「ハンドメイズ・テイル」シーズン3第11話あらすじ感想*ついにあの男が逮捕された!

ハンドメイズ・テイル/侍女の物語【シーズン3】

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Huluで配信中の海外ドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」シーズン3第11話のあらすじと感想です。

ローレンス司令官が政府に目を付けられてしまいました。

ジューンの計画を遂行するには彼の力が必要だったのですが、もはやアテにできない状態。ジューンは自力で突破するつもりのようだけど、大丈夫なの……。

そして今回はなんと!
あの人が逮捕されましたーーー!!

前回のはこれの前フリだったのね!

第11話「ウソ」のあらすじ

女中と侍女が脱出させると申し出た子どもの数は全部で52人だった。ジューンは用意できる席が足りないことに頭を悩ませる。

エレノアは夫ローレンスがジューンと“儀式”を行ったことを受け入れられず、ローレンスに銃を向ける。ジューンは子どもたちの脱出計画のために彼の力が必要だとエレノアを説得し、ローレンスにも計画に協力することを約束させる。

一部の女中たちは別の計画が進行中であることをジューンに告げ、互いに協力も邪魔もしないことを誓う。彼女たちが“荷物”を待っていることを知ったジューンは、帰りの貨物機に子どもたちを乗せることを思いつく。

ローレンスは約束を破って夫妻だけで逃げようとするが、失敗して家に戻ってくる。検問の通過に新たな許可が必要で通れなかったという。

ジューンは売春宿のバーテンダー、ビリーに会いに行き、高価な美術品と引き換えに夫妻と女中のベス、さらに52人の子どもたちを貨物機に乗せて欲しいと頼む。

ジューンが売春宿を後にしようとしたとき、ウィンズロウ司令官に遭遇。部屋に連れ込まれレイプされそうになり、ウィンズロウを殺してしまう。そこへ清掃の女中が現れ、状況を見てジューンを逃がす。

彼女は以前シカゴの暴動に加わりコロニーへ送られることが決まっていたが、ジューンが女中に指名したことによって助け出された女性だった。彼女はほかの女中たちと協力して血痕のついた部屋を元通りにし、ウィンズロウの遺体を焼却炉で燃やして事件を隠蔽する。

セリーナとフレッドはニコールを取り戻すためトゥエロと連絡を取り、カナダ国境近くに赴いて秘密裏に交渉を進めようとする。だがトゥエロは2人の車を誘導して国境を超えさせ、フレッドは国際戦争犯罪人としてカナダ軍に逮捕される。

第11話の感想

ジューンの壮大すぎる計画

募集をかけたら52人も集まってしまった「子どもたち脱出計画」。

全員を脱出させることは可能なんだろうか?
ジューンは貨物機に乗せると言っていたけど、貨物機ってそんなにたくさん乗れるの?

協力すると約束していたローレンス司令官は、あっさりジューンを裏切って妻エレノアと2人でトンズラ。でも政府の手が回っていて、検問を突破できず引き返すはめに。

ローレンス司令官、こんなことを言ってたんですよね。

「ここまで人の心が危ういとは想定外だ」
「母性愛も想定外だった」

この人がギレアドを作った(作れた)のは、想像力や共感能力が著しく欠けていたからでしょうね。

彼だけではなく、フレッドもウィンズロウも、ギレアドの高官たちはソシオパスの可能性が高いと思う。

ウィンズロウ司令官を殺しちゃった!

ローレンス司令官がアテにならないとわかり、ジューンは自力で脱出計画を推し進めようとします。

一方、一部の女中たちの間では何やら「別の計画」が進んでいるようで。
“荷物”が届くと言っていたけど、荷物って爆弾? また爆破計画?

その“荷物”を届けにきた貨物機に、子どもたちを乗せようというわけ。

うまくいきそうだと思ったら、売春宿でウィンズロウ司令官にバッタリ会ってしまい……声を掛けられ、部屋に誘われ、セックスに持ち込まれるジューン。

ここで逆らったら計画は水の泡。
なんとか心を殺して“無”になろうとしますが、ダメでした。

ウィンズロウ司令官を蹴っ飛ばし、襲いかかる大柄な男にペン1本で立ち向かうジューン。最後は部屋にあった置物で頭部を殴り、撲殺してしまいます。

ここまできたら殺すしかなかったのはわかるけど……。
ベスに「冷静な人」だと評価された直後ですやん……。

幸運だったのは、清掃の女中がかつてジューンが助けた女性だったこと。

第3話で、コロニー送りになる女性の中から選んだ5人のうちの1人だったんですね(あの回の伏線がここで回収されるとは!)

ウィンズロウ司令官の遺体は女中たちによって処理され、燃やされてしまいました。

ついにあの男が逮捕された!

セリーナとフレッドはトゥエロに連絡を取り、秘密裏にニコールを取り戻そうとします。

旅の途中で「もしこうなってなかったら」と、ギレアド建国が実現しなかった場合の生活を想像する2人。

フレッドを見つめるセリーナの表情がね……含みがあるというか、複雑そうなんですよね。

カナダの国境近くでトゥエロと落ち合い、彼に誘導されて北へ。
カナダに入ったところで、フレッドはカナダ軍に逮捕されてしまいます。

フレッドがセリーナを愛する気持ちは本物だとは思うけど、それはギレアドという駕籠の中で自分の手が届く範疇にいるセリーナに対してなんだろうなぁ。

それほど彼女が自分から離れていくのが怖かったのか……。
いずれにしても歪んだ愛情と言わざるを得ない。

セリーナは、フレッドを売ったのかもしれない。
彼が逮捕されると知っていて、トゥエロとの交渉に応じたのかもしれない。

シーズン3も残り2話ですね。
ジューンの計画がうまくいきますように!

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