グランチェスター【クリスマスSP】登場人物(キャスト)・あらすじ・予告動画

海外ドラマ「グランチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバース」クリスマスSPあらすじキャスト

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海外ドラマ「グランチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバース」クリスマス・スペシャルエピソード(全1話)についてまとめました。

シーズン2の続編で、2016年12月24日に英国のITVで放送された90分のスペシャルエピソードです。結婚式前夜に金持ちの新郎が殺された事件と、アマンダの出産が描かれます。テーマは孤独と家族。

クリスマスらしいエピソードで、最後はほっこりさせられました。

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作品概要

  • 製作国:イギリス(2016年)
  • 原題:Grantchester
  • 原作:ジェームス・ランシー『The Grantchester Mysteries』
  • 脚本:デイジー・クーラム
  • 監督:エドワード・ベネット

原作について

このドラマの原作は、作家でありTVプロデューサーでもあるジェームス・ランシーのミステリー小説『The Grantchester Mysteries』(2012年刊行)です。残念ながら邦訳はされていないようです。

著者の父親は、元英国国教会カンタベリー大主教のロバート・ランシー。本作の主人公シドニー・チェンバースのモデルは、若かりし日のロバート・ランシーとされています。

牧師と神父の違いは?

一般的にプロテスタント教会では「牧師」正教会やローマ・カトリック教会では「神父」という言葉が使われます。
ちなみに「牧師」は職名で、一般信徒からは「先生」などの敬称で呼ばれます(ドラマの主人公シドニーも、村の人々からは「先生」と呼ばれています)。一方、カトリックでは「司祭」が職名で、「神父」が敬称です。
プロテスタントの「牧師」は家庭を持つことができますが、「神父」は独身でなければなりません。

物語の舞台となっているグランチェスターは実在する村で、ケンブリッジから自転車で15分ほどの場所にあります。劇中にもたびたび登場するケム川のほとりにある、静かで趣のある村です。

登場人物(キャスト)

シーズン2までのネタバレを含みます

牧師館

シドニー・チェンバース(ジェームズ・ノートン)
ケンブリッジ近郊グランチェスター教区で牧師をしている。ウィスキー、ジャズ、バックギャモンが大好き。第2次世界大戦で近衛連隊として戦った経歴があり、当時の記憶が深く刻まれている。友人のアマンダを愛している。

レナード・フィンチ(アル・ウィーヴァー)
勤勉で几帳面な副牧師。優しい性格で、1950年代は違法とされていた同性愛者でもある。ロシア文学や王室の歴史にも精通するかなりの読書家。シーズン2で出会ったカメラマンのダニエルと破局し、傷心を抱える。

マグワイア夫人(テッサ・ピーク=ジョーンズ)
牧師館でシドニーやレナードの世話をする家政婦。生活態度に厳しく、歯に衣着せぬ物言いをする。シドニーのプライベートにも容赦なく口出しし、ときに衝突することもあるが、彼らを一番近くで温かく見守る人物。シーズン2でジャックと交際を始めた。

警察

ジョーディ・キーティング(ロブソン・グリーン)
シドニーと協力して事件を解決する警部補。正直でユーモアがあり、善悪の区別がハッキリしている。シドニーと同じく第2次世界大戦で戦った経験を持ち、シーズン1ではシドニーから戦時中の壮絶な体験を聞かされている。

フィル・ウィルキンソン(ローン・マクファーデン)
ジョーディの部下。女癖が悪く、余計な一言が多い。

マーガレット(Seline Hizli)
警察署で事務仕事をしている積極的な女性。シドニーをデートに誘って付き合い始めるが、彼の気持ちがアマンダにあることに気づき、優柔不断なシドニーに愛想を尽かして別れを選んだ。

事件の被害者と関係者

ビル・デイビス
銀行家。結婚式に姿を見せず、前夜に殺害されていたことがわかる。

リンダ・モーガン(メイミー・マッコイ)
新婦。ストリップ劇場で働くダンサー。ビルが殺された後、結婚は金目当てだったと白状する。

フェリックス・デイビス(エンゾ・シレンティ)
ビルの息子。リンダと父の結婚に反対していた。リンダが父を殺して金を奪ったと疑う。

チャーリー・パーソン
8年前の未解決殺人事件の被害者。結婚式前日に殺され、口には結婚指輪が入れられていた。

アルバート・タネン(ジュリアン・グローヴァー)
8年前の未解決事件の第一容疑者。新婦ゲイルの父。チャーリーとの結婚に反対し、挙式前に妊娠したことに激怒していた。

ゲイル・タネン(マライア・ゲイル)
アルバートの娘。結婚式前日にチャーリーが殺され、ひとりで娘のジェシカを育てている。事件以降、父とは絶縁状態が続いている。

そのほか

アマンダ・ホプキンス(モーヴェン・クリスティ)
シドニーの学生時代からの友人。勤務先である美術館でシドニーと偶然再会し、意気投合した。シドニーに心を残しながらも、父親が望む裕福な地主ガイと結婚。シーズン2でガイの子供を身ごもるが、愛のない結婚生活に耐えられなくなり家を出る。

エドワード・ケンダル(ピップ・トランズ)
アマンダの父。娘がシドニーに惹かれていることを知りつつ、裕福な地主のガイと結婚させた。シーズン2でガイとの別れを選んだアマンダを許さず、勘当を言い渡した。

