「紳士探偵L 魔都・上海の事件録」第13話~第15話|羅非が解決できなかった迷宮入り事件

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中国ドラマ「紳士探偵L 魔都・上海の事件録」第13話~第15話のあらすじと感想です。

予想を裏切る展開でした…びっくり。
彼がこんなに早く(しかもこんな形で)退場するなんて、思ってなかったなぁ。

ストーリーは今回も複雑で、現在の事件と過去の事件が絡んでいるうえに、過去の事件のトリックがややこしい。

でも面白かったです。これ推理できる人いるのかな。

第13話~第15話のあらすじ(ネタバレ有)

上海租界で不審火が多発する。火災は3週連続で日曜の夜に発生していたが、サボイ刑事部長は事件性はないと発表。羅非は連続放火を主張し、刑事部長に捜査を一任される。
羅非は小曼を連れてパーク・ロードの火災現場を検証し、犯人は狡猾な人物だと推測。新聞に広告を出して情報を募ることに。小曼は情報提供者の一人、王夫人を訪ねる。夫の王積富(ワン・ジーフー)は放火に怯え、「金さんが私を殺しに来る」と毎晩悪夢にうなされているという。
小曼は精神を病んでいると判断して王家をあとにするが、羅非は彼が連続放火と関係があると見て、占い師に扮して家の前で張り込んでいた。その夜、王は侵入者に襲われ負傷する。犯人は逃走中にアンプルを落としていき、調べると新型の強力な鎮静剤“TSD”だとわかる。
TSDの過剰な投与は幻覚を起こさせ、自白剤にもなるという。ロットナンバーで販売経路を調べると、霍文斯の診療所に納品されていた。羅非は霍を疑うが、彼にはアリバイがあった。

羅非に脅された霍文斯は、しぶしぶ患者のカルテを見せる。羅非と小曼はカルテの中から容疑者を絞り、大学の助教授・陳順昌(チェン・シュンチャン)、消防隊員・杜金保(ドゥー・ジンバオ)、有名画家・江城(ジャン・チョン)を見張ることに。
羅非はなぜか金庫を取り寄せ、鍵を開けるべく夜通し格闘する。日曜の夜、消防隊員の杜金保が姿を消す。自宅から灯油缶と木綿、火災現場に印をつけた地図が見つかり、警察は次の火災現場と思われる映画館へ向かう。
だが犯人の企みに気づいた羅非と小曼は、王積富の家に向かう。王の家は炎に包まれ、王は炎の中で笑いながら死んでいく。小曼はその場にいた杜金保を逮捕する。
だが杜金保は夢遊病で、自分が何をしたか全く覚えていなかった。自宅にあった灯油と木綿で放火したことに気づいたものの、自首するのが怖かったという。
羅非は真犯人がほかにいると考えていた。放火事件で亡くなった被害者の過去を調べた羅非は、そのうち4人に共通点があることに気づいていた。いずれも10年前に仕事を辞めて住所を変えているのだ。
10年前、趙大同(チャオ・ダートン)は利査洋行の部長、方礼斌(ファン・リービン)は機械工場の技師、鄭遠(ジェン・ユエン)は匯旗銀行の警備員、王積富は匯旗銀行の部長だった。羅非は、彼ら4人が10年前の未解決事件に関与しているのではと推測する。
10年前、利査洋行のチャーリー金(ジン)という男が、全財産をダイヤモンドに換えて匯旗銀行の金庫に預けた。だが翌日、ダイヤモンドは跡形もなく消えた。金はあまりの損失の大きさに精神を病み、オフィスに火をつけ自殺した。
王が言ってた「金さん」とは、チャーリー金のことだったのだ。そして放火事件の犯人の目的は、10年前に盗まれたダイヤモンドではないか。放火犯を逮捕するには、ダイヤ盗難事件を解明する必要があった。

