カウンターパート【シーズン2】各話あらすじ・登場人物(キャスト/吹き替え)・用語解説

カウンターパート【シーズン2】キャスト・あらすじ

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海外ドラマ「カウンターパート/暗躍する分身 」シーズン2(全10話)の紹介です。

アカデミー賞受賞のJ・K・シモンズ主演。陰謀と裏切りに満ちた新感覚スパイスリラーのシーズン2。

WOWOW公式サイトより

シーズン1のラストで通路が閉じられ、入れ替わったまま元の世界に戻れなくなってしまった2人のハワード。2つの世界はどうなってしまうのか?

2つの世界の分岐点(=何が人格を決定づけるか)という考え方が面白くて、お気に入りのドラマだったのですが、シーズン2でキャンセルになってしまい残念です。

物語の結末を見届けたいと思います!

シリーズ構成

この記事は随時更新中です

作品概要

  • 放送局:WOWOWプライム
  • 放送時間:2019年12月3日(火)から毎週火曜夜11時~【全10話】
  • 監督:カイル・パトリック・アルバレスほか
  • 脚本:エイミー・バーグ/ジャスティン・マークス
  • 製作総指揮:ジャスティン・マークスほか
  • 全米放送:2018年12月~2019年2月(第2シーズン)

あらすじ

ベルリンにある国連秘密諜報機関の情報伝達部で30年近く働いてきたハワード。上司の指示で会わされたのは、なんと自分とうり二つな“もうひとり”のハワード。実はハワードがいる表の世界と“もうひとり”がいるパラレルワールド=裏の世界が存在していた。表ハワードと裏ハワードは正反対の性格だったが、やがて一流スパイである裏ハワードが表の世界で、戦略部に異動した表ハワードが裏の世界でそれぞれミッションをこなすようになる。

前シーズン最後、表の世界と裏の世界の外交関係は終わり、2つをつなぐ“交差点”のドアは閉じられた。裏の世界で監禁されてしまった表の世界のハワードの運命は。一方、表の世界で立場が危うくなった裏の世界のハワードは……?

WOWOW公式サイトより

予告動画

登場人物(キャスト)

※シーズン1のネタバレを含みます

表の世界(アルファ)

ハワード・シルク(J・K・シモンズ/声:壤晴彦)

ベルリンにある国連の諜報機関で働く平凡なサラリーマン。温厚な性格で愛妻家。情報伝達部で30年地味な単純作業をこなしていたが、ある日戦略部のクエイルに呼ばれ、平行世界の存在を知らされる。戦略部への昇進を条件に裏ハワードに協力することを約束し、裏の世界へ潜入するが、ポープを殺害し交流局に拘留されてしまう。

エミリー・バートン・シルク(オリヴィア・ウィリアムズ/声:五十嵐麗)

ハワードの妻。交通事故に遭い昏睡状態に陥っていたが、意識を取り戻した。実は戦略部のスパイで裏ハワードの情報源でもあったが、夫のハワードには秘密にしていた。昏睡状態から目覚めるも記憶があいまいで、夫のふりをする裏ハワードに違和感を抱く。記憶を失う前、何らかの秘密を握っていたと思われる。

ピーター・クエイル(ハリー・ロイド/声:森川智之)

国連諜報機関の戦略部の副部長。裏の世界から送り込まれたスパイ〈シャドウ〉を特定しようと調査する中で、妻・クレアが〈シャドウ〉だと気づくが、部下のアルドリッチに罪を被せて偽りの結婚を続けることを決断する。

クレア・ファンチャー(ナザニン・ボニアディ/声:加藤有生子)

クエイルの妻。実は裏の世界から送り込まれたスパイ〈シャドウ〉で、表の世界のクレアを殺してすり替わっている。クエイルに正体がバレた後、クエイルを説得して不正行為に加担させる。クエイルとの間に産まれた息子スペンサーを愛しており、〈シャドウ〉としての使命と家族への愛情の間で揺れ動く。

ナヤ・テンプル (ベティ・ガブリエル/声:仲村かおり)

