「紳士探偵L 魔都・上海の事件録」第4話~第6話ネタバレ感想|謎が残る結末と黒幕の存在

中国ドラマ「紳士探偵L 魔都・上海の事件録」あらすじキャスト

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中国ドラマ「紳士探偵L 魔都・上海の事件録」第4話~第6話のあらすじと感想です。

今回は日本の暗殺集団が出てきたり、ド派手な銃撃戦や爆発があったりと物騒な展開に。事件は解決したものの、いくつか謎が残る結末でした。

一方で、監察医のベンジャミンと心療内科医の霍文斯が登場。羅非と小曼はゆるやかに恋愛モードに発展しそうな感じです。

第4話~第6話のあらすじ(ネタバレ有)

黄河で大洪水が起き晋商会が募金活動を行う中、晋商会で働く女性が自宅で撲殺される。現場からは凶器の置物が持ち去られ、写真の半分が破り取られていた。羅非は被害者・韓薇薇(ハン・ウェイウェイ)の交際相手が犯人だと推理し、部屋に残されていたメモの痕跡から晋商会が関与しているのではと考える。
小曼は羅非から監察医のベンジャミンを紹介される。ベンジャミンは聖母病院の院長の養子で高等教育を受けていたが、生きた人間よりも死人を好んで検視室に住み着いていた。
羅非と小曼は晋商会に潜入するため、夫婦を装って寄付しに行く。探偵の羅非だと見抜いた会長秘書の陳漢良(チェン・ハンリャン)は、会長宛に“黒龍会”と呼ばれる日本の暗殺集団から殺害予告が届いたことを相談する。だが脅迫状は密室であるはずの会長室にいつのまにか置かれており、羅非はそのトリックを見抜けない。
小曼は財務課長の陸向東(ルー・シャンドン)から「720900 環龍路75号」というメモを渡される。番号は韓薇薇の部屋にあったメモの痕跡と同じだった。

羅非と小曼が韓薇薇の自宅を訪れると、申報新聞の記者だという陳慧厳(チェン・フイイエン)と趙素(チャオ・スー)がいた。2人は韓薇薇の同僚だったことを明かし、彼女があるスクープを追って晋商会に潜り込んでいたことを知る。
募金イベント当日、小曼たちは会場の警備にあたる。犯人は予告通り湯会長を狙って銃撃し、ドラム缶のガソリンに火がついてイベント会場は大惨事となる。爆発に巻き込まれた陸向東は「匯豊(フイフォン)」と言い残して死亡。小曼は地下へ逃げた狙撃犯を追跡するが、背後から撃たれて腕を負傷し、逃げられてしまう。
陸向東の自宅からは凶器の置物と韓薇薇が書いた原稿用紙が見つかり、陸向東が横領の証拠を隠蔽しようとしていたことが判明。だが羅非は犯人像と一致せず腑に落ちない。
羅非と小曼が韓薇薇の部屋を調べていると、心療内科医の霍文斯(フオ・ウェンスー)が現れる。同じく署の特別顧問をしている霍文斯は、犯人は被害者の恋人だという羅非の推理を否定する。

