WOWOWの連続ドラマ「真犯人」第4話のあらすじと感想です。
あぁ…そんな…。
まさかの展開に驚きました。
辰川さんも重藤さんも辛い。
特別捜査班、解散です。
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第4話のあらすじ
平成20年。日下(小泉孝太郎)は重藤(上川隆也)に言われるまま、理恵(内田有紀)に「真犯人がわかった」という重藤の言葉を伝える。重藤は理恵が何か隠していると推測し、泳がせようとしていた。
昭和63年。重藤らの捜査は追い込みに入る。だが本庁から呼び出しがあった榛(高嶋政伸)は、大きな動きを控えるよう重藤に釘を刺す。
辰川(でんでん)は、事件当日に守が飛び出していくのを見たという主婦に再び話を聞く。彼女が見たのは守ではなく姉の理恵だった。辰川は尾畑清三(北見敏之)に疑念を抱く。
辰川は「彼女が見間違えることは計算ずくだったのではないか」と清三を問い詰めるが、清三はその夜「警察にあらぬ疑いをかけられた 死をもって抗議する」という遺書を残して自殺する。
一方、米山克己(夙川アトム)を疑う勝田(田中要次)らは、米山が誘拐事件の同じ年に起きた連続爆破事件の共犯者だったことを知る。米山は誘拐事件とは無関係だった。
警察の失態は大きく報道され、激怒した榛は、重藤だけでなく定年まで残り1年の辰川にも責任を取らせようとする。榛に現場への理解を訴える重藤だったが、榛は冷酷な態度を貫く。
特別捜査班は解散となり、重藤は全ての責任を負い辞職。辰川は重藤の尽力で辞職を免れ定年まで勤め上げたが、17年前に手帳を重藤に託して亡くなっていた。その手帳には、「尾畑家は真犯人を知っている」という走り書きが。
日下は、須藤勲(尾美としのり)が殺される直前、事件当時理恵の友達だった杉山敦子の父・健三を見舞っていたことを知る。日下は理恵から話を聞こうとするが、理恵は警察の目をくらまして逃亡する。
第4話の感想(ネタバレを読む)
ああ~めちゃくちゃ続きが気になる!!
勝田班が追っていた米山は、なんと別の事件の容疑者だった。須藤勲は、子煩悩ではなかった。そして清三さんの自殺。特別捜査班が真相解明直前に解散せざるを得なくなったのは、これが理由だったんですね。
榛は腹立つけど、さすがに捜査を続行するのは難しいかもしれない。被害者遺族が警察のせいで自殺したとあっては、世間が許さないでしょうから。
ひとりで淡々と資料を片付ける重藤さんの姿が悲しくて辛かった。勝田さんも小此木さんも、そして辰川さんも、みんな無念でならなかったでしょうね。
第1の筋読みも、第2の筋読みも、外れていました。
残ったのは、第3の筋読みだけ。
辰川さんは、間違いなく真実に近づいていた。
そして特別捜査班が解散となった後も、ひとりで捜査を続けていた。
辰川さんがたどり着いた、真犯人。わたしにはさっぱりわからないけど、小枝子か理恵しかいないよね。清三さんが、自殺してまで真相を隠蔽しようとしたのだから。
理恵は事件当時まだ子どもだから、誘拐事件をでっち上げたのは小枝子と清三なんだろうなぁ。問題は、守くんを殺したのが誰かってこと。
ここからは、わたしの推理。
清三さんが守くんを連れて、引っ越しの前日に三島の家へ行ったというのは、ウソなんじゃなかろうか? 引っ越し当日、理恵が敦子ちゃんと遊んでいたというのもウソで。杉山さんに頼んで、ウソの証言をしてもらったのかもしれない。
あるいは、杉山さんは、事件に関する何かを知っていた。須藤勲は杉山さんのお見舞いに行ってその話を聞いて、真犯人は小枝子だと思った。それであの日、小枝子を呼び出して確かめようとして、殺された。
でも、本当の真犯人は、小枝子ではなく理恵だった可能性もある。
弟を殺したショックで、当時の記憶を失っているのかも…?
来週はいよいよ最終回です。
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