元FBIのスパイ狩りエキスパート。潜伏スパイ一掃のため、クエイルのパートナーとして戦略部に配属される。今回の指令を受けた際に初めて「もう一つの世界」が存在することを聞かされ、戸惑いを隠せない。
エミリーが「シャドウは女」と語ったことから、クエイルに疑いを持つようになる。

ナディア・フィエロ/ボールドウィン(サラ・セラヨッコ/声:種市桃子)

裏の世界の暗殺者。ヴァイオリニストだった表の世界のナディアと少女時代の辛い記憶を共有していたが、ナディアは銃撃戦に巻き込まれて命を落とした。
裏ハワードから金をもらって一旦は姿を消すも、恋人グレタのことが忘れられずベルリンに戻ってきてレミーたちに捕まってしまう。

クロード・ランベール(ガイ・バーネット)

元大使。過激派組織に加担し、クレアに裏の世界からの指令を伝えている。大使館に勤務していたが、現在は逃亡中。分身とともに隠れ家に身を隠している。クレアの裏切りを疑っている。

ローランド・ファンチャー(リチャード・シフ)

外交官。クエイルの義父で、クレアの父。 クレアが裏の世界から来た〈シャドウ〉とすり替わっていることに気づかず、娘として溺愛する。

スペンサー(ケン・デュケン)

〈インディゴ〉のスパイ。クレアとは〈インディゴ〉で共に学んだ幼なじみ。クレアの初恋の人でもある。

裏の世界

ハワード・シルク(J・K・シモンズ/声:壤晴彦)

平行世界からやってきたハワードの分身。こちら側のハワードとは正反対の性格で、大胆不敵な腕利きのスパイ。優秀だが自己中心的で高圧的な男。
離婚した妻・エミリーとの間にアンナいう娘がいるが、夫婦関係、親子関係ともに破綻している。現在はハワードと入れ替わり、表の世界でハワードになりすましている。〈シャドウ〉がクレアであることを知っている。

エミリー・バートン(オリヴィア・ウィリアムズ/声:五十嵐麗)

国連諜報機関の上級職員。戦略部でスパイ防止活動をしている。薬物依存の過去があり、裏ハワードとは離婚している。表の世界から来たハワードと協力し、スパイ養成学校〈インディゴ〉の存在を暴いた。
その後戦略部副部長に任命され、執行部から直々に〈インディゴ〉のリーダーであるミラの捜査を命じられる。表のエミリーが密かに渡航してスパイ活動を行っていたことを知り、ミラとの関係を突き止めようとする。

イアン・ショウ(ニコラス・ピノック/声:神尾晋一郎)

諜報員。裏エミリーと交際中。エミリーが薬物依存で苦しんでいたとき、彼女のそばにいなかったハワードに憎しみを抱いている。エミリーの依頼を受けてミラの捜索にあたる中で、執行部のケースを偶然手に入れる。

ミラ(クリスティアーネ・パウル)

スパイ養成学校〈インディゴ〉のリーダー。クレアを育て、〈シャドウ〉として表の世界に送り込んだ。裏エミリーたちが〈インディゴ〉に乗り込んできた際、証拠隠滅を図って子供たちを殺し、アルドゥスとともに逃亡した。冷酷非情なテロリスト。

オスマン・パラシュ(カラン・オベロイ)

交流局の尋問官。密かにミラと繋がっており、ミラの指示でハワードをエコーに送る。ミラの真意については図りかねている。

アンナ・バートン・シルク(サラ・ボルジャー)

裏ハワードと裏エミリーの娘。 子供の頃にインフルエンザで入院したことがあり、エミリーが薬物に依存するきっかけとなった。冷酷で家庭を顧みない父親を嫌っていたが、表の世界から来たハワードに心を開くようになる。

ヤネク・トームズ(ジェームズ・クロムウェル)

エコーの監視者。執行部と特別な取り決めを交わしており、過去の罪を償うべくエコーに身を置いている。2つの世界の分岐点を探り、同じ人間に違いが出る条件を特定しようとしている。世界が2つに分かれる原因を作った人物。

用語解説

表の世界(アルファ)

現在の私たちが生活している世界のこと。スマートフォンといったハイテク機器が身近にある、現代的なライフスタイルが特徴的。建造物は裏の世界のそれよりモダンで、喫煙が許されている。

裏の世界(プライム)

