WOWOWの連続ドラマ「フィクサー Season1」(全5話)についてまとめました。
「白い巨塔」「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」などのヒット作を生み出した脚本家・井上由美子氏が新たな挑戦として生み出した目の肥えた大人のためのドラマ。
世の中を裏から操る“フィクサー”の暗躍と、金と権力に群がる人間たちを3シーズンにわたって描いた大作です。
唐沢寿明さん、小林薫さん、町田啓太さんなど豪華キャストによる、先が読めないスリリングなストーリー展開を味わってください。
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Contents
作品概要
- 放送局:WOWOW
- 放送時間:2023年4月23日(日)から毎週日曜22:00~ほか
- 脚本:井上由美子
- 監督:西浦正記
- 音楽:得田真裕
あらすじ
ある夜、総理大臣を乗せた車が事故に遭い、総理は意識不明に。死亡した運転手には飲酒運転の疑いが持たれ、新薬認可を巡る関係性も囁ささやかれる。そんな中、対応に追われる総理秘書官・中埜弘輝(藤木直人)に近づくひとりの男がいた――。「フィクサー」とも呼ばれる男の名は設楽拳一(唐沢寿明)。一方、新聞記者の渡辺達哉(町田啓太)に何者かからタレコミが……。これは本当に事故なのか? 仕組まれた事件なのか?
WOWOW公式サイトより
登場人物(キャスト)
設楽拳一(唐沢寿明)
謎のフィクサー。元ケンズファイナンスの社長。政治家にインサイダー情報を流した罪と傷害で2年8か月服役していたが、出所して再び暗躍する。現職総理の殿村と付き合いがあり、4年前には殿村の事務所のスキャンダルを金でもみ消している。殿村の事故の真相を突き止めるため、秘書官の中埜と手を組む。
丸岡慎之介(要潤)
設楽の秘書兼運転手。設楽とは刑務所内で知り合い、深い信頼関係で結ばれている。義理堅く、受けた恩は決して忘れない。政財界の裏情報を集めるだけでなく、設楽の運転手もこなす片腕。寡黙で謎に満ち溢れている。
中埜弘輝(藤木直人)
殿村総理の首席秘書官。勤勉で優秀な秘書官として殿村から厚い信頼を寄せられている。殿村の事故直後に、設楽から「一緒に真相を探りませんか?」と持ちかけられ、協力することを決める。難病の妻がおり、妻を喜ばせることが仕事のモチベーションにもなっている。
渡辺達哉(町田啓太)
毎朝新聞の政治部記者。周りに流されることなく、真実を追い求める実直な男。総理の事故の真相を追う中で謎の人物「K」からの情報提供を受け、沼田の解剖結果をいちはやく報道する。シングルマザーで看護師の母・響子の生き方を尊敬している。
板倉晃司(小泉孝太郎)
警視庁捜査一課の刑事。ルールにとらわれることを嫌うアウトロー。総理の事故について違和感を覚え、上司の助言を無視して個人的に捜査を進める。4年前に自分が関わった事件の関係者でもある設楽に疑惑を抱き、新聞記者の渡辺と手を組む。
沢村玲子(内田有紀)
報道番組の人気キャスター。ある事件を通して設楽と知り合い、お互いに通じ合う面があると認め合うようになった。殿村総理の事故に関して設楽と情報交換をしているが、設楽が事件に巻き込まれるのではないかと心配している。
須崎一郎(小林薫)
殿村政権下の副総理。一見物腰は柔らかく、政党内でも強い発言権を持つが、本音では話さない怖さを持ち合わせた得体のしれない人物。本郷と繋がっており、設楽にとって因縁深い相手。
本郷吾一(西田敏行)
