悪殺人鬼。23人を殺害し、1998年に逮捕された。現在はクレアモント精神科病院に収監されているが、たびたび問題を起こす危険人物。家族に執着しており、マルコムやエインズリーに頼られることを人生の喜びとしている。

ジェシカ・ウィットリー(ベラミー・ヤング/声:加藤有生子)
マルコムの母。夫マーティンの犯行には当時全く気づいておらず、贖罪のために慈善活動を行っている。マルコムの症状が悪化するのを心配し、事件の捜査に加わることや父親と面会することに反対している。実家のミルトン家は超一流のセレブ。

エインズリー・ウィットリー(ハルストン・セイジ/声:森なな子)
マルコムの妹。テレビリポーター。父親が逮捕された時は5歳だったため、何も覚えていない。シーズン1では家族の反対を押し切り、父親への独占インタビューを敢行した。
シーズン1最終話で凶悪犯のニコラス・エンディコットを惨殺するが、本人は記憶がない。

ニューヨーク市警

ギル・アローヨ(ルー・ダイアモンド・フィリップス/声:てらそままさき)
ニューヨーク市警の警部補。マルコムの才能を買って犯罪捜査への協力を依頼した人物。
かつて幼いマルコムからの通報でマーティンを逮捕した。以来マルコムの成長を見守り、トラウマを抱える彼を心配している。マルコムの母ジェシカを想い続け、シーズン1で想いが通じ合う。

ダニ・パウエル(オーロラ・ペリノー/声:品田美穂)
ギルの部下。仕事熱心で有能な捜査官。マルコムが“外科医”の息子だと知って動揺しつつも、仲間として受け入れようと努める。元潜入捜査官で、薬物依存症だった過去を持つ。

JT・ターメル(フランク・ハーツ/声:安齋龍太)
ギルの部下。元軍人で、愛妻家。マルコムが“外科医”の息子だと知って不信感を抱くも、ギルに諭されてしぶしぶ受け入れる。
シーズン2では応援に来た警官たちに殺人犯と間違われ、とっさに抵抗して突き飛ばしてしまう。以降、市警内の人種差別と闘うことになる。

イドリサ・タナカ(ケイコ・アゲナ/声:榊原奈緒子)
検視官。非常に優秀だが、死体を愛する変人。マルコムに気があり、いつも場の空気を読まずにアピールして周囲を困らせている。ウェブ探偵集団〈キラーバスタス〉に所属している。

そのほか

ニコラス・エンディコット(ダーモット・マローニー)
エンディコット製薬など数社の経営を手掛けるセレブ。ジェシカの友人。実は数々の犯罪を重ねる凶悪犯で、23年前にマーティンと取引をして秘密協定を結んでいた。クレアモントでのマーティンの特別待遇はすべて彼との取引によるもの。シーズン1最終話でエインズリーに惨殺された。

ピート(クリスチャン・ボール)
クレアモント精神科病院に収監されている修道士。修道院から追放され、大量殺人を行った。マーティンに脱獄計画を教える。

ビビアン・キャプショー(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)
クレアモント精神科病院の診療室で働く医師。診療室を手伝うことになったマーティンを見下し、当初は邪魔者扱いしていたが…。

サイモン・ホクスリー(アラン・カミング)
ユーロポール(欧州刑事警察機構)のエージェントであり、ベストセラー作家。イギリス人。「現代のシャーロック・ホームズ」と呼ばれている。ニコラス・エンディコット殺人事件の調査のため、ニューヨークにやってくる。

各話のあらすじ(ネタバレ有)

