「悪の花」第13話・第14話あらすじ感想|拉致事件とミンソクの死の真相

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韓国ドラマ「悪の花」第13話・第14話のあらすじと感想です。

18年前のチョン・ミスク拉致事件とミンソクの死の真相が明らかになりました。個人的にはかなりショック…(-_-;*)

そしてヒソンが仕掛けた周到な罠に嵌まってしまい、窮地に陥るヒョンス。ジウォンにも疑われ、追い詰められてしまいます。

第13話・第14話のあらすじ(ネタバレ有)

1997年。高校生のヒソンは屋上から故意にレンガを落として子犬を殺す。児童心理相談所でミンソクと出会ったヒソンは、「今まで寂しかっただろう」と声をかけられる。
2020年。ヒョンスとジウォンはペク家を訪ねる。ジウォンは夫の正体を知っていることを明かし、昏睡状態の“本物のヒソン”を確認。マヌこそ共犯者だと確信するヒョンスは本人を問い詰めるが、別荘で張り込んでいたジェソプが捕まえたのはヨムではなく管理人だった。
ヒョンスの計画を見抜いたヒソンがあらかじめ手を打っていたのだった。ブレーカーが落ちて停電になると、ミジャは物を落とすふりをしてヒョンスに拾わせ、ヒソンは密かにガレージへ行きヒョンスの車のトランクに殺害したスニョンの髪をまく。
何も手がかりを得られないままペク家を後にするヒョンスとジウォン。翌朝、ヒョンスの携帯に共犯者と思われる男から電話がかかってくる。夜、発信元の公衆電話を見に行くと、「かくれんぼ 俺にはお前が見えるがお前からは見えない」と書かれていた。
その頃、ヒソンから「用無し」宣告を受けたヨムは、精神療養院にいるチョン・ミスクを強引に退院させる。ミスクは当時の記憶を失い、自分の名前すら覚えていなかった。ヨムは「家族に会わせる」と嘘をつき、彼女をミンソクの工房へ連れて行く。
山の中でスニョンの遺体が発見され、彼女が書いた会話のメモが見つかる。状況からヒョンスを疑ったジウォンは、密かに自宅に戻ってヒョンスの指紋を採る。遺留品から検出された指紋がヒョンスのものだと知り、動揺するジウォン。
ヒョンスはヨムの携帯に連絡し、電話に出た女性が「チョン・ミスク」と名乗るのを聞いてミスクが生きていることを知るが、ジウォンに手錠をかけられてしまう。
ジウォンに疑われていると知って絶望したヒョンスは、彼女に刃物を突き付ける。ジウォンの夫がト・ヒョンスだと知り、工房に駆けつける再捜査班。だが2人の姿はなく、防犯カメラにはジウォンに刃物を突き付け、防犯カメラのケーブルを抜かせるヒョンスの姿が映っていた。

2002年。ミンソクと手を組み犯行を重ねていたヒソンは、チョン・ミスクを拉致するものの、その現場を目撃されたことでヒソンに自首するよう命じられる。ヒソンは背後からミンソクを襲って殴り殺すが、その現場を目撃したミスクに逃げられてしまう。
2020年。ヒョンスはジウォンを脅してケーブルを抜かせると、逃げる準備をする。突き付けたのは刃を研いでいないペーパーナイフで、ジウォンを共犯にしないための演技だった。
ヒョンスは真犯人を捕まえるため1日だけ待ってほしいと訴えるが、ジウォンは一緒に行くと言って譲らず、ヒョンスと自分の手に手錠をかけて行動をともにする。
ヒョンスはヨムに連絡し、取引を持ちかける。ヨムはヒソンにミスクを売ろうとしていたが、ヒソンに消されることを恐れてヒョンスと手を組むことを決める。
ヒョンスはジウォンを巻き込まないためホテルに拘束し、別れを告げてその場を立ち去る。保護されたジウォンはヒョンスとヨムの会話を録音した音源を署長たちに聞かせ、ヒョンスの潔白を主張する。ウチョルは共犯者に情報が漏れることを恐れてジウォンが戻ったことを伏せようとするが、署長がマヌに知らせてしまい、ヒソンの耳にも入ることに。
ジウォンからウナを預かったヘスは、ジウォンに間違われてヒソンに刺されてしまう。

