「法医学医ダニエル・ハロウ」第6話のあらすじと感想です。
ハロウが必死に隠蔽工作をしたにもかかわらず、白骨遺体の正体へ確実に近づいていくダス。ハロウにとっては彼女が優秀な捜査官であることが誤算でしたね。
ハロウとダスが仲良くなればなるほど、幸せから遠のいていくように感じてしまいます。
Contents
第6話「隠蔽工作」のあらすじ
線路でデンマークから来た若い女性ロッテ・ベンチェンの轢死体が見つかる。エネルギー省のスー・ラッチフォードは、中国との採掘契約で世界中のマスコミが注目していることを理由に、捜査に口を出してくる。
ロッテはその夜、恋人ヤニクと高級ホテルのペントハウスを利用していたことが判明。部屋を借りていたのは中国の巨大企業の経営者ハリー・ウェイだった。
ウェイはナイトクラブで2人に出会い、ホテルに誘って性交渉に及んだが、問題が発生してヤニクは窒息死。その現場を見たロッテも口封じのため殺害し、自殺を偽装したのだ。
ハロウはウェイが出席するパーティーに潜り込んでグラスを盗み、ウェイのDNAを採取。ロッテから出た体液がウェイのものだとわかるが、違法捜査のため証拠としては認められず、ウェイは中国へ帰国してしまう。
ダスはステファニーの再婚相手で元警察官のロバート・クインが行方不明だと知り、コンクリート詰め遺体の火葬を延期する。
ダスの訪問を受けたステファニーはクインの腕に金属プレートが入っていたことを伝え、川で発見された遺骨がクインだとわかれば生命保険が入り、家を取り戻すことができるとハロウに告げる。
ダスはクインの携帯から位置をたどって森と貯水池に辿り着き、貯水池に沈んでいた車を発見する。
第6話の感想
ロバート・クインを憎んでいたハロウ
ダスが白骨遺体の正体に辿り着いてしまいました。
遺体はステファニーの再婚相手ロバート・クイン。妻のステファニーはクインの腕に金属プレートが入っていたことを証言。 火葬場に送られた遺体も戻ってきました。万事休す。
クインの人柄についても、だいたいわかってきました。
以下は、ハロウが語ったクインの人物評。
- 人気者で同僚にも好かれていた
- 俺さえ惹かれた魅力的な色男
- ステファニーが教師に復帰できるよう仕事を辞めた
- 当初は理想的な夫に見えた
- その後、ギャンブルに嵌まって借金を作った
- 家を抵当に入れて、土地を取られた
ハロウは相当クインを憎んでいたみたいですね…。
いったいクインとハロウの間に何があったのか。
ステファニーはクインが死んだことを知らなかったから、彼女は事件とは無関係のようです。「死亡診断書があれば生命保険が手に入る」と言っていたしね。
ダスはどこまでハロウを疑っているんだろう。彼が事件に関わっている可能性もある程度は考えているよね……きっと。
ハロウは殺人犯なのか?
クインの携帯から彼が最後に訪れた場所も判明。貯水池の底からクインが乗っていたと思われる車が発見されました。
頭部が見つかったら身元確定ですよね……どこにあるんだろう。
一方、今回の事件は中国企業絡みで初の未解決に。殺人犯のハリー・ウェイは何の罰も受けずに中国へ帰ってしまいました。
「ま、こういうときもあるハロウ。殺人犯が逃げおおせるときもな」
ニコルズはハロウを慰めるつもりで言ったのでしょうけど、ハロウは複雑な表情でした。ウェイのことではなく、自身のこととして受け止めたのかもしれません。
ということは、ハロウがクインを殺したということでしょうか…。わたしは死体遺棄だけかと思ってたけど、殺人の可能性も高まってきました。
ハロウの娘ファーンは、ハロウとダス、ステファニーとジェシーがいい感じになっていることを知って傷ついた様子でした。
ハロウとステファニーが離婚した理由も気になりますね。
ダニエル・ハロウ記事一覧