エインズリーはニコラス・エンディコットを殺すが、記憶が飛んでいた。マルコムはとっさに「僕がやった」と嘘をつき、刑務所にいるマーティンに指示を仰いで遺体を処理する。その後、ニコラスの遺体はエストニアのペイプシ湖で発見される。
殺人隠蔽の罪悪感に苦しむマルコムは、いつも以上に殺人捜査に没頭。生きたまま首を切られたミリー・リーの事件に奔走する。ミリーはテキサスの石油王と結婚し、夫の死後、莫大な遺産を手にしていた。
犯行に使われたのは、ニューヨークのオークションで落札された競売品のギロチンと判明。マルコムはギロチンの持ち主を突き止めるため、父マーティンに会いに行く。マーティンは刑務所内のコロナ対応で活躍したご褒美に、ライカーズ刑務所からクレアモント精神科病院に戻されていた。
ギロチンの持ち主であるイジーの家を訪ねると、殺されたミリーの愛人ボイド・ヒックスが地下に監禁されていた。ボイドはミリーと共謀して彼女の夫を殺し、ケータリング業者のディエゴに罪をなすりつけたことを告白。ディエゴはテキサスの法律のもと死刑になっていた。
マルコムは手慣れた犯行の手口から、ミリーを処刑したのは本物の“処刑人”だと推測。ディエゴを処刑したトム・ヘンリー・グラントンに目をつける。グラントンは自分が処刑したディエゴが無実であることを知り、自らの手で真犯人を処刑したのだった。
グラントンはマルコムの家に侵入し逮捕されるが、JTは応援に駆けつけた警察官に犯人と間違われ、締め上げられる。とっさに抵抗し、警察官を突き飛ばしてしまうJT。その直後に入院していたギルが復帰し、JTを守ると約束する。
マーティンは同室になったかんしゃく持ちの囚人ジェリーを感電死させようとするが、ジェリーは感電によって症状が改善し、部屋を出ていく。マルコムはマーティンから「娘を助けてくれてありがとう」と礼を言われるが、気持ちは晴れない。
マーティンはマルコムが遺体の処理や殺人隠蔽に快感を覚え、スリルを楽しんだのではないかと指摘する。

大聖堂でレイエス神父が逆さ吊りの遺体となって発見される。現場を見たマルコムは、遺体が血抜きがされていることや、床に血文字で「アバドン」と書かれていることなどから、犯人が悪魔祓いを行ったと推測する。
マルコムは情報を求めるためマーティンと面会し、修道院から追放されて大量殺人を行ったピート修道士を紹介される。ピートはハンス・フォン・ゲルスドルフという外科医がかつて治療として悪魔祓いを行っていたことを告げ、彼が書いた古い本を教える。
マルコムは医師の紹介でレイエス神父から悪魔祓いを受けていたという患者ノーマンに辿り着くが、ノーマンは犯人のプロファイルと一致しなかった。
大聖堂では数か月前から聖母子の絵を修復中で、犯人は絵の修復をしていたジョナ・ショウだった。彼が使っていた絵の具には鉛が混ざっており、鉛中毒による幻覚症状を引き起こしていたのだ。
自分を「破壊者アバドン」と思い込んだジョナはマルコムに襲いかかるが、マルコムはピートから教えられた悪魔祓いの呪文を唱え、ジョナを失神させる。
JTは無線で応援要請をするが、電話を受けた同僚に罵倒されて無視されてしまう。仲間であるはずの警官たちにとって、自分は銃を向けるべき黒人に過ぎなかったと思い知らされるJT。ダニは組合に相談すべきだと助言するが、JTは解雇されることを恐れる。
ギルとの関係に悩むジェシカは、再びギルを危険な目に遭わせることを恐れ、別れを切り出す。
マーティンは苦悩する息子マルコムの力になりたいとピートに打ち明け、彼の脱出計画に加わることを決める。

