「バビロン・ベルリン」各話あらすじ・登場人物(キャスト)

海外ドラマ「バビロン・ベルリン」各話あらすじ

海外ドラマ「バビロン・ベルリン」(シーズン1,2)の紹介です。

ドイツ史上最大の規模で制作された連続テレビドラマ。ナチス台頭前のワイマール共和国を圧倒的なビジュアルで描き、各国の賞を総なめした歴史エンターテインメント。(BS12 トゥエルビ公式サイトより)

2017年よりドイツで放送され、ヨーロッパ映画賞で初めて設立されたTVフィクション・シリーズ部門で作品賞を受賞した歴史ドラマ。

ドイツの歴史に疎いわたしが見てもハマるほど、面白いです!

IMDbのレビューでも8.4点という高評価を獲得しているんですよね。
ドイツでは既にシーズン4への更新が決定しているそうです(シーズン3はドイツで年内に放送予定)。

物語の舞台は、1929年のワイマール共和国時代のドイツ。

故郷ケルンから〝ある目的〟のためにベルリンにやってきたゲレオン・ラート警部と、警視庁の記録係シャルロッテ・リッターが、巨大な陰謀に巻き込まれていくというストーリー。

ゲレオンを演じるのは「君がくれたグッドライフ」などに出演しているフォルカー・ブルッフ。シャーロット役には「カウンターパート/暗躍する分身」でグレタ役を演じたリヴ・リサ・フリースがキャスティングされています。

シリーズ構成

  • シーズン1(全8話)
  • シーズン2(全8話)

※この記事は随時更新中です

作品概要

  • 放送局:BS12 トゥエルビ
  • 放送時間:2019年10月4日(金)から毎週金曜19時~※2話ずつ放送
  • 製作国:ドイツ(2017年)
  • 原題:Babylon Berlin
  • 原作:フォルカー・クッチャー『ベルリン警視庁殺人課ゲレオン・ラート警部』シリーズ
  • 監督・脚本:トム・ティクヴァ/アヒム・フォン・ボリース/ヘンドリック・ハンドレーグテン

あらすじ

1929年、ベルリン。ケルンから転任したばかりのラート警部がヴォルター上級警部とともにボルノ映画の撮影現場に踏み込む。拘留された撮影監督のケーニヒは隠し持っているフィルムの所在を明かさない。貧しい家庭を支えるため、昼間は警視庁での事務員、夜は別の顔を持つシャルロッテは、ある日、殺人課の写真整理を任される。ソビエト連邦からベルリンを目指す1台の貨物列車。ロシア人に乗っ取られたその列車が国境を越えた知らせに、ベルリン在住のトロツキスト集団が歓喜に沸く。(BS12 トゥエルビ公式サイトより)

動画


 

登場人物(キャスト)

※一部ネタバレを含みます

主要人物

ゲレオン・ラート(フォルカー・ブルッフ)
ベルリン警察風紀課の刑事。真面目で品行方正。第一次世界大戦の退役軍人でもあり、密かにPTSDに苦しみモルヒネを服用している。故郷ケルンからベルリンに転任し、ケルン市長の脅迫ネタである盗撮フィルムを追っている。

シャルロッテ・リッター(リヴ・リサ・フリース)
警視庁の記録係として働く女性。家が貧しく、家族を支えるために夜はナイトクラブ〈モカ・エフティ〉の地下で娼婦をしている。警視庁のトイレで痙攣発作を起こしたゲレオンを助けたのが縁となり、彼の捜査を手伝うようになる。殺人課の刑事になることを夢見ている。

ベルリン警察

ブルーノ・ヴォルター(ペーター・クルト)
ベルリン警察風紀課の上級警部。ゲレオンと共にポルノ映画の撮影現場に踏み込み、ケーニヒを逮捕した。ゲレオンとケーニヒの関係に不審を抱き、ゲレオンの目的を探ろうとする。共産主義者を毛嫌いしている。

シュテファン・イェニッケ(アントン・フォン・ルッケ)
ベルリン警察の刑事。ブルーノの助手。行政長官の密命を受け、ブルーノと〈黒い国防軍〉との関係を調査している。両親が聴覚障害者で、読心術に長けている。シャルロッテに夢中だが、奥手なためうまく誘えない。