長年政界を牛耳る伝説のフィクサー。須崎副総理を掌握し、党の運営にも口を出す。殿村の事故後、後継総理を自分の影響の及ぶ人物にしようと企て、それを阻もうとする設楽を抹殺しようとする。
大泉勇作(陣内孝則)
内閣官房長官。総理の事故を受け、意思を確認することなく総理の退任を決める。前回の総裁選で殿村と決選投票で負けて以降、何が何でも総理の座につこうと躍起になっている。
新田さゆり(富田靖子)
政調会長。「女性初の総理候補」としての呼び声が高い。性差別に厳しい論客で、金にはクリーン。大御所政治家の須崎や大泉とトロイカ体制を組んで友好的に見えるが、実は腹を探り合っている。
村川穂積(駿河太郎)
外務副大臣。村川俊介元議員の息子。父と大泉の力添えで、議員としての位置を獲得している。大御所政治家たちに操られていることに対し、このままでいいのかとくすぶっている。
殿村茂(永島敏行)
内閣総理大臣。政策重視のたたきあげの政治家。ある夜、警護をつけず密かに私用の車で外出し、転落事故に遭って意識不明となる。事故直前、設楽に自らの死を匂わせ、「中埜に手を借りればいい。彼は信頼に足る男だ」と話していた。
沼田孝作(飯田基祐)
殿村の運転手。殿村を尊敬し、常に体調を万全に整えていた。殿村を乗せて移動中、意識を失って車ごと崖から転落し、亡くなってしまう。その後、解剖により体内から薬物と微量のアルコールが検出される。
沼田由里(吉川愛)
沼田孝作の娘。父子家庭で自分を育ててくれた父の潔白を信じており、「事故の原因は運転手の飲酒が原因」と報道した記者・渡辺達哉に怒りをぶつける。
渡辺響子(斉藤由貴)
達哉の母。都内の総合病院に務める新人看護師だった頃、ある男と出会い、達哉を身ごもった。一人で子供を産み、看護師をしながら息子を育て上げた。現在は私立病院の女性師長として、患者や後輩に慕われる存在。
佐久田直紀(酒向芳)
サクタ薬品の元社長。心筋梗塞予防薬の認可のため、民自党幹部に多額の金を渡していた。だが殿村が承認を見送ったため、責任を問われて社長を解任された。その後、密約時の音声データを持って身を隠す。
中埜文香(霧島れいか)
中埜弘輝の妻。難病を患っている。闘病生活を送りながら、夫の夢を応援する。
謎の女(秋吉久美子)
各話のあらすじ(ネタバレ有)
設楽拳一(唐沢寿明)が刑期を終えて出所する。1か月後、内閣総理大臣・殿村茂(永島敏行)が事故に遭い、意識不明の重体に陥る。殿村は事故の直前、設楽に「もう長くないかもしれない」と身の危険を伝えていた。
前代未聞の出来事に、首席秘書官の中埜弘輝(藤木直人)は対応に追われる。そんな彼の前に設楽が現れ、「一緒に殿村の死の真相を探らないか」と持ちかける。
事故当日、殿村は誰にも行き先を告げずに外出していた。運転手の沼田孝作(飯田基祐)は5年前から私用車を担当しており、娘の由里(吉川愛)によると彼は常に体調を万全に整えて運転に臨んでいたという。
しかし司法解剖により、沼田の血中から精神安定剤の成分と、微量のアルコールが検出される。中埜からその情報を手に入れた設楽は、毎朝新聞の記者・渡辺達哉(町田啓太)に匿名でリークする。報じられた記事を見てショックを受けた由里は、沼田が禁酒していたことを告げ、渡辺を責める。
官房長官の大泉勇作(陣内孝則)と副総理の須崎一郎(小林薫)は、殿村が意識不明の重体だという事実を隠したまま、殿村の意思によるものとして、総理退任を発表する。そこには、先月週刊誌で報道された民自党幹部とサクタ薬品との密約疑惑の一件を殿村の辞任で終わらせようとする思惑があった。
それを知った中埜は憤り、殿村のために事件の真相を明らかにすべく、設楽に会って協力することを約束する。中埜を監視させていた須崎は、2人の密会を本郷吾一(西田敏行)に報告する。