名門寄宿学校レミントン・アカデミーでブラムバック校長が殺される。学校の評議委員会副会長のジェシカは、市長を通して重大犯罪課を呼び出し、内密に捜査をさせる。かつてレミントンに通うも退学処分にされたマルコムは協力を渋るが、母のゴリ押しに負けて捜査を開始する。
校長は退学させる生徒の名前を手帳に記す習慣があり、事件発生日にルイーザ、アントン、モリーの名前を記していたことがわかる。3人はそれぞれ校長室に呼び出されたことを認めるが、殺害は否定する。
やがて実験室にあるペットボトルに、試験の答えが仕込まれていたことが判明。ジェシカに問い詰められたルイーザは、アントンに指示されたと明かす。
マルコムを知る教師ディレイニーは、かつてマルコムが“外科医”の息子であることをバラしたのはマーティンだったと告げる。それによりマルコムは同級生のニッキーに用具入れに閉じ込められ、3日間出られなかったのだ。
激怒したマルコムはマーティンを責めるが、マーティンは「おまえを傷つけることはできない」と否定する。マーティンの助言により、校長の殺害に使われたクロラミンが古書の漂白に使用されることを知ったマルコムは、ディレイニーが犯人だと思い込む。
ディレイニーは生徒たちにテストの答えを渡していたことを認めるものの、殺害は否定。そこへルイーザが現れ、マルコムとディレイニーを密閉空間に閉じ込める。殺人犯はルイーザだった。
マルコムは同級生のニッキーに報復し、彼を殺しかけたことを告白。本を燃やして火災消化器を作動させ、窒息する寸前で救出される。
マーティンは脱出計画を企てている囚人ダリルに協力するふりをして彼を裏切り、青と緑のカードキーを手に入れる。

クレアモントで殺人事件が発生。出所を明日に控えたジェリーが屋上から転落死したのだ。ギルとマルコムは目撃者でもあるマーティンと協力し、捜査を進めることに。
グループセラピーに参加したマルコムは、セラピストのマーシュがどのゾーンにも入れるゴールドのカードキーを持っていることを知る。マーシュはセラピストとしての評価を得るためジェリーに嘘をつかせる代わりに、カードキーを貸したことを供述する。
ジェリーはカードキーをつかって4階の図書室へ行き、そこから誰かに突き落とされたことが判明。マルコムは図書室の清掃係だったロンダ・ヤングがジェリーの恋人で、ジェリーがマーティンに脱獄の手伝いを強要されて怯えていたことを彼女から聞き出す。
マーティンをジェリー殺しの犯人と疑うマルコムだったが、マーティンは否定。殺害したのはロンダだった。彼女はジェリーが出所することで見捨てられたように感じ、彼を治療した“外科医”のマーティンを逆恨みしていた。
ロンダは看守のアンドレを襲ってカードキーを手に入れ、地下に逃げ込む。マルコムは地下でロンダに襲われるが、マーティンと駆けつけたダニに助けられる。
エインズリーはニコラス・エンディコットが死んだ夜のことを思い出し始める。ジェシカは子供たちが隠し事をしていることに気づき、部屋中を探して血痕を見つける。マルコムを問い詰めたジェシカは、エインズリーがニコラスを殺したことを知る。

公園でドレスを着た女性の遺体が発見される。24時間で2人の女性が被害に遭い、同様の手口から同一犯と確信するマルコム。2人の遺体には社交界で使うデビュタント用の手袋がはめられており、そのうちの一人は人形用のガラス製の目を入れられていた。
やがて2人はエインズリーと同じウィンザー・マナー学校の生徒だったことが判明。エインズリーはマルコムと競争するかのように事件解決にのめり込む。エインズリーが殺人を犯したことを知ったジェシカは、マーティンと面会しエインズリーとは二度と会わせないと宣言する。
そんな中、ウィンザー・マナー学校から発注を受けて人形を提供していた人形職人のトレバー・ファルビーが逮捕される。遺体にはめ込まれていた人形の目はファルビーが作ったものだったが、マルコムは偶像性愛の彼を犯人像に合わないと判断する。
エインズリーはマナー学校で知り合った友人バイオレットを訪ね、彼女の遺体を発見。通話履歴に学校の電話番号が記録されていたことから、ウィンザー先生を疑う。だが真犯人は彼女の娘で生徒でもあったレイチェルだった。
母親に娘であることを公表してもらえなかったレイチェルは、娘同然に愛された被害者たちに怒りの矛先を向けたのだった。エインズリーはレイチェルに殺されそうになるが、マルコムが救出。ウィンザー先生は自殺を図る。
エインズリーのことで悩み抜いたジェシカは、マーティンに「一緒にあの子たちを救ってほしい」と相談する。

