「太陽は動かない」第1話あらすじ感想|鷹野と田岡の出会い

ドラマ「太陽は動かない−THE ECLIPSE−」あらすじキャスト

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

「太陽は動かない」記事一覧

WOWOWの連続ドラマ「太陽は動かない」第1話のあらすじと感想です。

放送日前ですが、公式サイトで第1話だけ無料配信されていたので先に視聴しました。久々にスケールの大きな作品で、面白かった!

藤原竜也さんと竹内涼真さんのコンビが最高でした。
これは期待が持てそうですね~。

第1話のあらすじ

東京・立川に建設中の国際都市博覧会施設で爆発事故が起きる。諜報組織〈AN通信〉に所属する諜報員・鷹野一彦(藤原竜也)は、現場で起爆装置の一部を発見する。

元副総理で政界のフィクサーである中尊寺信孝(石橋蓮司)は、湾岸地区での都市博建設を推し進めていたが、開催地は西東京案に決定。

そこで大手ゼネコンと反社会勢力を使って建設現場の爆破を計画するも、情報漏洩によりゼネコンが怖じ気づき、計画は直前に凍結していた。

何者かが計画を乗っ取った可能性があると見た中尊寺は、かねてより付き合いのあるAN通信の風間(佐藤浩市)に調査を依頼。風間は鷹野を派遣した。

NPO法人「みなと人権センター」の職員・落合香(多部未華子)は、爆発のニュースを見てテロだと確信。事件の裏に中尊寺とAN通信が絡んでいると疑い、独自に調査を始める。

風間は鷹野に新人の田岡亮一(竹内涼真)をつける。AN通信の諜報員は体内に爆弾が埋め込まれており、24時間ごとの本部への定期連絡を怠れば情報を持ち逃げしたとみなされ、遠隔操作で起爆装置が発動すると言われていた。

田岡は半信半疑だったが、鷹野は8年前、実際に爆発するところを見たことがあると話す。

中尊寺の秘書・永島(吉田鋼太郎)から本来の爆破計画はメインパビリオンだったと知らされた2人は建設地へ向かい、メインパビリオンに仕掛けられていた爆弾を処理して事なきを得る。

しかしその帰り道、持ち帰った起爆装置を見た鷹野は凍り付き、その直後、メインパビリオンが爆発。2人が処理した爆弾はダミーで、本物はその近くに隠されていたのだ。

中尊寺に面会を求める中国系通信会社の役員・周宇睿(酒向芳)は、なぜか鷹野と田岡が爆弾処理をしている現場写真を持っており、永島に手渡す。

第1話の感想(ネタバレ有)

鷹野と田岡の出会い

爆弾処理のシーンって、どの作品でも同じようなことやってて、毎回結果もわかってるのに、やっぱりドキドキしてしまいますね~。

今回は宙吊りでの作業で、しかも途中で田岡がパニックになるので、見ているこちらまで焦りました。

クールで完璧な諜報員・鷹野と、鷹野と組むことになったちょっと危なっかしい新人・田岡。風間は「お前もそろそろ人を育てる時期だ」と言っていたけど、鷹野のもとに田岡を送り込んだのには、何か思惑があるのでしょうね。

今のところ鷹野は「心が弱すぎる」ことを理由に田岡を認めていないけど、見捨てるつもりはないようで、今後もハラハラさせてくれそうです。

謎の諜報部隊「AN通信」とGMN構想

物語の設定がけっこう複雑なので、ここでおさらい。

AN通信
表向きは、アジアの広範囲に支社を持つニュース配信会社。実態はアジア各国から得た情報を高値で売る産業スパイ。80年代の“GMN構想”で設立された隠し口座に莫大な国家予算が流れ、AN通信が作られた。

GMN構想
80年代に持ち上がった、アジアのCNNを作るという計画。アジアの情報を日本が集め、アメリカ、ヨーロッパの放送局とともに毎日それぞれ8時間ずつ分担して24時間のワールドニュースを完成させるというもの。昭和の終焉とともに事業は立ち消えた。

AN通信の諜報員
幼少期に虐待を受けたり親から捨てられた子どもたちを養子とし、新しい名前を与えて徹底的に訓練する。24時間ごとの本部への定期連絡を怠れば情報を持ち逃げしたとみなし遠隔操作で体内に埋め込んだ起爆装置を発動する。諜報員は5分以内に通信機器で解除の申請をしなければ爆殺される。35歳になると起爆装置が外され自由になれる。

ただし噂レベルなので、真実かどうかはわかりません。

AN通信の司令塔・風間(佐藤浩市さん)はGMN構想を追っていた元新聞記者らしいのですが、世間的には〝謎の失踪〟を遂げたことになっているようだし、AN通信の実態はまだ謎が多いですね。

爆弾を仕掛けた男は鷹野の知り合い?

今回の流れを時系列でまとめると、こうなります。

  1. 中尊寺が都市博建設地として湾岸地区を推進
  2. 都市博建設地が西東京に決定
  3. 中尊寺が大手ゼネコンと手を組んで建設中のメインパビリオン爆破を計画
  4. 武吉会の三代目会長・佐々木が計画に加担
  5. 何者かによって情報が漏れ、爆破計画は中止
  6. ゼネコンが佐々木に口止め料を払い、爆破計画から手を引かせる
  7. 何者かが都市博の一角にある情報未来館を爆破
  8. 中尊寺が首謀者を突き止めるようAN通信に依頼
  9. 鷹野と田岡が調査に乗り出す
  10. 鷹野と田岡がメインパビリオンに設置されていた爆弾を見つけ処理するも、別の爆弾が爆発
  11. 謎の男が爆弾処理中の鷹野と田岡の写真を撮る
  12. 周宇睿が写真を永島に渡す

爆弾を仕掛け、鷹野と田岡の写真を撮っていた謎の男、髪型からして安藤政信さんで間違いないと思いますが、鷹野とは知り合いみたいですね。

鷹野が「8年前に目の前で爆発するのを見た」と田岡に話していた人物が、安藤政信さん演じる元AN通信諜報員・桜井なんでしょうか?

鷹野は腕時計を見ながら「生きていたのか」と呟いてましたからね。

フクモトは中国系通信会社の役員を名乗る周宇睿と繋がっていると思われますが、どういう経緯で彼に雇われることになったのか…。

中尊寺を追う落合香の目的は?

もうひとり謎の動きを見せているのが、多部未華子さん演じるNPO法人の職員・落合香。

彼女は爆破事件の真相をいちはやく見抜き、中尊寺を疑っていました。中尊寺とは何らかの因縁があるようですが、それもまだわかりません。

香港で活動中の市原隼人さん演じる山下の動きも気になります。

WOWOWのドラマ、個人的にはしばらくヒットがなかったのですが、これは面白そう。ド派手な展開に期待してます!

追記 WOWOW公式サイト、公式Twitterで配信されている藤原竜也さんと竹内涼真さんのインタビューや実況解説(撮影裏話)がめっちゃ面白いです。見てない方はぜひ!

https://twitter.com/taiyowaugokanai/status/1264541966521389056

「太陽は動かない」記事一覧