アウグスト・ベンダ(マティアス・ブラント)
行政長官。政治警察のトップ。ゲレオンの目的を知り、任務を遂行できるよう便宜を計らう。密かに〈黒い国防軍〉とブルーノ、ニッセンらの関係を調べている。社会民主党員のユダヤ人で、ワイマール共和国を支持している。

ツェルギーベル(トーマス・ティーメ)
警視総監。5月1日のデモで多数の犠牲者を出したことによる警察への抗議運動を鎮めるため、発砲したのは共産党員だとする記者会見を開き、家庭内の事故で怪我を負った警察官を「ロシア共産党員から銃弾を浴びせられた英雄」として公表する。

グレーフ(クリスティアン・フリーデル)
警察の写真技師。趣味は女装。いつもゲレオンに現像を邪魔される。

盗撮フィルムに関わる者たち

ヨハン・ケーニヒ(マーク・ホーゼマン)
ポルノ映画の撮影監督。盗撮フィルムをネタにケルン市長を脅して大金を得ようとしていたが、ゲレオンとブルーノに逮捕された後、フィルムの在処を教えないまま自殺を図る。

フランツ・クライェフスキー(ヘンイング・ペケル)
元警官で、PTSDを患う退役軍人。ケーニヒの撮影を手伝っていたが逮捕を逃れ、情報提供者となる。

シュミット医師(イェンス・ハルツァー)
暗示療法研究室の医師。クライェフスキーの治療を担当している。戦争神経症に関する研究を行っているが、世間からは「インチキ」呼ばわりされている。

エドガー(ミシェル・マティチェヴィッチ)
ナイトクラブ〈モカ・エフティ〉の経営者。アルメニア人。ベルリンの闇世界を牛耳るギャングのボス。

ヨーゼフ・ヴィルチェク(フランク・クンスター)
司祭の扮装をした巨体の男。エドガーの手下。“聖人ヨーゼフ”と呼ばれている。

トロツキスト

アレクセイ・カルダコフ(イワン・シュヴェドフ)
ベルリンのトロツキスト集団〈赤の砦〉のリーダー。反スターリン主義のロシア難民で、スターリンの支配から国民を解放するのが目的。スパイとは知らずにスウェトラーナと恋仲になり、ソビエト政府に命を狙われる。以前はベーンケの下宿に住んでいた。

スウェトラーナ・ソロキナ(セベリヤ・ヤヌシャウスカイト)
カルダコフの恋人。伯爵令嬢。〈モカ・エフティ〉では男装の歌手。実はソビエト秘密警察のスパイで、トロツキストの情報を流している。ニッセンの恋人でもある。

黒い国防軍

アルフレッド・ニッセン(ラーズ・アイディンガー)
民主主義の崩壊を企む産業家。母親の鉄鋼会社を利用してソビエトから戦争物資を密輸し、〈黒い国防軍〉に提供している。貨物列車で化学兵器(毒ガス)を運ばせていたが、トロツキストに乗っ取られる。

クルト・セーガース少将(エルンスト・シュテッツナー)
第一次世界大戦の英雄で、かつてのブルーノの指揮官。反共和国を掲げ、社会主義勢力に対抗するため非合法の戦闘部隊〈黒い国防軍〉を結成する。

ヴェント大佐(ベンノ・フユルマン)
ドイツ国大統領の相談役。〈黒い国防軍〉の指揮官。

ラート家

へルガ・ラート(ハンナー・ヘルツシュプルング)
ゲレオンの義姉。第一次世界大戦中に消息不明となった兄アンノーの妻。モーリツという一人息子がいる。ゲレオンとは10年以上もの間、不倫関係を続けている。ゲレオンから「ベルリンに残る」という手紙を受け取り、息子と共にベルリンにやってくる。

モーリツ・ラート(イヴォ・ピーツカー)
ヘルガとアンノーの息子。ヘルガと共にベルリンにやってくる。母親とゲレオンの関係に以前から気づいており、複雑な思いを抱えている。行方不明の父が生きて帰ってくることを信じている。