総裁選出馬を決めた大泉は、元厚生労働大臣の村川俊介に会い、彼の息子・村川穂積(駿河太郎)を閣僚に選任することを条件にバックアップを頼み込む。
設楽はそんな大泉に接触し、総裁選に必要な資金を提供すると持ちかける。
設楽は官房長官の大泉に、「殿村総理の事故には裏がある」と伝えて揺さぶりをかける。大泉は民自党の役員会で思わせぶりな発言をし、中埜は副総理の須崎に呼び出される。須崎から「設楽拳一に会ったか」と問われる中埜だったが、会っていないと白を切る。
設楽は中埜を問い詰め、事故の日に殿村がサクタ薬品の元社長・佐久田直紀(酒向芳)と会う約束をしていたことを聞き出す。社長を解任されて自棄になった佐久田は、ひとりで会いに来なければ民自党幹部との密会時の音声データをマスコミに公表する、と脅して殿村を呼び出したのだった。
犯人は2人の密会を知る人物だと推測した設楽は、音声データを買い取ると持ちかけて雲隠れしている佐久田と接触をはかろうとする。
記者の渡辺は沼田の娘・由里に会い、沼田が5年間禁酒していたという事実を知らされる。由里に「父の名誉を回復してほしい」と訴えられた渡辺は、捜査一課の刑事・板倉(小泉孝太郎)と出会い、殿村の事故の真相を突き止めるため協力し合うことを決める。
渡辺はあらためて由里と会い、事故について調べ直すことを約束する。そして由里から沼田の手帳を見せてもらい、最後のページに記されていた葉山の別荘に注目する。渡辺から情報をもらった板倉は、別荘の所有者が佐久田の祖母だと知り、殿村が事故の日に向かった場所が佐久田の別荘であることに気づく。
一方、設楽の動向が気になる須崎は、本郷の屋敷を訪れ、邪魔な設楽と佐久田を排除してほしいと頼む。
設楽は佐久田と会う約束をとりつけ、彼が身を隠している葉山の別荘へ向かう。同じ頃、板倉もまた別荘へ向かっていた。だが板倉が辿り着くと別荘は炎上しており、炎の中から設楽が飛び出してくる。
設楽は板倉に「私がやりました」と告げ、警察署に連行される。
板倉の取り調べを受けた設楽は、別荘には誰もいなかったと話す。やがてタクシー運転手の証言により、設楽が到着した時刻には別荘がすでに燃えていたことが判明。釈放された設楽は板倉に「情報交換しないか」と持ちかけるが、突っぱねられる。
別荘から佐久田を拉致したのは本郷だった。それを知った須崎は設楽が放火を虚偽申告したことを訝しく思い、秘書官の中埜に設楽の目的を探るよう命じる。
設楽は炎上する別荘に飛び込み、佐久田のパソコンから音声データを持ち出していた。中埜は須崎から「データを入手すれば参院選に立てるようにしてやる」と持ちかけられ、設楽の留守を狙ってデータが入ったUSBメモリを盗み出す。
記者の渡辺に設楽との関係を問われた板倉は、4年前の事件について語る。殿村の事務所に勤めていた25歳の女性職員が自殺し、遺族は上司のパワハラがあったと証言していたが、その後「勘違いだった」と急に証言を取り下げたのだ。設楽が金で黙らせたのだと板倉は考えていた。
設楽に興味を覚えた渡辺は、彼が口にした「この門をくぐるものは希望を捨てよ」という言葉について調べ、ダンテの叙事詩「神曲」に登場する地獄の門に刻まれる銘だと知る。そして謎の提供者「K」のメールのタイトルも、それぞれ「神曲」に由来するものだと気づく。
渡辺は「K」の正体が設楽拳一ではないかと推測し、面会を求めるメールを送る。だが翌日、「K」は待ち合わせ場所に現れなかった。
総裁選出馬を表明した新田さゆりは、官房長官の大泉、副総理の須崎、元厚生労働大臣の村川俊介が密会しているという情報を得て、この3人が佐久田と密約を交わしたのではないかと推測する。そして村川の息子・穂積を揺さぶり、取り込もうとする。