マーティンとジェシカはエインズリーに真実を伝えるべきだと言うが、マルコムは受け入れられない。そんな中、再生プロジェクトが進むケンメアホテルで建築士ライル・レイノルズが殺害される。
ホテルには50年代からの入居者が何人か住んでいたが、ホテルを買い取った投資家ラモン・ビエハはプロジェクト推進のために彼らを追い出そうとしていた。
ラモンを怪しんだマルコムはホテル内を捜査中、何者かにエレベーターシャフトに突き落とされてしまう。意識を失ったマルコムは、夢の中で自分が望んでいた世界を体験する。
そこでは父マーティンは逮捕されておらず、エインズリーは医師となり、家族4人で幸せに暮らしていた。マルコム自身は刑事で、ダニと付き合っている。夢だと気づいたマルコムは、潜在意識の中で捜査を開始する。
ホテルの住人ルパート・スワンは、かつて世間を騒がせた“バウアリーの殺人鬼”だった。このホテルは彼の“狩り場”で、エレベーターシャフトの底には白骨化した被害者の遺体があった。建築士のライルはエレベーターを修理して遺体を見つけ、ルパートに殺されたのだ。
目を覚ましたマルコムはエレベーターシャフトから脱出し、ルパートに会いに行く。問い詰められたルパートは罪を認める。
マルコムはエインズリーを家に呼び、ニコラス・エンディコットを殺したのはおまえだと告げる。するとエインズリーは血まみれの服を見せ、何故こうなったのかわからないと言う。彼女はまたしても記憶をなくしていた。

マルコムは動揺するエインズリーをなだめ、仕事を休んでおとなしくしているよう諭す。殺人事件の知らせが入り、現場へ向かうマルコム。被害者は聖アントニー病院の美容外科部長ニコール・ジャンで、大量のボトックスを注射されていた。
薬物検査の結果、凶器の神経毒はニコールが勤務するレキシントンの特許薬と判明。ニコールと医学部で同期だった医師ドナヒューとチャブラに疑いがかかる。
元患者フランシーン・デパーは、過去にニコール、ドナヒュー、チャブラの3人が犯した過ちを明かす。同じ医学部の留学生ラナ・アンダースに整形を勧め、ドナヒューがオペを行ったが、失敗して顔が崩れてしまったという。
犯人は看護師のサマーで、彼女の正体はラナだった。マルコムとダニはラナに神経毒を打たれたチャブラを救い、最後の復讐相手であるドナヒューを殺そうとするラナに「そのまま生かすのが最大の苦しみだ」と告げて逮捕する。
ジェシカの妹バーディーがギリシャから突然帰国。破産したバーディーは母親にも見捨てられ、ジェシカの暴露本を書いて儲けようと考えていた。ジェシカはバーディーに金を渡して執筆をやめさせる。
マーティンは模範的な態度と殺人犯を捕まえたことが評価され、クレアモントの診療室で働くことに。だが医師のビビアン・キャプショーはマーティンを信用せず、雑用を言いつける。マーティンは的確な判断で彼女が誤った診断を下した囚人を救うのを手伝い、2人の関係は緩和する。
マルコムはエインズリーの服についていた血液を密かにDNA鑑定し、豚の血液だと知る。エインズリーはマルコムに事実を隠されたことに腹を立て、報復したのだった。
その頃、エストニアのペイプシ湖でニコラス・エンディコットの頭部が発見される。ユーロポールのサイモン・ホクスリーは殺害現場がほかの場所だと見抜き、ニューヨークへ向かう決意をする。