エンゲルベルト・ラート(ハンス・ツィッシュラー)
ゲレオンの父。警察の高官で、ケルン市長の右腕。ゲレオンをベルリンへ送り込み、脅迫のネタとなっている盗撮フィルムを探させる。

アンノー・ラート(ヤン・ベーメ)
ゲレオンの兄。第一次世界大戦で消息を絶ち、その後“戦死”と認定される。

そのほか

トロシン(デニス・ブルガズリエフ)
ソ連の外交官。スターリンの秘密警察官として、ベルリンにおける反スターリン主義者を排除している。〈赤い砦〉のアジトを襲撃してメンバー15人を射殺した。また、逃亡した列車の運転手(赤の砦のメンバー)を拷問にかけてソロキン家の金塊が積まれていることを聞き出し、遺体を運河に捨てた。

エリーザベト・ベーンケ(フリッツィ・ハーバーランド)
下宿の女主人。ブルーノの死んだ戦友の妻。以前カルダコフが住んでいた部屋をゲレオンに貸す。ゲレオンと深い関係に陥るが、ヘルガがベルリンへ来たことでゲレオンは下宿を出ていく。

グレータ・オーバーベック(レオニー・ベネッシュ)
シャルロッテの学童疎開時代の友人。ダルス出身。路上生活をしていたがベルリンの町で偶然シャルロッテと再会し、シャルロッテを介して行政長官の家で家政婦として雇われる。湖で出会ったフリッツと親しくなる。

フリッツ(ヤコブ・マッチェンツ)
グレータの恋人。湖でグレータと出会い、デートを重ねる。共産主義者で、警察を敵対視している。

グスタフ・シュトレーゼマン(ヴェルナー・ヴェルベルン)
ドイツの外務大臣。1926年にフランス外相アリスティード・ブリアンと共にノーベル平和賞を受賞した。

 

各話のあらすじ(ネタバレ有)