シシ(アナ・チャンセラー)
アマンダの叔母。出産間近のアマンダを受け入れ、面倒を見る。夫と息子はエドワードに雇われている。

キャシー・キーティング
ジョーディの妻。多忙な夫を支えながら4人の子供を育てている。

あらすじ

12月。街はクリスマスムードに包まれ、シドニーとレナードも準備で大忙し。出産間近のアマンダは、叔母シシのもとに身を寄せていた。互いに想い合うシドニーとアマンダだったが、今後のことについては決めかねていた。

そんな中、シドニーが司式するはずだった結婚式に新郎ビル・デイビスが現れず、昨夜から行方不明になっていることがわかる。その後、ビルは彼が経営するスミスデール銀行で遺体となって発見される。

ビルの息子フェニックスは新婦リンダを疑い、彼女が父を殺して金庫の金を奪ったと主張。たがビルの口の中から結婚指輪が見つかり、ジョーディは8年前の未解決事件と同じ手口であることに気づく。

8年前の被害者チャーリー・パーソンもまた、結婚式前日に殺され指輪を口に入れられていた。第一容疑者のアルバート・タネンはチャーリーと結婚するはずだった新婦ゲイルの父で、当時2人の結婚に反対していた。事件以来、親子は絶縁状態が続いていた。

アルバートが何者かに襲われ、彼が雇っていた店の従業員ネビルが逮捕される。解雇されたことを恨んでの犯行だったが、ネビルはアルバートが事件の日にビル・デイビスの銀行を訪ねていたことを証言する。

アルバートが使っていた彫刻刀が金庫の傷と一致し、ジョーディは彼を殺人容疑で逮捕する。娘の結婚に反対したのはチャーリーの浮気を目撃したためだと明かすアルバート。シドニーも彼の無実を信じていた。

アマンダは父親との和解を望むが、離婚を許さない父エドワードは聞く耳を持たず、叔母の家からアマンダを追い出してしまう。行くあてもなくさまようアマンダを見つけたレナードは、陣痛が始まった彼女を牧師館に連れて帰る。

アマンダが出産に臨んでいる最中、シドニーは「僕は父親にはなれない」とジョーディに葛藤を打ち明ける。イエスの養父ヨセフに例えて「彼女にも子供にも君が必要だ」と告げるジョーディ。

アマンダはマグワイア夫人とレナードに励まれ、無事に女児を出産。グレースと名付ける。イブの朝、シドニーはグレースを抱き、お気に入りのベシェのレコードを聴かせる。

シドニーは8年前のチャーリー殺しの犯人がリンダだと気づく。彼女はめぼしい結婚相手を探し出しては断られ、そのたびに殺人を重ねていた。ジョーディの取り調べに対し、「独りでいい。人はみな孤独よ」と答えるリンダ。

容疑が晴れたアルバートは娘のゲイルと和解し、孫ジェシカと3人でイブの夜を過ごす。ジョーディは家族を連れて牧師館を訪ね、みんなでイブの夜を楽しむ。

シドニーは答えを出せず、アマンダに「どうすればいい?」と尋ねるが、アマンダもまた「わからない」と答える。

感想(ネタバレ有)

冬のグランチェスターもいいですね~。雪景色がとても美しかったです。
個人的にはきらびやかな都会よりも、こういう小さな村のクリスマスに憧れます。

シドニーとジョーディが捜査に奔走する中、アマンダは身を寄せていた叔母の家を追い出され、路頭に迷うことに。お父さん、ひどくないですか…? 妊娠中の女性を雪の中に放り出すなんて。ありえない。

アマンダが頼れる場所は牧師館しかないのですが、マグワイア夫人に「もう先生を煩わせないで」と言われてしまった手前、足を向けることができません。マグワイア夫人、前回シドニーとの仲を認めたんじゃなかったの? 離婚を後押ししたくせに、それはないよ…。

そしてこういうとき、いつもレナードの優しさに救われる。陣痛が始まったアマンダを連れて帰ると、マグワイア夫人もさすがに追い出せないので、出産を手伝うことに。

まったく要領を得ないレナードに(そりゃそうだよ)、アマンダとマグワイア夫人が声を揃えて怒るシーンに笑ってしまった。かわいそうなレナード。でもほっこり。

シドニーはというと、こんな状況になっても優柔不断で、まだ「僕は父親になれない」とか言ってる。そこまで結婚を恐れる理由はなんだろう。例の戦争体験が根強く残ってるせいなのか、アマンダの父親が怖いのか…。

そしてアマンダが「必死に」格闘してる最中に、犯人に気づくシドニー。ジョーディの「飲むと頭が冴えるな」っていうツッコミが的確すぎて笑えました。「いつもだろ」って返すシドニーも。

「どんなに望んでも人は独りじゃいられない」。シドニーが犯人に気づいたのは、彼女だけが孤独だったから。それも悲しい。

アマンダは無事に女の子を出産。生まれたばかりのグレースと、シドニーとアマンダとレナードとマグワイア夫人と、ジョーディたち家族と、みんなが牧師館に集まって楽しく過ごすクリスマスイブ。最高でした。

でも結局、シドニーとアマンダは答えを出せず…。

2人の複雑な関係は、今後どうなっていくんだろう。シーズン3も目が離せません。

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