客船の上級船員ホリー・コルソーの遺体が船内で発見される。現場を見たマルコムは怨恨による犯行だと推測するが、突如その場に現れたサイモン・ホクスリーが真っ向から否定する。
サイモンはユーロポールのエージェントであり、ベストセラーとなった「脳内探偵」の作者としても有名なイギリス人作家だった。彼はヨーロッパでドラッグや銃、遺体などを運ぶ組織を調査しており、ホリーは組織の一員で“運び屋”のひとりだと話す。
さらに、彼はニコラス・エンディコットを殺した犯人が“運び屋”に遺体を捨てさせたと見ており、エンディコットと縁のあるウィットリー家を疑う。
マルコムは組織の“運び屋”たちが何者かによって次々と殺害されていることを知り、エンディコットの遺体を預けた“運び屋”のナタリーをサイモンより先に見つけ出そうとする。彼女はエンディコット自身が偽装工作に使っていた“運び屋”だった。
マルコムはナタリーが乗っていたトラックが水産加工工場〈ノバ・ショアズ〉のものだったことを思い出し、密かに工場を訪ねる。そこで配達員のブライアン・タマシロの遺体を発見。彼もまた“運び屋”だった。
マルコムは警察に見つかる前に彼の携帯電話を持ち去り、そこからナタリーの連絡先を入手。ナタリーを逃がそうとするが、彼女こそが“運び屋”を抹殺する連続殺人犯だった。サイモンを殺そうとしたナタリーはマルコムに阻止され、船の甲板から落ちて死亡する。
エンディコットを殺害した犯人は彼に恨みを持つナタリーだとされ、サイモンはマルコムに対する疑いを解く。エインズリーはサイモンをインタビューし、新作の宣伝に一役買う。
マーティンは診療室からハサミを盗むが、真夜中にビビアンの訪問を受け今すぐ返すよう迫られる。ハサミを返したマーティンは、ビビアンとキスをする。

ナタリーを助けられなかったことで、またしてもトラウマを抱えてしまうマルコム。ジェシカやギルはそんなマルコムを心配し、仕事を休むよう助言するが、マルコムは強引に捜査に参加する。
精肉倉庫で切断された男性の遺体が発見される。その胴には「ハゲタカ」の焼き印が押されていた。それを見たイドリサは、自分たちがネット上で見つけ“ハゲタカ”と命名した人物について語る。
イドリサはウェブ探偵集団〈キラーバスタス〉に所属しており、鳥の虐殺動画がネットに上がっているのを見て州警察に通報したが、ろくな捜査はされなかったという。
遺体の身元はアレックス・マローンと判明。彼は野鳥を保護する協会の会員で、〈キラーバスタス〉のメンバーでもあった。アレックスの自宅を調べようとしたマルコムたちは、そこで〈キラーバスタス〉のメンバーであるブレイズ、サーシャ、アシュトンと出会う。彼らは音信不通になったアレックスを心配し、様子を見に来たのだ。
アレックスは“ハゲタカ”の正体を掴み、彼が〈キラーバスタス〉のメンバーの中に潜り込んでいることを突き止めたために殺されたのだった。マルコムはアシュトンが“ハゲタカ”だと見抜き、イドリサと協力して彼を捕まえる。
ジェシカは告白本を書こうとするが、ギルから渡された調書を見ても当時のことを思い出せない。ギルは「よく覚えている」と言い、執筆に協力しようとする。
マーティンは医師のビビアンを口説こうとするが、ビビアンは「キスしたのは間違いだった」となかったことにしようとする。だが欲望を抑えられなくなった2人は診療室で関係を持つ。