シーズン1

1929年4月。ロシアの貨物列車が武装集団に乗っ取られる。男たちは運転士になりすまし、追加車両を列車に接続してベルリンへ向かう。
ケルンからベルリンに転任したばかりのゲレオン・ラート警部は、ブルーノ・ヴォルター上級警部と共にポルノ映画の撮影現場に踏み込み、撮影監督のケーニヒを逮捕する。ブルーノは撮影所にいた元警官フランツ・クライェフスキーを見逃し、情報提供者として利用する。
フランツはシュミット医師を訪ね、警察がケーニヒを逮捕したこと、彼らが盗撮フィルムを探していることを伝える。シュミット医師は謎の男に会い、その事実を伝える。
ゲレオンとケーニヒが顔見知りだと知ったブルーノは、ケーニヒを尋問してゲレオンとの関係を聞き出そうとする。押収したポルノフィルムを調べていたゲレオンは、その中に紛れ込んでいた1片のフィルムに気づく。写真に写る男は顔の部分が消されていた。
ベルリンのトロツキスト集団〈赤の砦〉のリーダー、アレクセイ・カルダコフは、列車が国境を越えたという知らせを受け取る。知らせを聞いた恋人のスウェトラーナとトロツキストたちは歓喜に沸く。
警視庁の独房で神父の訪問を受けたケーニヒは、尋問中にゲレオンの拳銃を奪い自殺を図る。ゲレオンはPTSDによる痙攣発作を起こしトイレで倒れるが、偶然居合わせたシャルロッテに助けられる。
ゲレオンは行政長官のアウグスト・ベンダに呼び出され、ゲレオンがベルリンに移籍した理由を尋ねる。ゲレオンはケルン市長が“ある盗撮フィルム”によって脅迫を受けていること、次の選挙の前に事態を収めるよう依頼されたことを明かす。
カルダコフとスウェトラーナは列車の“貨物預かり証”を入手。明日にはイスタンブールに行くことが決定し、トロツキストたちは旅立ちの準備にかかる。その頃、ソビエト大使館を黒いコートの男が訪ね、トロツキスト集団のリーダーがカルダコフであるという情報を流す。
シャルロッテはナイトクラブ〈モカ・エフティ〉で男性歌手の歌声に酔いしれる。歌手の正体は男装したスウェトラーナだった。シャルロッテは売春宿になっている地下の一室で常連客の相手をする。
トロツキストのアジトだった印刷所はソビエト政府の男たちに襲撃され、〈赤の砦〉の仲間たちは皆殺しにされる。しかし偶然トイレにいたカルダコフはひとり難を逃れる。
ロシアの貨物列車がベルリンに到着する。貨車の金塊を確認したスウェトラーナは、運転士に行き先がイスタンブールからパリに変更になったと告げる。スウェトラーナを疑った運転士は銃を向けられ、その場から逃げ出す。
共産主義組織が5月1日にベルリンで禁止されているデモを強行するため、警察は厳戒態勢を敷く。ブルーノ夫妻に夕食に招かれたゲレオンは、ブルーノにベンダとの会話の内容を尋ねられるが、回答を拒否する。
逃亡した運転士はカルダコフの下宿を訪れ、そこに滞在するゲレオンと鉢合わせる。ゲレオンが借りた部屋は、かつてカルダコフが住んでいた部屋だった。ゲレオンとの格闘でバルコニーに投げ出された運転士は道路に落下し、カルダコフの下宿を見張っていたソビエト政府の男たちに拉致される。
拷問にかられた運転士は、貨物の中身がソロキン家の金塊であることと、イスタンブールにいるトロツキーに運ぶのが目的であることを告白する。
5月1日、ゲレオンとブルーノは共産党のデモ隊と警察部隊の騒乱に巻き込まれる。警官が群衆に向かって無作為に発砲する中、ゲレオンたちはクロイツベルクの民家に避難するが、その家の女性2人が弾丸を受けて死亡する。ゲレオンが連れてきた女性医師は共産党員で、ブルーノと激しく言い争う。
ゲレオンとブルーノが遺体に付き添って解剖室へ行くと、殺人課のベーム警部がシャルロッテを伴い現れる。ベームが担当する身元確認中の水死体は、昨夜ゲレオンの部屋に侵入しロシア人に拉致された男だった。ベームは事故死だと判断するが、シャルロッテは不自然だと反論し解剖室から追い出してしまう。シャルロッテを刑事助手だと勘違いしたゲレオンは、2人で密かに捜査を続けることを提案する。
その頃、駅で足止めされていた貨物列車は、介入してきたソビエト政府の要望により、車庫で積荷の調査が行われることに。スウェトラーナは隙を見て金塊を積んだ車両のプレートをすり替える。帰宅したスウェトラーナは印刷所の襲撃から逃れたカルダコフに問い詰められるが、カルダコフへの愛が変わらないことを告げる。
