ネタバレ有「郵便探偵 ロストレターズ・ミステリー」各話あらすじ・登場人物(キャスト)・予告動画

海外ドラマ「郵便探偵 ロストレターズ・ミステリー」あらすじキャスト

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海外ドラマ「郵便探偵 ロストレターズ・ミステリー」(全5話)についてまとめました。

郵便局員4名が配達不能の郵便物をしかるべき受取人に届けるため、郵便探偵チームに大変身!手紙や小包を届ける過程で、人の命を救い、犯罪を解決し、古い愛を復活させ、そして受取人たちの未来を変えていく異色のロマンティック・ミステリー!

AXNミステリー公式サイトより

遺失郵便課の4人が配達不能の郵便物の受取人を追跡し、過去の未配達の手紙や小包に隠された謎を解き明かすという異色のミステリードラマ。IMDbの評価は7.7。

手紙を扱うということもあり、2010年代のアメリカを舞台にしつつもレトロで懐かしい空気感(大好き)。全体的に温かい雰囲気に包まれたハートフルなドラマです。宛先不明の郵便物をめぐる謎と人間ドラマもとても面白く、好奇心を掻き立てられます。郵便局員4人の恋模様も見どころ。

※この記事は随時更新中です。各話視聴後、加筆修正します

作品概要

  • 放送局:AXNミステリー
  • 放送時間:2023年1月11日(水)から毎週水曜16:00~
  • 製作国:アメリカ・カナダ(2013年~2018年)
  • 原題:Signed, Sealed, Delivered
  • 原案・脚本:マーサ・ウィリアムソン
  • 監督:スコット・スミス/ケヴィン・フェアほか

あらすじ

Dead Letters Office(遺失郵便課)は、配達不能となった手紙や小包を調査して再配達するのが業務である。郵便物を愛好する昔気質の紳士オリバー、記憶力の優れたリタ、考察力にたけたノーマンのチームに、人事の手違いでシェーンが配属されてきた。希望の部署へ移れるまでの我慢とわりきっていたシェーンだったが、ある恋人たちの手紙をきっかけに、メンバーとの絆を深めていく。

AXNミステリー公式サイトより

予告動画

登場人物(キャスト)

オリバー・オトゥール(エリック・メビウス)
郵便局員。配達不能の郵便物の受取人を追跡する遺失郵便課(Dead Letters Office)のリーダー。手紙が人間のコミュニケーションにおいて重要であると信じている。信仰心が厚く、アナログを愛する昔気質の紳士。2年前に突然別れを告げてパリへ旅立った妻からの手紙を待ち続けている。

シェーン・マキナニー(クリスティン・ブース)
郵便局員。オリバーとは真逆のITスペシャリスト。人事の手違いで遺失郵便課に配属され、当初は転属を希望していたが、持ち前の行動力と好奇心の強さから手紙の追跡調査にのめり込む。

リタ・ヘイウィズ(クリスタル・ロウ)
郵便局員。遺失郵便課のメンバー。人並み外れた驚異的な記憶力を持つ。夢見がちな乙女で、ノーマンに全力でアプローチ中。

ノーマン・ドーマン(ジェフ・グスタフソン)
郵便局員。遺失郵便課のメンバー。内気でシャイな性格。考察・分析力に長け、筆跡から書き手の年齢や性格まで言い当てる。

第1話

ケリー(Laci J Mailey)
重病を患う女性。ビルのエレベーターで偶然出会ったチャーリーと恋に落ち、一日だけという約束でデートをする。その後、チャーリーに宛てて手紙を書くが、予想外な出来事により投函されずに1年が過ぎてしまう。

チャーリー(ベン・ホーリングスワース)
会社員。エレベーターでケリーと出会い、彼女の「自分を大切に。人生は短いから」という言葉をきっかけに、不満だらけの会社を辞める。ケリーに恋をし、「明日の朝、僕の家に来てほしい」と伝えて別れるが…。

第2話

運命の人

サム(グレイストン・ホルト)
コロラド州エバーグリーンにある〈ヒメユリ 山の牧場〉の経営主。幼い頃からマリーを想い続けている。大人になってマリーと再会し、彼女に婚約者がいることを知って冷たい態度を取ってしまうが、その後考え直して彼女に本心を伝える手紙を書く。

マリー(エミリー・ウラアップ)
微生物学者。世界保健機関(WHO)で働いている。会議が開催された牧場で幼なじみのサムと再会するが、パトリックとの結婚式を“次の土曜日”に控えていた。

絆のカンバス

ダニー(ジェフリー・バラード)
ニューヨーク在住の画家。大学進学をめぐって父ヘンリーと衝突し、勘当同然で家を出た。以来、一度も父と会っていない。仲直りするため、ヘンリーに手紙と荷物を送るが…。

ヘンリー(ポール・マクギリオン)
ダニーの父。自動車修理店を経営していたが、現在はバーの2階に住んでいる。店を継ぐことを拒み、画家になる夢を選んだダニーを許せずにいる。

各話のあらすじ(ネタバレ有)