マルコムはマーティンと距離を置くことを決め、クレアモントからの電話を無視する。脱獄を企むマーティンはマルコムと連絡がつかず苛立つ。
ロザリー・ハワードという女性が自宅で殴り殺される事件が発生する。マルコムは向かいの家に住む老人ジェラルドが事件を目撃していることに気づき、話を聞きに行く。ジェラルドはチェスのグランドマスターだが広場恐怖症で、24年間も引きこもり生活を送っていた。
ジェラルドの証言によりロザリーの恋人クレイトン・フィールダーに疑いがかかるが、彼にはアリバイがあった。犯人はクレイトンの双子の兄フィリックスで、彼はメキシコの麻薬カルテルのメンバーだった。
フィリックスは足を洗った弟を探し出すため、恋人のロザリーから居場所を聞き出そうとして殺したのだ。マルコムとジェラルドはフィリックスに狙われるが、駆けつけたダニに助けられる。
ジェシカはマルコムの家にしまい込んでいたマーティンに関する物の中から、貸金庫の鍵を見つける。鍵の用途を聞き出そうとクレアモントを訪れたジェシカは、マーティンが何かを企んでいることに気づく。
脱獄仲間のピートは殺鼠剤を食事に混ぜ、診療室に苦痛を訴える患者が次々と運び込まれる。対応に追われたビビアンはマーティンの拘束を解き、一緒に治療にあたる中でカードキーを渡してしまう。まんまとカードキーを手に入れたマーティンは、ピートとヘクターとともに脱走する。
マルコムがマーティンからの留守電を聞くと、「これから家族のために動く。すべてはお前のためだ。私を捜し出せ」というメッセージが残されていた。

マルコムたちは連邦保安局のルイス保安官とともに、脱走したマーティン、ピート、ヘクターを追う。マルコムは様子のおかしいビビアンを問い詰め、彼女がマーティンのワイヤを外したことを知る。
3人が逃走に使用した救急車と、救命士2人の遺体が発見される。マルコムは「外科医の流儀じゃない」と主張するが、マルコムの部屋にあった武器が盗まれていることが判明する。脱獄を予想できなかったばかりか、逃走先の手がかりさえ掴めないことに焦り、ダニに弱音を吐くマルコム。
逃走車両の目撃情報が入り、マルコムは近くにあるボウリング場でピートを発見。マーティンの居場所を聞き出そうとするが、マルコムに銃を突き付けているピートを見たルイスが射殺してしまう。
エインズリーの話にヒントを得たマルコムは、ギルとともにキングストンにあるスティーヴンス果樹園へ向かう。ジェシカが見つけた貸金庫の鍵はカーナビー銀行のもので、マーティンは1994年にスティーヴンス果樹園に何度も金を送っていた。
果樹園の敷地の片隅には、マーティンが逃亡用に購入させた飛行機があった。だがそこにいたのはマーティンではなくヘクターだった。ヘクターによると、逃亡計画はマーティンが立てたものだったが、本人は救急車に乗らなかったという。
マルコムがクレアモントに戻ると、解雇されたビビアンが病院を去るところだった。彼女は「近いうちにお父さんは報いを受ける」と告げて出ていく。だが彼女の車のトランクからは物音がして…。