シャルロッテは路上生活をしている友人グレータと再会し、〈モカ・エフティ〉に誘う。シャルロッテがグレータと踊っていると指名が入り、ブルーノが地下で客として待っていた。ブルーノはシャルロッテの売春を見逃す代わりに、ゲレオンの情報を流すよう命じる。
ゲレオンは下宿に残っていたカルダコフ宛の手紙からスウェトラーナの住所を突き止め、シャルロッテに調査を依頼する。
スウェトラーナに撃たれて窓から転落したカルダコフは、奇跡的に一命を取りとめる。シャルロッテはグレータに〈モカ・エフティ〉での仕事を紹介するが、グレータは帝王切開の傷痕を理由に断る。
ゲレオンは写真技師のグレーフから情報を得てあるフィルムラボを訪ねるが、ネガは保管されておらず、捜しているフィルムにもたどり着けない。
5月1日のメーデーは多数の犠牲者を生み、警察への抗議運動は激化していく。警視総監と行政長官は暴動を鎮めるべく記者会見を開き、家庭内の事故で怪我を負った警察官を「ロシア共産党員から銃弾を浴びせられた英雄」として公表する。
カルダコフの行方を追うゲレオンとシャルロッテは、彼の荷物の中にトレチュコフのコンサートのチラシが入っているのを見つけ、2人で夜の街に繰り出す。2人はトレチュコフからカルダコフの正体と“赤の砦”のアジトを聞き出し、捜査の進展に心を弾ませる。
負傷したカルダコフは面識のないエドガーに助けを求め、協力してくれたら金塊の一部を渡すと約束する。
ゲレオンはベンダ行政長官に誘われて教会のミサに出席し、告解室で兄の妻と10年以上も不倫関係を続けていることを懺悔する。その後の茶会で、ゲレオンは警視総監から5月暴動の報告書を警察に有利になるように記述するよう圧力をかけられる。ゲレオンは銃撃で亡くなった女性たちの家を訪れるが、家族に追い返される。
その頃ニッセン家の敷地では、セーガース少将らによる秘密の軍事演習が行われていた。ニッセンとセーガース少将は、国境付近で貨物列車が止められソ連の調査が入っていることに懸念を抱いていた。
ゲレオンはフィルムの手がかりを得るためブルーノに協力を求め、クライェフスキーを探し出して拘留する。ブルーノはシャルロッテからの情報でゲレオンがモルヒネを服用していることを知り、ゲレオンを馬鹿にする。
カルダコフは金塊の存在を証明すべく、エドガーを連れてアンハルター貨物駅の車庫へ向かう。カルダコフはスウェトラーナによってプレートがすり替えられた車両を開けてしまい、毒ガスを吸って重症に陥る。
シャルロッテは医学生の友人に頼んで身元不明の水死体を解剖する。そこへアンハルター貨物駅から遺体が運ばれてくる。
シュミット博士はクライェフスキーを例に戦争神経症に関する研究を発表するが、インチキ科学だと非難される。身元不明の水死体を鉄道員だと推測したシャルロッテは、アンハルター貨物駅で起きた事故と関わりがあると考え、ゴシップ記者を装って貨物駅に潜入。ガスの漏出で中毒者が出たことを知る。
シャルロッテからの連絡を受けて貨物駅へ足を運んだゲレオンは、現場を捜査していたベンダに〈黒い国防軍〉にまつわる極秘情報を聞かされる。〈黒い国防軍〉はソビエトから戦争物資の密輸を行っている秘密の戦闘部隊で、その手先が鉄鋼会社のアルフレッド・ニッセンだった。
シャルロッテはシュテファンと共にトロツキストのアジトだった印刷所を訪れ、イスタンブールの配達先住所が記載された貨物書類を見つける。グレータはベンダ家に雇われ、家政婦として働き始める。
逮捕されたニッセンは貨車から検出された毒ガスについて尋問を受け、輸入したのは殺虫剤で自分は嵌められたのだと主張する。スウェトラーナはニッセンと面会し、貨物列車に関するすべてを知っていると打ち明ける。グレータはベンダ一家の留守中に家を抜け出し、フリッツと湖でデートを楽しむ。
独房で禁断症状に陥ったクライェフスキーは、ゲレオンとブルーノに盗撮フィルムの隠し場所を教える。ブルーノは〈モカ・エフティ〉の経営者エドガーの部屋に潜入し、金庫の中に保管されていたフィルムを持ち出すことに成功するが、エドガーの怒りを買う。
フィルムにはゲレオンの父エンゲルベルトの淫らな姿も映っていた。失望したゲレオンはケルンには戻らないことを父に伝え、フィルムを燃やす。その後、ゲレオンはブルーノと一緒にいたバーでエドガーの手下に拉致され、シュミット博士に暗示をかけられる。下宿の前で朦朧とするゲレオンに声を掛けたのはシャルロッテだった。ブルーノからシャルロッテの裏切りを聞かされたゲレオンは、彼女の助けを拒む。