90年代初めにインフルエンザが大流行し、4年間で人口の7%が減少。都市部の人口も激減した。それ以降、表の世界と大きな違いが生じるようになる。
現在は食用の豚の飼育やタバコの販売が禁止されている。政府は公衆衛生に対する厳しい監視を行っており、医療技術は表の世界よりもはるかに進んでいる。

交差点

表の世界と裏の世界を繋ぐ通路。1987年頃に発見されたと言われている。ハワードが勤務するビルがその場所にあたる。税関のように、身元確認とパスポートチェックが必要。地下に「中間地帯」と呼ばれる中立の領域がある。

インディゴ

裏の世界の局の過激派たちが、表の世界への「秘密工作」を目的として作ったスパイ養成学校。子供の頃からスパイとしての訓練を受け、表の世界へ送り込まれる。

シャドウ

〈インディゴ〉で養成され、表の世界へ送り込まれるスパイの名称。表の世界の自分と入れ替わるため、子供の頃から表の世界の自分に関する情報を叩き込まれ、同じ身体状況を維持することを求められる。

ケース

執行部たちが会話するために使用している通信機器。ある理由から互いに会うことを避け、通信機器で連絡を取り合っている。

各話のあらすじ(ネタバレ有)

交差点の通路が閉じられ、こちら側の交流局はチェックが厳しくなる。税関の地下には刑務所が設けられ、向こう側から合法的にこちらへ渡ってきた外交官や役人たちも全員拘留される。
執行部は局内に潜むスパイを一掃すべく、クエイルのパートナーとして元FBIのスパイ狩りエキスパート、ナヤ・テンプルを戦略部に配属させる。局員同士を監視させ、何かあれば密告させようとするテンプル。
クエイルは逃亡中の元大使ランベールを見つけろと命じられるが、密かにクレアに情報を渡してランベールを逃がしたのは彼自身だった。互いの妻を守るため協定を結んだ裏ハワードとクエイルは、テンプルのやり方に身の危険を感じ、彼女に“情報”を与えて気を逸らさせようとする。
クエイルはクレアから提供された情報をもとに、エドガー・ブラントという配達人を捕まえる。エドガーは〈インディゴ〉から預かった荷物をザクロウの倉庫に届けたと証言し、税関の刑務所内で殺される。
テンプルに情報源を探られたクエイルは、自力で始末をつけることを決意。何かあったときのために、クレアの正体と自身の不正行為について告白した音声をレコーダーに残して金庫に保管する。
昏睡状態から目覚めたエミリーは退院するが、記憶があいまいな上に失語症にも悩まされていた。エミリーは事故に遭ったときのこと、戦略部で仕事をしていたこと、不倫をしていたことを思い出す。
「昔の自分のことが好きじゃない」と話すエミリー。ハワードは初デートの話をして「初めからやり直そう」と彼女を励ます。

〈インディゴ〉から逃亡したミラとアルドゥス。子供たちを見捨てた罪悪感に悩むアルドゥスに対し、使命を遂げることしか頭にないミラは執行部メンバーを訪ね、ケースを手に入れようとする。
ハワードは裏世界の交流局に拘留され、尋問官のオスマンからエミリーが昏睡から覚めたこと、彼女が裏ハワードと長年やりとりをしていたことを知らされる。そんな中、閉じられていたドアが一瞬開き、表世界の執行部から提案が届けられる。
裏世界の執行部は裏エミリーを4階に呼び出し、戦略部副部長に任命する。裏エミリーはその場で〈インディゴ〉のリーダーがミラという女性であること、両世界の執行部は以前からミラの活動について把握していたことを知らされる。
表世界の執行部は、ミラを引き渡せば再びドアを開け外交を再開すると提案。裏エミリーはミラを探して始末するよう命じられる。裏エミリーは拘留中のハワードと面会することを許されるが、ハワードは妻エミリーが自分の昇進を邪魔していたと知り動揺していた。
裏エミリーはかつて自分も夫と娘を守るために同じことをしたと語り、ハワードに真実と向き合うべきだと告げるが、混乱したハワードは「二度と来ないでくれ」と裏エミリーを追い返してしまう。
エミリーはイアンの手を借りて、ミラとアルドゥスの隠れ家を突き止める。だがミラは不在で、逃亡したアルドゥスは屋上から身を投げて自殺を図る。隠れ家にはエミリーに関する書類があり、表のエミリーが裏世界へ来ていたこと、彼らが以前から表エミリーを監視していたことがわかる。
尋問官のオスマンはハワードを手に負えない者と判断し、エコーへ送るよう誘導する。オスマンはミラと繋がっており、エコーに送ることはミラの希望だった。