羅非と小曼は匯旗銀行へ行き、実際に貸金庫を借りて10年前のダイヤ盗難事件を再検証する。チャーリー金はダイヤが入った手提げ金庫ごと、「168番」の金庫に入れていた。同行したのは利査洋行の部長・趙大同だ。
金庫は最新の防犯装置つきで、暗証番号は金が再設定するシステムになっていたため、誰にもわからないはずだった。さらに手提げ金庫にも、揺れを感知すると大きな音が鳴る装置が組み込まれていた。殺された4人は職権を乱用し、ある方法でダイヤを盗んだのだ。
謎を解いた羅非は、刑事部長に「27日後に真犯人を連れてくる」と約束する。そして27日後、鍵を持って金庫に現れたのは霍文斯だった。
霍の前でダイヤ盗難事件のトリックを暴く羅非。4人は事前に「167番」の金庫を借りておき、金が来る直前に技師の方礼斌が扉に細工して、番号札と錠を付け替えていたのだ。金が「168番」だと思って借りた金庫は、実際には「167番」の金庫だった。
手提げ金庫の電池の寿命は10年で、10年経てば警報器は鳴らなくなる。4人は167番の金庫にダイヤを入れたまま、電池が切れる10年後を待っていたのだ。6桁の金庫の暗証番号は、趙、方、鄭の3人が2桁ずつ数字を考えて秘密にし、王は金庫の鍵を所有することで信頼関係を保つことにした。そして今日がちょうど10年目、貸金庫の契約期間が切れる日だった。
霍文斯が持っていたのは「167番」の鍵だった。4人のうちの1人、趙大同は霍の患者だった。趙は催眠治療の最中に秘密を告白し、ダイヤ盗難の真相を知った霍はTSDを使って趙、方、鄭の3人に暗証番号を自白させ、王から鍵を奪い、連続放火に見せかけて殺したのだ。そして同じく患者である杜金保に暗示をかけて日曜に徘徊させ、彼を犯人に仕立て上げたのだった。
167番の金庫を開けると、ダイヤが入った手提げ金庫が入っていた。羅非に犯行を暴かれた霍は逃亡を図るが、銀行は既に警察が包囲していた。
刑務所に入った霍は羅非と面会し、欲に目がくらんだことを後悔していると語る。霍が小曼を誘った舞踏会は存在せず、事件の真相を暴かれることを恐れた霍が羅非の心を乱そうとしてついた嘘だったことがわかる。

第13話~第15話の登場人物

王積富(ワン・ジーフー)
新聞編集者。連続放火事件に怯え、毎晩悪夢にうなされている。「金さんが私を殺しに来る」と謎の言葉を繰り返す。

陳順昌(チェン・シュンチャン)
華通大学の助教授。各種の化学剤に精通し、被害妄想の症状がある。霍文斯の患者で、放火事件の容疑者の1人。

杜金保(ドゥー・ジンバオ)
消防隊員。非番の日に火事現場に駆けつけ、捨て身で5人を救った。夢遊病の症状がある。霍文斯の患者で、放火事件の容疑者の1人。

江城(ジャン・チョン)
フランス帰りの有名な画家。妄想性障害があり、罪人は地獄の火で焼かれると主張する。霍文斯の患者で、放火事件の容疑者の1人。

趙大同(チャオ・ダートン)
連続放火事件の被害者。公董局の高官。10年前は利査洋行の部長だった。

方礼斌(ファン・リービン)
連続放火事件の被害者。新南洋機械工場の技師。10年前は永和機密機械工場にいた。

鄭遠(ジェン・ユエン)
連続放火事件の被害者。大世界警備の部長。10年前は匯旗銀行の警備員。

チャーリー金(ジン)
仲買人。10年前、匯旗銀行に預けたダイヤを盗まれて自殺した。

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第13話~第15話の感想(ネタバレ有)

腑に落ちない犯人の動機

いや~まさかまさかの犯人でした。だって霍先生が闇落ちして退場するなんて、これっぽっちも予想してなかったからさー。

正直、最後まで真犯人は別にいるんじゃないかと思ってました。

でも思い返してみれば、少し微妙な立ち位置ではありましたよね。羅非や小曼と仲良くなれそうで、なれないところが。

思わせぶりに登場した割にはそこまで活躍してない点も、気にはなっていました。でもこれから小曼を巡る三角関係に発展していくんだろうな~、と勝手に思ってたんですよね。ちょっと楽しみにしていただけに残念です。

犯行に及んだ動機も微妙ですよね。お金持ちのエリートなのに、そんなに簡単にダイヤに目がくらんで何人も人を殺す? 浅はかすぎない? そこがいまいち腑に落ちません。

もしかして、まだ何か秘密があるのかな。今回の黒幕も実はキャプテンだったりする?

羅非が解決できなかった迷宮入り事件

羅非が捜査に乗り出してきて、焦った霍先生。羅非の心を乱そうと、「小曼を舞踏会に誘いたい」とウソをつきます。

小曼に気があることを霍先生に指摘されて、羅非はようやく自分の気持ちに気づいた様子。どうするんでしょうねぇ。

羅非の推理力は天才的だけど、これまでに解決できずに迷宮入りになった事件もいくつかあるようで。そのうちのひとつが、今回の事件の裏に隠されていた10年前のダイヤ盗難事件でした。

ダイヤを盗み出したトリックが複雑で、羅非の説明についていけなくなって、何度か録画を巻き戻して見た。よくできてるよね~。こんなの推理できませんよ、凡人は。

個人的には「10年後に警報器の電池が切れるまで待つ」っていうところが好き。わたしはせっかちなので、こういう気の長い計画に憧れるわ(犯罪はダメ)。

あと羅非の失敗話で、刑事部長の奥さんが匿名で夫にプレゼントした誕生日ケーキを、危険物と間違えて爆破したっていう話がめちゃくちゃ笑えた。そういう失敗もあるんだねぇ。

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