グッド・ドクター 名医の条件#2|正しい嘘と悪い嘘

「グッド・ドクター 名医の条件」

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どうも、夏蜜柑です。
「グッド・ドクター 名医の条件」第2話

今回も面白かったです!登場人物が、みんな善人でも悪人でもなくて。それぞれがいろんな顔を見せてくれるから、「この人はこういう人」と容易に決めつけられないところがいいです。そして毎回、難しい問題を放り込んでくる…見応えたっぷりのドラマ。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

#2「嘘と皮肉」あらすじ

  • 聖ボナベントゥラ病院で外科医として働き始めたショーン。だが上司のメレンデスは、患者の心の機微を理解できないショーンに雑用係を命じる。
  • ショーンは外来患者を診るが、重病の徴候が見られない患者に対して過度な検査を行なうなど、やはりうまくいかない。メレンデスから「看護師の指示に従え」と言われ、自分に足りないものについて考えるショーン。
  • ショーンはメレンデスの指示に従って、腹痛を訴える少女を精神的な理由によるものだと診断、一旦は家に帰すものの、やはり気になって独断で検査を行う。少女は腸捻転の疑いがあるとわかり、緊急手術が行われることに。
  • 一方、メレンデスに認められたい野心家のジャレッドは、ショーンのアイデアを横取りしてジャレッドに進言し、クレアに責められる。クレアもまた、患者を安心させるために嘘をついたことをジャレッドに指摘され、落ち込む。

#2「嘘と皮肉」感想

やはりそう簡単にうまくはいきませんねー。
前途多難です、マーフィー先生。

晴れて外科医として採用されたものの、チームのまとめ役・メレンデスはショーンのことを認めようとせず。とにかく意地悪(皮肉)なことばかり言います。

でも、理不尽というわけではないんですよね。

彼はただ、ショーンのことを知らない(知ろうとしない)だけ。
自閉症の医師は使えない、と思い込んでいるだけ。

メレンデスは傲慢で自信家でショーンに対して偏見を持っているけど、外科医としては信頼できるし、聞く耳も持っている人。一概に嫌いにはなれませんでした。

それに、ショーンが何でも前向きに(時にコミカルに)対応してくれるので、見ていてもあまり嫌な気持ちにならなかったです。

次々と立ち塞がる問題に、ショーンがどうやって立ち向かうのかも、とても興味深いです。

今回のテーマは「嘘と皮肉」でした。

「本当のことを言う=いいこと」だと思っているショーンは、嘘をつく理由がわからない

そこで、過去に弟のスティーヴが、食べ物を買うお金を手に入れるために嘘をついていたことを思い出します。時には嘘をつくことも必要だ、と考えるショーン。

でも、ショーンが嘘をつくのは、あくまでメレンデスや弟に「そうしろ」と言われたから。

嘘をつく理由が理解できないまま渋々嘘をついているので、患者にはバレバレ。患者はいっそう不安になってしまいます。

一方、クレアは末期がんの患者を安心させたいばかりに、大丈夫だと嘘をついてしまいます。
患者の気持ちを考えてついた嘘だけど、メレンデスやジャレッドに医師として不適切だと注意されるクレア。

どういう嘘は許されて、どういう嘘は許されないのか。
このあたり、考えさせられてしまいました。

わたしも若い頃は嘘をつくのが下手で、やはり「本当のことを言う=いいこと」だと単純に考えていました。

っていうか、なんていうのかな……。
「悪意がないのだから、何を言ってもいい」と思い込んでいた、というか。

でも、人はそう簡単に「悪意がない」ことを許してはくれないし、見抜いてもくれないんですよね。
言葉の真意よりも、表面的な印象だけで捉えられて誤解され、困ったことになるケースの方が多かった。

たぶんわたしだけではなくて、みんなそういう失敗を繰り返して、対人関係のあり方を学んでいくのだと思います。

ショーンは自閉症だけれど、彼が直面する様々な問題や悩みは、多くの人に当てはまることではないかと思いました。

結局、ショーンはメレンデスの指示を無視します。
そしてその結果、女の子を助けることになります。

クレアは嘘をついたことを患者に謝ろうとしますが、患者は彼女に心から感謝します。

どんな嘘が間違いで、どんな嘘が正しいのか。
そんなこと、誰にもわからないんですよね。

 

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