裏ハワードはセクション・ツーの同僚レミーに呼び出され、彼らの隠れ家に拘束されているボールドウィンと再会する。命の危険に怯えるレミーたちは、ランベールを見つけ出してこちらの世界と取引しようと考えていた。裏ハワードはボールドウィンを逃がすため、レミーたちにランベールを見つけ出すことを約束する。
イアンは裏エミリーからミラと繋がっている古い家の調査を任されるが、家の主は既に殺されていた。イアンは家の庭に埋まっていたケースを発見する。
裏エミリーは自身の記録簿に載っていたリチャード・ラングストンに会いに行き、表の世界のエミリーが接触していたことを知る。エミリーはインフルエンザの原因が90年代初めに表の世界で行われた生物学的実験だと知り、その報告書を執行部に提出していた。ラングストンは「執行部には気をつけろ」と忠告する。
テンプルはエミリーを訪ね、彼女が事故に遭う前に何をしていたか聞き出そうとする。エミリーは「もうひとつの世界へ行ったことがある」と言うが、断片的な記憶だけで目的まではわからなかった。だがアルドリッチが死んだことを知らされたエミリーは、彼はシャドウではないと断言する。
クエイルはクレアに盗聴器を仕掛け、ランベールとの会話を盗聴。チームを率いて偽造ビザ業者のオフィスへ乗り込むが、狙撃されて部下1人を失う。帰宅したクエイルはクレアを責めるも、彼女はランベールが仕掛けた罠だと告げる。そこへ裏ハワードが現れ、互いにとって邪魔な存在のランベールをどうするか話し合おうと持ちかける。
エコーに送られたハワードは、表の世界とは別人のように気さくな裏クエイルに出会う。エコーには裏ハワードに陥れられたマルセルらがいた。マルセルは別人とは気づかず、ハワードを痛めつけて報復する。

裏エミリーは少女時代に母親と訪れたコテージを訪ね、古い教会の近くで「秘密の隠し場所」を見つける。そこには自分の筆跡で書かれたメモや、オスマン・パラシュの写真が〝機密文書〟として保管されていた。
裏ハワードはクエイルとクレアにランベール抹殺計画を持ちかけ、ボールドウィンにランベールを殺させる。ボールドウィンは逃亡を阻むレミーたちをやむを得ず殺してしまう。
エミリーは“ブリキの太鼓”という本を図書館に返しに行き、自分のほかにもその本を頻繁に借りている人物がいることを知る。1時間後、“ブリキの太鼓”を借りにきたのはランベールの分身だった。エミリーはランベールが情報源だったことを知り、テンプルに報告する。
イアンは古い家の庭に埋められていた執行部のケースを友人のモリッツのもとに持ち込み、情報を取り出して欲しいと頼む。だが後日、モリッツは殺されケースはオスマンに奪われてしまう。
エコーに送られたハワードは、ヤネクが2つの世界の分岐点を探していることを知る。ヤネクはハワードが堕落した父親を許容する裏で、実は背を向けていたことを指摘し、その瞬間に分身が解放されたのだと話す。ハワードは偽善ではないことを証明すべく自分に敵意を向けるマルセルに優しく接するが、激しく拒まれる。
クレアはランベールの隠れ家でポープとランベールの会話を録音したデータを見つける。2人の会話を聞いたクレアは、インフルエンザで死んだと思っていた両親が〈インディゴ〉に殺されていたことを知ってショックを受ける。ミラは外交官の娘であるクレアを〈シャドウ〉にするために両親を抹殺していたのだった。
テンプルに呼び出されたクエイルは、殺したはずのランベールと対面し動揺する。