第13話・第14話の解説と感想(ネタバレ有)

ミンソクとヒソンの出会い

はぁ…。お父さん、マジでヤバい人だったなぁ。ちょっとヤバすぎて引いてしまった。見るからに異常なヒソンも怖いけど、やたら冷静で淡々と(当然のことのように)酷いことをしてるミンソクのほうが不気味で怖い。

ミンソクとヒソンが出会った場所が、ヒョンスが通っていた児童心理相談所というのも皮肉。ヒソンをひと目見て「仲間」と判断し、スカウトするミンソク。ほんとヤバい。ぞっとする。

ミンソクとヒョンスの決定的な違いは何だったんだろう。ヘスは「ヒョンスには人を憎む感情がないから、人殺しなんて無理」と言ってたけど、ミンソクも憎しみから連続殺人を犯していたようには見えないんだよね。すごく事務的というか。

でも息子のヒョンスを特別扱いしていたことは確か。ヒソンはヒョンスに嫉妬したのかもしれない。

あぁ~~でもやっぱりお父さんは無実であってほしかったわ~。ヒョンスの背負うものが重すぎるのよ(>_<。) これからもずっと、彼はこの血の繋がりを背負って生きていかなきゃならないのね。

拉致事件とミンソクの死の真相

連続殺人事件の最後の被害者とされるチョン・ミスクは生きていました!

彼女を拉致したのはヒソンですが、その現場をチャン・ヨンヒに目撃されてしまったため、ミンソクは彼女を始末して自首するようヒソンに命じました。

自首したくないヒソンはうかつにも「ヒョンスにやらせればいい」と言ってミンソクを激怒させ、ナイフを向けられて逆ギレ。背後からミンソクを襲って殺したのでした。

その様子を目撃したミスクは必死に拘束を解いて脱出したものの、ショックで記憶を失ってしまい、療養院に入れられたという経緯のようです。

ヒソンがヒョンスを車で轢いたとき、彼はヘスのもとへ向かっているのだとばかり思ってたけど、ミスリードでしたね~。彼が会おうとしてたのはミスク。ヨム・サンチョルがミスクの居場所を知っているのは、あのときヒソンに命じられて捜し出したからですね。

ヒョンスを疑うジウォン

ジウォンを心配させたくないという思いから、共犯者から電話がかかってきたことを内緒にするヒョンス。それが後々ややこしいことに…。

ヒソンが殺したペク家の家政婦スニョンの遺体が発見され、ジウォンはヒョンスが彼女に会うと語っていたことや、黙って夜中に出かけたことなどを知り、ヒョンスに疑いを抱いてしまう。

さらに遺留品の指紋がヒョンスと一致したことで、逮捕せざるを得なくなる。この指紋はミジャが停電のときにヒョンスにテープを拾わせてついたものなんだけど、そんなこと誰も想像できないよね。

ヒソンが目覚めているということに早く気づいてくれーーという感じです。

ヒョンスはヨム・サンチョルを味方につけてヒソンと対決するつもりのようだけど、うまくいくのでしょうか。

ヘスの決断

そしてとうとう恐れていたことが…(>_<。)

ヒョンスとジウォンの娘ウナを預かったことで(ジウォンの上着を借りたこともあり)、ジウォンと間違えられてヒソンに刺されてしまうヘス。

現れた相手が共犯者だと気づいて、とっさにジウォンのふりをしたのは、ジウォンとウナを守りたいという思いからだったのかなぁ。あのときの彼女は、死を覚悟しているように見えて切なかったです。

このまま彼女が死んでしまったら、ジウォンもヒョンスも辛い。そして小学4年から彼女を想い続けてきたムジンはどうすればいいのか…。

残すところ2話となってしまいました。
結末を知りたいけど終わってほしくない~。

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