夜道を歩いていた羅非は、黒い車に危うく轢き殺されそうになる。偶然通りがかった小曼に助けられ、写真のトリックがわかったと説明する羅非。破り取られた写真の半分には誰も写っておらず、恋人に見せかけた犯人の偽装工作だったのだ。
陸向東が死ぬ前に言い残した「匯豊」は銀行のことで、韓薇薇の同僚・陳慧厳の名前で借りていた貸金庫から晋商会の裏帳簿が見つかる。「良」というサインが記されていることから、横領犯は陸向東ではなく会長秘書の陳漢良だと推測する羅非。
羅非は関係者を集めて募金イベント当日の状況を再現し、陳漢良を問い詰める。陳は銃声が響いたとき真っ先に会長を守ったが、同時に狙撃者の位置を指さしていたのだ。だがその直後、何者かが陳を狙撃し、射殺してしまう。
狙撃犯はビルの上の階に住む元兵士・鄭義雄(ジェン・イーション)だった。羅非は「鄭が黒龍会に罪をかぶせるため偽装工作を行った」という記事を新聞に載せるよう陳慧厳に頼み、鄭の写真を掲載させる。その結果、鄭は黒龍会に捕まって痛めつけられ、警察の前に捨てられる。
鄭は車椅子の病人に扮して韓薇薇に助けを求め、家に上がりこんで殺害。恋人に疑いが向くように彼女の写真を半分破り、凶器を持ち去ったのだった。そして黒龍会を装って陸向東を殺し、韓薇薇殺害の罪を被せようとした。鄭は取調中に隠していた毒を飲んで死亡する。
羅非は鄭の墓を訪れた湯会長の妻・李淑芬(リー・シューフェン)を問い詰める。裏帳簿のもう一つのサイン「淑」は彼女のものだった。
どうしても金が必要だった李淑芬は、愛人関係にあった陳に頼んで募金活動の金を横領させた。だが陸向東が不正な金の流れに気づき、記者の韓薇薇を潜入させて調査を始めたため、陳は鄭を雇って2人を始末させたのだ。
李淑芬の本当の恋人は鄭だった。鄭は事件の真相を隠すために陳を殺し、李淑芬のために自殺したのだった。
羅非は消えた巨額の金の行方を探すが、資金洗浄されていて追うことができない。殺人予告を置いた密室の謎も解けず、巨大な黒幕の存在を感じ取る。

第4話~第6話の登場人物

韓薇薇(ハン・ウェイウェイ)
晋商会の財務担当。自宅で何者かに撲殺され、遺体で発見される。

陸向東(ルー・シャンドン)
晋商会の財務課長。韓薇薇の上司。事件について何か知っている様子。

陳漢良(チェン・ハンリャン)
晋商会の会長秘書。会長宛に殺害予告が届き、羅非に相談する。

湯済豫(タン・ジーユー)
晋商会の会長。日本の暗殺集団“黒龍会”から殺害予告が届くが、募金イベントを強行する。

李淑芬(リー・シューフェン)
湯会長の妻。

陳慧厳(チェン・フイイエン)
申報新聞の記者。

鄭義雄(ジェン・イーション)
日本の士官学校を出た元兵士。

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第4話~第6話の感想(ネタバレ有)

謎が残る結末と黒幕の存在

物騒なうえにややこしい事件でしたね~。
途中で何がなんだかわからなくなりました^^;

黒幕は、晋商会の会長の妻・李淑芬。
彼女に手を貸して募金を横領したのが、愛人で会長秘書の陳漢良。

で、陳に雇われた殺し屋が、元兵士の鄭義雄。
鄭は李淑芬の恋人でもありました。

ただ、解明されていない謎も残っています。

  1. 李淑芬はなぜ金が必要だったのか。夫に言えない事情とは何か。
  2. 横領した金はどこへ消えたのか。
  3. 殺害予告を湯会長の部屋に置いた人物は誰か。どうやって置いたのか。

これ背後に大物の黒幕がいるってことですよね。

オシャレで楽しい雰囲気のドラマなので忘れそうになるけど、この頃の中国は列強にじわじわと侵略され、半植民地化していた時代なんですよね。物騒な事件も多かったのかな。

新たなレギュラー登場

今回から新しい登場人物がレギュラーに加わりました。監察医のベンジャミンと、心療内科医の霍文斯です。どっちもイケメンですねー。

ベンジャミンと羅非は旧知の仲。でも同じ特別顧問の霍文斯に対しては、羅非は対抗意識を持っているようです。「心理学を信じていない」と言ってたし。小曼が彼の名前を知っていたことも気に入らないみたい。

羅非と小曼のロマンスへの傾き方がすごいベタなのでちょっと笑っちゃいますが、激マズのスープを作る小曼が不器用で可愛かったです。

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