ケースを奪われたイアンは、執行部に対する裏切りを責められる。イアンは10年前に表の世界から裏の世界に逃げ込み、執行部と取引をして新しい身元を与えられていた。執行部は裏エミリーが逸脱した捜査を行っているのではと懸念し、イアンに裏エミリーを連れてくるよう命じる。
地下に保護された裏ランベールは、何年も前から表ランベールと情報を共有していたことを明かす。クエイル夫妻の秘密を知る裏ランベールは、クエイルに大金を要求し取引を持ちかける一方で、テンプルに「全スパイのリストがある」と同様に取引を提案する。
クエイルは裏ハワードに事情を伝え、密かに裏ランベールの暗殺を依頼。裏ハワードは盗んだ銃を手にして裏ランベールのもとへ向かうが、既に何者かによって殺されていた。テンプルは即座に局を封鎖し、犯人捜査を開始する。
裏ハワードがクエイルの指示で銃を盗んだことを知ったテンプルは、裏ハワードにすべて打ち明けるよう迫る。テンプルはクエイルが保身のためにアルドリッチを〈シャドウ〉に仕立て上げたことに気づいていた。
裏ハワードはクエイルに自殺を勧める。覚悟を決めて銃を手にしたクエイルの前に表ミラが現れ、自分を〈シャドウ〉だと証言するよう言い残して命を絶つ。クエイルが録音した告白の音声はミラによって処分されていた。駆けつけたテンプルに、クエイルはミラが〈シャドウ〉だと告げる。
クレアは幼なじみのスペンサーと再会。スペンサーはクレアが表の世界に来たときからずっと見守っていたと語り、2人は一夜を共にする。
一方、エコーにいる表ハワードは、ヤネクから「世界が2つになる原因を作ったのは私だ」という告白を受ける。そこへミラとオスマンが現れエコーを襲撃。ミラは父ヤネクを拉致して立ち去る。
銃撃のさなか、思わず銃を手に取り人を撃ってしまうハワード。ミラを追跡していたエミリーが現れ、ハワードを連れてエコーを出る。

1987年東ベルリン。ヤネクは反体制活動をする息子ライナーを守るために、家族で西へ脱出しようとしていた。だが研究所での作業中、プログラムを実行したまま持ち場を離れ、致命的なエラーで2つの世界ができる原因を作ってしまう。
もうひとつの世界、もうひとりの自分の存在を知った2人のヤネクは、西への脱出を忘れ研究に没頭する。2つの世界は何もかも同じだったが、ヤネクは実験のためにわざと違いを生み出し混乱を引き起こそうと考える。
ヤネクは交差点のあるビルを閉鎖し、マーティン、ジュマ、イルセ、フォルカーの4人の専門家たちとチームを作る。向こう側の5人も合わせた計10人は互いに信頼し合う仲間となり、実験は飛躍的に発展する。
ある日、ヤネクの家に警察が押しかけ、ライナーがてんかんの発作を起こして死んでしまう。だが“向こう側”のライナーは生きていた。世界は完全に分かれ、ヤネクは温かい家庭を求めて密かに“向こう側”へ通うようになる。
1989年、ヤネクたちは交流のための新しい研究機関を作る。扱える秘密のレベルをフロアで分け、4階は自分たちだけの場所とする。1990年、ヤネクは2つの世界で免疫システムが違ってきていることに気づき、向こうにだけ影響を及ぼすウイルスを作る。
裏ヤネクとの関係はますます悪化。ヤネクは自分よりも優位に立つ裏ヤネクを妬み、言い争いの末に殺害。その現場を“こちら側”の娘ミラに見られてしまう。マーティンたちはヤネクを囚人として“向こう側”へ引き渡し、“こちら側”の家族には「ストックホルムに逃げた」と嘘をつく。
ヤネクが作った「ミュンヘン・ウイルス」は“向こう側”の世界に放たれ、インフルエンザが流行。両世界の信頼関係は消え失せてしまう。執行部のメンバーは身を守るために今後会わないことを誓い合い、それぞれケースを手にして交流局を去っていく。
エコーからヤヌクを拉致したミラは、ケースを使って執行部にメッセージを送る。ミラの望みは交差点を永遠に閉じ、戦争を終わらせることだった。
ミラはヤヌクとともに降伏することを約束し、執行部全員に会いたいと告げる。

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