報道番組のキャスター・沢村玲子(内田有紀)は、殿村の妻・久仁子に接触し、病室の暗証番号を盗み見てひそかに殿村と面会する。そのとき昏睡状態の殿村が目を覚まし、玲子は急いで設楽を呼ぶ。玲子はかつて殿村を愛していたことを明かし、「あなたなら本当のことが聞ける」と設楽に告げる。
設楽は意識を回復した殿村と会い、状況を説明する。そして事故を仕組んだ犯人をあぶり出すため、意識が戻ったことを伏せてほしいと頼む。玲子は殿村との不倫関係を殿村の妻・久仁子が知っていたことに動揺する。
中埜が設楽から盗んだUSBメモリーはダミーだった。騙されたと気づいた中埜は設楽のもとに乗り込むが、逆に問い詰められ、サクタ薬品と密約を交わした人物が須崎、大泉、村川の3人であることを白状する。
設楽から殿村が目を覚ましたと知らされ、病院に駆けつける中埜。殿村は議員を勇退して娘婿に地盤を継がせると言い、娘婿の秘書を務めてほしい、と中埜に頼む。
須崎は中埜を本郷の屋敷へ呼びつけ、政治家への道を餌にこちら側につくよう決断を迫る。さらに難病を抱える妻・文香(霧島れいか)のために医者を紹介すると言われ、中埜は殿村を裏切る決意を固める。須崎は総裁選への出馬を表明し、村川親子も彼を支援する。
中埜から殿村の回復を知らされた須崎は、殿村と面会するため入院先の病院を訪ねる。そこへ設楽が現れ、須崎が総裁選出馬のために中埜を利用し、密約問題を片付けようとしたことを指摘する。
設楽は村川穂積に会い、父親の代役ではないことを主張したいのなら総裁選に出馬すべきだと意見する。締切当日、村川は緊急記者会見を行い、総裁選への出馬を表明する。設楽が仕組んだことに気づいた本郷は、須崎に辞退を勧めたうえで、設楽を始末するよう命じる。須崎は中埜に設楽の始末を任せるが、妻の文香を亡くした中埜はそれどころではなかった。
記者の渡辺は社内の圧力で取材を続けることができなくなり、謹慎中の板倉に沼田の潔白を証明してほしいと頼む。板倉は設楽との取引に応じることを決め、ホテルを訪れる。すると設楽は「事故を仕組んだ犯人がわかりました」と言う。
設楽から犯人の名前を告げられた板倉。しかし証拠を精査するまでは公にできない、と渡辺には教えなかった。一方、須崎は妻を失ったばかりの中埜に、設楽を排除するよう命じる。
村川穂積の出馬により、総裁選の行方は誰にもわからなくなった。だが設楽は、候補者3人が過半数を確保できずに大泉と新田で決選投票をする流れになるだろうと読む。新田さゆりと密会した設楽は、村川を説得できると豪語し、もし総裁になれたら望みをひとつだけ叶えてほしい、と新田に告げる。
本郷は民自党幹部の須崎らを自宅に招いてパーティーを開く。そして監禁中の佐久田を「新しい友人」として皆に紹介する。
総裁選当日。設楽の読みどおり過半数を得た候補者はおらず、大泉と新田による決戦投票となる。そして村川の知村会が新田に投票したことで、新田が民自党の総裁に決定する。
設楽は中埜に呼び出され、彼の自宅を訪れる。中埜はお茶に睡眠薬を混ぜて設楽に飲ませようとするが、設楽は犯行を見抜いていた。運転手の沼田に酒と薬物を飲ませ、事故を引き起こした犯人は中埜だった。設楽は最初から中埜が犯人だと推測していたことを明かす。
自殺を図ろうとする中埜だったが、設楽に止められ思いとどまる。そして駆けつけた板倉によって逮捕される。沼田の体内から検出された薬物は、中埜の妻・文香が病院で処方されていた薬と一致していた。
