「法医学医ダニエル・ハロウ」第8話のあらすじと感想です。
ついに頭部の骨が発見されてしまった…!
それによって、白骨遺体はロバート・クインと特定されることに。
ニコルズは特別捜査班を結成し、本格的にクインの失踪事件を捜査し始めます。ステファニーはクインの指輪を持っていたことがバレて、殺人犯として疑われることに…。
Contents
第8話「川辺の秘め事」あらすじ
アルダリー高校のボート部に所属するリース・ウィアが州大会の翌日に死亡する。川にボートを降ろそうとして転倒し、段差で頭部を強打したと思われたが、解剖の結果アナフィラキシーショックを起こしていたことが判明。
リースは同性愛者であることをカミングアウトしており、彼のロッカーには「彼に構うな」と書かれた紙が入っていた。その後、リースが精液アレルギーだったことや、死ぬ直前に誰かとオーラルセックスをしていたことがわかる。
ハロウはボート部の部員たちにDNA検査を要請するが、ショーンの父ジュリアンから猛反発される。リースの後頭部の傷は現場の段差と一致せず、ショーンの家の噴水の段差と一致する。
州大会の夜、ショーンはリースと家の前で性的な行為におよび、リースはアナフィラキシーショックを起こした。2人が一緒にいるところを見た父親のジュリアンはリースを突き飛ばして転倒させ、負傷したリースを放置して死なせたのだった。
ジュリアンは息子のショーンが同性愛者であることを認めず、リースに「彼に構うな」という警告を送って息子から遠ざけようとしたのだ。サイモンはジュリアンのショーンに対する傍若無人な態度に我慢できず、彼を殴る。
川底で頭部の骨が見つかり、ロバート・クインと特定される。ステファニーの家でクインの結婚指輪を見たダスはニコルズに報告し、ステファニーを疑うニコルズは彼女の家を家宅捜索する。
ファーンから連絡を受けたハロウはダスの裏切り行為に激怒するが、やがてステファニーのアリバイが成立し2人は和解。ハロウは14歳の時に父親が自殺したこと、父を解剖した法医学医ジャック・トワインに救われたことを打ち明ける。
ニコルズはクインの車をパンクさせた犯人を特定するため、当時の防犯カメラを調べる。そこに映っていたのはファーンだった。
第8話の感想(ネタバレ有)
ステファニーはクインの指輪を持っていた
頭部が見つかって身元が特定され、いよいよ本格的に捜査が始まったロバート・クイン失踪事件。
今まで数々の隠蔽工作をして身元特定を妨害してきたハロウでしたが、こうなってしまってはもう止められません。ステファニーに殺人の容疑がかけられ、思わずダスに怒ってしまうハロウ。
ステファニーが持っていたクインの結婚指輪は、ハロウがニッパーで遺体の指を切り落として外した指輪でしょうね。
「郵便受けに入っていた」という彼女の言葉が本当なら、ハロウは遺体から外した指輪を郵便受けに入れることで、クインが指輪を返して(別れを告げて)去った、とステファニーに思わせたかったのかもしれません。
クインの車が貯水池に突っ込んだ夜、ステファニーは肋骨を折って病院へ行き、そのまま入院していたことが判明。アリバイが成立したため容疑は晴れましたが、肋骨を折った原因がなんだったのか気になるところ。
クインから暴行を受けた……と考えるのが妥当な気がします。ハロウはステファニーを助けるためにクインを殺したのでしょうか。
ひとつ足りない手術道具
ステファニーの容疑が晴れたのも束の間、ニコルズはファーンがクインの車をパンクさせている防犯カメラの映像を入手。
次に疑われるのはファーンになりそうですね…。というか、わたしもファーンが怪しいと思ってる。
一方、ダスもハロウの秘密に近づきつつあります。ハロウが恩師ジャックからもらったアンティークの手術道具が入った箱に、興味を示していたダス。
クインの指を切り落としたニッパーらしき道具は、この箱の中にあった手術道具だったようです。箱を開ければ「ひとつ足りない」ことがバレてしまう。ハロウは箱に鍵をかけて中身を見せないようにしていたけど、ダスに気づかれる可能性大ですね、これは。
ジャックとハロウの関係も、ただの上司と部下ではないことがわかりました。もともと超優等生だったハロウ。14歳で父親が自殺して人生を踏み外していた時、ジャックに救われて法医学医を目指したようです。
残り2話なのですが、これすっきり解決するんだろうか。
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