海外ドラマ「法医学医ダニエル・ハロウ」第2話のあらすじと感想です。
今回は採石場で死んだ女性の事件。
同時に、第1話で見つかったコンクリ詰め白骨遺体の調査も。
恩師のジャックなる人物も登場し、まずいところを見られてしまいます。
Contents
第2話「証拠隠滅」あらすじ
ハロウはボラボラ島へは行かず、仕事を続けることを上司のパヴィッチに報告。川底から引き揚げられたコンクリート詰め遺体の担当を申し出る。
タクシー運転手をしていた女性フィリッパ・ウェッドバーグの遺体が採石場で発見され、現場を訪れたハロウは奇妙な足跡を見つける。
彼女は死後に胸部を切り裂かれており、解剖の結果、心臓内にセイヨウトネリコの木のとげが残っていたことがわかる。
トネリコは中世のクロスボウの矢柄に使用されていることが多く、ハロウとダスはオリジナルの武器を製作する男からクロスボウの矢を買ったブレイクとアンナに辿り着く。
黒魔術に傾倒するブレイクは、バーの店員シャーロットとともに被害者の女性を獲物に見立てて“狩り”を行っていたのだった。女性の胸部を裂いたのは、凶器が中世のクロスボウであることを隠すためだった。
ハロウが研究所に戻ると、助手のサイモンがコンクリート詰め遺体から大腿骨を取り出していた。明日の朝ラボに回して分析してもらうというサイモン。
ハロウは友人のジャックが入所している老人ホームで向かいの部屋の老人のDNAを密かに採取し、すり替える。
第2話の感想(ネタバレ有)
木のトゲからクロスボウを導き出す
採石場の女性を殺したのは、黒魔術に傾倒するシャーロットとブレイク。女性を“獲物”に見立てて、クロスボウで“狩り”をしたのです。
海外ドラマを見ているとこういう犯人たまに出てきますが、気分が悪くなりますね…。
現場に残っていた奇妙な足跡は、クロスボウの弦を引くために足で押さえたときの痕跡でした。被害者の胸を切り裂いたのは、証拠隠滅のため。
被害者の心臓内に残っていたわずかな“木のトゲ”からクロスボウを導き出すハロウ。中世のクロスボウの矢にはセイヨウトネリコが使われていることが多いとのこと。博識ですねぇ。
大学の学部長キャロル、元警察官のルイス、そして恩師のジャックなど、ハロウは意外と友人が多そう。異端児だというので勝手に一匹狼を想像してました。
家族に打ち明けようとするハロウ
ファーンは父親に裏切られ、また連絡を絶ってしまいました。
住所は決まっておらず、留守宅(空き家?)を狙って忍び込み、勝手に寝泊まりしているようでした。一緒にいたのはボーイフレンドのカラン。
ファーンを傷つけたことで 元妻ステファニーに責められ、ハロウは一瞬「実は…」と事情を打ち明けようかと躊躇していました。
話そうとしたってことは、ステファニーは例の遺体のことを知ってるんだろうか?
その後、ファーンの居場所を見つけ出し、旅行をキャンセルした理由について扉越しに説明しようとするハロウ。でもやはり言えず…。
一瞬でも家族に話そうとするところが引っかかりますね。
何がなんでも隠し通さなければ、という深刻な感じではなさそう。
やはりハロウが殺したわけではないのかな。
遺体のDNAをすり替える
職場に復帰し、コンクリ詰め白骨遺体の担当に自ら手を挙げるハロウ。警察官のソロヤには「国内屈指の法医学医」と持ち上げられ、身元の特定を急かされます。
が、ハロウは明らかに消極的。業を煮やしたのか、ソロヤは助手のサイモンに頼んで大腿骨を取り出してもらい、DNA分析に出すことに。
ハロウは老人ホームにいる恩師のジャックを訪ね、遺体のことを「調べていくとやっかいな人物」と語っていました。そして、証拠を偽装したことがあるかと聞きます。
ジャックはかつて、殺人犯を逮捕させるために証拠を偽装しようとしたけれど、結局できなかったと語りました。
ハロウはあの白骨遺体の身元をどうしてもバラしたくないようで。
夜、こっそり老人ホームに忍び込み、ジャックの向かいの部屋の老人ホヴァードのDNAを採取。白骨遺体のものとすり替えました。
ところが老人のDNAを採取しているとき、ジャックに見られてしまったんですよね。ジャックは何も言わなかったけど、ハロウはどう弁解するんだろう。
っていうか、なんでドアを閉めておかなかったのよ!
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