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感想(ネタバレ有)
うわーーー、すごい終わり方!!
シーズン1の最後(第8話)も衝撃だったけど、シーズン2の終わり方は鳥肌モノですね!!
ゲレオンとヘルガはどうなるんだろう。
グレータのその後も気になる。
それにしてもシャルロッテが生きててよかった……(マジで死んだと思った)。
シーズン3の放送を待ち望む
なじみの薄いドイツ製ドラマで、最初はどうかなーと思ったんですけど、見てよかった。大当たりでした。
最初の頃はドイツの歴史背景と登場人物を把握するのに精一杯で、何がなにやらわからない状態だったんですけども。
ストーリーが進むにつれ面白くなってきて、登場人物にも愛着が湧いてきて、すっかりこのドラマの虜になりました。
世界観の作り込みが素晴らしくて、まったく違和感がないんですよね。
わたしはドイツに詳しくないし現物を見たわけでもないので「当時とそっくり」かどうかはわからないけど、作り物感はまるで感じさせませんでした。とてもリアルで、生活感・使用感に溢れてた。
最後のほうは、現代なのか過去の時代なのか、一瞬わからなくなってしまうほど(違和感がなさすぎて)。それくらい、このドラマの世界にはまり込んでいました。
ゲレオンのトラウマの正体
シーズン1からずっと引っ張ってきたゲレオンのトラウマの正体が、シーズン2の最後に明かされました。
ゲレオンの回想シーン(偽物)に騙されましたね。
真実は、お兄さんを助けずに置き去りにしてたんですね。
お兄さんを助けたのに何故そんなに自分を責めるのか、ずっと不思議だったんですよ……。
置き去りにしたのは、兄が死ねばヘルガが手に入るという気持ちがあったから。その事実を誰にも言えず、罪悪感に苦しんでいたんだろうね。
しかし、まさかシュミット医師がアンノーだったとは。
やられました。
罪を告白した相手が兄だったことは、ゲレオンにとってよかったかもしれない。
アンノーが生きているとわかった以上、ヘルガとの仲は終わるだろうなぁ。わたしはシャルロッテとくっついてほしいので、そのほうが嬉しいけど。
ソロキン家の財産の行方
シーズン1のオープニングから始まった列車にまつわる謎も、ひとまず解明しました。
列車に積まれていたのは、金塊に見せかけた石炭。
「貨車の“タンク”そのものが金でできている」ことが判明しました。
これ、今後どうなるんでしょうね?
スウェトラーナは諦めずに追うつもりかしら?
そのスウェトラーナも、実はソロキン家の令嬢ではなく、ソロキン家を裏切った運転手の娘だったことが明らかに。これも予想外だった。
シーズン2のラストでまた新たなパトロンを見つけたようなシーンがあったので、彼女は今後も活躍してくれそうです。
騙されたグレータ
ベンダ家のメイドに雇われて、ようやく安住の場所を手に入れたグレータでしたが……恋人フリッツをベンダに殺されたと思い込み、爆弾を仕掛ける手伝いをすることに。
結局、フリッツは死んでなくて、騙されていたことに気づきますが、時遅し。
仕掛けた爆弾が爆発してベンダは死に、グレータは逮捕されてしまいました。
フリッツは最初からグレータを利用するつもりで近づいたんですかねぇ。「男はみんなクズよ」というシャルロッテのしたたかさが彼女にわずかでもあれば……。
いや、グレータは何も悪くない。
どう考えてもフリッツのやり方が酷すぎる。
シーズン3でグレータを救ってくれる人が現れることを願います。
いくつかの気になる謎
現時点で、まだハッキリしないことがいくつかあります。
まず、シーズン1のメインだった「盗撮フィルム」に関わる者たちの正体です。
彼らはどういう経緯で、盗撮フィルムに関わってたんだろう? シュミット医師とエドガーは、どういう関係? そこはスルーなんだろうか。
それから、〈赤の砦〉のリーダーだったカルダコフはどうなったんだろう? 毒ガスを浴びてシュミット医師のところに運び込まれてから、ぱったり出なくなったけど。死んでないですよね?(見落とした?)
※追記:最終話を見直したら、スウェトラーナが歌っていたパリのキャバレーに現れた紳士がカルダコフだったことに気づきました! すっかり身なりがキレイになっていたので気づかなかったわ(-_-;*)
そして、“聖人ヨーゼフ”を殺したのは本当にゲレオンなんだろうか?
わたしはシュミット医師が暗示をかけて、そう思わせているだけかと思ってたんだけど、彼がアンノーなら、あの時ゲレオンにかけた暗示は「ヨーゼフを殺したことを忘れさせる」ものだったのかもしれない。
薬局の人に命じて変更させたゲレオンの薬も、悪いものではなかったのかな。
シーズン3はドイツで来年1月に放送予定なので、その後日本にも上陸すると思われます。早く続きが見たいので、なるべく早く放送してほしいです。
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