シーズン2

森に埋められていた〈赤の砦〉のメンバー15人の遺体が発見される。ゲレオンは殺人課の捜査に加わることになり、シュテファンを助手に任命する。シャルロッテは裏切ったことを詫び、ゲレオンに印刷所で見つけた貨物書類を手渡す。
捜査会議に出席したゲレオンは、建設現場でコンクリート詰めの遺体が見つかったことを知る。被害者はベルリンの闇世界を牛耳るアルメニア人の手下で、“聖人ヨーゼフ”と呼ばれる巨体の男だった。遺体の銃痕を見たゲレオンは、ヨーゼフに追われるシーンのフラッシュバックに襲われ、自分がヨーゼフを殺したのでないかという思いに囚われる。ゲレオンはバーで着ていたスーツを燃やし、解剖室へ行ってヨーゼフの体内から見つかった銃弾を受け取り、別のものとすり替える。
釈放されたニッセンは株式総会に出席し、会社のすべての職から解任されたことを知って愕然とする。スウェトラーナはニッセンを訪ね、貨車にソロキン家の財宝が積まれていることを告白する。
ゲレオンを訪ねてベルリンに来たヘルガとモーリツは、ブルーノの好意でヴォルター家に滞在することに。ゲレオンとヘルガは密かに再会を喜び合う。
シャルロッテは〈モカ・エフティ〉で警視総監が何者かと話している現場を目撃する。列車をソ連に返せと警視総監に圧力をかけていたのは、トロシンとヴェント大佐だった。しかしその後、大佐はニッセンから貨車のひとつに金塊が積まれていることを打ち明けられ、列車をソ連に戻すべきでないと力説される。
森で発見された遺体の鑑識結果により、〈赤の砦〉のメンバーを殺した犯人がソ連の大使館職員であることが判明する。ベンダとゲレオンはソ連大使館に赴き、〈黒い国防軍〉の情報を渡せば〈赤の砦〉の事件については黙認するとトロシンに交換条件を持ちかける。
母親が亡くなり、姉や義兄と揉めたシャルロッテは家を飛び出し、シュテファンの家を訪ねる。彼の両親から温かく迎えられ、泣き出してしまうシャルロッテ。母親の葬儀代はブルーノが払ってくれることに。
シュテファンはブルーノとヴェント大佐、ニッセン、スウェトラーナの密会現場を目撃し、彼らがソ連の列車を奪う計画を立てていることを知る。シュテファンはゲレオンの居候先であるヴォルター家に向かう途中、複数の男たちに追われ、銃殺される。
ゲレオンのもとにエドガーが現れ、ラジオを聴くようにと告げる。
トロシンからの情報で、〈黒い国防軍〉の将校たちがモスクワ南東のリぺツクにあるドイツ空軍の秘密基地を頻繁に訪れていたことがわかる。ゲレオンとベンダはトロシンと取引を行い、大使館職員を釈放する代わりに将校たちのビザ申請書を受け取る。だが検察官は「書類だけでは証拠にならない」と言い、ラートは現地へ行くことに。
ゲレオンはエドガーに渡されたメモに従ってラジオを聞き、シュミット医師の暗示療法に関する説明を聞く。“聖人ヨーゼフ”を射殺して遺棄する場面のフラッシュバックに悩まされるゲレオン。
ベンダはシュトレーゼマン外務大臣に〈黒い国防軍〉が暗殺を企てていることを伝え、秘密基地の証拠を手に入れたらすぐに国防軍の将校たちを裁判にかけるべきだと訴える。ゲレオンとカメラマンのグレーフは飛行機に乗り、証拠となる写真を空撮するため秘密基地があるリペツクに向かう。
リペツクでの極秘任務から帰還したラートは、シャルロッテからシュテファンが死んだことを告げられる。遺体を発見したのは甥のモーリツだった。シュテファンの頭部に撃ち込まれた銃弾は、ヨーゼフを撃ったものと同じだと判明。だがヨーゼフを撃った銃弾はゲレオンがすり替えたもので、ブルーノがクライェフスキーから奪った銃で発砲したものだった。その事実を知らないベーム上級警部から事件への関与について追及される。
ゲレオンはシュテファンがベンダの密偵だったことを知り、その対象がブルーノだと推測。シュテファンを殺して手帳を奪ったのはブルーノではないかと疑う。一方シャルロッテは、母の葬儀代を肩代わりしてくれたブルーノがシュテファンを殺したとは信じられず、ブルーノを問い詰める。ブルーノは「妻の命に誓って殺していない」と断言する。
ゲレオンはヘルガとモーリツを連れて密かにブルーノの家を出て、ホテルへ移る。現場から持ち去られたシュテファンの手帳を探すため、ブルーノの自宅に忍び込むゲレオン。手帳はブルーノの机の引き出しの中から見つかり、ゲレオンはブルーノが犯人だと確信する。
手帳の内容はすべて速記で書かれており、ゲレオンはシャルロッテに手帳を預けて解読を頼む。しかしシャルロッテは帰宅途中に拉致されてしまう。
 

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