「ロング・ナイト」第7話・第8話あらすじ感想|追い詰められる江陽と朱偉

「ロング・ナイト 沈黙的真相」あらすじキャスト

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中国ドラマ「ロング・ナイト 沈黙的真相」第7話・第8話のあらすじと感想です。

徐々に真相に近づいていく江陽と朱偉。同時にそれは彼らの身に危険が迫っていることでもあり、黒幕の妨害を受けて捜査は頓挫してしまいます。

2010年では厳良が「手すり」と「物干し」に違和感を感じ、ある仮説を立てます。

第7話・第8話のあらすじ(ネタバレ有)

2010年。厳良は任課長に〈卡恩グループ〉を調べさせる一方で、顧刑事に朱偉を捜し出すよう命じる。捜査班の動きを知った李建国と胡一浪は、警察よりも先に朱偉を見つけ出そうとする。
厳良と馬刑事は、江陽の部屋のベランダにあった介護用の手すりが2009年に製造されたものであることを突き止める。
2003年。証人となるはずの丁春妹が行方不明になり、朱偉は岳軍を逮捕する。しかし岳軍は黙秘を貫き、弁護士が釈放を要求。裏で手を回していたのは李建国だった。岳軍の“後ろ盾”とは〈卡恩グループ〉の会長・孫伝福(スン・チュアンフー)とその補佐である胡一浪で、李建国は彼らと繋がっていたのだ。
追い詰められた朱偉は証拠もないまま胡一浪を逮捕し、孫会長を連行する。孫は協力的な態度を見せながらも潔白を主張し、岳軍と胡一浪は証拠不十分で釈放されてしまう。

2003年。朱偉と江陽は、何者かに襲われていた岳軍を救出する。命の危険を悟った岳軍は江陽たちに協力することを決め、胡一浪の指示で候貴平を陥れたことを告白。その理由は、候がレイプ被害者のリストを手に入れたためだと説明する。
岳軍は胡一浪に頼まれて複数の少女を用意したことを明かすが、その少女たちがどうなったのかは知らず、候貴平が撮った写真も見ていないという。候貴平の死についても関与を否定する。
朱偉の勝手な行動に激怒した李建国は、違法行為だとして取り調べを中断させる。李建国を「腐敗分子」と罵倒した朱偉は拘束されてしまう。
その後、岳軍は態度を変え、「朱偉に脅されて偽証した」と証言。罪に問われた朱偉は江陽をかばい、全ての責任を負って現場を離れる。江陽は朱偉を救ってほしいと愛可の父・呉副検察長に助けを求めるが、本来の業務に戻るよう諭される。
調査続行を決意した江陽は、最高人民検察院の試験を受ける愛可の邪魔になることを憂慮し、彼女と別れる決断を下す。さらに李静と婚約した恩師・張超からも彼女を巻き込むなと言われ、江陽は独りで調査を続けることに。
候貴平が李静に最後に送った手紙には、金山写真館の領収書が同封されていた。江陽が写真館を訪ねると、店主の李大北は「金と引き換えに写真を渡す」と取引を持ちかける。
江陽の動きを知った胡一浪は、手下に命じて写真館に火をつける。写真館へ向かう途中、江陽は胡一浪が乗る車とすれ違う。
2010年。厳良は江陽の死亡現場にあった手すりと物干しに違和感を覚え、自殺を疑う。だが監察医の馬(マー)は、自分の首を絞めるには動力源が必要だという。

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第7話・第8話の感想(ネタバレ有)

追い詰められる江陽と朱偉

2003年の江陽と朱偉は真相に近づきますが、あと少し…というところで毎回邪魔が入る!

正義感に燃える朱偉は暴走して離脱するし、江陽は愛する人に別れを告げることに。どんどん追い詰められていく彼らを見ていると、胸が塞がります。しかもここで起きていることは“過去”なので、よけいにやりきれない。

こんなにいろんなことを犠牲にして頑張ったのに、候貴平の潔白はついに証明できず、江陽は死んでしまい、朱偉はホームレスになってしまうのか…と。

2000年のレイプ事件は、やはり岳軍が犯人ではなかったようです。彼の言葉がどこまで本当かわかりませんが、胡一浪に頼まれて用意しただけで、レイプにも候貴平の死にも関わってない、と言っていました。

レイプ犯=候貴平を殺した人物=丁春妹を拉致(殺害?)した人物…なのでしょうか?

李建国と胡一浪、孫会長は思った以上にズブズブの関係で、なんだか不気味。

介護用手すりの謎

2010年の厳良たちも〈卡恩グループ〉に辿り着きました。

2000年では苗高郷の地元企業だったのに、2003年には上場企業になり、2010年には江潭市のトップ企業に成長。厳良いわく「この会社は闇が深い」らしいので、表の顔とは別に、裏の顔がありそうです。

若い馬刑事に探させていた介護用手すりの製造元が見つかり、江陽がこの手すりを買ったのは2009年以降と判明。しかし、購入した理由がわかりません。その時には張超の両親は既に亡くなっていたからです。

厳良は江陽の死を自殺だと推測していました。確かにそれもありそうだけど、江陽の性格を考えると、そんなに簡単に人生を諦めるとは思えないんですよね…。

個人的な希望もあるけど、彼は最後まで真相を暴くことを諦めなかった、と思いたい。

介護用の手すりは、江陽本人が使うためのものだった、とも考えられます。新聞記者の張暁倩が死ぬ直前の江陽に会ったとき、「自分の死期を悟ってた」と言ってましたし…病気だったのかも。

次回は朱偉が帰ってきます。
まだまだ諦めない2人!

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