警察で取り調べを受けた中埜は、20年尽くしてきた殿村に裏切られ、政治家になる道を断たれたと話す。そのことを妻に打ち明けることができず、事故でも起こせば殿村が失脚し、妻も納得してくれると考えたのだった。
設楽は事故の真相を殿村に話し、高い理想を追うことにとらわれて人を見捨ててきた結果だと殿村を糾弾する。あなたは総理の器ではなかったという設楽の指摘を、殿村は素直に受け入れる。
設楽は初の女性総理となった新田に、須崎を幹事長にしてくれと頼む。理由を問われても「そのうちわかる」とはぐらかす設楽。
本郷の屋敷から、監禁されていた佐久田が逃亡する。佐久田は金庫に預けていた物を封筒に入れてポストに投函するが、その直後に本郷の手下に見つかってしまう。その後、佐久田の遺体が発見され、警察は自殺として処理する。
渡辺はデスクに掛け合い、中埜が逮捕された件を取材する。小さな記事ながらも新聞に掲載されたことで、由里は「生きていく勇気が出た」と渡辺に感謝を伝える。
渡辺は母・響子(斉藤由貴)の部屋で、数片の新聞記事の切り抜きを見つける。それらはすべて設楽を報じたものだった。
丸岡は本郷の屋敷を訪れ、今回の件は力不足だったと謝罪する。丸岡は本郷の命を受けて設楽を見張っていたのだった。本郷は丸岡に札束を渡し、「このままじゃ終われないだろ」とけしかける。
かつて旅館の跡取り息子だった設楽は、少年時代に本郷と会っていた。本郷は幼い設楽に「ヒーローになりたいなら、政治家になれ」と告げていた。
感想(ネタバレ有)
犯人が意外だったところは面白かったのですが、「妻を納得させるため」という動機に首をひねってしまった…。
殿村総理を狙った犯人は明らかになったものの、不穏な要素はなにひとつ片付いてませんね。むしろ、今回の件でいっそう設楽を取り囲む空気が重くなった気がする。
実は3月に本作の完成披露試写会に行ったんですけども、そのときの舞台挨拶で唐沢さんがしきりに「僕の役は本当に気持ちが悪いんですよ」と繰り返していたんですよね。第1話を見た限りではそうは思わなかったけど、今はちょっと納得できました。
最後まで見ても設楽が何を考えてるかわからない! そういう意味で不気味!
- 密約時の音声データの行方
- 設楽が須崎を幹事長にした目的
- 丸岡の正体と目的
- 板倉の過去
- 渡辺の母・響子と設楽の関係
- 画廊の女性の正体
- 本郷と設楽の関係
- 設楽の最終目的
事故の真相も、陰謀というよりは個人の恨みだったので、サクタ薬品との密約問題は未だ解決せず。
最終話で設楽が受け取ったのは、佐久田社長が殺される前に投函した封筒で、中身はたぶん密約時の音声データと思われます。これを設楽がどう使うのか。
そして設楽の忠実な部下と思われた丸岡が、実は本郷が送り込んだスパイだったことが判明。丸岡については「過去に殺人事件を起こして服役していた」ということしかわかっておらず、ほぼ謎だらけの男なので、こちらも非常に不気味です。
本郷と設楽の関係も謎めいていますよね。
設楽の過去の回想シーンで、彼の両親が旅館を営む様子が描かれていました。その後、父親が亡くなり、母親が多額の借金を抱える羽目になったことも。その頃に本郷と出会っていたのなら、その件に本郷が絡んでいるということなのか。
シーズン2は2023年7月9日(日)スタート。今度は渡辺記者の冤罪をめぐる法廷劇になるのでしょうか? 予告を見ると、鈴木保奈美さん、石黒賢さんらが新たにキャストに加わるようです。楽しみ。
追記
「フィクサー Season1」が2023年日本民間放送連盟賞 番組部門(テレビドラマ番組)「優秀」を受賞しました。
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