ケニーという女性がタクシーの運転手に手紙の投函を頼むが、運転手は手紙を落としてしまう。
1年後。郵便物を愛する昔気質の紳士オリバー、記憶力の優れたリタ、考察力にたけたノーマンが所属する遺失郵便課(Dead Letters Office)に、人事の手違いでシェーンが配属されてくる。彼女は本来配属されるはずだったダイレクトライン事業(DLO)への転属を申請し、書類が受理されるまでの数週間だけ籍を置くことに。
今回オリバーが選んだのは、宛先の住所が滲んで読み取れないピンク色の封筒の手紙。差出人はケリーで、宛名はチャーリー、自転車の記念切手が使われていた。オリバーは住所を特定するために封を開け、手紙を読む。
それは1年前に書かれたもので、差出人の女性ケリーがエレベーターで偶然出会った青年チャーリーと恋に落ち、一日だけという約束で公園デートをして別れたことが綴られていた。手紙の中で、彼女は重病を患っていることを打ち明け、いずれ死ぬ運命だから別れたが、もし治療がうまくいったら1年後の6月26日午後6時に橋の上で再会したいと伝えていた。
約束の日まであと3日。手紙の内容からチャーリーの家の住所を突き止めたオリバーたちは、規則に則ってケリーの手紙を再送する。だがシェーンが確認すると、チャーリーは1年前から家を留守にしていた。彼は殺人容疑をかけられて拘留されていたのだ。
被害者のロジャーが殺されたのは、チャーリーがケリーとデートをした6月26日だった。オリバーとシェーンは拘留中のチャーリーと面会し、彼の無実を証明するためケリーを捜し出して証言を頼もうとする。だが彼女が参加した臨床試験を調べると、生存している被験者は1人もいなかった。ケリーがもうこの世にいないことを知り、落胆するチャーリー。
さらに、遺失郵便課が閉鎖されることになり、オリバーたちは意気消沈する。諦めきれないシェーンはネットにあげられていたケリーの写真を探し出し、その中から1年前の6月26日のチャーリーのアリバイを証明する写真や、犯人らしき男が写っている写真を見つける。
オリバーたちが証拠写真を弁護士に届けたことによって、チャーリーの無実が証明され、彼は釈放されることに。約束の6月26日。チャーリーが橋の上へ行くと、自転車に乗ったケリーが現れる。彼女は臨床試験に登録だけして参加せず、ボストンで治療を受けていたという。2人は一年ぶりの再会を喜ぶ。
遺失郵便課が殺人事件を解決したという新聞記事が載り、閉鎖の話は白紙になる。それどころか、今後は西部や中部地区の誤配も担当することに。シェーンは新しい事業部への転属を断り、遺失郵便課に残ることを決める。

運命の人
コロラド州エバーグリーンで牧場を営むサムは、幼なじみのマリーに手紙を書く。だが手紙はトラックの荷台から落ち、投函されないまま行方不明になる。
遺失郵便課に新しい上司コーラがやってくる。厳格な彼女は新しい方針を打ち出し、手紙の調査が今日中に終わらない場合、処分するよう命じる。オリバーたちはエバーグリーンの消印が押された古いラブレターの調査に取りかかる。
手紙の差出人はサム。牧場を営む彼は、幼い頃からいつも一緒に休暇を過ごしてきた宿泊客のマリーを思い続けていた。だが彼女の大学進学を機に連絡が途絶え、数年後2人が偶然再会したときには、彼女には婚約者がいた。傷ついたサムはマリーを突き放したものの、やはり自分の本当の気持ちを伝えようと手紙を書いたのだった。
マリーの結婚式が行われる“次の土曜日”までに手紙を届けようと、サムの牧場を訪ねるオリバーたち。だがその手紙は8年前に書かれたもので、マリーはすでに結婚して子供をもうけ、幸せに暮らしていた。
それを聞いたサムは手紙を燃やし、「俺の負けだ」とつぶやく。違和感に気づいたノーマンは、マリーと一緒にいた男が夫ではないことに気づく。彼女の夫は家を出ていき、一緒にいたのは弟だった。
リタはサムが燃やした手紙の内容を、一言一句間違えずマリーに伝える。オリバーたちに背中を押され、サムに会いに牧場を訪ねるマリー。マリーと再会したサムは、彼女のために建てた小屋へ案内する。

絆のカンバス
オリバーは2年前に突然パリへ行ったきり連絡のない妻からの手紙を待ち続けいた。そんな彼から「社交ダンスのパートーナーになってほしい」と頼まれたシェーンは、発表会に向けて練習に励む。
コーラはリタが書いた小説『辺境の伯爵夫人』を読んで絶賛する。それは彼女が無意識に自分の恋を描いたもので、物語に登場する男女のモデルはリタ自身とノーマンだった。
ノーマンがシュートに挟まっていた荷物を見つけ、オリバーたちは調査に取り掛かる。荷物の中には、差出人のダニーが父親ヘンリーに宛てて書いた手紙が入っていた。幼い頃から絵を描くことが好きだったダニーは、父親が営む自動車修理店を継ぐことを拒み、ケンカして家を飛び出していた。それ以来一度も会っていない父に、「自分が成功した証」と謝罪の手紙を送ったのだ。
オリバーたちはヘンリーの家を突き止めるが、彼はがんを患ったことで仕事を失い、現在はバーの2階に住み込んで清掃員をしていた。ダニーのことを伝えて荷物を届けるオリバーとシェーンだったが、ヘンリーは荷物の受け取りを拒む。
ダニーについて調査を進めると、彼は3年前に火事で亡くなった人気画家D・H・ループレヒトと判明する。ダニーが父親に贈ったのは、3部作のうちのひとつである1枚の絵だった。絵の中に3人の家族が描かれていることに気づいたシェーンは、ダニーと妻サラの間に子供がいるのではないかと推測する。
オリバーとシェーンは再びヘンリーと会い、彼にダニーの死と孫のダニエルの存在を伝える。ヘンリーはビデオ通話でサラと話し、絵を持って会いに行くことを約束する。
リタの小説に感銘を受けたコーラは、退職して自伝を執筆することを決める。社交ダンスの発表会当日、オリバーは「もう踊る必要がなくなった」とシェーンに話す。彼が社交ダンスを習い始めたのは、妻が帰ってきたときに一緒に踊るためだった。その日は、2人の結婚記念日だった。

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