マルコムはマーティンの部屋でバタースコッチの包み紙を見つけ、マーティンとビビアンの関係に気付く。だが連邦保安官のルイスは取り合わず、捜査から外されてしまう。
ビビアンが24人目の被害者になるかもしれないと聞いたジェシカとエインズリーはマルコムに協力し、ビビアンがクレアモントに来る前に担当した患者ローガン・ザイガーを見つけ出す。ビビアンを「救世主」とあがめるローガンを見て、マルコムはビビアンに悪質な救世主願望があり、彼女が父を拉致したことを確信する。
その頃、マーティンはビビアンに薬を打たれ、体が動かない状態で郊外の屋敷に監禁されていた。ビビアンの目を盗んでジェシカに電話をするものの、会話の途中でビビアンに見つかり奪われてしまう。ジェシカはマーティンがビビアンに監禁されていることを知るが、“外科医”の死を望む彼女は、ギルに知らせない決断をする。
マルコムはビビアンが薬品を保管している貸倉庫を突き止め、そこで偶然ビビアンと会う。自らビビアンに捕らわれたマルコムは、屋敷に連れて行かれ、地下室で死に至る手術を施される。マーティンは間一髪でマルコムを救う。
マルコムを追ってエインズリーとダニが屋敷を訪れ、逃げられないと悟ったビビアンはわざと自分を刺して悲鳴を上げ、「外科医に刺された」と嘘をつく。マルコムは「警察に殺される前に逃げて」と促し、マーティンは意識を失ったマルコムをボートに乗せて逃亡する。

マルコムが目を覚ますと、椅子に拘束された状態でモーテルの1室に閉じ込められていた。マーティンはそこがバーモント州メープルマウンテンであることを告げ、「2人は協力して逃げた」というビビアンの証言を覆すため、あるプランを提案する。
それは、12日前から行方不明になっている女性ジーニー・ラーキンと、この町に潜んでいると思われるシリアルキラー“ウッズマン”を2人で見つけ出すことだった。マルコムは「心を入れ替えたことを証明したい」というマーティンに従い、捜査に乗り出す。
プロファイリングで“ウッズマン”を警官だと見抜いたマルコムは、保安官補のクラッチフィールドに目をつける。だが彼は犯人ではなく、マルコムとマーティンの目の前で“ウッズマン”に殺されてしまう。
“ウッズマン”に拉致された2人は、彼の隠れ家に監禁される。“ウッズマン”の正体はクーリー保安官の夫ドンだった。クーリー保安官は夫の犯行を隠蔽するため、証拠隠滅に手を貸していた。
連邦保安官のルイスはビビアンの証言を信じ込み、マルコムを共犯者として指名手配する。ジェシカは囮捜査に協力し、ビビアンを家に招いて犯行を自白させる。ビビアンはジェシカを殺そうとするが、家に踏み込んだギルたちに逮捕される。のちに、彼女は8つの病院で最低11人の死に関わっていたことが判明する。
マルコムとマーティンは協力して“ウッズマン”を捕らえる。ジーニーの居場所を聞き出すため、マーティンに“ウッズマン”を拷問させるマルコム。
森の中に監禁されていたジーニーを発見したマルコムは、警察に通報。マーティンはその場から逃げるが、マルコムに追いつかれ彼を殺そうとする。マルコムはナイフを奪い、マーティンを刺す。
JTとダニ、エインズリーは保安官事務所でクーリー保安官を逮捕し、“ウッズマン”の隠れ家を聞き出す。ダニは森の中でマルコムを見つけるが、その足元にはマーティンが腹部を刺されて倒れていた。

感想(ネタバレ有)

こんなとこで終わるのかぁ…。
今シーズンで打ち切りが決まったので、続きは見られないんですよね。

マーティンはしぶといので絶対死なないだろうけど、マルコムの立場はどうなるんだろう。あの場面を見てもダニは信じてくれるのかな。マルコムとダニの関係がどう進展するのかも見たかったな。

シリアルキラーとか猟奇殺人事件とか、扱っている題材はかなり物騒なんだけど、わたしは8割くらいコメディとして見てました。シーズン2はよりその傾向が強くなってましたね。

前シーズンではマルコムの失われた記憶や「箱の中の女」という謎が全体に不気味な影を落としていたので、ミステリーやサスペンスの色が濃かったけど、今シーズンは謎がなくなってしまった分、マーティンに対する不気味さもなくなってしまって。

それはそれで面白かったけど、物足りなさもあったかなぁ。問題だらけのウィットリー家、わたしは好きだった。最後まで楽しませてもらいました。

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